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ただ友達が欲しかった。10年間ひとりぼっちのロバが仲間と出会う

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(著) (編集)

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image credit:The Dodo/facebook
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 10年ぶんの寂しさを満たす新たな出会い。孤独を抱えたロバたちに訪れた幸運をとらえた動画が反響を呼んでいる。

 米ワシントン州の動物保護施設が迎えたロバのジャックは、乱暴な処置と10年間ネグレクトを受けた過去があり、人を攻撃する恐れがあった。

 そんな彼の前に現れたのが、同じく虐待から救われたロバのルースターだ。

 お互い孤独だった2頭が迎えた”はじめましてのひととき”は、スタッフの想像をはるかに超えるほほえましさ。

 夢にまで見た仲間との奇跡のようなふれあいに、閉ざされた心がほどけ、喜びが満ちてゆく様子がひしひしと伝わってくる。

 「もうダメほんと尊すぎ」「なんてかわいい子たちなの!?」共に分かち合える幸せをついに得られたロバたちのほほえましい物語をお伝えしよう。

10年間もほぼ放置。暴力やネグレクトを受けてきたロバのジャック

 米ワシントン州キングストンの動物保護施設、リワイルド・レフュージ・ファーム サンクチュアリで暮らすジャックは、トラウマで心を閉ざしたロバだった。

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image credit:Rewild Refuge Farm Sanctuary

 かつて居た農場では、誰かに寄り添われることもなく、広い敷地の片隅で10年間、苦痛が伴う蹄(ひづめ)の処置に耐える以外は、空気のように忘れられてほったらかしにされてきた。

 そのため保護後も、獣医と削蹄師による慎重なケアが欠かせず、人に対して攻撃的になるかもしれないと思われていた。

 ところがまもなく、そらが杞憂だったことが明らかになる。ジャックは長すぎる孤独にさらされた臆病なロバで、心の奥底では友達を求めてたのだ。

同じ境遇!虐待から救われたロバ、ルースターとの出会い

 そんななか、ジャックの到着からほどなくして、ロバのルースターが保護された。さらに驚くことに彼もまた、虐待環境から救われてきたのだ。

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image credit:The Dodo/facebook

 リワイルド・レフュージ・ファーム サンクチュアリの責任者の一人、クリステン・マクナブさんはこう語る。

私にとっても衝撃的なことでした。両方とも10年以上、ロバと接してなかったんですから

 もしこの10年、ほぼ人としか会ってなければ、どちらも自分がロバであることすら忘れていそうだ。でも同種には本能的に惹かれるはず。

 ただ相性もある。むしろお互いに心が傷ついた過去があるから会わせたときにどうなるか。スタッフも目が離せなかったようだ。

初対面にふれあって打ち解けていったふたり

 互いに興味深々のはずだけど、最初はやっぱり両方とも緊張気味だった。

お互いにすごく惹かれ合っていたんです。まるで「君は僕とおんなじだね」と言ってるみたいでした

 初対面でおずおずと慎重に距離を縮めていく2頭。さっそく匂いを確かめ合うと

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image credit:The Dodo/facebook

 ついにジャックが動いた。

 くるりと背を向けたルースターのおしりの上にあごをのっけてこんなポーズに!

 大胆というか意外にすぎてふいちゃったけども、これがロバ界の丁寧なあいさつなのかもしれぬ。

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image credit:rewildrefugefarmsanctuary/instagram

 一方のルースターも怒ってるふうでもないし、親睦が深まってるってことなんだろう。

 続けてジャックのほうがハグするようにスキンシップをしたり、じゃれつき始めると、ルースターもジャックを追っかけたりと、だんだんと打ち解けていった。

 その様子を見守るスタッフからは、まるでお互いが、本来の自分を取り戻すかのように見え、声をかけあうところもほほえましく思えたそう。

10年ぶりに同じ種と向き合う2頭が、少しずつ“ロバ語”を思い出してるようでした

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image credit:rewildrefugefarmsanctuary/instagram

10年の孤独を埋めるほど離れられない大親友に!

 気づけば2頭は、どこへ行くにも一緒。

 そこらじゅうを走り回り、三角コーンを引っ張り合ったり、土を掘って遊んだり。

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image credit:The Dodo/facebook

 ジャックもずいぶん明るくなり、あっという間にお互いに離れられない大の仲良しになった。

彼らが絆を深める姿は本当に特別で感慨深いものでした

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“痛みの記憶”を抱えるジャック。回復は徐々に

 ジャックはかつて、蹄の手入れの際に暴力を受けた悲しい経験がある。そんな過去から、脚に触れられることに敏感になっている。

 施設は慎重に、ジャックのペースで治療を進めているが、ずっとひとりで抱えてきた心の傷も、ルースターという相棒がもうじき癒してくれるだろう。

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image credit:Rewild Refuge Farm Sanctuary

癒しに必要なのは、時間、信頼、そしてたくさんの愛です。そして日々彼らを見てると、それらは本当に価値あることだとつくづく感じます

 実際、ジャックのロバ生はすっかり変わった。彼は生まれて初めて、ソウルメイトがどういうものかわかったのだろう。

「ほんと尊すぎ」「両方可愛い!」「ようやく幸せに」の声

 これまでとはうってかわって幸せそうなジャックとルースター。2025年11月にリワイルド・レフュージ・ファーム サンクチュアリで起きた奇跡のような出来事はSNSでも話題に。

 すぐに反響が巻き起こり、こんな声が寄せられた。

  • 今までが間違ってた。これが本当。こうあるべき
  • 愛らしくて笑っちゃった
  • もうダメ!ほんと尊すぎ
  • ジャックをギュッとしたくなった
  • 両方とっても可愛いね!
  • ロバ大好きだから見てると私もうれしくなっちゃう
  • ミニロバはとても貴重な動物なんだよ。賢くてとても社交的なんだ。動物に対する人間のネグレクトは立派な犯罪
  • もう虐待なんて誰もしないよ。ずっと一緒に仲良くね!
  • 蹄の手入れのたび暴力振るわれてたなんてひどい話…
  • お互いにやっと親友が見つかったんだね。ようやく幸せになれたね

 コメントにもあるように、彼らは社会的な動物で、生涯の絆を築くことを好む。そして一度でもやさしくしてくれた人を忘れない情の深さや記憶力もある。

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image credit:The Dodo/facebook

 10年間誰とも交流が無く、つらい経験ばかりだったジャックとルースターのこれからがずっとずっと楽しくて幸せものでありますように。

References: Rewildrefuge

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この記事へのコメント 7件

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  1. ロバさんふたりともかわいい…口元かわいい…仲良し尊い…

    ぎゃくたいしてたやつら九族にいたるまで語尾が日本語でロバーになるのろいにかかれ

    • +31
  2. ルースターさんのお尻にあごを載せてるジャックさんが笑顔に見えてしあわせ

    • +21
  3. ルースターはもしかしたら犬を見たことがあったのかもしれない。親しい相手にはお尻を向けるんだ、って孤独の中で学習していたなら、あまりにも切ない
    どっちもいっぱい幸せになってほしい

    • +4
  4. ロバってちょっと間の抜けた顔したりすることあるけどあれかわいいよね🫏

    • +6
  5. ロバは愛嬌あってかわいい。四本足で飼うなら猫かロバと決めている。

    • +6
  6. なんでロバなのにルースターなんだ。。。w
    鳴き声?
    しあわせに
    _

    • +5

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