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1920年代のイギリスの漫画が未来を完全に予測していた!

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(著) (編集)

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1920年代のイギリスの漫画
image credit:W.K. Haselden
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 100年以上も前に予測しただと?1920年ごろ、現代の私たちの生活をドンピシャで当てにきていた驚きの漫画が話題になっている。

  イギリスの漫画家が、当時さらりと描いていたのは、誰もが「ポケットテレフォン」を持つ時代。

 そう、まさに今と同じく、たいていの人がポケットに入れて持ち運べるほど小さな携帯電話を持ってる世界だ。

 いついかなる時でも連絡がつく携帯電話。そんな未来を描いた漫画とは一体どんなものなのか。海外の反応とあわせてみていこう。

未来予測した漫画?もし人々が携帯電話を持ってたら

 未来予測と話題の漫画は1919年に描かれ、その年と1923年の2度イギリスの日刊タブロイド紙デイリーミラーに掲載されたものだそう。

 作者はウィリアム・K・ヘイゼルデンというイギリスの漫画家で、タイトルは「When we all have pocket telephones」 もしもあらゆる人が携帯電話を持ったら?って感じのお題だ。

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image credit:W.K. Haselden

どこでも携帯電話が鳴る世界

 その予測のような世界とは見ての通り、絵だけで充分わかるほど身近なシチュエーション。いつでもどこでもおかまいなしに着信を知らせる携帯電話の光景がある。

 電車に乗ろうと走ってるときも、両手がふさがっているときも

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image credit:W.K. Haselden

 雨の日、傘を差しながらでも「もしもし、誰ですか?」と電話に応じ、コンサートに来てもまた着信

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 赤ちゃんを抱くときも「赤ちゃんが着信音におびえてますよ!」と看護師さんに言われたり。果ては自分の結婚式の最中でも電話が鳴り出す始末

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image credit:W.K. Haselden

 もし世の中の人全員に携帯電話があったなら。いつでもどこでも着信音が鳴り、気まずい思いをするハメになる。ヘイゼルデン氏はそこまで想像していたようだ。

 ただ現代のリアルな携帯電話には消音モードがある。これで音は防げるわけだが、ときどき切り替え忘れて映画館の中とかで鳴っちゃってあわててる人の光景とかにも誰も驚かなくなってるもんね。

 そう考えると音を出さない設定って大事だな、って改めて思うよ。

100年前の携帯電話あるある漫画に驚きの声

 この漫画が話題になると、およそ100年前にこんな漫画があったなんて!とおおぜいの人が驚きの声を上げた。

 おなじみ reddit でも、やっぱり話題になっていて、今とほとんど変わらない描写に多くのユーザーがこんなコメントを寄せている。

・赤ちゃん落としそうなのに「ごめん!電話に出なきゃ」

・さらに100年ぐらい先の未来は今よりもっとひどいことになってそう
 ↑・100年ぐらい昔だって今よりひどいことあったけどな

・こんな漫画があったなんてすごい!教えてくれてありがとう!

・だがサイレントモードまで予測できなかった。この漫画の問題点の大半がそのモードで簡単に解決するんだが?

 ↑・現代でも不思議なのは、そのモードがあっても多くの人が正しい使い方をわかってなさそうな点だ

・ずいぶん確信もった描き方だよな。この漫画みたいな状況が現実になるのを見通してたみたいだ

・ラジオが登場したのが1906年。そのころはラジオ放送が大ニュースだった。当時からするとラジオと電話を組み合わせて無線電話にすること自体はたいした偉業じゃなかった。この漫画はそうしたテクノロジーの進歩を表現しているだけ

・これこそ先見の明ってやつだな。自分の結婚式のとき、これから妻がヴァージンロードを歩くってときに彼女の父親の電話が鳴って、しかも父親が電話に出たもんだから妻がブチ切れて泣いたの思い出した

・つながってなかった時代が懐かしい。携帯電話はすばらしいものだけど「こっちが呼びかけたらすぐに応じるのが当たり前」って人たちの勝手な期待にむかつく

・さすがにトイレの最中に電話が鳴るってやつは描かなかったんだな

アイデアのもとは当時話題の「ポケット電話」か

 にしても100年以上も前によくこんな世界を思いついたものだ。と思いきや、そのころ各国では無線電信が注目の的で、そこから「ポケットサイズの電話」もできるだろう、という期待を込めたアイデアが話題になってたようなのだ。

 たとえばアメリカの発明家、チャールズ・E・オールデンという人物が、1906年にポケットサイズの無線電話を発明したといわれている。それは当時の新聞でも報じられてるそう。

 その情報によると、その小型無線電話はベストのポケットに入るほど小さく、「ワイヤレスバッテリー」に接続して使うことができたそうだ。

 また1919年には、イギリスの無線電信会社マルコーニ社が、アメリカの自動車メーカーのゼネラルモーターズに買収された時に述べた「今後はポケットサイズの電話も夢じゃない」といったコメントもニュースになった。

 つまりヘイゼルデン氏は、そのような当時の話題から着想を得て、この漫画を描いたと考えられる。

 そう聞けば、なんだそうか、と思いもするが、この想像力と表現力には圧倒される。100年以上も前に、実際にはない携帯電話のある日常をここまでリアルに想像して、今の私たちが見て違和感ないレベルで描き表せるってとこに並外れた能力を感じるわ。

References: Openculture / Neatorama / 10news / Reddit

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この記事へのコメント 16件

コメントを書く

  1. 現代社会の創造主であるイギリスはやはり凄い。
    全てのものはイギリス発祥

    • -8
  2. 個人的なことだが
    スマホを使いこなせません。
    ガラケーに戻したいです。

    • +5
  3. 100年後には国民の税金が正しく使われるかもしれない

    • +1
  4. 携帯電話が発明されて便利!じゃなくて
    ひっきりなしに呼び出しがかかってきてロクなことになってないのが
    的確に未来予測できてるし皮肉が効いててイギリスらしい

    • +28
  5. 無線電話があったら便利だろうなっていう強い思いは昔からあったんだろうね
    まさかカマボコ板になるとは思わんかったようだw
    きっと未来の携帯デバイスは我々の予想外の形になってるんだろうな

    • +2
  6. 今から100年後の携帯電話はAIが搭載されて自動的に対応、状況に応じてそれを耳に貼り付けたシール型小型通話機に送るから着信音の問題はなくなるであろう……て何かの未来予想で見た記憶が。
    100年たってもマナーモードくらいしか対応策がない着信問題、あと100年で解決できるのかな。

    • 評価
  7. 100年後どうなるか想像もつかないな
    さすがに反重力と核融合は実用化されてほしい

    • +1
  8. どういう「都合が悪くて困る事態」が発生するかを的確に予想できている想像力が凄いね!

    • +13
  9. 明治か大正か、日本の風刺漫画にも似たようなのがあったな

    • 評価
  10. 社畜を発明した国なんだから「いつどこにいても仕事場から呼び出される」も予測して欲しかった

    • 評価

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