この画像を大きなサイズで見る笑えて、しかも考えさせてくれる研究に贈られるイグノーベル賞は今年で25周年を迎えた。
2015年度の物理学賞を受賞したのは、米ジョージア工科大学の研究者によるオシッコの研究だ。ハイスピードカメラを使った研究で、排尿の流体力学をモデル化し、体重3kgを超える哺乳類はすべて約21秒(±13秒)で膀胱が空になることを発見した。
その他各部門の受賞者を含めてみていくことにしよう。
2015年度イグノーベル賞受賞研究
■物理学賞
ほとんどすべての哺乳類が約21秒(±13秒)で膀胱を空にできるという生物学的原理の実験
この画像を大きなサイズで見るパトリシア・ヤン(ジョージア工科大学、アメリカ)他
ラット、山羊、牛、象などを観察した本研究は、大きな動物における驚くほど一貫したスケーリング則を明らかにした一方で、小動物ではまるで違うことも強調している。例えば、ラットは1秒の数分の1で排尿を終えられる。このため尿に関連した健康問題の研究にげっ歯類は向いていないかもしれない。
研究の中心人物であるパトリシア・ヤンさんは、大型生物に備わったシステムの順応性から物理学的なインスピレーションを受けるとコメントしている。給水塔から給水バックパックまで、新しい機能が必要になると、それに合わせて新しく設計されることになる。しかし、自然界では、様々なサイズの動物にたった一つのシステムしか存在していない。これは様々な目的に適合する拡張可能な設計の可能性を示唆している。
■化学賞
ゆでタマゴを部分的に生卵に戻す科学的レシピの発明
この画像を大きなサイズで見るカラム・オーモンド(西オーストラリア大学、オーストラリア)他
■文学賞
「Huh?(えっ?)」という言葉がすべての言語に存在していると思われること、およびその理由が不明であることの発見に対して。
マーク・ディンゲマンズ(マックス・プランク心理言語学研究所、オランダ)他
■経営学賞
幼少時に地震、噴火、津波、山火事などの自然災害を経験しつつも、自らは酷い目に遭わずに育ったビジネスリーダーの多くは、リスク選好型であるという発見に対して。
ジェンナーロ・ベルニール(シンガポール経営大学、シンガポール)他
■経済学賞
賄賂の受け取りを拒否した警官に報酬を供与したことに対して。
タイ王国首都圏警察(タイ)
■医学賞
激しいキス、その他親密な人間相互間行為の生物学的利益あるいは生物医学的結果を研究する実験に対して。
木俣肇(木俣肇クリニック、日本)、ヤロスラヴァ・デュルディアコヴァ(コメンスキー大学、スロバキア)他
■数学賞
シャリーフの血統にあり、血に飢えた王の異名を持つモロッコのスルタン、ムーレイ・イスマーイールが1697~1727年に888人の子供を作り得たのか、それがいかにして可能であったのか数学的技法による解明を試みたことに対して
エリザベート・オーバーザウハーおよびカール・グラマー(ウィーン大学、オーストリア)
■生物学賞
鶏の尾部に重しとなる棒を取り付けると、恐竜が歩いたとされる方法に近い歩行をすることを観察したことに対して。
この画像を大きなサイズで見るブルーノ・グロッシ(チリ大学、チリ)他
チリ大学の研究者は生物学賞を受賞した。その研究は、鶏に重しとなる人工の尻尾を取り付けることで、まるで恐竜のように歩くようになるというものだ。
ご想像の通り非常にコミカルな実験だが、ティラノサウルスのような絶滅種の移動の仕方について調査する貴重な機会を与えてくれる。尻尾を取り付けた鶏は重心が変化するために、首を伸ばして尻尾の重量を相殺しようとする。その結果、軽くかがんで、歩幅がやや長くなる。
もちろん、確たることは言えないのだが、尻尾を取り付けた鶏の歩き方は古生物学者の見解にかなり一致しているという。
■診断医学賞
車が減速用スピードバンプを乗り越える際に感じる患者の疼痛によって、急性虫垂炎を正確に診断可能であると究明したことに対して
この画像を大きなサイズで見るジャラー・カリム(ストーク・マンデヴィル病院、イギリス)他
車を運転しながら減速用スピードバンプの上を乗り越えたときの患者の痛みから急性虫垂炎を正確に診断する方法を発見したそうだ。
スピードバンプを乗り越えたときに痛みを感じない人が虫垂炎にかかっている可能性は非常に低い。しかし、痛みを感じた場合は虫垂炎以外にも原因が考えられる。その意味で、この研究は非常に優れた除外試験ではあるが、判定試験としては精度が低いようだ。
なお、これは外科医たちがよく使う冗談を実際に試してみたところなされた発見だった。
