この画像を大きなサイズで見る約1800年前の古代ローマのエジプト人兵士が書いた手紙が解読されたそうだ。手紙の送り主はアウレリウス・ポリオン(Aurelius Polion)という若者で、おそらくローマ軍に志願した人物だと思われる。
主にギリシア語で綴られた手紙の中で、手紙の宛先はパン屋を営む母親と姉(または妹)と兄(または弟)だ。何度も手紙を書いても返事がこないことを気に病んでいるようだ。「僕は夜も昼もみんなの健康を祈って、みんなの代わりに神々に礼拝しているが、みんなは僕のことなど気にも留めていない」と綴られている。
「みんなのことが心配だ。みんなは僕からの手紙をしょっちゅう受け取っているだろうけど、僕に返事が来ることはない。だから、みんなは多分…(手紙の損傷で解読不能)」
「パンノニアで(手紙を)送ったけど、みんなは僕のことをまるで赤の他人みたいに扱うよね」と彼は綴る。「領事から休暇をもらって、会いに行くよ。そうすれば、みんなも僕が兄弟だってことが分かるだろう」
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この画像を大きなサイズで見る手紙は、1世紀以上前にエジプトの神殿都市テブトゥニスで発見された。発掘チームを率いたバーナード・グレンフェルとアーサー・ハントは他にも大量のパピルスを発見しているが、それが翻訳されることはなかった。
2014年、米ライス大学の博士課程に在籍するグラント・アダムソンさんが、赤外線映像を利用してパピルスの解読に取り組んだ。その翻訳は学術誌『ブルティン・オブ・ザ・アメリカン・ソサイエティ・パピロロジスト』で公開された。
この画像を大きなサイズで見るアダムソンさんは、兵士の家族がこの訴えに返事を出したのか、ポリオンが休暇をもらい家族に会いに行ったのかは分からないが、手紙はきちんと届けられたようだと話している。
「発見されたのは、ナイル川にほど近いファイユームにあるローマ時代の都市テブトゥニスの神殿の外でしたからね」
ポリオンが生きていたのは、ローマ帝国がエジプトを支配していた時代で、彼はパンノニア・インフェリオル(現在のハンガリー周辺)に駐屯するローマ帝国第2軍団アディウトリクスに所属していた。
給料や食料を稼ぐために志願したと思われるが、故郷から遠く離れた地に配属されることまでは知らなかったのかもしれない、とアダムソンさんは考えている。
遠く離れた地に兵士として赴任した若い男性が、家族関係に悩み、休暇を申し出るという手紙の状況は、まるで現在の軍隊での出来事のようだ。
ポリオンが故郷に帰るには1ヶ月以上もかかったことを考えれば、今日に生きる兵士は家族との連絡も帰郷も当時よりもはるかに容易に行える。とは言え、こうしたことは古代の兵士と現代の兵士のどちらにとっても良くある悩みであるようだ。
via:dailymail.livescience・written hiroching
















この前のクレームの粘土板といい、今も昔も人の思うことはあまり変わっていないんだなあと思う
でも昔だったら流行病で家族が死んでたなんてことがありうるね。
兵士からか家族からかのどちらかの手紙が止められてたんじゃないかな
日本軍だと検閲で、弱気な不適切発言は真っ黒に塗りつぶされて送られてきたそうだけど
古すぎワロタ
なんちゅう哀れな手紙や!!!
