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座りっぱなしの健康リスクを取り戻すには1日何歩歩けばいい?理想的な歩数が明らかに

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(著) (編集)

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座りっぱなしの生活による悪影響を取り戻すには一定数のウォーキングが必要この画像を大きなサイズで見る
image credit:unsplash
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 長時間座りっぱなしの生活が健康に悪影響を及ぼすことは周知の事実だ。とは言えデスクワークをしている人にとってはやむを得ない場合もあるだろう。

 その悪影響を取り除くには歩くことが良いという。ではどれくらい歩けば相殺されるのか?

 オーストラリア、シドニー大学をはじめとする国際研究チームは、座りがちな生活でも、心血管疾患や早期死亡のリスクを効果的に低減できる理想的な歩数を明らかにしている。

座りすぎの悪影響は1日9000~1万歩で相殺できる可能性

 今回の研究で分析に使用されたのは、「UKバイオバンク」の72,174人分の大規模データだ。1人平均6.9年分の健康情報が含まれている。

 今回の実験の参加者は、手首に装着するリスト型の加速モニターを7日間着用し、日々の歩数や座っている時間を記録してもらった。

 UKバイオバンクのデータによると座っている時間の平均は1日あたり10.6時間だったため、これより長い時間を過ごした参加者は「座位時間が長い」とみなされ、これより短い時間は「座位時間が短い」とみなされた。

  データの分析から明らかになったのは、座りっぱなしの悪影響を一番相殺してくれるのは、1日9,000~10,000歩ほど歩いたときであることだ。

 それだけ歩くと、心血管疾患の発症リスクが21%、死亡リスクが39%低下する。

 ちなみに一般に10,000歩のウォーキングは6~7kmに相当し、1時間40分ほどかかるとされている。

 確かに健康を守るにはそれが理想的なのだが、毎日となると、かなり大変な距離だろう。

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image credit:Pixabay

1日4,000~4,500歩でもリスクを半分減らすことができる

 そこで次に目指したいのが、4,000~4,500歩だ。これだけでもウォーキングによる相殺効果の50%ほどを得ることができる。日々の通勤通学も含めれば、案外いけるかもしれない。

 それも難しいというのなら、1日に少なくとも2,200歩以上歩けば、座りっぱなし生活の悪影響を多少なりとも軽くすることができる。

「座りすぎの時間が長い人でも、日々の歩数が2,200歩を超えた時点で死亡率や心血管疾患のリスクは低下する」と研究者らは述べている。

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image credit:unsplash

座りっぱなし時間を減らす努力も大切

 とは言え、健康のためにはやはり座って過ごす時間自体を減らすことが大切であるとのこと。

 シドニー大学のマシュー・アフマディ氏は、ウォーキングは「長時間座り続ける人々の免罪符では決してありません」と、プレスリリースで述べている。

 なお厚生労働省の『健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023』では、1日の運動量の目安として8,000歩以上を推奨している。

 ウォーキングは座りっぱなし生活の悪影響を相殺してくれるだけでなく、健康全般を向上してくれるのでおすすめだ。

 私もピクミンブルームのおかげでここ3か月間、ウォーキングを続けられているので、歩くのが苦手な人はそういったゲームアプリに頼るのもありかもしれない。

 この研究は『British Journal of Sports Medicine』(2024年3月8日付)に掲載された。

References: Scientists Reveal The Ideal Number of Daily Steps to Offset Sitting Down : ScienceAlert

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この記事へのコメント 21件

コメントを書く

  1. 江戸時代まではさぞかし長生きしたんやろね
    めちゃめちゃ歩いとったモン
    200歳とかごろごろおったんちゃう

    • -15
    1. 江戸時代の繁栄を支えていたのは庶民の衛生観念と健康な肉体だったことは間違いないだろう。コロリが発生すると同時に江戸の社会が一時崩壊したことを見れば、江戸の衛生と健康が社会の生命線だったことがわかる。