■生理学および昆虫学賞
様々な虫に刺されたときに感じる相対的な痛みを評価する「シュミット刺痛指数」を苦労して作成したことに対して
この画像を大きなサイズで見るジャスティン・シュミット(サウスウェスト生物学研究所、アメリカ)
自ら何度も蜂に刺されることで、刺されたときの身体の部位毎の痛みの程度を調べ上げた研究にも賞が贈られた。身体の25ヶ所にミツバチが繰り返し刺すよう入念に準備し、最も痛くない部位を明らかにした。それによれば最も痛くないのは頭、足の中指の先、上腕で、最も痛い部位は、鼻孔、上唇、陰茎だそうだ。
via:bbc・written hiroching
日本で大ヒットしたテープを丸く貼ると中に猫が入ってくるってやつとかも、もし申請したら通った可能性ありそうだよね。














>最も痛い部位は、鼻孔、上唇、陰茎だそうだ。
ぎゃああ
恐竜の歩き方のやつは
「そんなわけねーじゃんw」と一笑に付せなさそうなところが面白いな
※2
ひじの外側はもっとも痛くない場所のような気がするんですが、挙がってませんね
シュミットさんはアナフィラキシーは大丈夫だったんだろうかw
イグノーベルは楽しくていいねぇ。どこまで本気かわからないけど(笑)
ノーベル賞より、こっちの方が研究結果も工程も含めて面白いんだよね
よくこの賞を思いついたわ
文学賞がおかしい。発生理由は明確だろ。
意思疎通に言語を用いる以上、会話にて聞き取れない(聞きにくい)事象が発生し得る。
その再により短く効率よく、再度同じ話してもらう行為が必要である。
よってして上記のような言葉があるとくっそ便利である。
おそらく。
正直、本家ノーベル賞より
アホな俺には遥かに親しみやすい
>>血に植えた王
これ、「血に飢えた王」の間違いでは?
※8
「明確」と言ったあとで「おそらく」で締める人の心理に対して
※9 ※19
2002年の数学賞で「インド象の体表面積の推定」と言うモノがあるんだけども…。
S = 8.245 + 6.807H + 7.073FFC
S : 象の体表面積の推定値.
H : 象の身長(肩から前足の付け根まで).
FFC : 象の前足の太さ.
この研究(関数)の何が凄いかと言うと。動物に投与するべき最適の薬剤量は体重に基いて決まるのだけども、人間や犬猫と違って巨大なゾウの体重を正確に求める事は非常に難しい。体重計に乗せるために必要な麻酔薬の量がまず分からないからね。
これの代替手段として非常に有用なのが「対象動物の体表面積が分かれば最適な薬剤量が推定可能」と言うモノ。実際には体重と体表面積はほぼ比例関係にあるので、どちらかの数値が正確に分かれば自動的に最適な薬剤量が決定出来る。
この発見研究のおかげで、今現在の動物園では安全にゾウに対して薬剤を投与出来る様になった。正に画期的な発見、決して面白可笑しいだけじゃ無い。
>ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#2002.E5.B9.B4
※8
それはあくまで「仮定」でしかない。
「おそらく」などではなく誰もが納得のいく形で証明できればイグノーベル賞も夢ではないだろう。
※8
「おそらく」をデータで検証して
論文にまとめてこそ科学なんだよ…
個人の主観は研究のきっかけではあっても
結論ではない
※8
後学のためにこれ読んでおきなさい。
ronri2.web.fc2.com/shucho.html
主張に必要な5つの条件
1.「結論」 (あなたが最終的に何を納得させたいか、最終判断)
2.結論を支える「目的と必要性」 (主張の実現により期待できること)
3.結論を支える「根拠」 (結論の実行により目的を達成できる理由、実効性)
4.結論を支える「実行方法」 (どうやって行うか、実現可能性)
5.必要性・根拠・実行方法を支える「事実資料」 (証拠、検証データ、統計データなど)
※8
Huh?
鶏の歩行実験が好きだ
しかし刺される実験の方は神経集まってるとこが痛いに決まってるだろ!といいたい
シュミットさんはマゾヒストか何かかな・・・
たまごの奴は普通に凄そう
21秒プラマイ13秒って…8秒と34秒じゃだいぶ違うだろ
刺される実験をした人にはその勇気と無謀さに拍手を送りたい。蜂に二回刺された事が
あるけど、あんなの一回でも嫌。
くだらない研究ばかりと思いきや
本家にも劣らないレベルの物があるから面白い
実際に刺されて試したんですかね…?
+ー13秒の莫大な差があるのに
中間値の21秒を見出したからと言って
大発見なのか?
