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献体された男性を解剖したところ、3つの陰茎の持ち主だったことが判明

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(著)

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Image by Istock / Domepitipat
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 自分の意志で死後献体を希望した78歳男性の遺体が、イギリスのバーミンガム大学医学部に運ばれ、解剖が行われた。

 解剖の結果、通常の陰茎のほかに2つの小さな陰茎が体内に隠されていることが判明した。

 陰茎が複数ある症例は「陰茎重複症」と呼ばれているが、3つあるのは極めて稀で、これまで報告されている中では、乳児の1例だけしか確認されていない。

 大人では初めてのケースとなり全体では2つ目の事例となる。

 この症例報告は外科専門の医学誌『Journal of Medical Case Reports』(2024年10月9日付)に掲載された。

陰嚢の皮膚の下に隠された構造

 イギリスのバーミンガム大学医学部で、実習生たちが遺体の解剖を行っていたところ、骨盤の周辺に珍しい構造を見つけた。

 解剖された遺体は献体されたもので、生前に自身の体を医学の発展のために提供する手続きをしていた白人の78歳男性のものである。

 外から見える通常の陰茎のすぐそばの皮膚の下に、小さな2つの陰茎が隠されていた。3

 つすべての陰茎には、先端部分の膨らみである亀頭と、血液が流れ込んで硬くなる海綿体という組織が備わっていた。

 医師たちが長さを測ると、外から見える主要な陰茎は長さ約7.7cmであった。体内に隠れていた2つ目の陰茎は長さ3.8cm、3つ目は長さ3.7cmだった。

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Image by Istock / fergregory

複雑に曲がりくねった尿道

 尿を外に出すための管である尿道は全体で1つしか存在しなかった。

 この尿道は2つ目の陰茎の中を通ってから主要な陰茎へと合流しており、非常に曲がりくねった経路をたどっていた。最も小さな3つ目の陰茎には尿道は通っていなかった。

 母親の胎内で体が作られる初期段階に、生殖結節という生殖器の元になる小さな組織ができる。

 研究チームは、この生殖結節が何らかの理由で3つに分かれたことで、3つの陰茎を持つ状態が生まれたと考えている。

 2つの陰茎を持つ陰茎重複症は約550万人に1人の発生率の割合で発生するが、3つの陰茎を持つケースは極めて珍しい。

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Image by Istock / Jacob Wackerhausen

世界初の1例目の報告はイラクの乳児

 陰茎が3つある状態が医学文献で初めて報告されたのは、2020年、イラクのドホーク大学医学部で診察を受けた生後3カ月の男児のケースである。

 両親が陰嚢の腫れを理由に病院を訪れたところ、肛門と陰嚢の間に長さ約2cmと約1cmの2つの過剰な陰茎が存在することが判明した。

 男児の過剰な陰茎には海綿体があったものの尿道は通っておらず、切除手術は無事に成功している。

 発生した理由の調査も行われたが、遺伝的な要因や妊娠中の薬物などの証拠は見つかっていない。

 報道によると、2015年にインドで3つの陰茎を持つ幼児の手術が行われたとされているが、医学誌での公式な発表がなかったため、このイラクの男児が公式な最初の事例として記録されている。

過去のヘルニア手術との関連性

 今回発見されたイギリスの78歳男性のケースは、このイラクの男児に次ぐ世界で2例目の公式な症例報告であり、成人男性では初めてだ。

 医学部の指導者や学生は男性の過去の医療記録を知らないため、本人がこの特殊な状態を自覚していたかは定かではない。

 しかし、男性の足の付け根には鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)という、お腹の組織が外に飛び出す病気を手術した跡があった。

 体内に余分な陰茎があることでお腹の壁が弱くなり、鼠径ヘルニアを引き起こした可能性がある。治療を担当した医師や男性自身も、過剰な陰茎の存在に気づいていた可能性が高い。

 イラクの男児のように過剰な陰茎に尿道が通っていない場合は手術が比較的容易である。

 しかし、この男性の場合は尿路が複雑に絡み合っていた。

 男性がそのままにしていたのは、日常生活に支障が出るような痛みがなかったからだと推測されている。

References: Triphallia: the first cadaveric description of internal penile triplication: a case report | Journal of Medical Case Reports | Springer Nature Link / Triphallia (triple penis), the first reported case in human - ScienceDirect

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この記事へのコメント 27件

コメントを書く

    1. TVで鬼太郎が名前連呼してて子供ながらにえぇ…ってなったわ

      • +2
  1. なんと奇遇な!
    って小さいっても4cmもあるやん
    これ大きくなったのかどうかだけ知りたい

    • +22
  2. 水木しげる先生のオリジナル妖怪を思い出したことは内緒だ。

    • +19
  3. 息子スティックのネタは逃さないカラパイア
    これで何本目?

    • +23
  4. ヒュドラー(弟)やラード-ン(弟)でなくて、まだセーフか

    • +4
  5. 三又の大蛇かな
    やっぱり多ければ良いって訳じゃないのね

    • +4
  6. 一つのものが分かれる現象だから一つ一つが小さいのか

    • +5
  7. そういう気分になったら体内にある2本も大きくなるのか?疑問は尽きない

    • +25
  8. 分割しないで一本にまとめて15cmのほうが嬉しいよね

    • +6
  9. 初期値1本のひとたち、
    もし後2本が内蔵でなかったら、邪魔?そうでもない?

    • +2
  10. 子供の時はいっぱいあったらかっこいいって思ってたけど…

    • +6
    1. 腎臓内部に出来たけどあれは地獄だったわぁ
      自力で病院までは辿り着いたけど、院内の移動は車椅子に頼った

      • +4
  11. 3本あることを自覚してたから献体したのかな?
    天国で「どうだ驚いたか!」とか言ってたりして

    • +11
  12. 背骨が一本多いとか
    指が一本多いとか
    腎臓が4つあるとか
    そういうケースはちょいちょいあるからね

    • 評価

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