シベリアで円盤型の金属製落下物、ロケット？宇宙ゴミ？それとも・・・

　ロシア、シベリアのOtradnenskyという村の森の中に落下したという巨大な金属製の物体。円柱形で蓋のようなものがついていて、まさに我々が思い描いているUFOちっくな形状をしている。いったいこれは何なのか？現在この物体はロシア警察当局の監視下におかれ、ロシア宇宙機関に引き渡され詳しい調査が行われる予定となっている。

ソース：Russian space experts called in to examine 200-kilo 'UFO fragment' which fell from the sky in Siberia | Mail Online

　重さ200キロ、高さ約2メートルのこの物体。住人は発見当時、森の奥で奇妙な音を聞いたという。現在はこの物体はロシア警察によりトレーラーに乗せられ持ち運ばれたそうだ。 　最初はカザフスタンで打ち上げられた宇宙ロケットや衛星の破片ではないかと考えられていたが、地元メディアに対し、宇宙開発関連機関のロスコスモス氏は「詳しいことは更なる調査が必要だが、これは宇宙関連のものではない可能性が高い。」と答えた。また、ノボシビルスク地区救助サービス部門のユーリ・ボルニャコフ氏は、「我々は放射線量を測定したが一切放射線を感知しなかった」と返答。また、市民防衛緊急部隊のワレリー・ワシリエフ氏は、フラグメントの一部が強度のあるチタン製であると述べた。

　いずれにせよ詳しい情報は、ロシアの宇宙機関の手にゆだねられているわけだが、現在はロシア警察がこの物体をがっちりガードしている為近づくこともできないという。

UFO Fragment Falls Over Siberia 2012 　宇宙系じゃないとしたらやっぱ軍事系という線が濃厚だろうが、ロシアというお国柄、軍事機密が明かされることはそうないだろうから、どんな結論が下されるのか、興味津々だね。

関連記事：
福岡県のゴルフ場に火を噴く謎の落下物



空からスペースボールが降ってきた！？ブラジルの小さな村は大騒ぎ



【上空注意】ロシアの無人火星探査機、日本時間で15日の夕方頃地球に落下予定