この画像を大きなサイズで見るあれから四半世紀、2001年のアメリカ同時多発テロ事件(9.11)から25年の節目を迎えた。
2026年9月9日の夜、ニューヨーク港の上空に巨大な光のツインタワーが姿を現した。
テロの犠牲者数と同じ2,977機のドローンが夜空に舞い上がり、当時のままの実物大スケールで建物のシルエットが描き出された。
遺族や当時救助にかかわった人々の声を集めて作られたこの追悼ディスプレイには、失われた命への祈りと、平和の尊さを決して忘れてはいけないという強い思いが込められている。
参考文献:
- 2,977 LIGHTS RISE OVER NEW YORK HARBOR AND REBUILD THE TWIN TOWERS IN LIGHT
25年前に起きた9.11アメリカ同時多発テロ事件
2001年9月11日、国際テロ組織アルカイダのメンバーによって4機の民間旅客機がハイジャックされ、そのうち2機がアメリカ、ニューヨークの象徴であった超高層ビル「ワールドトレードセンター(ツインタワー)」に激突した。
猛烈な火災と衝撃によりツインタワーは崩壊し、周辺の街は粉塵に包まれた。
さらに3機目がバージニア州の国防総省本庁舎(ペンタゴン)に突入し、残る1機(ユナイテッド航空93便)は乗客たちの抵抗の末にペンシルベニア州に墜落した。
この一連の攻撃により、日本人24人を含む合計2,977人の尊い命が奪われた。
ニューヨークの夜空に浮かび上がる光のツインタワー
事件から25年となる記念日を目前に控えた2026年9月9日の夜、ニューヨーク港の上空を壮大なドローンショーが照らした。
この画像を大きなサイズで見る「ニューヨーク港の上の2,977の光(2,977 Lights Over New York Harbor)」と題されたこの公開イベントでは、最初ドローンが上空へと鎖状に連なって上がっていくところから始まる。
この画像を大きなサイズで見るドローンの群れはフォーメーションを変えると、テロによって破壊されたツインタワーの輪郭を夜空に描き出した。
光の点は整然と並び、当時のままの実際の建築スケールと同じ巨大なサイズで、今はなきタワーのシルエットを視覚的に蘇らせたのだ。
この画像を大きなサイズで見る犠牲者数と同じ2,977機のドローンに込められた思い
使用されたドローンは全部で2,977機であり、これはテロ攻撃による犠牲者の数と完全に一致している。
ニューヨークで亡くなった2,753人、ペンタゴンでの184人、そして93便の40人。
夜空を照らす光るドローンの1つ1つが、奪われた命そのものを表しており、犠牲者への深い哀悼の意を示している。
遺族や初期対応者と協力して作り上げた追悼プロジェクト
この空中ディスプレイは、ドローン企業のスカイ・エレメンツ・ドローン(Sky Elements Drone)が企画し、9.11コミュニティと呼ばれる人々と協力して作り上げられた。
テロで夫を亡くした9.11家族会の会長や、事件直後に危険を顧みず救助にあたったニューヨーク市消防局やニューヨーク市警察の元隊員など、多くの関係者の声が反映されている。
ショーン・ダフィ米運輸長官はX(旧Twitter)に映像を投稿し、アメリカの回復力と英雄たちの勇気を思い起こさせるものだとコメントした。
この美しく荘厳な映像を見た人々からは、「光による見事な追悼だ」「私たちは絶対に忘れない」といった感情的なコメントが相次いだ。
なかには、「ドローン技術が将来、平和的な用途にのみ使われることを心から願う」と平和への思いを新たにする声も上がっている。
悲しいことに現在も戦争状態が続いている国がある。世界中に平和が訪れる日はくるのだろうか?















