この画像を大きなサイズで見るいやいやどう見たって赤だよね?というか赤にしか見えないよ。世界を沸かせたドレスの色騒動を彷彿とさせる色覚系の面白錯視が人々をまたも混乱に陥れてるそうだ。
この画像のコーラの缶は赤くない。なのに赤く見えるのは脳がそこにない色を知覚してしまうせいだという。つまりは錯視、脳の錯覚なのだ。
たとえ見たものしか信じないつもりでも、見たまんまとは限らないだまされがちな脳の錯覚の世界にせまってみよう。
赤くないコーラの缶が赤く見える画像
近ごろ話題の奇妙な画像。それは「実際には赤くないコーラの缶が赤く見える」というもの。
YouTuberでマジシャンのデニスさんによると、この画像に使用している色(色として知覚できる色)は黒と白と青緑(シアン)だけだという。
この画像を大きなサイズで見る そういわれても信じがたいが、ズームすればこの通り。
本当に赤色など見当たらない。
この画像を大きなサイズで見る追記(2024/05/08)
ちなみにこの画像はもともと、日本の心理学者で立命館大学総合心理学部教授の北岡明佳先生(
@AkiyoshiKitaoka)の「色の恒常性 8」に掲載されていた作品で、それが海外のSNSを通じて拡散されていったようだ。
北岡先生、お名前を失念して申し訳ありませんでした!
「色の恒常性」や「レティネックス効果」との解説も
ではなぜ缶が赤く見えてしまうのか?それは私たちの脳が、勝手にそう解釈してしまうせいだ。
この何とも奇妙な錯覚画像はこれまでもびたび話題にのぼっているが、アメリカ出身のアーティストで、大学で認知科学の講師もしているジャレッド・ベンディスさんは、色鮮やかな果物の画像とPhotoshopを使い、コーラの缶が赤く見える理由を動画で解説している。
カラフルな果物の画像
この画像を大きなサイズで見る これに先ほどのコーラの缶と同様の加工を施し、
赤色の要素を除いた画像を作成
この画像を大きなサイズで見る どうだろう?それでもまだ果物の色が見えてるような?
でも拡大すると赤っぽさが見当たらない
この画像を大きなサイズで見るベンディスさんによると、こうした錯覚は「色の恒常性」や「レティネックス効果」によるものだという。
・色の恒常性(Color Constancy)
色の恒常性とは、照明条件が変わっても物体の色が相対的に一定に見えるという人間の色知覚システムの特性だ。たとえば真昼の白い太陽光の下でも、夕日の赤い光の下でも、緑のリンゴは緑に見える。
これにより、私たちは環境の変化に左右されることなく物体を一貫して認識できる。見る時間帯が変わっても同じ食べ物を見分けられるのもこの特性のおかげだ。
・レティネックス効果(Retinex Effect)
レティネックス効果とは、米ポラロイド社の創立者で科学者のE. H. ランド氏と同社の研究者だったJ. J. マッキャン氏が提唱した「レティネックス理論」に基づくもの。それは私たちの脳が、見たものの色を解釈するとき、周囲の色との比較を行うために生じる効果で、実際には存在しない色を知覚する現象を指す。
ベンディスさんいわく、私たちの脳は見たものの中から必死に色を見出そうとする性質があり、色の「空白」を適当な色で埋めるのが得意なんだそうだ。
ジャレッドさんによる赤く見えるコーラ缶の解説
「本当に白」「拡大縮小で色が変わる!」の声
海外掲示板Redditでもつい先日、同じような「赤くないコカ コーラの缶」の画像が話題になったばかり。そこにも多くのコメントが寄せられた。
投稿された赤くないコーラの缶
この画像を大きなサイズで見るズームだとこう
この画像を大きなサイズで見る・確認した。白いとこは本当に白だぞ。カラーコード #FFFFFFだ
・すごい!スマホで拡大していくと赤、ピンク、白までの変化がはっきりわかって面白い!
