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動物たちは優秀な建築家。驚くべき造形美にあふれる25の巣(昆虫含む)

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(著)

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 この地球上で、優れた建築家は人間だけではない。動物たちも相当すごいマイホームを建築している。そこはかとなくアートで、それでいて機能美に満ち溢れている25の動物たちが作った建造物の数々を見ていくことにしよう。

25. フグのミステリーサークル

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 まるで水中のミステリーサークル。美しい紋様を水中に描いていたのは、体長わずか12センチのシッポウフグの仲間だ。直径2メートル10センチものこのサークルは、メスを惹き寄せるためにオスが精魂込めて作ったものだ。サークルが完成すると、メスが吟味しにやってきて、気に入れば円の中央に卵を産みつける。それから初めてオスは受精が可能になるというわけだ。

24. アミクタの繭

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 ミノムシの仲間であるアミクタのメスが蛹になるときに作る繭。葉の茎の破片できていて、長さ2.5センチ、幅0.5~0.7センチくらいの大きさ。

23. トビゲラのジュエリーハウス

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 トビゲラの幼虫は、木材や魚の骨、砂粒などまわりにある材料を使って、手の込んだチューブ型の繭を作って身を守る。フランス人アーティストのヒューバート・デュプラは、この幼虫に金箔や、オパール、ターコイズなどの宝石を与えて、精巧な昆虫ジュエリーを作ってもらう。

22. 蛾のクスサンの繭

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 蛹になるときに、このような奇妙で独特な繭を作る。

21. ビーバーダム

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 たいてい100メートルもの長さになり、洪水を誘発したり、水路をせき止めてしまったりと大規模な損害が出ることがあって、賛否両論だが、湿地を回復させるときには有益でもある。これまでの最大ビーバーダム記録は、カナダ、アルバータ州のウッドバッファロー国立公園にあるもので、長さが850メートルにもなるという。

20. ビーバーの巣

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 ビーバーはダムだけでなく、枝や泥を使って素敵な家も作る。囲いに泥をかぶせて、オオカミやイタチの仲間のクズリなどの天敵から身を守る。

19. リッチフィールド国立公園の磁石シロアリの塚

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 オーストラリアには、高さ2メートルにもなるシロアリ塚が林立している場所がある。オーストラリアの暑い気候で蒸し焼き状態にならないようにするため、こんな奇怪な形になったと信じられている。

18. クモの巣の木

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 まるでホラー映画のような光景だが、2010年、パキスタンで起こった洪水のせいで、何百万という数のクモが木の上に逃げ場を求めた。その結果、木が異様な巨大クモの巣に覆われてしまったのだ。

17. 木の葉を巻くクモ

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 オーストラリアのハキリクモの仲間は、枯葉を丸めてそれに糸をくっつけて囲いを作る。その中に隠れて獲物が通りかかるのを待つのだ。

16. トタテグモの開き戸のついた家

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 巣を張ったり、木の葉を丸めたりするクモもいれば、まったく違う狩りの道具を作るクモもいる。トタテグモは入口に開閉できるドアのついた家を作り、この仕掛けを罠として使って獲物を捕らえる。

15. 謎めいたクモの巣タワー

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 最初に発見したのは、ジョージア工科大の大学院生トロイ・アレクサンダー。この奇妙なクモの巣タワーがいったいなんなのか、誰も知らなかったが、調査の結果、クモの卵嚢だということが判明した。しかし、どの種類のクモが産みつけたのか、いまだにわからずじまいだ。

14. ジガバチの監獄

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 ジガバチは吐瀉物や泥で作ったこの監獄に捕えたクモを閉じ込めて、産みつけた幼虫のエサにする。

13. 花のサンドウィッチ

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 このカラフルな巣は、トルコとイランに生息するオスミア・アボセッタというミツバチが作ったもの。一番外側は

花の花弁の薄い層、次に泥の層、内側に再び花びらの層と3層構造になっている。卵ひとつのために、この中に十分な花蜜と花粉を満たしてやるのだ。

12. アシナガバチの巣

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 この種類のアシナガバチは、枯死した木や植物の茎の繊維を使って巣を作ることが知られている。イリノイ大学の研究者が色のついた紙を与えてみたところ、こんなカラフルな巣が出来上がったという。

11. ジリスの町

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 広範囲に渡ってジリスの掘った穴があって、そこに何千という住民が住んでいることがある。彼らは十分な個体数を維持するために、絶えず上の世界から食べ物を運んできてはためこんでいる。

10. オオツリスドリの巣

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 ムクドリモドキの仲間のこの鳥は、このようなユニークな巣を作る。木のつるを使って、コロニーごとにまとめて吊り篭をぶら下げるのだ。サルに卵を盗まれるのを防ぐことができる。

9. ハタオリドリのスカイマンション

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 社会的な鳥であるハタオリドリは、幅7メートル以上、高さ1.5メートル、重さ1トン以上にもなる巨大な巣を作ることが知られている。何世代にもわたって相当な数の鳥たちが住むことができる。精巧かつ極めて頑丈で、100年以上ももつ巣もあるという。

8. インドネシアのニワシドリ

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 このニワシドリの仲間は、ユニークなあずまやを作る。高さ1メートル、直径1.6メートルほどの円錐型の小屋のような巣で、入り口は2本の枝の支柱で支えられている。“前庭”からはゴミは取り除かれ、コケが敷き詰められている。この写真のように色鮮やかな花や果実、光り輝く昆虫のさや羽、枯葉、その他目を引くものを集めてきては、まるで芸術家よろしく飾りつける。

