減量・増量はあたりまえ、ピアス開けまくりに植毛や顔面補綴、入れ歯に眉毛そり落としなど、役になり切るためにその姿をガラっと変貌させてしまう、役者魂炸裂な俳優たち。その壮絶なまでの努力を作品、サイドストーリーと共に振り返ってみよう。
1. ジョニー・デップ ー 『ブラック・スキャンダル』
エドワード・シザーハンズからジャック・スパロウまで、ジョニー・デップはカメレオンのような俳優だ。そして今度は実在した裏社会のボス、ジェームズ・ジョセフ・バルジャーを描いたクライムスリラーでの役作りによって、オスカー候補に挙げられている。ハゲかつらや植毛、顔面補綴、コンタクトレンズ、歯の染み付けなど、アイルランド人の特徴を出すために身体への負担が大きいメイクで演技に臨んだ。バルジャー本人との面会は拒否されてしまったが、記録テープや彼の弁護士を通じて、その人となりを研究している。また、エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーからボストン訛りを学んだという。
2. ロバート・デ・ニーロ ー 『レイジング・ブル』
Raging Bull
徹底した役作りの代名詞“デ・ニーロ・アプローチ”の真骨頂が見れる作品だ。プロボクサー同然のトレーニングで、ミドル級チャンピオンの鍛え抜かれた肉体を作り上げた。さらに引退後のたるんだ身体を表現するために、4ヶ月間イタリアで、パスタやチーズやアイスなど、あらゆるものを食べて回り27kgの増量を行っている。スコセッシ監督は、肥満で呼吸困難になったデ・ニーロの健康を案じて撮影を一時中断したほどである。その甲斐あって、アカデミー賞主演男優賞に輝いた。
3. シャーリーズ・セロン ー 『モンスター』
MONSTER - Trailer ( 2003 )
フロリダ州の連続殺人鬼アイリーン・ウォーノスの生涯を描いた本作品で、元モデルのシャーリーズ・セロンはその美貌を完全に封印してしまった。役のために体重を13kg増やし、乱杭歯の入れ歯を入れ、髪の毛を間引いて痛め、眉毛は部分的に剃り上げた上で脱色し、さらに肌にも刺青のインクでソバカスだらけに見せるという徹底ぶりだ。映画評論家のロジャー・イーバートは、「演技というよりは具現化だ。映画史に残るもの」と絶賛している。アカデミー賞主演女優賞やゴールデングローブ賞主演女優賞をはじめ、17個の賞を受賞した。
4. トム・クルーズ ー 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
ロバート・ダウニーJr.も本作品で渾身の役作りをしていたが、それもトム・クルーズがカメオで演じた金に汚い映画プロデューサー、レス・グロスマン役の前では霞んでしまう。彼のキャリアの中でも例に見ないような強烈な悪役振りで、ファットスーツを着込み、ハゲかつらをかぶり、体毛を植え、作り上げたその容姿はまるで人間の男性器のようだ。当時、観衆を驚かせるためにトム・クルーズの役柄は伏せられ、写真が公開されることもなかった。グロテスクなグロスマンは半ばカルト的な扱いを受け、スピオンフ作品の噂まである。
5. ルーニー・マーラ ー 『ドラゴン・タトゥーの女』
ルーニー・マーラーが自身のキャリアの中で最高の役を獲得したのは、10週間にわたる過酷なオーディションとスクリーンテストを経た末のことだった。本来の清潔感のある顔立ちは完全に演じる役そのもの変貌した。体重は7kg近く落ち、髪は黒く染めた上で大胆にカットされた。眉毛も脱色し、局部に植毛し、落とせるタトゥーを入れ、さらに左右の耳それぞれに4ヶ所、眉毛に3ヶ所、右の乳首に1ヶ所というピアスの穴まで開けている。撮影後、ピアスは取り除かれたが、アカデミー賞にノミネートされ続編の期待が高まったことから、乳首のピアスだけは残してあるそうだ。「もう一度穴を開けるのだけはゴメンだわ」と本人がコメントしている。
