この画像を大きなサイズで見る長い間、宇宙を愛する人々を魅了し、困惑させてきた太陽系外縁に存在するとされている惑星「プラネット・ナイン」は本当にあるのか? 新たな研究によると、それが隠れているであろう可能性のある場所の78%の調査が完了し、そこにないことがわかったという。
これによってプラネット・ナインが実在する可能性はガクンと低くなった。だが諦めるのはまだ早い。
残り22%の領域にそれが隠れている可能性は依然としてある。そして仮に見つからなかったとしても、過去にそれが存在した可能性までをも否定はできないのだ。
太陽系9番目の惑星「プラネット・ナイン」
「プラネット・ナイン」は、太陽系の果てに存在するとされる仮説上の惑星だ。
その存在が初めて示唆されたのは、2003年に太陽系外縁天体「セドナ」が発見されたときだ。
その軌道はきわめて珍しいもので、太陽に110億km以上接近することはなく、一番遠ざかるときには海王星の軌道を大きく越え、1400億kmも離れた(それぞれ地球と太陽の距離の75倍と900倍の距離)。
理論的に、このような天体が最初からそこで形成されたとは考えにくく、本来はもっと太陽に近いところで誕生したのに、遠くにある惑星級の質量に引っ張られた可能性が高かった。
その質量の正体とされるのが太陽系9番目の惑星「プラネット・ナイン」だ。
この仮説は、セドナに似た2つ目の天体「2012 VP113」の発見によって、さらに信憑性が増した。
この画像を大きなサイズで見るさらに、このような遠方にある太陽系外縁天体(現在では1000個以上発見されており、冥王星もその1つとされる)がいくつも発見されると、予想もしなかったパターンが浮かび上がってきた。
それらは楕円軌道を描いているのだが、本来それはどの方向に向いていてもいいはずだ。ところが現実のそれらは、なぜかおおむね同じ方向を向いているように見えるのだ。
それだけではない。ただ軌道の向きがそろっているだけでなく、地球の軌道に対する傾きまで似通っていた。
2016年の研究は、偶然このような一致が起きる可能性は1%もなく、地球の質量の10倍以上の天体の重力がそれらを引っ張った可能性があると結論づけている。
そのほかにも、太陽の自転軸がほんのわずかに傾いているなど、プラネット・ナインの存在を示す間接的な証拠は見つかっている。
いずれも決定的なものではないが、好奇心旺盛な天文学者を惹きつけるには十分なものだ。
この画像を大きなサイズで見る可能性のあるとされる範囲の78%にはなかった
とは言え、間接的な証拠をどれほど集めても、間接的な証拠でしかない。プラネット・ナインの存在を証明するには、実際にそれを観測するしかない。
そこで『Astronomical Journal』(2024年3月7日付)に掲載された研究では、太陽系外縁天体の配置から逆算してプラネット・ナインの軌道を割り出し、その範囲を過去に行われた全天サーベイ観測のデータと照らし合わしている。
まずDark Energy Survey(DES)の観測では、プラネット・ナインが隠れている可能性のある空間の約10パーセントが捜索され、否定的な結果が出た。
次に、Zwicky Transient Facility(ZTF)の3年間にわたる観測データは、その可能性のある空間の56%をカバーし、やはり何も見つからなかった。
最後に研究チームは、2009~2015年にかけてマウイ島ハレアカラ山頂の望遠鏡が行ったPan-STARRS1に目を向けた。
そのデータからこれまでに予測されたプラネット・ナインの動きに一致する天体を探すと、13億個の候補が特定された。
さまざまな技術を使い、これを2億4400万個まで絞り込み、これをさらに数ヶ月かけて分析したがやはり、それらしきものは見当たらなかった。
これら3つの全天サーベイ観測を合わせると、プラネット・ナインが潜んでいる可能性のある範囲の78%が調査されたことになる。これにより、この惑星が存在する可能性はガクンと低くなった。
だが可能性はまだ残されている
だが、可能性がゼロになったわけではない。残り22%の領域のどこかに、プラネット・ナインが隠れている可能性はある。
そこはとりわけ星々が密集した、探し物が難しい場所ではある。だが2025年にフル稼働を予定するヴェラ・ルービン天文台ならば、効率的に捜査できるかもしれない。
なお天文学者のフィリップ・プリーツ氏は、個人的にプラネット・ナインが存在して欲しいとは思うものの、仮になかったとしても特に問題はないと述べている。
その捜索を通じて、太陽系の誕生や進化について理解が深まるだろうからだ。
そして仮に残り22%の領域すら空振りに終わったとしても、必ずしもプラネット・ナインがないことの証明にはならないのだという。
なぜなら例の太陽系外縁天体の奇妙な並びは、大昔に作られたものかもしれないからだ。
その当時、きっとプラネット・ナインは確かに実在した。だが付近を通過した天体の重力によって、太陽系から弾き出されてしまった、こう考えることだってできるのだ。
References:Brown_2024_AJ_167_146.pdf / Astronomers Find Evidence Of A Massive Object Beyond The Orbit Of Neptune | IFLScience / Where Is Planet Nine? Its Hiding Places Are Running Out | Scientific American / written by hiroching / edited by / parumo
















無いんとちゃうやろか
銀河の円盤の場所に隠れてるって話だったね
あるんですか、ないんですか
>>3
ないある
>>4
妄想にマジレスしてしまうと、小惑星や惑星の軌道を逸らすには思ったより簡単だけど、
惑星の軌道遷移をある程度も固定させるのは大変
なので、ある程度の方向性で周回させるにはそこに長期にわたり存在していないといけない
つまりはその侵略型移動要塞くんは数億年単位でそこにいないとモデルとして成り立たない
…かなり気の長い侵略者さんだったね。それならば「地球に降りて人類の祖先となった」ぐらいの展開が欲しい
昔から言われた説だね
ひょっとしたらデススターのような他星雲の侵略型移動要塞で
地球他他の星を侵略予定のために来たけど、攻め込むほどの
資源もなく、本国の指令により立ち去ったなんてあり得るかも
太陽の反対側にもう一つ地球があることは重力解析から明らかになっている
惑星とは言えないサイズのものならあるかもしれん程度か
1000年女王ですかい
外縁超長軌道の大型天体がないと説明がつかない公転軌道もってるのがいるけど、外から来た奴が影響だけ与えてどっか行っちゃったパターンもあるし、分からないだろうな。
太陽系外惑星を見つけられるほど技術の進歩はすごいけど、まだ太陽系内の天体もすべては把握してないのね。太陽系内だけでも気が遠くなるほど広いんだろうな
プラネット・ナインが見つからないのは、この惑星が反物質でできており通常物質であるカイパーベルトの彗星との衝突により対消滅で質量を減らし続けているからなんだよ。
ちなみに公転周期は666年で公転の向きが逆。
一部界隈はこの星を魔王星(ルシファー)と呼んでいる。
>>11
『2001夜物語』良いよね
木星と土星が追い出したもう一つの巨大惑星の可能性が高いと思ってる
冥王星:「昔々なら、俺が第9惑星だったんだがな
>>13
もうあれから18年も経つのか……
年末に演奏されるがな、喜びの歌~~♪
クライド・トンボー「プラネット・ナインは俺が見つけたはずだが?」
プラネット・ナインは存在する、あなたの心の中にネ
ロマンだなぁこういうの
冥王星は惑星の要件を満たさないから外されちゃった。もう一度条件を変えれば「発見」されるかもしれないね。
うん、これは違うな。
そんなに太陽から離れた惑星って真っ暗だろうし、どうやって見つけるんだろう
プラネット・ナインも準惑星だよね