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配達ロボットの群れが決起集会?歩道をぐ大渋滞が発生し、シカゴ市民が困惑

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(著)

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Instagram@beccarunschicago
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 アメリカ・シカゴで、食品配達ロボットが大きな通りに面した歩道を占拠し、少なくとも12台が一斉に立ち往生する事態が発生した。

 原因はシステムエラーによるものだが、まるでロボットたちが反乱を起こし、決起集会を開いているかのような異様な光景だ。歩行者の妨げになったのは言うまでもない。

 これまでもシカゴでは、別会社のデリバリーロボットが歩行者に怪我をさせり、バス停のガラスを割る事故も起きており、4000人以上が運用停止の署名を行っている。 

シカゴで相次ぐ配達ロボットの不祥事

 アメリカのイリノイ州シカゴでは、2022年に市議会が承認した試験運用のもとで、2024年の後半から2社の食品配達ロボットが歩道を走り始めた。

 ピンク色の機体のココ・ロボティクス(Coco Robotics)社と、緑と白の機体のサーブ・ロボティクス(Serve Robotics)社のものだ。

 だが、これらのロボットは住民からあまり歓迎されていなかった。

 歩道は人間のためのものだとして、安全性や雇用への影響を懸念する住民が2025年の夏に運用の一時停止を求める署名活動を始め、賛同は4000人を超えた。

 運用開始から短い期間の間に、ロボットが歩行者に怪我をさせたり、追突するトラブルが相次いでいたのだ。

 2025年11月には、ロボットが、深刻な事故を起こした。

 歩行者が機体につまずき、視認用の旗がまぶたを直撃して縫合が必要なほどの怪我を負い、病院に運ばれたのである。

 2026年3月には、1週間のうちに2台がバス停のガラスを割っている

  こうした事態を受け、市議会も動いた。

 市内北西部の第1区では、住民調査で8割を超える人がロボットのデリバリー範囲拡大に強く反対し、担当の市議会議員が2026年3月、区内でこれ以上ロボットを増やさないと表明している。

歩道がロボットの群れで大渋滞

 住民の不満が溜まっていた中、2026年8月末の月曜日の朝、シカゴ市内の緑豊かな地区リンカーンパークの道路の歩道で異様な光景が目撃された。

 日課のランニングをしていた地元住民のベッカ・オスティエンさんが、視認用の旗を立てたピンク色のココ(Coco)社の配達ロボットが、少なくとも12台ほど密集し、完全に道を塞いでいたのだ。

 オスティエンさんが撮影した動画には、狭い歩道の一角でライトを点滅させながらうごめくロボットの群れが映し出されている。

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Instagram@beccarunschicago

 オスティエンさんによると、群れの中央にいる機体は抜け出そうとしているように見えたが、端にいる機体はどうしていいのかわからず、動けずにいたという。

 シカゴ市内を走る配達ロボットは、2社あわせて約100台とされる。その1割以上が、たった1か所の歩道に集まっていたことになる。

 ココ社は、その原因を予期せぬシステムのエラーによるものだと発表した。

 基地を出発した複数のロボットの経路が一斉に変更され、同じ場所に殺到して密集状態になってしまったという。

配達ロボットに対する不信感が広がる

 オスティエンさんは、「うまくかわしながら歩かなければ、誰も通り抜けることはできなかった」と当時の状況を振り返っている。

 オスティエンさんがこの動画をSNSに投稿すると、瞬く間に拡散された。

 ただでさえロボットへの反感が強まっていたタイミングだったため、コメント欄には否定的な意見が殺到した。

 あるユーザーは「障がいを持つ人間にとって、これは文字通り悪夢だ」と強い非難の声を上げた。

 オスティエンさんが走る歩道は、車椅子や歩行器を使う人も通る道である。

 ネット上の掲示板では以前から「ハンマーでボコボコにしたい」といった過激な怒りの声も上がっており、人間の生活空間を機械に奪われることへの拒絶反応は限界に達しつつある。

ロボットと人間はうまく共存できるのか?

 騒動を受けて、ココ社は声明を発表して謝罪した。

 システムの問題を直ちに検知し、数分以内にはロボットを撤去して正常な動作に戻したと説明し、二度と起こらないよう対策を講じたと主張している。

 しかし、人間の生活圏であるはずの歩道が、機械のエラーひとつで簡単に奪われてしまう現実は、住民の不信感をさらに強める結果となった。

 試験運用プログラムは、市議会が何もしなければ2027年5月以降は更新されない。

 またシカゴは厳しい寒さと雪で知られる都市だが、この冬には、ロボットが雪にはまって動けなくなる様子が住民によって記録されている。

@keencobb

i’ve seen it all in Chicago 😭 #clankers

♬ original sound – Cobb
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 人間を便利にするはずのテクノロジーが、かえって人間にストレスを与え、生活を脅かしているのであれば問題だ。

 人間とロボットとの共存は、思っていたよりずっと難しいようだ。もしこれ以上ロボットが賢くなったら、SF映画のように本当に反乱のための決起集会なんて開いたりしちゃったらどうしよう。

 そうなる前にうまく共存できるようなルール作りが必要だ。そのための試験運用なはずだが、今のところうまくいっていないのが現状である。

編集長パルモのコメント

パルモの表情、普通

日本の場合はレストランの中で配膳ロボットが活躍中だ。スーパーマーケットなんかでは巡回を兼ねたお掃除ロボットなんかもいるよね。猫とかをモチーフにしているからかわいく見えるけど、野外に飛び出したらやっぱり問題を起こしちゃったりするのだろうか?日本で活用中のロボットたちとトラブルになった人っているかな?

References: Video of Coco delivery robot swarm in Lincoln Park goes viral as residents vent frustrations - CBS Chicago / Bizarre Glitch Causes Delivery Robots to Swarm Busy City Sidewalk

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