6. クリスチャン・ベール ー 『マシニスト』
Christian Bale - The Machinist
極端なまでの完璧主義者であるクリスチャン・ベールは『ザ・ファイター』で麻薬中毒の元ボクサーの役作りとして13kg減量したかと思えば、『アメリカン・ハッスル』で肥満の詐欺師を演じるために激太りしてみせるなど、自在な体重コントロールで知られている。だがその真骨頂は2004年のサイコスリラーである本作品だ。1年間寝ていない人物を演じるために、リンゴ1個、コーヒー1杯、ツナ缶1個という食生活で30kg減量し、身長182cmにして54kgという激ヤセをやってのけた。だが驚くべきはそれだけではない。その後、『バットマン・ビギンズ』の撮影を控えていた彼は、徹底的なトレーニングと大量のアイスクリームを摂取し、わずか6ヶ月で今度は86kgまで体重を増やしている。
7. レネー・ゼルウィガー ー 『ブリジット・ジョーンズの日記』
酒とタバコが大好きな本作のヒロインに抜擢されたとき、アメリカ人でやせ形の彼女がイギリス人役を演じることに批判が巻き起こった。レネー・ゼルウィガーはこれを真摯に受けとめ、ロンドンの出版社で極秘に働きイギリスのアクセントをマスターするとともに、1日4,700キロカロリーに相当する大量のパスタとスニッカーズとミルクシェーキを食べて体重を増やすと、見事なまでのブリジットを作り上げた。現在、シリーズ3作目に当たる『Bridget Jones’ Baby(ブリジット・ジョーンズの赤ちゃん)』を撮影中だが、11年の空白期間ゆえに訛りをすっかり忘れて専属コーチの下で特訓中だとか。
8. マーロン・ブランド ー 『ゴッドファーザー』
「文句は言わさん」…よくモノマネされるヴィトー・コルレオーネを演じるためにブランドが徹底的に自分を見つめ直した事実はすぐに見過ごされてしまう。数多くのトラブルから俳優としての評価が失墜し、すでに過去の人となっていた彼であったが、フランシスコ・フォード・コッポラはブランドに賭けることにした。当時46歳であった彼が老齢のドン・コルレオーネ役のスクリーンテストに臨むにあたり、口に綿の詰め物を入れてブルドッグのような風貌を作ったという。本番の撮影では、オーダーメイドのマウスピースを着用し、髪を染め、老人用のメイクアップを施した。またセリフも掠れた囁くような話し方で行った。アカデミー主演男優賞に選ばれたが、人種差別への抗議を理由に受賞を拒否している。
9. エディ・マーフィー ー 『星の王子 ニューヨークへ行く』
『ナッティ・プロフェッサー』のファットスーツを抜きにすれば、エディ・マーフィの大変身は1988年の本作品で見ることができる。主人公を演じた彼であるが、同時にユダヤ人の床屋に訪れる年配の男ソールなど、複数の脇役をも演じた。ソールはボクシングについて床屋と口論しているが、その床屋のクラレンスもまた彼である。この場面は、20世紀初頭にユダヤ人のコメディアンたちが黒人メイクをしていたことへの仕返しとして考案されたという。本作品の後、1人複数役はエディ・マーフィの十八番となった。
10. マシュー・マコノヒー ー 『ダラス・バイヤーズクラブ』
DALLAS BUYERS CLUB Trailer ( Matthew McConaughey, Jennifer Garner, Jared Leto)