7. セアカカマドドリの巣

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 小枝や植物ではなく、この鳥は泥と排泄物から巣を作る。これらの材料を高い木の上に運び、椀状の巣をこしらえるのだ。太陽が当たると巣が焼けて固まり、安心して卵を産めるより頑丈なシェルターができあがる。

6. アナツバメの食用巣

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 すべて鳥の唾液で固められたこの巣は、小さくて目立たず、採取が難しい。人間によって食べられる珍味。

5. チンパンジーの寝床

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 チンパンジーは心地よい眠りの価値を知っているようだ。特定の木の枝を使って、木の上に天蓋つきの寝床を作る。これは夜間、天敵に襲われるのを防ぐ理想的な避難所となる。

4. 巨大アリ塚

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 イギリス、ノーサンバーランド州ホーリーストーンにあるこのアリ塚は、世界最大と考えられている。高さ1.5~2.1メートル、およそ50万匹のアリが棲んでいるという。

3. メガコロニー

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 南ヨーロッパにあるこの巨大なアリの巣は、地中海と大西洋沿岸に沿って、6004キロもの長さに渡って続いていて、33もの集団の家になっているという。

2. オーストラリアのアリの巣

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 ノーザン・テリトリーにあるツムギアリの巣は、動物界の中でもとてもユニークだ。幼虫の出す糸を使って葉を編み合わせて、このような印象的な巣作る。

1. グレートバリアリーフ

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via:list25・原文翻訳:konohazuku

 生物が作り出す最大の建造物。2900の暗礁群と900の島から成り、2600キロにも渡って広がる世界最大のサンゴ礁地帯。

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この記事へのコメント 32件

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  1. トビゲラは除外だろ
    色紙切ってミノムシに与えたのと変わらん

    • +4
  2. >インドネシアのニワシドリ
    これ確かダーウィンが来たでやってたな
    展示物の種類が多いほどもてるとか

    • +7
  3. ギャアアア
    綺麗なのもあるけど虫はグロイ

    • -4
  4. オスミア・アボセッタはミツバチ上科ハキリバチ科ツツハナバチ属なのでミツバチ(ミツバチ属)ではない

    • 評価
  5. すばらしい。
    動物のことがますます好きになるね。

    • +4
  6. 前にテレビで蟻の巣にコンクリ流し込んで掘って全容が現れたら凄かったw

    • +1
  7. ミズカゲロウの繭がどうしてもクスサン(ヤママユガ科)の繭なのでは?と思ってしまう

    • +2
  8. どういう進化の過程でこうなったのか不思議だなぁ

    • +2
  9. こうしてみると
    人類だけが文明を待ってるわけじゃないよね
    ひょっとしたらアリさんみたいな生き物が
    どこかの星で進化して高度な文明を持ってる
    なんて事もあるかもしれない

    • +3
  10. 22 ミズカゲロウは不完全変体なので繭を作りません。これは蛾のクスサンの繭です。

    • +2
  11. やはり機械的に作業を続けることができる
    虫の類いが強い、と感じる。
    巨大アリコロニーはアルゼンチンなんとか
    かな。地元では同種間でせめぎ合うから特
    に問題ないけれども、外で拡がった一つの
    ファミリーにもはや敵は……と云う感じだ
    そうだね

    • +1
  12. インドネシアのニワシドリに驚嘆。
    柱を2本建てるだと?
    色とりどりに飾り付けるだと?
    いやぁ本当にビックリした。
    こんなん見ると人間が万物の長だなんて一切思えなくなるな。

    • +4
  13. 閲覧注意欲しかったw
    蜘蛛の木はただの恐怖だろ

    • -6
  14. テレビでやってたのニワシドリかな?
    缶とか人工物で巣を飾ったオスがメスへのアピールに焦り過ぎてフラれてた

    • +2
  15. ニワシドリ大好き
    人間から見てもとても美しいし、飛んできた落ち葉とかせっせとどかしてメンテナンスにも余念がない姿が愛らしい
    自然の造形物って本当に惚れ惚れするよ

    • +3
  16. ビーバーダムは周辺の砂漠を湿地帯に変えてしまう優れもの。

    • +2
  17. topのトンネルみたいな奴の解説がないよー
    かっこいい巣だから気になるよー

    • +1
    1. ※20
      アオアズマヤドリっぽいけど色が違うような気もする
      収集癖のある人を見るとついこの鳥を思い出してしまう

      • 評価
  18. 動物の種類にもよるけど
    ここまで造らないと彼女ができないっていうね・・・

    • +1
  19. ビーバーダムは本能ではなく「文化」だってね。
    若いビーバーが、どうしても上手く作れなくて
    里帰りして親の技術を再習得するケースがあるらしい。
    ここで読んだような気もするが。

    • +7
  20. ビーバーさんは昔ながらの家作りしてるだけで何も悪くない

    • +1
  21. ビーバーさんのダムは時々決壊させて水を逃がさないと、町が冠水したりするらしいな
    シャカイハタオリはすさまじい

    • +3
  22. 14はジガバチなんかよりもトックリバチ(potter wasp/Eumenes)の方が断然、造形美として美しい巣だと思うな。

    • +1
  23. >15. 謎めいたクモの巣タワー
    何か「軍のアンテナ塔と鉄条網」ってかんじだな。
    小さいながらもスゴイ作りだ。

    • +3
  24. 最後のグレートバリアリーフにハッとさせられた。
    そうだよね、サンゴ礁も生き物がつくった建造物だよね。

    • +2
  25. ビーバーの巣の周りを水で満たして外敵の侵入を防ぐという発想は、お城のお堀と同じだね。

    • +1
  26. 15のクモの巣タワーはインペリアルシティみたいでかっこいいな。

    • +1

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