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これもサメ、あれもサメ、奥深きサメの世界。奇天烈25種のサメ図鑑

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(著)

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 地球上には約500種ものサメが存在するという。その大きさは、最大のジンベエザメ(体長およそ14m)から最小のツラナガコビトザメ(体長22cm)までさまざまだ。しかも更に新種のサメがまだまだ発見され続けているというのだから驚きだ。

 ここではサメの中でも変わり種の25種を見ていくことにしよう。

25. オオセ

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 エイのような姿をしており、口の周囲から生えた皮弁には味覚や触覚が備わる。フィリピン近海に多く生息し、その形状や色は獲物を捕えるうえで有利なように進化したものだ。

24. メガマウス

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 1976年に初めて発見された滅多にお目にかかれない超レアなサメ。お察しの通り、巨大な口が名前の由来で、50列もの小さな鉤状の歯がびっしりと生えている。

23. オーストラリア・ゴーストシャーク

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 別名「ゾウザメ」とも呼ばれ、体長わずか1.2mほどしかない。成長が遅く、突き出たゾウのような吻で簡単に識別できる。

22. ミツクリザメ

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 かなり珍しく、体長は4mほどまで成長すると推測される。獲物を掴む手のように突き出た顎が特徴。

21. オナガザメ

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 かなりのスピードで泳ぐことができ、特徴的な尾鰭をしならせて水面を叩き、集まってきた魚を捕食する。この尾鰭だけで体重の33%を占める。

20. ドワーフ・ランタンシャーク

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 世界最小のサメであり、平均的な人間の手よりも小さい。生物発光が可能であり、獲物を引き寄せるための小さな発光器がある。

19. ジンベエザメ

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 美しい模様を有し、体長20m、体重34トンにも達する世界最大の魚類。その大きさにもかかわらず、餌とするのはプランクトンや小魚だけである。

18. ウバザメ

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 おかしな姿をした世界で2番目に大きな魚。体長は10mに達する。動きが遅く、海面で日光浴(basking)をしているかのように見えるため英名バスキングシャークという。

17. ホーンシャーク

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 小型のサメで、毒蛇にも似たその顔に相応しく、巨大な脊椎には毒を持つ。泳ぎが下手なため、強靭なヒレをつかって海底を這いずり回ることが多い。

16. バハマ・ノコギリザメ

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 その名前の由来はご覧の通り。ノコギリ状の吻を使って海底の砂を掘り、獲物を探す。バハマ近海にのみ生息する。

15. ラブカ

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 深海に生息する奇妙なサメ。トカゲザメや吊り足場ザメと呼ばれることも。無数の鋭い鉤状の歯が生えており、蛇のような身体をしている。

14. ミナミオロシザメ

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 オーストラリアとニュージーランドの間にある深海に生息する。こぶ状の背中が特徴。紙ヤスリのようにざらざら(prickly)していることから、英名をプリックリーシャークという。

13. インドネシア・スペックルド・カーペットシャーク

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 体全体にヒョウのような特徴的な模様がある。昼間の間はほとんどを隠れて過ごし、夜になると活動を開始する。その生態は不明な点が多い。

12. エドアブラザメ

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 奇妙な外見をしたサメ。とても細身で、灰色がかかった茶色の身体は、1.2mほどに成長する。その細身の身体にくわえて、発光する大きな目がより一層その奇妙さを際立たせる。

11. ヘラツノザメ

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 名前の由来でもある長く伸びた鋭い鼻を持つ小型のサメ。最大25年という比較的短い寿命と長い抱卵期間を持つ。乱獲による絶滅が危惧される。

10. アンギュラー・ラフシャーク

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 異常に大きなヒレを持ち、歯状突起というザラザラとした歯のようなウロコで全身を覆われた非常に奇妙な姿をしている。かなり珍しく、生態は謎に包まれている。通常、漁業の対象ではないが、混獲が原因で危惧種に指定される。

9. パジャマシャーク

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 動きが鈍く、夜行性。青白く、灰色がかかった身体には7本の縞模様を持つ。年に一度ハンドバッグのような2つの卵嚢を海藻に産み付ける。孵化まで期間は5~6ヶ月程度。

8. カスザメ

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 サメというよりは大型のエイのような姿をしている。大きなヒレと平らな身体で海底に隠れ、獲物を待ち伏せる。

7. ツバクロザメ

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 体長90cmで生態は不明な点が多い。驚くほど長い吻とパドルのようなヒレの組み合わせが特徴的。

6. トラフザメ

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 長く平らな身体を持つ中型のサメであり、海底に生息する。尾鰭を左右に振り、ウナギのような泳ぎ方をする。英名をゼブラシャークといい、幼魚のころは縞模様を特徴とするが、やがて消失し、成長するにつれて全身は黒い斑点に覆われる。