時代遅れのロマンティックコメディでよく服を脱ぐと評判のマシュー・マコノヒーだが、アカデミー賞主演男優賞を受賞した本作品で披露した肉体はそれほど鍛え上げられていない。本作品はエイズに冒された人物の実話を描いたもので、その役作りのため、マコノヒーはダイエットコーク、卵の白身、タピオカ、鶏肉などの食事を摂る一方、エクササイズを控えることで17kgの減量に成功している。マコノヒーによれば、体重が63kgを切った頃からスタッフが助けを求めるよう促してきたという。「それで思ったよ。完璧に上手くいってるってね」とは本人の談だ。病的な外見を作り上げるために、6ヶ月間日差しも避けたそうだ。
via:.theguardian・translated hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
クリスチャン・ベール、2012年のバットマンでは90kgに
izismile.com/2014/07/18/you_will_freak_out_at_how_crazy_this_40_pics_7_gifs-12.html
2. 匿名処理班
30代で歯を10本自分で抜いた三國連太郎さんもなかなか
3. 匿名処理班
クリスチャン・ベール凄すぎ
体への負担半端無いだろうなぁ・・・
4. 匿名処理班
今回のジョニー・デップには驚いた。素が美形のくせに毎回何やってんのこの人、と思う。好きだけど。
5. 匿名処理班
シャーリーズセロンは初見の時にビックリしたなぁ
6. 匿名処理班
トロピックサンダーのレス君はネタバレ読んでなかったら、誰かわからなかったよ。
トムさん何してるんだ、マジ。
ダウニーの自分を黒人だと思い込んだ白人俳優役もアレだったが。
7. 匿名処理班
チャンベはどっちかというとその後のザ・ファイターがやばい
8. 匿名処理班
ジャレッド・レトーがのってないとか
個人的にはデップは何してもデップだと思ってる
9. 匿名処理班
トロピックは1度目の視聴で気が付かず調べてやっとわかって、2度目で忘れてて気が付かず調べて思い出す。そのくらいトムクルーズの存在感が薄い、濃いキャラクターだったなw
10. 匿名処理班
ノンフィクション系を演じる俳優はやっぱりすごい気合を感じるよ。
マルコムXのデンゼル・ワシントン。
ALIのウィル・スミス。
Rayのジェイミー・フォックス。
カポーティのフィリップ・シーモア・ホフマン
11. 匿名処理班
宍戸さんも悪役をやるには男前過ぎるから不細工に整形してたね。
今は特殊メイクもあるけど、日本に役者バカっていなさそう
12. 匿名処理班
※12
それ以前に事務所がクレーム付けてるから無理なんだと思う
13. 匿名処理班
この中に日本代表として我らが変態仮面も入るのかと思うと胸熱
14. 匿名処理班
クリスチャン・ベールの役の変遷を見るとクリスチャン・ベールの人生が一番きついように見えるw
15. 匿名処理班
松田優作も奥歯抜いてたな
やつれるどころか晩年逆に凄みが出てたけど
16. 匿名処理班
パルモたんは映画話題になると何かノリノリだね。きっと合っているんだと思う。
17. 匿名処理班
途中で整形するとかのプロットでもなければ演者の元の容姿とあまりにかけ離れた役って、
別に他の役者がやっても良かったんじゃないのかとも思う時があるんだけども
18. 匿名処理班
諸君、私はシャーリーズ・セロンの役者根性に深く敬意を抱くものである。
中でも、「マッドマックス 怒りのデスロード」のヒロインであるフュリオサで見せたストイックでバードな役作りを推したい。
19. 匿名処理班
俳優がいきなり死ぬ理由がわかった
20. 匿名処理班
おっと田中絹代を忘れてもらっちゃ困るぜ...!
