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これはすごい!車の運転を覚えたペットのネズミがマイカーを乗りこなす

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(著) (編集)

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 研究が進むにつれ、人間と同じように想像力があることが明らかになったネズミだが、なんと車の運転もできるようになるという。

 カナダ人家族と暮らすクズコとクロンクは車の運転を覚えた賢いネズミだ。

 彼らは、ハンドルの代わりに3つのボタンで操縦できる特製ミニチュアカーを器用にあやつり、行きたいところに移動するテクニックをマスターした。

 その映像はインスタグラムで大人気となり、90万件超も再生されている。まるでネズミが主人公のファンタジー映画がリアルになったみたいだ。

車の運転ができるペットのネズミ

 カナダのブリティッシュコロンビア州で家族と暮らす、元保護ネズミ(ラット)のクズコとクロンクはなんと車の運転ができる。

 タクシー風のミニチュアカーで、驚きの才能を披露する2匹。その姿は、公式インスタグラムアカウント emperorsofmischief で大人気だ。

ネズミに運転技術を学ばせた研究チームを参考に

 にしてもなぜ、ネズミに車の運転を教えることを思いついたのだろう?

 飼い主によると、アイデアの元になったのは2019年、バージニア州リッチモンド大学の研究者が行ったネズミの訓練プログラムだという。

 研究チームは、17匹のネズミに車の運転を学習させることを試みた。

 チームはまず、電気回路付きのミニカーの部品とプラスチック製の容器、アルミの板、それに銅線などを組み合わせ、ネズミ専用の小さな電動自転車を用意した。

 操作はハンドルではなく、車の前のほうの左側、中央、そして右側のそれぞれに運転席に水平に張った銅線で行う。

 この銅線はタイヤを動かす電気回路につながっていて、車に乗り込みアルミの床に乗ったネズミが銅線に触れると走りだす。左の銅線に触れると左へ、中央なら前進、右なら右に進むという具合だ。

 この車でシリアルをごほうびにしながらネズミたちに運転を学ばせたところ、最初はやみくもにあちこちの銅線に触れていたが、数カ月で複雑な操作をマスターした。

 ただ進むだけでなく、行きたい方向に運転することが確認できたのだ。

運転を学んだネズミのストレスが軽減

 またこの研究では、興味深い結果が得られた。

 実は17匹のネズミが育った環境は同じではなく「実験室」と「豊かな環境」(より自然に近い環境)の2つがあったが、豊かな環境で育ったネズミのほうが、実験室で育ったネズミよりも運転がうまかった。

 さらにこの訓練の後、なんと運転を学んだネズミたちのストレスが減ったという。

 ネズミの排泄物を採取し、ストレスを感じた時に分泌されるホルモンのコルチコステロン(CORT)や、抗ストレスホルモンのデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)などの数値を測定したところ、運転を学んだネズミ全員にDHEA濃度の上昇がみられた。

 つまり運転を学んだネズミが、よりリラックスした状態にあることが判明したのだ。

 これについて科学者たちは、新しい技術を習得したことによる満足感と関係している可能性があると考えている。

研究と同様の訓練でペットのネズミも車の運転に成功

 というわけで、その研究を知ったカナダの一家もネズミたちのストレスを軽減し、快適な毎日を過ごしてもらうため、同様の仕組みの車を用意し、数か月間1日1回5~10分ほど訓練してみた。

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image credit:emperorsofmischief/instagram

 その車は、実験の車よりも車らしく、方向に対応した3つのボタンで動かせる。また前のほうに穴がいくつかあり、運転しながら顔を出して餌のにおいをかいだり、餌を食べられるようになっている。

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image credit:emperorsofmischief/instagram

最初は彼らがボタンを使うたびに報酬として餌をあげました。そのうちボタンと車の動きの関連性を理解し始めたので、正確に操作するたびに餌をあげるようにしていきました。

そうやって続けていたら、ネズミたちはやるべきことを理解しました。フロントガラス越しに私たちが持って見せてるおいしいライスパフに向かって運転するようになったんです。