5. ダム・ガルパー・シャーク

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 深海に生息し、小さな頭部には異常に幅広の口と巨大な有色の目がついている。生態はほとんど判っておらず、リトル・ガルパー・シャークと別個の種であるのかも不明。

4. スピアートゥース・シャーク

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 上顎にびっしりと生えた槍のような歯を名前の由来とする珍しいサメ。生態は不明であり、繁殖可能な成魚が捕獲されたことすらないため、近類の種から推測するしかない。

3. カリビアン・ラフシャーク

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 小さな身体に非常に大きなヒレを持つ恐ろしい姿をしたサメ。深海の海底に生息するため、人間に目撃されることも稀であるが、上顎に生えた槍のような歯と、下あごの刃のような歯は迫力満点だ。

2. ダルマザメ

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 別名シガーシャーク。成長しても体重4.5kg、全長60cmほどにしかならない。大きな獲物に残す歯形がクッキーの抜き型に似ていることから、その名がついた。

1. ヘリコプリオン

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 古生代ペルム期に生息した実にユニークな顎を持つサメ。発見された化石によれば、このサメには渦巻き状のノコギリ歯がついており、これで襲われる獲物はたまったものではないだろう。

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この記事へのコメント 54件

コメントを書く

  1. オーストラリア・ゴーストシャークはゾウギンザメじゃな…。あとバハマ・ノコギリザメはノコギリエイだね。
    まあ広い意味ではギンザメもノコギリエイもサメ(軟骨魚類)でいいか。
    ヘリコプリオンは渦巻き状の歯しか見つかってなかったけど最近顎の骨も見つかって、オウムガイをくわえて身を引きずり出してたとかなんとか。

    • +1
    1. ※1
      ゾウギンザメは3種いるけど、本当に和名ゾウギンザメを名乗れるのは、南米近海の種類だけ。ノコギリエイとノコギリザメはみんなごちゃごちゃになってるけど、ノコギリエイはサイテスの対象種だから覚えておかないと・・・。

      • +1
    2. ※1
      ヘリコプリオンの渦巻き歯は上顎か下顎かも不明だったそうだけど、それじゃあ決定的な復元図が見られるのかな

      • 評価
    3. ※1
      よくねーよ
      ノコギリエイとノコギリザメは姿はそっくりだが習性は結構違う

      • 評価
    4. ※1
      軟骨魚類を一まとめにサメと呼ぶのは良くないです
      ギンザメはサメ・エイとは違う全頭亜綱なので全く別物と考えてもらいたい
      ノコギリエイとノコギリザメは目の段階で違うのでこれらも遠い関係です
      余談ですが、バハマソーシャークは和名でニシノコギリザメですね
      ※50
      サメの定義は体側に鰓孔が5-7対開いていること、頭部と胸鰭が完全に分離していることですね
      ※55
      気のせいではないですね オロシザメ科のサメが3種類挙がっていますが、ミナミオロシザメとアングラーラフシャークは、背鰭棘の向きがカリビアンラフシャークと違い、これら2種はより細かい違いで分類されていますので

      • 評価
  2. ん?ネコザメて毒あんのか
    水族館ではおさわり担当だろあいつ

    • +4
    1. ※3
      貝毒が溜まるとかじゃないかな
      鮫はかわいいなぁ

      • +2
    2. 「オナガザメ」という名前のサメはいない、これ豆な
      ※3
      背びれの棘に毒があるよ
      刺されるとけっこう痛むらしい

      • 評価
  3. ウバザメ見る度思う。
    なんかスツーカ爆撃機みたいだな、って。
    それにしても鮫って、やっぱ古代からの生き残りなんだなって思う。
    何でこんな進化をしたんだ?って思うと同時に、どっかしら間抜けな退化をしてたり。

    • +1
  4. ダルマザメの別名はクッキーカッターシャーク。
    ホーンシャークはネコザメの一種です(種までは分からないけど大きな鰭は幼魚っぽい)。脊椎には毒とありますが、多分背鰭の毒棘を指してるでしょうか。

    • +4
  5. やっぱりシュモクザメが一番奇妙だなぁ。

    • -1
  6. アンギュラー・ラフシャークがもう少しで人面サメって呼ばれそうな顔しとる

    • +6
  7. ミツクリザメは口が出てる写真ばかり載せられるけど、
    普段は口が引っ込んでて、割と普通の形

    • 評価
  8. オナガザメのフォルムがかっこいいぜ

    • 評価
  9. 江ノ島水族館のアイドルであるシノノメカサタザメさんドコー?

