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Amazonついに配達にヒューマノイドロボットを導入、顧客のもとに荷物を運ぶ計画

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(著) (編集)

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image credit:theinformation
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 お届け先への最終区間、”ラストワンマイル”がハイテク化。これからは「アマゾンデス!」で玄関開けたらロボットかもよ。

 ぶっちぎりで効率的な未来物流へと加速する米Amazon。その新プロジェクトが話題だ。なんとヒューマノイドロボットの配達実証実験を始めたという。

 すでに候補として、人型ロボット「Unitree(ユニツリー)」や Agility Robotics(アジリティ・ロボティクス)社の「Digit(ディジット)」などが、Amazonオフィスの”ヒューマノイドパーク”にて適性試験を受けてるもよう。

 実現すれば、EC業界をゆるがす大改革。人間に代わりロボットが配達用電気自動車(EV)から降り立って、玄関先まで荷物を届けるという壮大なプロジェクトに現地メディアも大注目だ。

Amazonが人型ロボットの適性試験を実施中

 およそ3兆円規模のテック企業Amazonは、将来顧客の玄関先まで荷物を配達する人型ロボットを計画している。

 その実現に向け、配達員の見込みがあるヒューマノイド用のソフトウェアの開発にも着手。今年できたばかりの”エージェンティック AIチーム”がその仕事を担っているそう。

 並行して、2025年6月には自社オフィス内に、現実の障害物を想定したテストコース、”ヒューマノイドパーク”を用意。コーヒーショップほどの空間に、狭い通路や階段、さらには実際に開閉するドアまで忠実に再現してあるという。

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中国ハイテク企業 ユニティツリー ロボティクスのロボットユニツリー /Credit: Unitree

 そこではユニツリーの最新機種 や、すでに倉庫で働いており実績のあるディジットといった数種の人型ロボットたちが、ちゃんと歩いたり走れるかどうかといった徹底評価を受けてるそう。まさに配達員の適性試験だ。

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すでにAmazon倉庫で働いているディジット

全米でEV2万台以上を保有するAmazon

 ロボットが荷物を運んだり、倉庫で働く光景などは過去にもあったが、それが現実にAmazonで実施されるとなれば話は別だ。

参考:2019年にアジリティ・ロボティクス社が公開。車から荷物を運ぶディジット /Digit: Curb to Doorstep Delivery

 人間の配達員さながらに、ごくごく一般のご家庭に荷物を届ける人型ロボットの絵面って、あらためて想像するとやたらに未来じゃなかろうか。

 なおメディアによると、その配達プロジェクトでは、Amazonの出資を受けて米リヴィアン社が量産した、Amazon用のEVバンが活躍する。

 実はAmazonは、米国内に同社製のEVを2万台以上保有しており、そのうち1台をこの実験ゾーンに配備している。そのEVは10年後に10万台まで増えるとも予想されている。

AIチームが描く“配達ロボットの脳”

 とはいえ、当然ながらロボット本体と車だけでは配達作業は完結しない。エージェンティック AIチームは現在、肝心の配達ロボットの”脳”の開発に取り組んでいる。

 自然言語理解によるドライバー指示解釈や、コンピュータビジョンによる荷物認識・配置計画、動作シーケンスのリアルタイム最適化などを統合するソフトウェアの基盤を構築中だ。

 これにより、配送ルートを自動で再計算しつつ、障害物回避や階段昇降といった複雑な動作も“脳”一つでこなせるようになるという。

期待される効果と向き合う課題

 この実証実験が成功すれば、ドライバーの身体的負担の大幅軽減や、ピークタイムにおける配達件数の底上げ、人件費と環境負荷の同時削減、といった効果が期待できる。

 一方で、住宅地ごとに異なる玄関付近のレイアウトや、ペット・子どもの飛び出しといった「予測不能ゾーン」にはまだ課題が残るという。

 実際、英エジンバラ大学でロボット学習と自律性の研究者であるラマムーシー教授は「最終ステップでは最も複雑な環境対応力が問われる」と指摘する。

次のステップは屋外、次は都市部で実証

 Amazonはまず、標準化されたモデル住宅で実証を重ね、2025年後半にはサンフランシスコの都市部の各家庭への配達など実験範囲を拡大する計画を立てている。

 最終的には、人間ドライバーと人型ロボットの両方が協働する“ハイブリッド配達”を想定しているそう。

 AIによるリアルタイムの最適化と組み合わせ、これまでにないレベルの柔軟性と効率性を実現しようとしている。

従来にない配達体験が目前に

 このままいけば、Amazonではロボットが働く倉庫から出荷された荷物が、専用EVバンで運ばれ、同乗してきた人型ロボットが顧客までの“ラストワンマイル”を担う。そんな未来がいずれやってきそう。

 一方ネット上ではこの話題に乗っかって、さっそくこんな動画を作ったユーザーもいたりする。

Amazon Robot Delivers Your Package?!