この訓練は2匹の気が乗る時にしていたそう

すっかり慣れて車でクルクル回るクロンクさん

 ネズミが運転に飽きたりくたびれちゃうんじゃないの?と思いきや、運転して遊ぶぐらいになるとはびっくりだよもう。

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image credit:emperorsofmischief/instagram

 ペットのネズミは野生にくらべて、食べ物の心配も危険もなく、いつものんびりしてられるけど、人間と同様、何の目的もなくただ漫然と過ごしてるより、それまでにない新しい何かを学ぶことで充実した気分になったり、試行錯誤して何かを成し遂げたことに喜びを感じてるのかもしれないな。

References:wideopenspaces / instagram / bbc / borninspaceなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 29件

コメントを書く

    1. >>1
      犬は普通に芸をするから…
      うん…
      割とすぐ覚えるし…特に大型犬

      リスとかだとレア感あるね
      カラスやラットは害獣だけどそこそこ賢いし

      • 評価
    2. >>1
      ゴキブリが自ら運転して部屋の中を走り回る3輪車型ロボットをカナダ出身の大学院生が開発したという事例がありますので、犬用など余裕だと思いますよ

      • 評価
  1. 賢すぎる!!
    車から飛び降りてエサの所に行くことも出来るのに、ちゃんと運転席に戻って運転してるし…。
    しかもストレス溜まるどころか軽減されてるなんて素晴らしい。

    • +13
    1. >>2
      人間も動物もやっぱ、趣味があると気がラクになるんだねぇ

      • +2
  2. ランス・ストロールの代わりにアストンマーチンのシートをあげよう

    • 評価
  3. 運転してるとき、すごく楽しそうに見えるね。

    • +2
  4. 動物たちはここまでできて何故もっと複雑な言語が扱えないのだ・・・

    • +1
  5. タイトル見た時点ではどうせラジコンカーに乗せてるとかだろ~?と思ったのに……凄いな!

    • +3
  6. クロンクさん🐀後ろから降りずに運転でいくの面白いw
    たのしいおいしいだね😋

    • +5
  7. ちゃんと運転を覚えて自由に動き回れるのだから
    動物の知能というのはなかなかにあなどれないものですね

    舌を巧みに使ってタップとスワイプによりタブレット端末を使いこなす猫の動画も見たことがありますが
    こちらもなかなかに賢いと感じました

    • 評価
  8. 「ラットパトロール」てな米テレビドラマ有ったなぁ

    • 評価
  9. 訓練中は自由に動けない箱に閉じ込められているわけだし、それが自分の意志で動かせるようになればストレスが減るのは当然だと思う。
    訓練をさせてないネズミと比べたらどうなんだろう。

    • +2
  10. クルって回って運転して飼い主のところに行くところがなんかツボって可愛すぎて笑ってしまう。

    • +1
  11. 子供の頃こういうの乗ってたわwww
    ストレスが軽減されるってことはネズミも同じような楽しさを感じてるのかなあ

    • +1
  12. 想像したよりすげーちゃんと行き止まりになったら進める方向のボタン押してる

    • 評価
  13. やっぱ気分転換は精神に良い影響を及ぼすんだな

    • +2
  14. 閉じ込められているんじゃなくて
    車に自由に乗り降り出来るので安心した

    • +1
  15. もっとスムーズに操作出来る車両が必要だな

    • 評価
  16. 回し車の回転を動力にした
    ハムスターだかモルモット用の
    潜水艦を作ったクレイジーな奴がおったな

    • +2
  17. クルクル回るってそういう…
    短い円周を回るって意味かと思ったわ!
    まさかその場でくるくる回るとは

    • 評価
  18. スケボーに乗るカメも楽しんでる感あるよな

    • 評価

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