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もし宇宙人が二進数の暗号で地球にメッセージを送ってきたら人間は解読できるのか?物理学者が地球人に挑戦状

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 もしも近い将来、異星人が暗号化された二進数のメッセージで地球にコンタクトを図ってきたとしたら、人間はその内容を理解できるのだろうか? それを確かめるべく、ドイツ、マックス・プランク太陽系研究所の宇宙物理学者レネ・ヘラー氏が挑戦状を叩きつけた。

 これはSETI暗号解読チャレンジの一環として公開されたもので、メッセージは0と1で構成されている。

 「地球の望遠鏡によって、太陽系外にある固定された謎の発信源から連続したパルスが捉えられたと想像してほしい。そしてコンピューターのアルゴリズムによって、パルスに人工的な要素が特定され、メッセージを携えていることが判明したとしよう」とヘラー氏。その前提に立って暗号を解き明かせるか挑戦してくれというのだ。

 暗号の全文はこちらから入手できる。
www2.mps.mpg.de/homes/heller/downloads/files/SETI_message.txt

 ツイッターの#SetiDecryptChallengeにはすでに多くの回答が寄せられており、結果は6月3日に発表されるそうだ。なお、回答には異星人の身長、寿命、暗号送信に使用した装置の大きさ、銀河にこれを送信した期間、彼らが住んでいる惑星、彼らの太陽系の年齢を含めなければならない。

 ちなみに1人で解くのも、誰かと協力し合うのも自由であり、SNSによる公開ディスカッションが推奨されている。また希望すれば3つまでヒントをもらえるそうだ。

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異星人を探し出すには?

 実は先月ヘラー氏はある論文を発表した。異星人の調査に当たっては、調査の対象を地球人を確認できる相手に絞るべきだと論じている。これまで異星人の探索において、その大半が主星の前を惑星が通過する際にできる陰を追い、望遠鏡で直接確認するには遠すぎる場所の惑星と衛星にばかり目が向けられてきた。

 惑星が恒星の前を横切る時の明るさの変化によって惑星を探すトランジット法は、惑星の存在とその大きさを確認する最も簡単かつ直接的な方法である。親星の前を惑星が通過するとその光が遮られるため、これによる明るさの低下を測定することで、直接視認することができなくとも様々な情報を得ることができるのだ。 しかし、その惑星に生命が存在するかどうかを証明することはずっと難しく、現時点では最新式の望遠鏡でのみ計画されていることだ。候補となる惑星を特定するには、惑星の大気を通過する親星の光を分析し、生命に関連する分子の痕跡を探さなくてはならない。

 ヘラー氏が主張するのは、地球のトランジットゾーン(ETZ)に焦点を当てることだ。ETZとは地球が太陽の前を通過する際に異星人から見えるであろう薄いスライス状の領域のことを指す。この領域には、居住可能な惑星と衛星を伴う可能性がある候補となりそうな恒星が10万個ある。しかも、その数はあくまで現在の電波望遠鏡技術で見ることができるものの数だ。

 これらはトランジット法で観察すれば見逃すはずのないものばかりであり、したがって数千光年以内に住むETZの異星人からも容易に地球が見えるだろう。

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(画像3)

 現在、地球から信号を送信するプロジェクトや、反対に他の惑星から届いた信号の直接検出を行うプロジェクトがいくつか進行している。

 その中でも特に包括的なのが、ロシアの大富豪ユーリ・ミルナー氏が立ち上げたブレイクスルー・イニシアチブだ。その第一弾である”ブレイクスルー・リッスン”は、人工的な電波/光学信号を調査するもので、地球の近くにある100万個の星、天の川銀河の平面と中心、100個の銀河を対象としている。また第二弾の”ブレイクスルー・メッセージ”は、地球や人間のことを地球外文明に理解してもらうためのメッセージ作成コンペだ。そして第三弾として、地球から4.37光年先にあるケンタウルス座アルファ星に20年かけて直接宇宙船を飛ばすプロジェクトが実施される。

via:.dailymail、/ written & edited by hiroching

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この記事へのコメント 35件

コメントを書く

  1. わからん!!
    ひょっとしたら宇宙人の電波なんて
    実はもう届いているけどノイズにしか
    聞こえないとか言う事もありえるよな

    • +19
    1. ※1
      Wi-Fi などで使われているスペクトラム拡散通信なんかだと、ノイズに聞こえちゃうでしょうねぇ。
      変調方式なども適切かどうか検証しないと!……あ、もう 0/1 にデコードできてるんだっけ、じゃぁ、あとは理解できる形にするだけっすね。やっぱり素数を使うんだろうなぁ

      • +2
  2. ガチ宇宙人だったら身長って概念がない可能性すらあるよね

    • 評価
  3. カラパイアのコメント欄から回答できたらちょっといいな・・・とか思ってみる。

    • +1
  4. えっ・・・どうしてだ ?
    読める・・・ ! スラスラ読めるぞ ! !

    • +8
  5. もしある程度の知能と言語を持つ異星人ならば共通の数字概念もあるだろうね

    • +2
    1. ※6 ※14 ※17
      ここまで天才が約3名。
      ※16
      暗号化を秘匿手段として考えるからおかしくなる。
      何光年も離れた場所から送られる情報なら、減衰を考慮してシンプルな形にコード化されるだろう・・・ってことなんじゃないの?