※17
同意。誤差が大分あるけど、論文にするには、そうするしかなかったんじゃないの?
ある意味、間違いではない。
>>42
有用だからと言ってイグノーベル賞の範疇から外れるわけではないよ。
例のインド象の研究とかその最たる例。
殺人鬼アルバート・フィッシュは物凄いレベルの変態で
痛みを求めて体中に針をぶっさし、陰嚢にも何本も埋め込んである
(電気椅子に座るときも、いそいそと楽しそうに嬉しそうに準備の手伝いしてた)
そんな彼でも耐え切れないほど痛かったのは、指と爪の間だそうです
シュミットさんの実験見て思い出しました…
シュミットさんは男子高校生のように楽しみながら実験されていたのだろうと僕は確信している
本来、科学の探求はとても楽しいものだということを再確認できていいな
※20
刺されてるよ.
変性したタンパクを元に戻せるってそれ、普通にすごくないか…ノーベル賞取れるでしょ…
「シュミット刺痛指数」
1ハナゲ、2ハナゲを思い出した。
突っ込みどころが多すぎてどこから語ればいいのか…
すでにイグノーベル賞だということを忘れたようなツッコミがあることの原因について。
こういう、毎日の暮らしのウィットが結晶化したような研究は好きだよ
知的な潤いという感じがする
生物学賞が無駄にロマン溢れてて笑ったw
なるほど、ニワトリと棒を用意すれば、中生代の妄想が捗る訳か…
日本が常連と言うのが素晴らしい
>車が減速用スピードバンプを乗り越える際に感じる患者の疼痛
これって「やべえ!」って思ってヒヤッとする時に痛みを感じるか否かってことなんか?
スピードバンプでググルとだまし絵のと普通にバッコンってなる出っ張りのもあるし
後者なら乗り越えた時の衝撃があるが前者のはワカラン
21秒の誤差13秒ってプラマイ100%越えてるじゃねーかwww
やはり鳥の祖先は恐竜だったか
ニワトリのは動画で見たい
※34
米英日は何故か常連組ですよねーww
…なんでだろう?
ネコを呼びこむ円形のアレは有用極まりないのでイグノーベル賞は貰えません(確信)
卵は上手いことやればイグノーベルもノーベルも取れそう
今年はVWだろ?
排気ガス規制クリアをプログラミングだけで可能にした。
これは素晴らしい技術だ。
>最も痛くないのは頭、足の中指の先、上腕
そんなことはない!小5の頃ミツバチに頭を二回刺されたが信じられないくらい痛かったぞ!たんこぶみたいに腫れたんだぞ!
※40
くだらない事を思いつく余裕があるからじゃないかな。
まぁ、馬鹿と天才は紙一重ともいうし、日本とかは普通にノーベル賞受賞者も多く輩出してるから、中には面白い方向性に発想が動く人がいても良いのではと。
でも、イグノーベルも何だかんだ言ってすごい研究が混じってるから侮れない。
研究って固いだけじゃなくてユーモアも必要なんじゃないかな。
俺も昔から排尿は20秒。
数えるのが癖だけど、そうかぁ、これも研究材料になるのかぁ。w
自国の研究者のイグノーベル賞受章を楽しめるかどうかが、私にとっては、価値観を同じゅうするか否かの判断基準です←阿呆
排尿の間は非常に無防備な状態になるわけだから、動物による無防備状態の許容可能時間として捉えると、無駄な研究であるとは思えないな。
スピードバンプ乗り越えるあの感覚は、前にテレビでやって真似した一般人が事故った『タマひゅんロード』と同じ現象?
女だからタマが無いけど、確か急坂を車で下る時に腹の虫垂辺りがヒュンとする感覚だったので。
虫垂炎だと歩くだけでも振動が響いて痛いようだし、診断技術の一つとして真っ直ぐ寝かせた患者のかかとを叩いて痛むかどうか見る、というのもあるので、スピードバンプのやつは乗り越えた時の瞬間的振動が痛みを引き起こすかという話だと思う。
日本が受賞したキスに関しては、簡単に言えば「キスをすればある種のアレルギー症状が緩和されるよ」と言うものなので、アレルギー持ちのリア充には、大変ありがたいものなんだよ(遠い目)
排尿時間が体重や膀胱のサイズにかかわらずある程度の範囲に収束するということは、淘汰と適者生存の結果そうである必要があったという事も示しているわけで、レンジの広さだけを見て考察を終わってしまうのは勿体無いと思うよ
排尿時間のデータは、もしかしたら
トイレやペット用トイレ、乳幼児や寝たきり患者さんの自動オムツ?等の
開発に役立つかもしれないぞ