 にしても、もはやそういう計画が絵空事やフィクションとしてではなく、わりとリアルに受け止められる時代の流れに今さらながら驚くわ。

 個人的にはきちんと届けてくれさえすれば人型にもこだわらないけど、誤作動とかがちょっと心配。上にあるように大人以外の子どもやペットへの対応も気になる。

 どちらかといえば、近ごろ見るのが楽しみな猫型配膳ロボットが「荷物だニャー!」って来てくれるならうれしいな。降車と段差がクリアできたら、日本でもわりと喜ばれそうな気もするけどどうだろう?

References: Mashable / Theguardian / Theinformation

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この記事へのコメント 25件

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  1. 後は人間と間違えるような皮が実装出来たら現実が仮面ライダーゼロワンの世界みたいになりそうな予感

    • +1
  2. 荷物だけ残してロボットを盗まれるトラブル発生しそう

    • +18
    1. 言おうとしたら先に言われてた
      考えることは同じだねぇ

      • +3
    2. ロボット自体人間の数倍は重いしそう簡単には起きなさそう

      • +1
    3. むしろ配達員ごと盗まれるだろ、荷物残していかないよ

      • +2
    4. 盗んだところで何に使うんだ?
      売り物としても買い手はあんまつかんぞ?

      • 評価
  3. ロボットごと全て盗まれると思う。
    日本なら大丈夫だろうけど。

    • -1
  4. 日本に地下に物流専門のルート作る計画ってなかったっけ?
    ラブホテルのエアシューターみたいなアナログなもののほうがいろいろと強そう

    • 評価
  5. ロボット版の映画『トランスポーター』が作られて、ロボット版のジェイソンステイサムが爆誕する未来が見えたw

    • -4
  6. えー玄関開けたらロボットが荷物持って待っててくれるのー?
    めっちゃ面白いじゃん早く日本でもやってほしい

    • +5
  7. 前にドローンで運ぶと言う話があったけど実用化されなかったのかな

    • +2
    1. 墜落のリスクがどうしても付きまとうからなぁ

      • +1
    2. 日本でも試験運用してると読んだ 場所を失念

      • 評価
    1. 都市は人体に基づいて設計されているのだから人型であるほうが汎用性がある。

      平地と段差を織り交ぜた道には足がないと対応できないし、
      狭い道もあることを考えると多脚ではなく二足歩行である方が望ましく、
      荷物を運ぶだけでなく扉を開けたりボタンを押したりするには腕があったほうがいい。

      人体に最適化された環境では人型を目指すのが一番効率が良い。

      • +8
    2. 人型だと人間のインフラそのまま使えるからロボット専用の入り口とか作らずに済むんだよ。

      • +6
  8. 盗難の話題が出てるけど、治安のことはおいとくです。
    人型であるメリットは、人が普通に通れるなら、ロボットも通れるんですね。電車やバスや自動車などの人間用のインフラの殆どが使える可能性があります。建築・製造・介護などへの転用が可能です。
    治安の近くにあるのが軍事かなと思うんですよね。人間用に造られた兵器も無改造で使えそうに思います。ガンダムやレイバーより現実的な大きさで、ドローンや配膳猫より確実に玄関まで辿り着けそうです。

    • +2
  9. 猫派だけど、ボストン・ダイナミクスのスパークルスを指名したい。指名料はずむ。

    • +2
  10. 置き配泥棒対策に、荷物を庭木や軒材に挟んだり
    雨が降りそうなら玄関マットをかぶせておいてくれたり
    みたいな対応はしてくれなくなるんだろうなぁ…

    • +1
  11. これからの酷暑に備えて耐熱性を強化したタイプを是非

    • +1

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