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サーファーからサーフボードを奪うあの窃盗ラッコがまた戻ってきた!しかも子連れで

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(著) (編集)

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 あのラッコがまた戻ってきた!しかも子連れで、だと…?アメリカのカリフォルニア州サンタクルーズの海岸に、指名手配中の窃盗ラッコ”841″(推定6歳、メス)が再び現れたとのニュースが舞い込んだ。

 かねてからサーファーと見るや、がむしゃらにボードを奪う危険な行動で問題視されていた841が、公式な指名手配犯となったのは去年の夏のことだ。

 逃走を続けていたラッコだが、数カ月ぶりにまた同海岸に出現。今度は子どもも連れているという。一度は去ったと思われた841の出没に、現地ではもう一度警告のビラが掲示されるほどの騒動になっている。

Aggressive otter warning signs return to Santa Cruz

海岸でサーフボードを奪うラッコ841

 カリフォルニア州サンタクルーズの海岸では、数年前からサーファーがサーフボードをかじられたり、奪われるといった奇妙な事件が起きていた。

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 サーファーを危険にさらす行動を繰り返してるのは、水族館出身で”841″とタグ付けされたメスのラッコだ。

 このラッコは、海洋野生動物獣医ケア研究センターで保護・飼育されていた孤児のメスのラッコ”723”から生まれ、地元のモントレーベイ水族館を経て、野生にかえされた過去がある。

 彼女がなぜ、サーフボードに固執するかはいまだ不明だが、その行動は激しくなる一方で、警察がカヤッカーやサーファーらにもラッコに接近しないよう勧告するほどになった。

 そのため、いずれ人間に危害を加えるなど、深刻な衝突が起きかねないとして、米国魚類野生生物局が(USFWS)が841を捕獲対象とする声明を発表。もし人間に危害を加えた場合は、安楽死させるとも述べていた。

 こうした経緯が大々的に報じられたのが2023年7月のことで、世界中の人がこの事件に衝撃を受けた。

841が再び海岸に。今度は子連れて登場

 一方、841はその後もなかなか捕まらず、同年12月以降からは行方もくらませていた。

 いつもは年中サンタクルーズの海岸の有名なサーフィンスポット、スチーマーレーン付近にいるはずの彼女がそれきり消えたため、どこかに去ったと期待した人も多かったのだろう。

 ところが、2週間ほど前にその841が再び現れたことがわかり、また警告が掲示されることに。

「攻撃的なラッコ」の警告がスチーマーレーン沿いにまた戻ってきた

 しかも彼女は1匹ではなく子どもを連れてやってきたという。

妊娠中の行動?餌やりの結果?ボードの強奪は子どもにも継承か

 841が、サーフィンをはじめとしたマリンスポーツに特に攻撃的な理由は依然としてわからないままだが、専門家たちは、人間に餌付けされた結果とも考えている。

 餌をもらうことに慣れた841が餌をねだるつもりでこのような手段に出ている恐れがあるとみているのだ。

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 またユーザーの間でもいくつかの推測がなされている。

 たとえば彼女の母親が人間に慣れ親しんだことが影響してる、といった説だ。ただ、841は野生にかえすことを念頭に、離乳後すぐに水族館で人間に慣れたりしないよう慎重に飼育された。

 ならこれほど容易に近づくはずないような気もするが、そのためにかえって好奇心がわいた可能性もある。

 また一方で、841の妊娠が関係している、という説もある。実は841の出産は秋だったそうだ。彼女を見守る地元の写真家マーク・ウッドワードさん( @NativeSantaCruz)さんは、昨年10月に赤ちゃんと泳ぐ841の姿をシェアしていた。

 マークさんいわく、お腹が大きくなっていたのでもしや、と思っていたら赤ちゃんと一緒にいるところを発見。母子ともに元気そうだったという。

 ラッコの妊娠期間は6~7カ月ほどだそうなので、去年の841はいつも以上に食欲旺盛でサーフボードを齧ったりしていたのかもしれない。12月以降に消えたのも育児のためだろうか。