      • +4
  6. 発信元の文明同士が平和的かつ友好的で、交流も望んでいるのに、お互いが技術不足で会えないみたいな。
    文通か。ペンパルか。

    • 評価
  7. 面白いね結果発表記事もよろしくお願いします

    • +1
  8. 既に解読済みだがここに記すには余白が足りない

    • 評価
  9. なんで暗号化するなんて考えるのか?
    言語も概念も違うであろう他種知的生命体とコンタクトを取ろうと思えば
    まず自分達も一定水準の知能があり、意思の疎通や交渉が出来る生命体であるコトを少しでも簡単に伝わるようにメッセージを考えるんじゃね?
    物理法則が違う世界でも数学は共通だから二進法を使うワケだけども
    それでも送る側の生命体にとって簡単なメッセージでも他種からすれば暗号みたいなもんで、更に難しく暗号化する意味はない

    • -3
  10. 映画「コンタクト」では、信号が素数から始まってることに気付いて、
    ノイズじゃないって確信するところから対応が始まるけど、
    素数は数学原理を理解する知的生命体が送信元だと気付かせるヘッダーに使えるが、
    実際のメッセージ本文となると言語ではコミュニケーション困難な気もする
    下手に音楽(リズム)なんか送ってしまうと、相手が「これは言語かもしれない」と
    勘違いしてしまって、その解読に無駄な労力をかけてしまい、意思疎通の開始が遅れる
    静止画イラストレーションが意思疎通の第一歩として良さそうだが、
    友好や笑いを指し示す画や色が、相手に取って攻撃や怒りを意味する可能性もある

    • +2
  11. 小説「ウルトラマンデュアル」にも似たような展開あったなぁ
    結局、解読できなかった(解読できても対応できなかった)地球人は保護の価値もない下等生物と見なされ、一方的な侵略を受けてしまうという・・・。

    • 評価
  12. 最初の1の桁数で改行すると756行ほど000~001とずっと続いた後、右から左読みの2進数で0から1、2、3と756まで続く
    で今度は2進数で2、3、5,7と素数が始まり757番目の素数まで続く
    そのあと数行の数字の意味は分かんないけど区切りか何かかな、それ以降は数字じゃなくて0と1で書かれた図形になってる
    サイン波、グレイ型エイリアン、無数の泡のような何か、いくつかの駒みたいなもの、星の上に立つエイリアン、恒星系を表したような図でおしまい

    • +2
    1. 解けた! そのメッセージにはこう書かれている!
      「ゼロ・ゼロ・イチ・ゼロ・イチ・・・」
      ※16
      暗号化=未知の符号化方式って意味で言ってるんじゃね?

      • +2
    2. ※16
      「文字も文法も分からない未知の言語体系で発信された2進数のメッセージ」
      を地球人は解読できるか?がテーマ。
      その実験のためのメッセージを、地球上の既知の言語で作成しても意味がない。
      仕方ないから、代わりに暗号化したメッセージを用意したってことでしょうね。

      • 評価
    3. カナダのSF作家、ロバート・J・ソウヤーの「ゴールデン・フリース」に、これそのまんまな話があったわ
      アルファケンタウリから明らかに人為的な電波を地球でキャッチして、これは2進数の暗号であることがわかって解読してみたら異星人からの情報だった、というプロローグ
      暗号の解き方もちゃんと解説してあって、興味がある人は読んでみるべし
      ※16
      上記の作品にも解説されてるけど、電波を受信できるほどの文明を持つ知的種族なら少なくとも2進数が理解できるはずだろうと考えたのだろう
      うろ覚えだけど上記の例だと、長短複数の2進数の暗号で、短いほうは数字で表現できるもので「10×10」みたいに後の長いほうは縦横のマス目を意味するよというメッセージ
      そして長いほうはそのマス目に合わせて、0は白、1は黒で埋めていくと、簡単なドット絵が出来あがるというものだった
      俺の文章では上手く説明できなくてごめんね
      ちなみにその解読して出来上がったドット絵によると、どうやら彼らの星では大小2種類の生命体がいるらしいとわかったw
      2種類の種族が共存しているのか、あるいは単に大人・子供か、オス・メスということなのかまではわからんけど

      • +5
    4. ※16
      2種類の記号の組み合わせを解くのが難題だとするなら
      それを受信する初期の通信も出来ていないってことだ。
      言語が不要なパズルは地球上にも沢山ある、
      暗号は言葉である必要が無く発音すら不要で規則性のみが存在する、
      相手が何処の人でも現地語しか喋れなくてもおそらくあるであろう共有知識あれば解ける。
      そこが重要。

      • +2
      1. ※29
        最初にある1の羅列が一行分の長さなんだね。

        • 評価
  13. ユニバーサルメルカトル図法(以下略

    • +2
  14. そんなもん、2進数で情報を送ってくるなら
    我々と同じ数学を使っている証拠じゃないか
    でも感情も同じかどうかだが
    それはフンコロガシが俺たち人類と同じ感情を
    持っていなくても、同じ数学かどうかという
    問題と同じだな

    • 評価
  15. 01を使ったアスキーアートなんじゃないか。

    • +2
  16. テキストにコピーして改行ソフトで359文字で改行させて、フォントを5くらいにするとできたよ!

    • +4
  17. データ長が素数の積なら
    アレシボメッセージってことになりそうだけど
    どうなん?

    • 評価
  18. 俺は読めるぞ! aiueo700を早く閉鎖病棟に入れろてかいてあるんだよ。

    • +1
  19. 最近の重力波とか、科学が進んでいくうちにノイズだと思っていたものから発見があるかもしれませんよね。
    相手が誰でも科学力が何万年進んでいようとも、素数や原子周期表(人間が発見している範囲内)の物なら相手も共有してる知識だろうから、わかるだろうけど。もし宇宙人に出会ったらフードレプリケーターと何かを物々交換してもらいたいな。

    • -2
  20. カール.セーガンの名前を誰も出さないので
    コソッと入れておきます。

    • -1
  21. スピーシーズという映画があってだな…

    • +1
  22. テキストの359字ごとに改行する

    Photohopを開きテキストを張り付ける

    下にスクロールする

    ヒエッ

    • 評価

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