・実際は白だね。これは色の同時色対比の一例で、隣り合う2つの色が互いに影響し合い、色の知覚を変化させる現象だよ。眼の中にある錐体のせいでピンクに見える。色の知覚はまず最初に見たものを他の色と対比させることから始まるから
・ズームインでは真っ白。でもズームアウトで缶全体を見るとまた赤に見えるんだよなあ
このように私たちがふだん何気に見ている色も、眼から脳までの複雑な仕組みを経たのちに知覚されるようになっている。
光の種類や量が変わっても同じ色だと認識したり、実在しない色をあたかも見ているように感じるのは、脳の適応能力、いわゆる自動補正機能めいたものなのかな。
前に話題になったドレスの色騒動といい、私たちが知ってるつもり色の世界にもまだまだ発見がありそうだな。
References:upworthy / reddit / youtube / youtube / wikipedia / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo














元ネタは https://twitter.com/AkiyoshiKitaoka さんの画像かな
スリッと爽やか
覚醒剤はこうした脳の調整機能や恒常性を保つ機能、フィルターがぶっ壊れるから世界がめちゃくちゃに見えるらしいね。
>>3
覚醒剤ではなくてLSD等の幻覚剤だね
覚醒剤はその名の通り覚醒させる薬なのでそういう効果は無い
ただし人間数日起き続けてると脳の機能に異常をきたすけれどもそれは他の手段で起き続けていた時も同じ
某コンビニ
「これを応用してボリュームたっぷりに見せるわけです」
ロゴを見ないようにストライプ部分だけを見ると赤くない
理屈を説明されてもなお不思議
>>5
青緑色のセロハンやグラサンで物を見てる状態だと脳が認識して
黒(赤+青+黄)の中から青緑の要素を勝手に取り除く→赤色が見える
最初にコーラの画像見たせいでズームしてもうっすら赤く見えるんですが
>>6
ズームして赤じゃないこと確認しても遠ざけてくとだんだん赤くなる
上のは縦線に注目しなければまあ赤といえば赤。下のはドットに目がいってしまって、逆に黒にしか見えない。見方を変えたら何とか赤?
何か不安になる。
緑の滲みのせいなんじゃないの?
でもやっぱり赤なんだよなあ
つまりコーラの缶が何色なのか知らない人が見ると
ただの白黒画像にしか見えない?
>>10
関係ない。
何の模様もない丸いボールとかでやっても同じ。
全体(特に、白いはずの部分)が青緑色だから、
本当に白い部分は補色の赤寄りに見える。
文中にドレスの例が挙がっているけど、あれよりも
写真の色素としては「緑紐で灰色のスニーカー」な画像(靴の布地部分は、ペイントのスポイトで吸い出しても、実際にほぼ無彩色の灰色(むしろやや青緑寄り)でしかない)が、ちゃんと「白紐でピンクのスニーカー」と認識できる ってやつに近い。
>>10
それは興味深い! どなたかにぜひ確かめていただきたい!
けど、コカ・コーラのパッケージを知らない人って、どのあたりにいるんだろう…
記憶使って視覚が働いてるって明確に判るな
面白い実験だった
ページを上から下にスクロールしていくと、白と言われてもそれでも赤く見えるけど、
逆に画像のないコメ欄から上へスクロールしていくと、あら不思議、白だよ白。
ワイなんかズームしても赤く見える
うちにあるお手軽価格の麻雀牌は、索子と發が黒で塗られているんだけど、緑に見えるから不思議なんだよね。
「赤くないコカ コーラの缶」の方は画像を見ると白黒だが画像外の文字を読んでると黒が赤く見える
メガネ外して思い切り離れて見ても赤く見えるんだな
不思議だ
小学生のころ、色盲が疑われてかかりつけの眼科の診断を受けたことがある
テストシートの前で右往左往する私を見たその眼医者は一言、
「頭の問題だね」
とだけ言って色覚に異状なしと判断した
戦前生まれのこわい先生だったけど、歳を重ねるにつれて、あの事も無げな一言の凄さを思い出す。あの人こそが名医だったんだろうな
「色」 っていう物理現象があるわけじゃないしね。
色が色として見えるすべての根拠は、脳の側にある。
“あ” という文字は、どんな字体の全然違うデザインのフォントでも誰が書いた手書きの字でも “あ” は “あ” と読めるのに似てる。
赤 は 赤 だ。
慣れてくると白と赤を行き来出来るようになって面白い
ゲーテの色彩論を思い出した
まあドレスと同じで実際に赤が見えてるんじゃなく「露光や逆行、あるいは影がかかった時や半透明の補正がかかった時のその色」だと解釈して元の色を推測してるだけだから
実際に見えてると認識してる色を厳密に正確に表現しろと言われると「暗い赤茶」って答えるだろうけどねみんな。
元の正確なコカ・コーラの缶の鮮やかな赤色を見えてるわけじゃないのが面白い。
これコーラのサムネ画像をフォトショのカラーピッカーで調べたら#846e79を検出したよ。
赤色を薄めたような色。
目の錯覚で赤色に見えているんじゃなくて、実際に赤色に近い色に見えているのは間違いないと思う。
これを応用して「黒っぽく見えるけど実は熱を吸収しにくい色」とか逆に「白っぽく見えるけど熱を吸収する色」とかできないのかな
どつきたい
この笑顔
「脳が」って言うか、カントやフッサールを紐解くまでもなく
理性的存在者はいついかなる時も表象を介して世界を認識してるわけで
そういう意味では目に見えているものはつねにすでに「錯覚」だと言えてしまえる。
中くらいの色覚異常持ちだけど、どんだけ大きさを変えても
全然赤くなくて青緑の缶に見える
ある意味色覚正常ってことなのか…
ちなみに本物のコーラの缶はちゃんと赤色に見える