    • 評価
  10. まさかのヘリコプリオンで吹いたwww

    • +4
  11. ミツクリザメは特別視され過ぎじゃないかな。
    シロワニもあくび(?)したときにはグワッと口が前に飛び出して
    あんな顔になるよね。

    • 評価
  12. ゴーストシャークのなんか使徒みたいな顔のところなんだろう?

    • 評価
  13. 24のメガマウスが下手なホラーより怖い

    • +2
  14. 記憶が曖昧で間違えてるかもしれないけれど、ヘリコプリオンは未だに下の歯の巻き方が上なのか下なのかわからないみたいですね。

    • +2
  15. 生きた化石と呼ばれるだけあってラブカさんは大好き

    • +1
  16. ちなみにミツクリザメは食べる事ができます
    肝が絶品だそうです(一匹数万円するそうですが)

    • 評価
  17. ジンベエザメの下の過去ログはジンベイザメになってる
    ベエとベイ、どっちが正しいの?

    • +1
  18. ヘリコプリオンよりさらにデカイっていうパラヘリコプリオンの話はどうなったんだろう…

    • 評価
  19. ニシオンデンザメはいないのか・・・。ちょっと残念。

    • +5
  20. ヘリコさんはノコギリ部分がぐるぐる回転する(確信)

    • +2
  21. ウォーキングシャークの仲間が入っていてもいいと思うの

    • 評価
  22. ヘリコプリオンはさすがにレギュレーション違反だろ
    いや現生種だけとは書いてないけどさ

    • 評価
    1. ※28
      甚兵衛(じんべえ)羽織の模様に似てるからという理由で「ジンベエザメ」。
      甚兵をジンベイとも読むこともあるので、どちらも正しいが一般的には「ジンベエザメ」。

      • 評価
    2. ※28
      日本魚類学会の標準和名では「ジンベエザメ」。最近の図鑑はそれに準じている(素人が書いたものは別。また小説等ではどちらでもいいでしょうね)。昔の図鑑では「ジンベエザメ」という表記が主流だったから、図鑑はなるべく新しいものを使わないとね。

      • 評価
  23. あんま関係ないけど生物毒て大概は火通せば大丈夫ていうけど本当?
    例えばフグも刺身にするから危ないのであって唐揚にすればおkとか

    • 評価
  24. エドアブラザメ
    活け〆にされてない…?

    • +1
  25. なんで1.が古代生物なのだ
    ココリコ田中が喜びそう

    • 評価
  26. ゴブリンシャークは「ガメラ対ジグラ」の「ジグラ」のモデルになったサメですね。
    ところで大昔のサメといえば、やっぱ「メガロドン」だろうな。

    • 評価
    1. ※36
      そんなこといってたら命がいくつあって足りないよ~

      • 評価
  27. サメ、可愛いよ、サメ。
    も~、写真見るとゾクゾクするっ。
    深海ザメの動画なんてずっと見てて飽きないもんね。

    • 評価
  28. ハンマーヘッドシャークがいないとは

    • 評価
  29. あまりに形状が多様だから”サメ”の定義がよく分からなくなってきた
    4番のスピアトゥース・シャークが個人的にはまさにサメって外観なんだけど、
    一方でサメっていうよりカサゴに近いものや、エイみたいなサメなのか
    サメみたいなエイなのか、どちらかというと後者に近いようなものまで
    一応生物学上の分類はサメなんだ・・?

    • 評価
  30. ノコギリザメとノコギリエイの違いは、単純に、エラの位置でわかる。
    サメは体の側面だけどエイは体の裏側(上からは見えない)。
    かつて、名古屋港水族館にもアーロンさんいたんだけどな~。
    ま、エプソン品川にはノコギリエイはまだ健在だけどね。

    • 評価
  31. ヘリコプリオンの再現図すごいなw
    実際にはラブカみたいな歯の生え方じゃないのかな。
    あとラフシャーク系の体型かわいい。

    • 評価
  32. アンギュラー・ラフシャークとミナミオロシザメが同じモノに見えるのは気のせい?

    • +4
    1. ※47
      確かに!
      何か足りないと引っかかっていたんだが、
      ハンマー頭のシュモクザメだよね。

      • +1
  33. ホーンシャークはネコザメじゃないですよ。ネコザメ属だけどね。 僕も初めて見たときネコザメだと思ったよw

    • 評価
  34. オナガザメの写真ってニタリじゃないの?

    • 評価
    1. ※52
      そんなこといったら、
      サメとかエイとかアジとかサバとかハゼとかベラとかウナギという名前の魚もいませんよ。

      • 評価
  35. アンギュラーラフシャークの画像ミナミオロシザメと間違えてない?あとトラフザメはもっとわかりやすい画像のがいいと思う

    • 評価

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