この画像を大きなサイズで見るビクトリア時代に建てられた古い家には、壁や床の向こう側に、住む人の目にも触れない隠された空間が残されていることがある。
アメリカのカリフォルニア州にある、1893年に建てられた古い住宅を購入した夫婦のもとへ、かつてこの家に住んでいたという人物から一通の手紙が届いた。
そこには、暖炉の裏や浴室の壁、地下の奥に誰も知らない「隠された部屋」があると書かれていた。
興味を持った夫婦が、その案内に従って家の中を調べるうちに、いくつもの隠された空間が見つかっていくのだが…。
古い邸宅を購入したら、元の持ち主から手紙が来た
2022年、カリフォルニア州ロサンゼルス郡に住むTikTokユーザーの「コートニーとマット(@living_in_history)」夫妻は、130年以上前に建てられたヴィクトリア様式の家を、約138万ドル(約2億1500万円)で購入した。
購入手続きが全て終わった一週間後、2人は一通の不思議な手紙を郵便で受け取った。その手紙はカナダから送られてきたもので、宛名にはただ「購入者さんへ」とだけ書かれていた。
コートニーさんによると、手紙にはこう書かれていたという。
自己紹介させてください。私はかつてこの家を所有していたマディソン家の最後の生存者で、この家で育ちました。
この家を購入した際にあなたがたが聞かされていなかったかもしれない、秘密の部屋やいくつかのことについてお話ししたいと思います
この謎の手紙により、コートニーさん夫妻は、新居が想像していた以上に多くの秘密を抱えていることを知った。
夫妻は手紙の内容に興味を引かれ、家の中にいくつも隠されているという仕掛けを探し始めた。
まず最初に見つけたのは、正面の応接間にある暖炉の上。鏡張りのパネルの裏には、なんと何十年も前の酒瓶が並ぶ隠し酒棚があったのだ。
1970年のフランス産ロゼワイン、1989年のカベルネ・ソーヴィニヨン、そして熟成された蒸留酒の数々まで見つかったという。
ほとんどが手つかずのまま残されていたようで、2人は動画の中で、その存在をまったく知らなかったと話している。
この家を購入したとき、暖炉の中に隠し収納があるなんて、まったく知りませんでした。かつてこの家に住んでいた人物からの謎の手紙を受け取って、初めてその存在に気づいたのです。
手紙の主がいなければ、きっと私たちは何年もここに住み続けていても、一度もそれを見つけられなかったと思います
この画像を大きなサイズで見る手紙にあった通りの隠し部屋や謎の地下室を次々に発見
次に2人は、別の手がかりに向かった。手紙には「浴室の、ドアの正面にあたる壁の中」に秘密の場所がある。羽目板のところにノブがあるはず」と書かれていた。
だがその羽目板は既に一部が取り外されていて、確かに何らかの収納があったようなスペースが存在していた。
ここには、昔は何かしらの収納部屋があったんじゃないかと思うんです。でも実際には、ちょっと不気味な屋根裏スペースみたいなものですね。
もし、ここに住んでいたのが子供だったら、「秘密の部屋だ!」って喜んだかもしれませんけど
この画像を大きなサイズで見るコートニーさんは、実はこの浴室がちょっと怖いのだとか。かなり古びていて、傷んだ状態だったからだという。
この浴室で本当に面白いのは、昔ながらの収納庫があることです。手紙にもそのことは書いてありましたが、ここについては家を買う前から知っていました。
見ての通り、この浴室はとても古いんですが、ここには、昔の浴室がどんな見た目だったかを示す写真も付いていて、改装する上でちょっとしたヒントになります
そして3番目の秘密の部屋は、地下室にあるという。手紙には、「地下室に入って左側の擁壁の無効を見ると、使われていない空間がある」と書いてあった。
前の所有者が木の板をたくさん打ち付けてふさいでいるあたりのようだ。隙間からスマホを差し込んで撮影してみると、確かにかなり広い空間があるようだ。
この画像を大きなサイズで見る多分、手紙で言っているのはここだと思いますが、正直、ちょっと不気味です。これが彼女の言っていた場所なんでしょうか。部屋って感じには見えないですよね?
