この画像を大きなサイズで見るサルにとって毛づくろいは、仲間との関係を築く大切なコミュニケーションのひとつである。だが、その相手は必ずしも同じサルとは限らない。
2026年野生のベルベットモンキーたちが、小型のレイヨウの仲間であるダイカーを取り囲み、せっせと毛づくろいする姿が撮影された。
その中にはまだ幼い子ザルもいて、大人たちに交じって一緒に毛づくろいをしていたのだ。
ダイカーの方も逃げる様子はまったくなく、何匹ものサルに自分の体を触らせながら、その場でたたずんでいたという。
道端でレイヨウの毛づくろいをするサルたち
南アフリカ・バリトを拠点に、野生動物の救助活動を行っている「Wildlife Rescue」という非営利団体の創設者、リンディ・エルメスさんが車で移動していたところ、道端に集まっているベルベットモンキーの群れに気がついた。
ベルベットモンキーたちの輪の中心には、小型のレイヨウの仲間ダイカーがいて、サルたちはそれを取り囲んでいるように見えた。
サルたちはダイカーをいじめているわけではないようだった。それどころか、彼らはダイカーの体に優しく触れ、毛づくろいしていたのである
エルメスさんは車を停めると、彼らの邪魔をしないよう距離を保ちながら、この光景を撮影することにした。その時の映像がこちらである。
ベルベットモンキーたちはダイカーの毛を指でかき分けながら、丹念に毛づくろいを続けている。
野生の世界で被食者の側にいるダイカーは、非常に警戒心が強い生き物だが、この個体は逃げるそぶりを見せず、サルたちのなすがままに体を触らせていた。
エルメスさんによると、こうした光景は一般的なものではないものの、以前にも目撃したことがあるという。
私は以前にもサルたちが異種の動物をかわいがっているような行動を目撃したことがあります。
ダイカーは通常とても警戒心が強く、嫌ならすぐにその場を離れてしまいます
エルメスさんは、ダイカーがサルたちの毛づくろいを受け入れている様子について、こう話している。
完全にリラックスして、この瞬間を楽しんでいたようです。そうでなかったら、(サルたちの)このような行動を許すことはないでしょう
子ザルも大人にまじって熱心に毛づくろい
中でもエルメスさんの目を引いたのが、大人のサルたちに交じって毛づくろいに参加していた子ザルだった。
この子ザルも親たちの行動を見習って、ダイカーの毛づくろいを手伝っているそぶりを見せていたという。
この画像を大きなサイズで見る子ザルが本当に愛らしくて、主役をさらってしまいました。私は見ている間ずっと笑顔が止まりませんでした。今でも動画を見るたびに笑顔になります
サルが他の種をかわいがる様子は他にも観察されている
毛づくろいには体を清潔に保つだけでなく、仲間との社会的な絆を強めたり、ストレスを軽減したりする役割があるとされる。
実は、ベルベットモンキーが野生のレイヨウの毛づくろいをする光景は、今回が唯一初めての記録というわけではない。
例えば2024年5月20日、南アフリカの東ケープ州にあるプンバ私営動物保護区で撮影された、よく似た映像が紹介されたことがある。
撮影したのはハネス・ファン・ヘールデンさん。この時ベルベットモンキーたちに囲まれていたのはダイカーではなく、同じくレイヨウの仲間であるメスのブッシュバックだった。
映像では、複数のベルベットモンキーがブッシュバックの周囲に集まり、背中や首などの毛を指でかき分けながら毛づくろいしている。
しかもブッシュバックはサルたちが周囲で動き回り、繰り返し体を触ってもその場を離れず、毛づくろいを受け入れ続けていたという。
ベルベットモンキー(学名:Chlorocebus pygerythrus)は、霊長目オナガザル科に属するサルで、東アフリカから南部アフリカにかけて広く分布している。
ニホンザルやヒヒなどと同じ「旧世界ザル」の仲間で、地上と樹上の両方で活動し、複数のオスとメスからなる群れで生活する社会性の高い霊長類だ。
