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インドのカフェが地域猫を勝手に移動させたことで大炎上。猫は発見され店側が謝罪

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(著)

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 インド最大の都市ボンベイにあるカフェで、店の前に居着いていた地域猫をスタッフが別の場所へ移動させたところ、SNSで大炎上する騒動が起きた。

 インドでは、避妊去勢やワクチン接種を済ませた地域動物を勝手に移動させることは法律で固く禁じられているからだ。

 地域住民が防犯カメラの映像を確認したところ連れ去りが発覚し、批判を浴びたカフェ側は謝罪に追い込まれ、深夜に従業員20人を動員して猫の捜索を行う事態へと発展した。

店の前から姿を消した地域猫

 インド最大の都市ムンバイのバンドラ・ウェストにあるカフェチェーン「チャイオス(Chaayos)」の店の前には、近隣住民からかわいがられている1匹の地域猫がいた。

 ムンバイ在住のプルニマ・フーン・モトワニさんによると、この猫は健康状態も良く、避妊去勢手術やワクチン接種も済んでいたという。

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 以前にもチャイオスのスタッフがこの猫を別の場所へ移そうとしたが、住民に止められる出来事があったという。

 2026年10月28日、従業員2名が交通量の多い道路で猫を連れ去ろうとしている様子が防犯カメラに捉えられていた。

 この時は近くの修理工場の店主でありモトワニさんの友人であるデンジルさんが止めに入り、猫を元の場所に戻している様子もカメラに記録されている。

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 しかし、11月1日の朝、猫は店舗前から完全に姿を消してしまった。

スタッフの冷淡な対応に非難の声

 猫がいなくなったことに気づいたモトワニさんはチャイオスに足を運び、スタッフに猫を探す手伝いをしてほしいと頼み込んだ。

 インドでは地域動物を無許可で移動させるのは違法である。

 モトワニさんは協力が得られない場合は警察に被害届(FIR)を出すと伝えたが、エリアマネージャーやスタッフは「好きにすればいい」と冷たく突き放した。

 さらにチャイオスの公式オフィスに電話をしても、猫は別の場所に保管されていると伝えられるだけで、誠実な対応は得られなかった。

 そこでモトワニさんは11月2日の午後、防犯カメラの映像やスタッフとのやり取りの経緯をSNSで公開した。

 同時に動物福祉団体にも通報を行ったことで事態は瞬く間に拡散され、チャイオスには非難が殺到した。

 多くのユーザーが、地域猫を別の場所に移動させたとしてカフェチェーンを批判し、従業員に説明責任を求めた。

 もうチャヨスは利用しないという声も上がった。猫を見るためだけにわざわざその店舗を訪れたという人もいた。

店側は謝罪、深夜の猫捜索活動を行ったと発表

 事態を重く見たチャイオス側は態度を一変させ、11月3日の朝にSNSで謝罪声明を発表した。

 声明の中で、適切な指導を受けていないスタッフが猫を移動させてしまったと連れ去りの事実を認め、謝罪の意を示した。

 11月2日の夜には、20名の従業員を動員して深夜まで猫の大捜索を行ったという。

 だが、最終的に猫を発見したのは通報を受けて動いていたNGO団体「ヒューマニティ・ワールド・ファンデーション」のチームで、11月3日の朝、猫を無事保護したことを発表した。

 幸いなことに、この猫は最初から熱心に探し続けていたモトワニさんの家族に引き取られ、安全な家を手に入れることになった。

日本とは異なるインドの動物保護法

日本では衛生上の理由から、飲食店に動物が出入りすることは規制されている。猫カフェのような施設であっても、衛生環境を整え、第一種動物取扱業などの特別な許可を得なければならない。

 しかし、インドでは社会のルールが大きく異なる。

 インドの法律では、避妊去勢手術やワクチン接種を施された犬や猫は「地域動物」として手厚く保護されている。

 2023年の動物繁殖制限規則などにより、個人や団体が地域動物を捕獲し、元の場所から無断で移動させたり排除したりする行為は動物虐待として厳しく禁じられている。

 移動させられた動物が危害を加えられたり死亡したりした場合は、懲役を含む厳しい罰則が科せられる規定がある。

 今回チャイオスのスタッフが取った行動は、明確な法律違反にあたる。

 ヒンドゥー教の教えや憲法でも生き物への思いやりが重んじられるインドにおいて、地域動物は人間と共生する社会の一員として扱われているのだ。

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この記事へのコメント 2件

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  1. 人命が奪われる深刻な被害が出ているのに動物を移動できない異常さ

    サルが人を襲ったり、襲われた人がパニックになって転落死する事故が相次いでいます。
    • 副市長の転落死: ニューデリーの副市長が自宅のベランダでサルの群れに襲われ、転落して死亡する事件が起きています。
    • 住民の死亡事故: 屋根の上でサルに襲われた高齢女性が転落死するなどの悲劇が各地で発生しており、そのたびに住民による激しい怒りの抗議デモが起きています。
    • インフラ破壊: 光ファイバーなどの通信回線を引きちぎったり、民家の水タンクを破壊する被害も日常茶飯事です

    • -4

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