>みんなは僕からの手紙をしょっちゅう受け取っているだろうけど、
>僕に返事が来ることはない。だから、みんなは多分
既読無視wwww
なんだかロマンチック
内容が切ないな
こういう庶民の手紙を見ると古代が一気に身近に感じる
ちょっと前にナイトスクープでやってた
「故郷を離れて暮らす長男ですが家族内LINEで無視され、電話にも出てもらえないので悩んでいる」
っていう依頼を思い出した
しっかり者なので放っておいても大丈夫だと思われてたそうだが、この兵士もそうだといいなw
昔ってアウレリウスていう名前多いんやね。
アントニヌスだってそうだし(´Д` )
人間の悩みは普遍的なんだってよくわかる記事だね
さ、寂しすぎる手紙だなおい
気持ちわかるぜ。lineとか既読無視されるとめっちゃつらいんだぞこんちくしょー
こんな手紙が残っていたのもすごいけど、1800年前に海外に手紙が配達され届いたということもすごい。
>だから、みんなは多分…(手紙の損傷で解読不能)
丁度いいとこで損傷しすぎw
それにしても手紙の内容世知辛い・・・
このひがみっぷりは長男に違いない
パピルスのテトリス
かゆ…うま…
しかしこの人1800年も経っても自分の手紙が現存してしかも世界に晒されるなんて思いもしなかったろうな
1800年前って古代エジプトなん?
キリストがいなくなって200年も経ってるけど。
ネットどころか電話も無い時代だもんな
手紙出すのだって一大事だったろうに
泣ける話だ……
身内にいたらちょっとうざそうと思うだろうこの親近感
家族も返事を出したけど届かなかったんじゃないかなあ
託した相手がだらしなかったりして
未だに残ってるって事は、一応大事にされてたって事なんじゃない?
まぁ家族以外の未来人…しかも他国の人にまで読まれちゃってるけどw
卑弥呼より前か…、やっぱり文字ってすごい
手紙は何日(何ヵ月)掛かって届けられたんだろう。
手紙主は家族の元に帰ることができたかな。
家族やご近所さんに字を読み書ける人が居なかった上に、あらぬ噂を立てられていたとか?
こじ付け過ぎかもだけど、可能性ありそう…。
1800年の時の試練を耐えた手紙なんだから、もっと含蓄に富んだ心を打つような手紙であってほしいのに
ただ悲しくなるだけって…
1800年前に読み書きできたのは、きちんとした家の子ってことかな?
寺子屋的な施設があったのかな…とか想像すると楽しいね。
遠目にみたらめっちゃかゆくなるんやけどおおお
手紙で家族に甘えたかったのかな。切ないね。
古代人が一気に身近な人に感じる。
>>アクティウス・レオンなる古参兵
なにこのかっこいい名前は
学術誌の名前の中に有った「パピロロジスト」という言葉は初めて知ったよ。
ひとつ勉強になりました。
そういうネチネチしたところを直して欲しくて
あえて無視してたのかもねw
>>35
冷たいな
軍団にいたならローマの市民権はあったのかな
ちゃんと粘土板で焼いた書簡の中にあったんだろうか。気になる。
パピルスとか高級だから貴族かな。
ギリシア語を使っていたということは、プトレマイオス朝時代に入植したギリシア人の末裔なのかな。手紙が出てきた場所から察するに、家族が無事を祈って神殿に納めたのかもしれない。返事が来なかったのは、市民が手紙を出すには手数料がかかったからだと思う。エジプトからパンノニアだと海路を挟んで外地までだからなー。
切ないなぁ…
手紙は時を超え筆者の想いを伝える
人間って生きた時代や文明、生活環境が違えど同じなんだと思うとなんか嬉しい
アレキサンドリア図書館が焼失しなければこういう手紙いくらでも
残ってたんだろうなあ
燃やしたやつマジで人類史に残る蛮行だぜ
兵士ってのはどのくらいの身分なんだろう?
手紙が書けるって事はかなり上の身分なのか、それとも、識字率自体が高かったのか.
重箱の隅をつつきますが、BC30以降のローマ帝国属州時代は「古代エジプト」には入らないですよ
属州民で志願兵ということは帝国軍補助兵、あまり裕福でもないと思われるのだがギリシャ語書けるのに驚きです。
でもパンノニア(ハンガリー)に単身赴任して家族が冷たいってほんと哀れ
手紙が残ってたってことは大事に思われてたんじゃない?手紙は出せなかったか出しても届かなかったって感じだと切ないな
あれ?俺タイムスリップするのかな?