仲間同士の毛づくろいも日常的に行われており、彼らはその行動を通して、個体間の社会的な関係の構築・維持を図っていると言われている。
サルは人間と同様、異種の動物をかわいがろうとする本能がある
では、サルたちは本当に、他の種類の動物に対して愛情を抱いたり、「かわいがる」ことをしたりするのだろうか。
この疑問については、カラパイアでも先日、オックスフォード大学などの研究チームによる興味深い研究を紹介したばかりだ。
この研究は人間以外の霊長類と異種の動物との友好的な交流について、過去の研究や報告などを大規模に調査したものだった。
その結果、霊長類が異種の動物に対して見せる友好的な行動の中で、最も多く確認されたのは「一緒に遊ぶ行動」の139件で、その次に多かったのが「毛づくろい」の136件だった。
さらに年齢や性別による違いも見られ、子供の霊長類は異種の動物と遊ぶことが多く、大人のメスでは毛づくろいが多く見られた。
その一方で、大人のオスが異種の動物と親しく接する例は、比較的少なかったという。
実はエルメスさんは以前にも、サルがシカの子の毛づくろいをしている様子をSNSに投稿している。
もちろん、こうした行動は、人間がペットをかわいがる感覚とまったく同じなわけではない。
だが、霊長類が種の異なる動物に対して、「遊ぶ」「毛づくろいをする」「抱く」「運ぶ」「世話をする」といった友好的な行動を示す事例そのものは、これまでにも数多く記録されている。
とはいえ、なぜ彼らが異種の動物にまで毛づくろいをするのか、その動機や目的といったものを、今回の映像だけから断定することはできない。
また、映像の中のベルベットモンキーたちが、ダイカーをどのような存在として認識していたのかはわからない。
野生で起きることは、どんな瞬間も私にとって本当に魅力的です。この思いがけない出来事を目撃できたことが、とてもうれしかったです。彼らが私をその場にいさせて、観察させてくれたことを光栄に思います
エルメスさんにとって、警戒心の強いダイカーがその場を離れず、サルの毛づくろいを受け入れている光景は、忘れがたいものになったようだ。
References: These Animals Have A 'Wonderfully Unexpected' Friendship — So A Researcher Stopped To Film It














かわええのう…かわええのう…
なぜかお尻付近の毛繕いするんだね。
ベルベットモンキーのしっぽが長くて可愛いな。
サルはダニやノミから栄養を、レイヨウは掻きづらい部位のメンテもあると思いますが、
小さく守るべきものに対する母性本能のようなものもあるのかな。
>大人のメスでは毛づくろいが多く見られた。
>大人のオスが異種の動物と親しく接する例は、比較的少なかったという。
ヒヒと狼が互いのメリットで共生しているというのがありましたが、
この毛づくろい関係が進むと、人と動物の関係に似てくるのだろうか。
ちゃんとノミ取りもしてるな
そして手前の猿の『あいつら何してんやろ』感
ほっこりする
霊長類はモフりたい、本能ならば仕方あるまい
猿軍団「えちょっなにこれ?ちょー可愛いー。まじ可愛いんですけど、やばくない?うち毛繕いとかちょーしてあげたいんですけどー!」
猿軍団オス「あーちょ、俺もモフモフしたいです。」
肛門を検査してる?
ダイカーを可愛がっているベルベットモンキーを可愛がりたい。というかどっちも可愛がりたい。
人間が他の生き物をなでたくなるのも毛繕いをしていた名残なのかな
同族の毛が無くなっちゃったから余計にもふもふが愛おしくなるのかもしれない
彡⌒ミ
(´・ω・`) また髪の話してる・・・
最近だとゴリラの話があったわね
>623396
こいつらに美味い虫ついてんだよな