ビクトリア時代に建てられた古い家
この邸宅は、1893年に建てられたものだという。ビクトリア時代のイタリアネート様式を取り入れた、寄棟屋根の比較的小さな一戸建てで、当時の意匠が今も多く残っている。
手紙をくれた女性は1970~80年代にこの家に住んでいた。その後彼女の兄弟によって、非営利団体の歴史協会に寄贈され、さらにコートニーさん夫妻がその協会から購入したのだそうだ。
家の中からは隠し部屋だけでなく、家の中には前の所有者が残した古い品々も数多く見つかった。例えば食器が入ったままの食器棚や、年代物のオルゴール。
そして地下室の隅にあった古い蒸気船用トランクの中から見つかった、第一次世界大戦時代の陸軍部隊の制服などなど。
発見の様子を収めた動画のコメント欄には、隠し部屋や見つかった品々に興奮する視聴者の声が殺到した。
- 家の設計図を取り寄せたらどう? 全部載っているはずだよ。最初に建てられたときの姿もわかるかもね
- もう持ってるよ! いくつかの廊下が浴室に変えられているのは載っているけど、こういう部屋は載ってない。この家は、建築許可制度ができる前に建てられたんだよね(コートニーさんコメ)
- 未開封のワインボトルは、ちゃんと調べたほうがいいよ。正しい環境で保管されていなくても、価値があるかもしれない
- その隠し部屋の扉は、昔は二重窓に使われるようなカウンターウェイトが使われていたんじゃないかな。たいていは紐が切れちゃうんだ
- 簡単に直せるよ。レールに少しワックスを塗ってみるといいか
- 秘密の部屋を公開しちゃうなんて!秘密っていうの理由があるんだよ!
- うちの祖母の家の2階の浴室にも、壁の中に隠し扉があって、キッチンにつながる階段があった。使用人やスタッフのための通路だったんだ
- うわあ、直したら最高のバスルームになりそう。もう一つの部屋は、スパとか瞑想スペースにできるんじゃない?
- それは「ニーウォール」って呼ばれるものだよ。古い家にはかなり一般的。多くの場合、収納用の出入り口が付いている
- その手紙、額に入れて飾るべきだと思う。そして、もし引っ越すことがあったら、必ず置いていってほしい。すごく楽しい話だよ
- どんでん返し:見つけたと思った場所、全部ハズレだったりして
- 1つ目は間違いなく当たりだよ。でも、2つ目と3つ目は、その可能性があると思う
- 手紙を送った人がこの動画を見て、「そこじゃないよ」って思ってたりしてね
- うちは1870年に建てられた家なんだけど、あれはたぶん床下空間で、埋め戻された井戸が隠れている可能性が高い。中に入るなら、ものすごく気をつけて
- その人、当時は子供だった可能性もあるね。子供の目には、ああいう空間でも「部屋」に見えたかもしれない
- 家具は全部処分したり売ったりしたの?