21. 匿名処理班
これこそプロ精神。原作では男性だったキャラクターを女性にしたり、長髪だったキャラクターを短髪ゴリ押しアイドルにしたり、イメージとかけ離れたジャニーズを無理矢理キャスティングするような一部の業界人にも見習って欲しいですね(笑)
22. 匿名処理班
ドラゴン・タトゥーの女は・・・・・・・・
ノオミ・ラパスのほうが良いと思う
映画の内容もしかり
23. ・・・
一応今の日本のイケメン俳優と言われる人の中にも、役作りのために前歯全部抜いちゃった北村一輝って人がおりますやで〜
24. 匿名処理班
変態仮面の人も凄い
25. 匿名処理班
というか日本の俳優がなめすぎだよな
うさぎドロップの友達の母役の女がブロンドか何かだったときは失笑したわ
26. 匿名処理班
6ヶ月間日差しも避けたそうだ...我々の方が上じゃないか。
27. 匿名処理班
邦画との決定的違いはここだね。
たかが演技、フィクションと舐めた態度でいるのと、リアルを越える映像を作ろうというプロ意識の違い。
28. 匿名処理班
トロピックサンダーとかマグノリアとかヴァンパイアのやつとか正統派のハリウッドヒーロー役じゃない時のイキイキしたトム・クルーズが大好きだ
29. 全温度チアー
せっかく役者がここまでやってても、もし後でデジタル加工された映像にされてたとしたらすべてがぶち壊しになってしまう。
彼らの心意気に応えるような映画作りを切に願います。
30. 匿名処理班
最近の邦画だと女子ボクシングの「百円の恋」の安藤サクラが良かったなあ。
メイキング見たらストーリーと同時進行で減量、要のボクシングに至っては
本職の人達から本当にプロテスト薦められる位マジだった。
31. 匿名処理班
最近の日本の役者さんだと鈴木亮平が役作り徹底してる印象
役に合わせて56キロになったり86キロになったりしてる
32. 匿名処理班
レネ演じるブリジットの凄いのは、ぽっちゃりしてても凄く魅力的なことなんだよね
むしろあのブリジットじゃなかったら、モデル体型なブリジットだったら絶対違和感があったとすら思える
ブリジット・ジョーンズの日記は大好きな映画なんだ、挙げてくれてありがとうパルモさん。
33. 匿名処理班
樹木希林…というか悠木千帆さんの
「ジュリ〜!」を思い出した。
34. 匿名処理班
どれも凄いけど、何人かは確実に寿命削ってるよな…
日本のエセ俳優の皆さんもここまでとは言わないがもう少し(以下略)
あ、でも数少ない日本の役者バカに北村一輝さんの名前も追加で
35. 匿名処理班
レネイはブリジッドとミス・ポターしか知らないから、てっきりイギリス人だと思ってた。
そう言われれば少しイントネーションがわざとらしい気もするけど、でも彼女の英国英語は結構好き。
36. 匿名処理班
役に合った人使えば良いと思うんだけど
37. 匿名処理班
松山ケンイチが今役作りのために体重増やしてるよね。
確か20kg増量目指してるらしい
38. 匿名処理班
知り合いの役者さんも役作りで15kg減量してたなぁ。二ヶ月で
39. 匿名処理班
役の人トムクルーズに似てるなと思ってみてたら本人だった
40. 匿名処理班
鈴木亮平とクリスチャンベールはゴム人間かなんかかよ!ってくらい膨らんだり萎んだり繰り返してるね
41. 匿名処理班
ブラックスキャンダル、ラスベガスをやっつけろかと思った
42. 匿名処理班
デニーロはアンタッチャブルのカポネ役もすごかったぞ。
ただ、良し悪しは別としてアンソニー・ホプキンスは
こういったアプローチを「馬鹿げている」と言った
そうな。
43. 匿名処理班
こういうの読むと命を削ってる感じがすごくしてヒヤリとする
44. 匿名処理班
ハリウッドの俳優は大学で演劇専攻したり演劇学校出てる人多いイメージ
ギャラも日本とは桁違い
45. 匿名処理班
日本は企画立ち上げから撮影終了までの期間が短いから肉体改造に十分な時間が取れないんじゃないかな。ここが違えば日本にもカメレオン俳優が増えそう。
話は変わるが、エディ・マーフィーの芸達者っぷりを見ると、日本のお笑い芸人って…なんか悲しくなってくるな。
