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道が盗まれた!?何者かによって私道を撤去された住宅所有者、建設業者の詐欺行為が原因か?

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(著) (編集)

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image credit:Nick Papantonis WFTV/Facebook
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 アメリカ・カリフォルニア州で、民家の私道が何者かによって盗み去られるという奇妙な事件が発生した。

 この家の所有者の女性は、現在自宅を売りに出そうとしている最中で、私道を撤去するようなことは誰にも頼んでいなかったという。

 女性宅の監視カメラにはブルドーザーが私道を剥がす光景が映っていて、建設業者による詐欺行為ではと推測されている。

Video: Single mother’s future in jeopardy after thief steals driveway

売り出し中の自宅の私道を盗まれた女性

 カリフォルニア州オレンジ・カウンティに住むシングルマザーのアマンダ・ブロチューさんは、12月初旬に不動産会社を通して自宅を売りに出した。

 できるだけ高値で売るためにアマンダさんは自宅の屋根を新しくし、ちょっとしたリフォームをした。

 仲介している不動産会社は売り出しの看板を掲げ、買い手を待っているところだった。

 ところがある日、アマンダさんが仕事で外出していた間に、5つの異なる請負業者らしき人物が私道を測定するために家に来たという。

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image credit: youtube

業者の話に不審を抱き通報

 息子が目撃した請負業者らしき人物の1人と対峙したアマンダさんは、“大家のアンドレ”と名乗る男性から彼らが連絡を受け、私道の交換見積もりについて相談されたことを聞いた。

 アマンダさんは、アンドレという人物も見積もりの件も一切知らない。

 しかし、請負業者と名乗る男から提供されたスマホのメッセージには、アンドレは私道の交換に7200ドル(約100万円)の見積もりを受け取り、その価格に同意したことが記されてあった。

 請負業者の男の話では、アンドレは手付金を預けるために業者に会うことができず、警戒心を強めた業者が仕事を始める前に全額を支払い、所有権を証明するよう要求すると、アンドレは突然連絡を絶ったそうだ。

 そもそも、家の所有者はアマンダさんだ。アンドレという男も実在しない可能性が高い。

 請負業者の話すべてに不審を抱いたアマンダさんは、オレンジ郡の保安官代理事務所に通報。保安官代理が調査したところ、請負業者からはこのような回答が返ってきたという。

住所間違いだった。こちらのミスだ。

 にもかかわらず、翌週アマンダさんの私道は姿を消した。

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image credit: youtube

ブルドーザーで私道を根こそぎ剥がされる

 アマンダさんの玄関先に設置されたドアベルカメラが、ブルドーザーが私道を剥ぐ光景を捉えていた。

 いったいなぜ、アマンダさん宅の私道が狙われたのか。また、誰による何の目的なのか。

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image credit: youtube

 家の販売を仲介している不動産会社のロッキー・サンチェスさんは、このように話している。

こんなことは初めてです。自身にも、私たちのオフィスの誰にも起こったことがありません。

 サンチェスさんはこの事件について、全米の不動産業者向けFacebookグループアカウントに投稿した。

 すると、アマンダさんが被った被害を他のユーザーも経験したことがあるという声が寄せられたという。

外壁のペンキや私道など、望まない外装工事で同じような状況を見たことがあるとコメントがあったのです。

何のための詐欺行為なのか、果たしてこれは詐欺行為になるのか、ちょっと理解できません。(サンチェスさん)

 多くの詐欺は業者自身が関与しているが、ワシントンのある事件では、訪問詐欺師が合法的な舗装工事を業者に依頼し、自分はその代金を着服していたという事例がある。

 報道によると、アマンダさんの事件に最も近いと思われる事件は2012年にも発生していたようだ。

 ある男が、どこかの民家の私道からレンガを盗んだというものだった。

 アマンダさんから通報を再び受けた保安官代理は、追跡調査のために捜査を開始した。

 警察の電話に、アンドレと名乗る男は「消えた私道と自分は無関係だ」と主張したという。

私はただ犯人を見つけたいだけなのです。私や私の家族を標的にしたのは間違っているからです。(アマンダさん)

Facebookで開く

善意の第三者による寄付により私道を設置

 アマンダさんにとっては、このような被害に遭ったことは大打撃だった。

 すでに近くの物件を購入する契約を結んでいて、その頭金を支払うために現在の家を売却した資金が必要だったのだ。

 私道がごっそりと剥がされた家は、買い手がつかない可能性が高い。早急になんとかしなければならない。

 しかし、アマンダさん電話した請負業者はコンクリートを取り替えるのに1万ドル(約140万円)の見積もりを出した。彼女にはそんな予算はなかった。

 そこでサンチェスさんはアマンダさんのためにひと肌ぬいで、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』のアカウントを立ち上げる手助けをした。

 すると、この状況を知ったコックス・メディア・グループのラジオ・スポンサーが、アマンダさんに無償で新しい私道を設置することを申し出た。

 最終的に、アマンダさんはGoFundMeで集まった資金を地元の非営利団体に寄付する予定だと話している。

References:Single mother’s future in jeopardy after thief steals driveway/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 9件

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  1. 被害は防げたし詐欺への支払いはせずに済んだみたいだけど犯人は野放しのままなのかな
    次の被害が出る前に捕まると良いね

    • +9
  2. 一応補装直せたのはいいけど、犯人やその目的がはっきりしないのは気持ち悪さが残るね

    • +12
  3. 日本だったら住民が利用している私道があるとそこが私有地でも建築に制限がかかる。
    なんだが、アメリカだしな。

    • 評価
  4. ウチは数年病床だった祖父が亡くなって所有地を調べたら、
    所有地に勝手にプレハブ建ってたり、舗装されて企業の裏道にされてたりした。
    日本でこんな事有るのかと思ったら余裕で有った。

    • +16
  5. 何逝ってるのかわからんけど、資産価値ZEROの人は
    公道を買った
    驚きなのは動画公開前にほしい人がいて成約終了
    世の中広い

    • -1
  6. 新年の地震でもさっそく「地震で出たごみを格安で回収」と言いながら作業後に20万円請求、一人暮らしの老婆がしかたなく支払った例がある。つまりそういう手口なんだろうな。

    • +4

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