- してないよ。いまは保管してるだけ(コートニーさんコメ)
- ホラー映画って、だいたいこんな始まり方だよね
少々不気味な「シークレットストーカー」
コートニーさんは前の所有者にお礼の手紙を出したという。するとその女性からEメールで返事がかえって来た。
メールにはお酒の隠し場所がまだ残っていたのには驚いたこと、この家がアダルト向けの映像の撮影に使われていたことなどが書かれていた。
さらに、自分が博士号を持つ天体物理学者であること、元海軍少佐だったことなどにも言及があった。
彼らはその後もメールのやりとりを続け、電話でも一度話をしたという。どうやら彼女は2人のTikTokチャンネルを見ているようで、自分のことを「2人のシークレットストーカー」と呼んでいたそうだ。
だがその後、彼らの交流は奇妙な方向へ進んで行った。「シークレットストーカー」から何通もの意味不明な郵便が送られてくるようになったのだ。
その中身はチラシや数式を書いたもの、マクドナルドのクーポンや女性の指名手配写真、ラテン語の祈りの文章や計測機器の写真、学術文書など。
家や隠し部屋とはまったく関係のなさそうな、意味のわからない物ばかりで、コートニー夫妻は困惑を隠せない。
フォロワーからは警察に相談するようアドバイスする声もあったが、2人は少々不気味に感じながらも、シークレットストーカーからの郵便を楽しんでいるそうだ。
「歴史の中で生きる」ことを楽しむカップル
コートニーさん夫妻は学生時代に出会い、古い家や歴史という共通の趣味を通して意気投合し、結婚した。
その趣味が高じて、今回のこの邸宅を購入するに至ったわけだが、2人は歴史家でも保存の専門家でもない。
だが現在、2人はリアリティ番組の制作に携わる仕事をしているそうで、仕事柄正確さや情報のソース、文脈といったことには非常に敏感だという。
家に関しても必要に応じて専門家に相談し、調べるべきことはきちんと調べ、家の歴史を修復し共有する上で、思慮深く責任ある姿勢を心がけているそうだ。
コートニーさん夫妻が行った邸宅の改装の様子は、TikTokやInstagram、Facebookなどで紹介されている。
購入後1年以上の月日と、約25万ドル(約3,400万円)の費用をかけて改装が完了し、2人は2024年1月に引っ越しをしたそうだ。
家に残されていたアンティークの品々や、美しい邸宅がよみがえっていく様子を見守る楽しみもあるので、興味のある人はぜひ見に行ってみてほしい。
References: Couple gets letter revealing ‘creepy secret’ rooms in their 130-year-old home
















>この家がアダルト向けの映像の撮影に使われていたことなどが書かれていた
それは言わなくても良かったのでは…と思ったら、意味不明な手紙が届きだして怖い
隠し酒棚は禁酒法対応で後から付けたのですかね。
若しくはガラスだったところを鏡張りにしたのか。
ここに横長の鏡が何となく不自然ですものね。
元の住人が酒をそのままにしていたのもなんだか不思議です。
自分でも忘れてしまったのかな。
この話の1番不気味な点は、「非営利団体」が譲り受けた物件を夫妻が2億円以上で購入したことだろう。
誰が丸儲けしてんだ?
「非営利団体」っていうのは「金銭のやり取りが一切禁止されてる」という意味ではない
なぜ前の所有者には言わなかったのだろう?いまさらなぜ?
シークレットストーカーからの贈り物、実は暗号だったりしてね。
次は隠された何かを自分で見つけてね的な。
ミューオグラフィーで撮影したい
> ホラー映画って、だいたいこんな始まり方だよね
これに尽きる
もし魂があるならピラミッドの秘密も手紙で教えてくれ
神よ、このくらいの余裕は許してよ
知らない人からの情報といい その後のやりとりにしても
なにかしらの闇をかかえてそうで
ただただ 怪しさしか 感じないのだが・・・
本人たちが楽しんで住んでくれているのなら いいのかな
実家にも床下に穴蔵がある
まあ秘密ではないが、何に使われたかわからない
入り口が細い縦道で物を仕舞うというには使いづらい
隠すにはいいだろうが、じゃあ何をという話
岐阜の酒屋さんには地下に倉庫が
ある店が結構ありました。
20年前に仕事で回った時に
7件回ったら3件地下がありました。
戦時中の防空壕とか?前にテレビで見ましたよ。古い家にはたまに残ってるとかで。
もし畑などやってたなら収穫物の貯蔵庫でしょうかねえ。
ご実家の穴蔵は防空壕かな??うらやましい
酒屋さんの方はお酒を保存する為だよね?
やっぱり地下の方が気温が安定するのかな
魔法使いの家みたいだね
幾つか目の隠し部屋を探索した後に届いた手紙
「決してこの順番で探索しないようにして下さい」
その後再びこの家は売り家になった
とかいうホラー映画が作れそう
イースターエッグ隠されたら分からんな
アサイラムの低予算映画で何度も見るヤツ