46. 匿名処理班
日本は映画もテレビの延長になりつつあるからなぁ
スポンサーがつかなきゃ撮ることもできない
47. 匿名処理班
凄いとは思うけど…
どうせなら、より容姿や風貌が近い人に任せればいいのにとも思う
48. 匿名処理班
※37
コールドマウンテンではニコールキッドマンを食ってた
49. 匿名処理班
※12 三國連太郎がいたじゃん。歯10本も抜いたんだよ。
「名探偵ポワロ」の回想シーンで、若き日のポワロがすごく痩せてたから「えええ?!デビット・スーシェ、ダイエットしたの!?」って思ったら、逆に普段のポワロ役の時に、太って見えるよう肉襦袢着てたんだった。笑
50. 匿名処理班
北村一輝…って書こうとしたらもう出てた
51. 匿名処理班
やっぱレイジングブル入るよなあ
52. 匿名処理班
外国なら一つ撮るだけで億入る人もいる
億ならほとんどの人がやれると思う
すごいのはそこまで貰えないのにやれる人
53. 匿名処理班
狂気の沙汰ほど面白い
54. 匿名処理班
行き遅れ女ブリジット→女優ロキシーへの変貌は素敵だった
55. 匿名処理班
盲目の役でなりきりすぎてガチで失明しかかったパチーノもお忘れなく。
瞳を一切動かさなかったんだよね。
56. 匿名処理班
「イースタンプロミス」にて、ロシアンマフィアになりきる為に単身ロシアに行き、現地の本物達と交流してマフィア勉強したヴィゴ・モーテンセンもなかなか。
肉体改造もスゲーけど、内面のやり過ぎ役作りも面白い。
57. 匿名処理班
トロピックサンダーはびっくりしたなあ。クレジット見て!?ってなった
58. 匿名処理班
デ・ニーロアプローチってやつね。ディアハンターやアンタッチャブルもすごかったよね
59. 匿名処理班
最初から似てる人を使えばってのは一理あるけど、見た目がイメージ通りだからといっていい仕事するとは限らないし、外国だってしがらみはあるしむしろハリウッドなんか日本より巨額の金が動く分、監督がイメージ通りの人を見つけたからって無名の俳優を簡単に主役に据えたりは出来ないんでしょう。古今東西スターは美貌と決まっているが、そうじゃない役もこなせないとその地位を維持するのが難しいほど役者の層が厚いってのもあるんじゃないかね。
日本の場合逆に芸能界村とテレビ村が近過ぎる狭すぎるからなあなあで素人のアイドルとかが原作無視した設定で登場できる舐めた世界になってる気がする。
60. 匿名処理班
戦時中(だったかな)のドラマなのに北川景子がバリバリ化粧してて違和感あったな。
寿命削るほどの役作りはしなくていいけど、すっぴんぐらいみせればいいのに。
61. 匿名処理班
※24
激しく同意。
ルーニーはなんというか、奇抜さで目立つ感じ。雰囲気はいいけどね。
ノオミは視覚的・肉体的にも内面的にも、スコンとはまってると思う。原作通りと云うか理想どおりと云うかなんと云うか。
オリジナル版を先に観てしまったらからかしら。
62. 匿名処理班
マシュー・マコノヒーが意外と凄い役者でビビった。
インターステラーもよかった。
普通のアメリカ人を上手に演じている所がいい。
63. 匿名処理班
ダラスバイヤーズクラブの台詞が心に沁みて痛い
「死なないのに必死で、生きている気がしない」
64. 匿名処理班
ドクターコトーの吉岡秀隆の役作りがすごいって話は聞いたことがある
これが世界レベルなんだな日本の俳優のトップってこのくらいしてるのかな?
65. 匿名処理班
何の映画だったか忘れたけど、レオナルド・ディカプリオが神経症の患者の役をやった時に、撮影前数か月間、病院で神経症患者と寝食を共にして役作りをしたところ、撮影中に本当に神経症を発症して、撮影後しばらく本物の神経症患者として入院してたって話を聞いたことあるな。
66. 匿名処理班
デニーロ・アプローチでも髪を抜くのはアリだけど歯を抜くのはナシ。
病人、老人を演じるのにある程度外側から入るのは有効だが
整形のしすぎで顔面崩壊にもつながってる遠因。
67. 匿名処理班
日本にも役作りに拘ってる人も多いだろうけど、そんな人よりもそうじゃない人の方がよく映画に出てたりするのが気に食わない。