 そしてもし、今回もこれまで同様ボードを奪う行動を繰り返せば、彼女の子どもにもその行動が受け継がれるかもしれない。

現地ではキャラ化でTシャツ販売も

 サーフィン愛好家にとっては残念な状況といえそうだが、話題の841はさっそくキャラ化されており、841のTシャツなどが売られているそう。

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image credit:davidshorter/X

 母となった841、そして新たにやってきた彼女の子どもはこれからどんな行動を見せるのか。

 住民からは「別に噛みつかれた人もいないんだから放っておけば?」との声もあったりするので好意的に見ている人も多そうだが、今後の展開にも注目だ。

 なお専門家たちは引き続き、841含む野生のラッコとは距離を置き、餌を与えないよう人々に呼びかけているそうだよ。

References:boingboing / instagram / youtube / ktvu / X など /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 27件

コメントを書く

  1. 困ってるなら母子とも日本で引き取ろう。

    • +9
  2. ラッコ「母ちゃんのやり方をよく見とくんだよ」

    • +7
  3. こうやって記事読んでる範囲ではなんか微笑ましいけど
    さすがにサーフボードをかじられちゃったサーファーさんには迷惑かなあ
    できれば最悪の事態にならないように暖かく見守っていただきたいな

    • +5
  4. 窃盗ラッコ”841″ってなんやねんWWW
    怪盗21面相かお前はWWWW
    (^▽^;)

    しかし子供が後を継ぐのか
    なんかそれも漫画みたいな展開やな

    • +1
  5. 人間に危害を加えたら安楽死だとかいうなら、野生に置いておいたら危険な個体だと言う事で捕獲して動物園か水族館で生涯飼育すれば良さそうな物だが、稀少な野生のラッコを保護するための法に照らせば捕獲が認められないのだろうな。例外を認めればなし崩しになりかねないが、捕獲して安楽死ではサーファーは助かってもラッコの保護という点では真逆になる。笑ってばかりも居られないなかなかに難しい問題だ。

    • +1
  6. キャラ化されるのは良い。中指立てるのもいいと思う。だけど、こんなんじゃおっさんやん、ママなのに。

    • +5
  7. 水族館に戻せばいいのになぜ安楽死なのか。
    一度でも人間の身勝手に振り回した個体は
    最後までめんど見るのが決まりでしょ。

    • +14
    1. >>10 安楽死はどうかと思うけど、飼育下に戻したら野生で暮らした個体のストレスはハンパないと思う。他の個体との同居も難しいのでは。

      • +3
  8. サーフボードの上にいるラッコさんが可愛い

    • +3
  9. ラッコってかなり希少種なんじゃないのか?
    人を襲ってから安楽死ってどうよ
    サーフィンする海域にそもそも放したのが間違いなのでは?

    • +6
  10. こんな時でも人間は商魂逞しいな、グッズ化して売るなんてw
    日本でも河川にアザラシが迷い込んで来た時、見物客目当てに屋台出しちゃってた人とか居たもんな

    • +3
  11. お腹が大きくなってからやるってことは
    ひょっとして人に子育て手伝って欲しかったんか?
    水族館だと芸というかトレーナーに接触するとご飯もらえるじゃん?
    親の経験談が変な風に伝わってる気がするぞ

    • 評価
  12. 人間側で慣れさせない配慮をしたとしても「人間は怖くないもの」って認識は間違いなくあるだろうね
    御飯くれるのも当然覚えてるだろうし飼育下で育った影響はデカそうだ

    • +5
  13. サーファーがラッコが食う様なエサを持っているとは考えにくいから餌付けが原因ではないと思うな

    • +3
  14. ヒッチハイクかと思ったら
    カージャックだった

    • +1
  15. 安楽死させるくらいなら、日本の水族館で飼育展示とか出来ないのかな
    日本の水族館には3匹しかいないらしいし
    そもそも捕獲が禁止されてるのか

    • +4
  16. 安楽死するくらいなら、そのエリアをサーフィン禁止にしたら良いだろうに
    申し訳ないけど日本国内でのルール守らないサーファーのせいでサーファーの印象悪いから、どうしてもラッコ寄りの目線になってしまうわ

    • +6
  17. 人間の意に沿わない行動をすると直ぐ安楽死とか言う

    • +3
  18. 水族館に居た頃から841は人間嫌いだった説を提唱してみる

    • +1
  19. 帰ってきた窃盗ラッコって絶対続編映画じゃん、子連れになってるのもボリュームアップとして正統だし( *´艸`*)

    • +1

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