アメリカ、カリフォルニア沖で母親とはぐれてしまったラッコの赤ちゃんが州当局に救助された。
当局は海岸近くで、母親が探しに来るのを待っていたがこの試みは失敗に終わった。だが次の作戦で、運命の神様が微笑んだ。
当局は母親のおおよその位置を把握したため、赤ちゃんラッコをボートに乗せ、その周辺で海に放った。
赤ちゃんラッコがかわいらしくも大きな鳴き声を上げたところ、その懐かしい声を聞きつけた母親がすぐにかけつけ、ぎゅっと赤ちゃんを抱きしめると一緒に泳いで去っていったのだ。
母親とはぐれてしまったラッコの赤ちゃんを救出
かリフォルニア州魚類野生生物局の流出防止対応局(OSPR)は、母親とはぐれたラッコの赤ちゃんがカリフォルニア沖で迷子になっているところを発見した。OSPRはラッコの赤ちゃんを保護し、健康状態をチェックしたのち、海岸で母親が来るのを待ったがこの最初の試みは失敗に終わった。
そこでOSPRは周辺海域を徹底的に調べ上げ、母親と思われるラッコのおおよその位置を突き止めることに成功。
赤ちゃんラッコをボートに乗せ、その近くで海に放つ作戦に出た。母親が現れなかった場合は、もう一度保護するつもりだった。
赤ちゃんラッコの鳴き声を聞きつけた母親はすぐに駆け付け無事再会
赤ちゃんラッコを海に放ったところ、大きな声で鳴き声を上げた。赤ちゃんを見失い、海で悲しみに暮れていた母親はこの聞き覚えのある懐かしい声にすぐさま反応し、赤ちゃんラッコのもとに近づいてきた。
そして赤ちゃんラッコをぎゅっと抱きしめると、そのまま海の向こうへと2匹で泳いでいったという。
その甘い親子の再会を目の当たりにしたOSPRのスタッフの一人は感動のあまり思わず「ああ!(aww!)」と声を漏らした。
母親は赤ちゃんを取り戻すことができてほっとしたことだろう。赤ちゃんラッコも母親と再会することができて、これで一安心だ。
親子を再開させることに成功したOSPRのスタッフにとっても、良い訓練になったという。彼らの使命は、生態系の災害時にこれらの絶滅危惧種の動物を保護することだ。
今回のケースから、より効率的で安全な救助と保護の方法を学ぶことができたようだ。
written by parumo
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迷子になったラッコの赤ちゃん。人間の手によって母親が見つかり感動の再会へ
コメント
1. 匿名処理班
結構勢いよく投げ込むのね
2. 匿名処理班
ラッコの赤ちゃん可愛い〜♪
3. 匿名処理班
子ラッコのママーママー😭マ゛ッ?!がかわいいかったw
お母さんも危険を顧みず無我夢中で必死に泳いできて感動🥺
4. 匿名処理班
記事とは全く関係ないけどBing日替わり壁紙の5月31日のラッコの赤ちゃんの画像がめちゃくちゃかわいかった
5. 匿名処理班
母さんラッコはズット子ラッコを探してたんだろうな
6. 匿名処理班
どうやってママラッコを見つけたんだろう。ドローンかな?
7. 匿名処理班
結構盛大に放り投げるのね(;^ω^) ビックリしたw
8. 匿名処理班
保護動物の集団はある程度把握されているから、子供のラッコが見つかった地点に一番近い場所にいた集団に母ラッコがいるのではと想定して集団の近くで離したんだろうな。
9. 匿名処理班
子ラッコの方は人間には警戒してないから、なぜ海に投げ出されたのか解らないまま、なんで〜みたいな鳴き声になってるな。
10. 匿名処理班
バシャーーーーん!!! (/・ω・)/
11. 匿名処理班
もうある程度育っていて大丈夫だからなんだろうけど、赤ちゃんをぶん投げていてワロタ
お母さんが見つかってよかったね
12. 匿名処理班
捕食シーンの類にも見えて一瞬身構えてしまった
13. 匿名処理班
投げられて文句言ってるねww
14. 匿名処理班
>>5
ごめん「ズットコラッコ」の語感が良くて笑っちゃった
15. 匿名処理班
赤ちゃんラッコ「らっこ(抱っこ)」
16. 匿名処理班
かあちゃん「おめえ何やってんだ、いくぞ!」みたいな
17. 匿名処理班
母ラッコの素早い挙動に色んな心情が表れてる感じがして泣きそう
18. 匿名処理班
ママンも赤ちゃんもほっとしただろうね
離れていた間のふたりの不安を考えると涙出るよ
19. 匿名処理班
>>14
「スットコドッコイ」に通じるものがある