※45
当時の姓名はほとんど決まっていた
特にカエサルはやたらめったに名まえあげたし
北斗の拳で有名なユリアなんて当時のローマだと
数種類の女性の名前でしかなかったうちの一つ
たとえて言えば日本の花子というデフォルト名
発見された場所から考えて手紙は家族の元には届けられていなかったって事でしょ。
字が書けてるって驚いてるコメントがあるけど、代筆の可能性があるだろ。
下級兵士の少ない給料から手紙代、代筆代を捻出しても、なしのつぶてなんて可哀想だ。
まあ、届けられずに捨てられていたんだろうな。
郵便詐欺は昔、かなり多かった。手付金だけもらって届けないんだよ。
※48
配達員が手紙捨てるの2010年代くらいに問題になってたよね。そういうとこも現代と同じなのね。
発見された場所が兵士の地元の神殿だったんだから一応は届いてはいたと予想はできるな
読んだかどうかは不明だが私書箱のようなものがそこにあって家族誰も取に行けないような状況だったのかもしれないが
休暇をもらって会いにいけたのかな?
内容が悲しすぎるだろw
えらいものが残っちゃったなw
エジプト人かと思ったら、兵役中のローマ人か。
ライン川やドナウ川沿いの戦線と比べたら、そこまで切羽詰まってなさそう。
弟「また、何か来てるよ」
姉「ああ、それね。お母さんこれも一緒にゴミに出して」
母「はいはい、あんた達もたまにはゴミ捨て手伝いなさいよね」グシャグシャ
かわいそすぎるので続きを想像
※きっとみんなは多分、僕抜きでも大丈夫なんだろうけど…。やっぱり心配でたまらないから、休暇をもらって1度そちらに帰ります。
で、やっとこさ帰ったらやっぱりみんないて、あまりありがたがられもせずまた戻るというね。もう、寅さんみたいなもんですわ、彼は。
地元の神殿から見つかってるので、
家族が息子の無事を祈願して奉納した、に一票。
日本でも神社にお札を収めるからね。
悲しすぎんだろー!!
でも確かにちょっとウザそうな性格だな
死ぬ前に書いたもんはすべて抹消すること決意。
未来人のネタになるようなもんは残さん。
電話で済ます。
切なすぎんだろ
彼の代わりに彼の家族の団欒に大泣きしながら腕を振り回して突撃してやりたい
病気か何かで返事が出せないような状況だったとか行き違いがあって手紙が届かなかったとか、同じ名前の別の人の所へ届いてしまったとかいろいろなパターンが考えられるな。
ローマに支配されている時代のエジプトを「古代エジプト」とは言いません。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
アレクサンドロスによって滅ぼされるまでが古代エジプトです。
当然ローマ領の時代はそれよりも後ですから、古代エジプトではありません。
よって彼は古代ローマの兵士です。どうしてもエジプト出身だということを強調したいのであれば、
古代ローマのエジプト人兵士、とでも書くことになりましょうか。
ギリシャ語って大きな変化がないから古代の物も読めるんだってね
可哀想に家族の誰かが返事書いたればいいのに
読めなかった箇所はきっと
「みんなは僕のことなんか心配じゃないんだ。」だろな
(´;ω;`)
切なすぎるww
その、あれだ、兄さん出兵しちゃったぶん、
パン屋のほうがキリキリ舞いなんだよ。
きっとそうだ。
それだけのはずだ・・・
片思い切なすぎるww
その、あれだ、兄さん出兵しちゃったぶん、
パン屋のほうがキリキリ舞いだったんだよ。
きっとそうだ。
それだけのはずだ・・・
何通も手紙出してる、って書かれているあたりから考えて
わりと気軽に手紙って出せたのかな
もちろん現代の手紙やメールやLINEほどではないにせよ、郵便が一般的に普及してたんだな
やっぱすげーなローマ
なんか、この人可哀想・・・。手紙を何通出しても返事がないし、読んでて切なくなる。せめて最後は家族の元に帰れていれば良いな。
清少納言も枕草子で「めっちゃ丁寧に手紙書いて返事が無いとクッソムカつく」って書いてたしな
何時の時代も考えることはみんな一緒