      • +7
    2. 皮肉をこめた批判的な書き込みだと思うけど、
      医療や清潔で快適な住環境や健康的で栄養豊富な食生活が充実していないと、運動してただけじゃ、もちろん長生きはできないよねえ。

      • +11
  2. 15年くらいウォーキングが趣味でコロナ禍で歩かなくなったけど、またちょこちょこ歩いてみようかな

    • +16
  3. 仕事帰りに1駅前に降りて歩いて帰るぐらいしかできんな
    それでも4000歩いかんけど

    • +10
  4. 労働時間短くなれば良いんだがなあ
    最低1日8時間〜て長くないか

    • +34
  5. 知り合いの医療従事者「3000歩で良いっすよ、無理して10000歩歩いても膝や股関節痛めたり体を壊すことがありますよ」とのこと。
    「逆に言えば3000歩は歩いて欲しいっすねえ」とも言われた…

    人それぞれの生活習慣や体力に合わせて歩けやって話やね。

    • +29
  6. 1日9000~1万歩のウォーキングの効果なんて、20年以上も前からさんざん検証されていて、巷にも知れ渡った知識なのに、なぜ今頃こんな検証をしたのか意味不明

    • -23
  7. 牧場で働いているが、一日2万歩歩いてるな。
    逆に言えば座る事がない

    • +19
  8. 毎日そのくらい歩いているけど、6〜7キロ歩くのに1時間半もかかりませんよ。5キロ〜6キロで1時間未満って感じですかね。

    ちなみに出張とか市場調査であっちこっち巡る時は2万前後行くけど、多くはだいたい7000〜9000くらいで収まるかな。

    • +4
  9. 記事のは現実的にキツいから無理言うのも分かるんだが、座りすぎてる人は1日10分の散歩でも良いから動こう。とにかく、動こう

    • +20
  10. 1万歩なんて現代人には目標高すぎ
    達成出来ない事による挫折の方が問題になる

    • -5
    1. 何事も一歩ずつ。まずはやってみるのが大事だな
      やる前から弱音吐いて体動かさないでいると、いずれ心まで動かなくなってくる

      • +8
  11. 筋肉は裏切らないが 関節は裏切るんだよ・・・(´・ω・`) ちょっと遠出して歩くと股関節が異変が・・・w

    • +13
  12. 職場の移転に伴い引っ越ししたが、片道2.5km 往復で5kmになるところを選んだ( これ以上だと朝が辛いので)。 奥多摩に簡単に行けるようになったので月1で登山してる。2年で健康診断の腹囲が3cm減った。

    • +9
  13. かなり短い時間でも中強度の運動をすれば種々の疾患のリスクが大幅に減らせるというのは色々な研究で示唆されてるね
    逆に言えば全く・ほとんど運動しないことが極めて危険という話でもある
    隙間時間にやれるちょっとした運動なんかを覚えて運動時間ゼロだけは避けよう

    • +11
  14. 高齢者向けの記事でも「歩くだけでなくインターバル速歩を取り入れよう」なんてのがあるし、
    本当は運動強度は高いほうが良い。
    ただ車通勤デスクワークorテレワークの人なんて寝たきり患者と変わらないレベルまで衰えているので、そんなのに中強度の運動やらせたらあっという間に身体を壊す。
    だから歩きましょうなんて記事まみれになる。

    • +7
  15. 治験やってねーじゃん。そんなの。
    歩いた人と歩かない人の10年後の生存率とかしらべてないどだろwwww。

    • -5
    1. すでに何らかの疾患持ちだから易々と出歩けない、歩行の有無に関係なくとりあえず疾患は悪化して結果死んだって確定してるストーリーを除外しないとどっちが先になる機序なのかわからないよね
      歩けるほど元気ならあんまり死なないってことしかわからんもん

      • 評価
  16. 耳が痛い記事だ
    せめてウォーキングぐらいしょうねってことだよね
    うん……頑張る……

    • +4

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