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今は亡き愛するペットたちのために、現実世界に虹の橋を作った女性

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(著) (編集)

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 愛するペットが旅立つと、虹の橋のたもとに行くと言われている。虹の橋は、ペットロスに悲しむ飼い主の心を解放するとても大切なキーワードとなるが、現実ではなく詩中に登場する架空のものだ。

 しかし、アメリカ・ノースカロライナ州に虹の橋を作った女性がいる。2匹の愛犬を失ったばかりだったその女性は、虹の橋の詩を知って実際に作ろうと決心した。

 現在、虹の橋にはたくさんの犬猫の首輪やお気に入りだったおもちゃなどがぶら下がっている。世界中から、愛するペットを喪った飼い主たちがここに悼みに来るのだ。

Rainbow bridge honors pets who have died l GMA

愛犬の死後、虹の橋を作る決心をした女性

 ノースカロライナ州に住むエイミー・ウォルドさんは昔からアートが大好きで、現在アーティストとして活動している。

 2022年、ウォルドさんは同州レイクルアーにある緑豊かな景観と多様な野生生物で知られている「レイクルアー・フラワリング・ブリッジ」に行き、空いた場所があることに気づいた。

 そのとき、ウォルドさんにひとつのアイデアが浮かんだ。

ペットのことを思い出して、ここに虹の橋を作ろうと考えたんです。

 ウォルドさんはちょうどそのころ、モリーとバークリーという2匹の愛犬を亡くしたばかりだった。

 夫に虹の橋の詩を見せてもらったことで、虹の橋を実際に作りたいという気持ちがふつふつと湧いてきたという。

ペットは、休日に会うだけの存在ではありません。

基本的に24時間ずっとそばにいた家族を失うのだから。仕事をしていない限り、ペットはずっと一緒にいる存在なのです。(ウォルドさん)

 そして去年の5月、虹の橋はついに完成した。

虹色に塗った橋に思い出が集まる

 ウォルドさんは橋に2匹の愛犬の名前と、彼女の人生で過去に飼っていた他の10匹のペットの名前を吊るした。

 今、この鮮やかな虹の橋には多くの亡きペットたちの首輪やおもちゃ、メモ、テニスボール、おやつなどがぶら下がっているそうだ。

 SNSを介して虹の橋の存在を知った地元の人々や世界中から、亡きペットを追悼するために飼い主がここにやって来るという。

人はこの光景を見て悲しい気持ちになるでしょう。ですがその後、救われた気分になって、ペットを同じように愛していたのは自分だけではないことに気づくのです。(ウォルドさん)

 橋の周りには、その目的とインスピレーションとなった詩を説明する慰めの看板を立て、より多くのペットの親たちがこの虹の橋を見つけられるようにした。

ペットを亡くした飼い主たちが各地から訪れる

 フロリダからやって来たアンナ・ロペスさんは、最近愛犬を亡くし、虹の橋で安らぎと愛犬を偲ぶ場所を見つけることを望んでいた。

 結局、訪れた虹の橋はロペスさんに想像以上の安らぎをもたらしたようだ。

橋に来て最初に目にしたのは、愛犬チェスターの名前が書かれた鑑札でした。チェスターは私がそこにいることを望んでいるように感じました。

 ロペスさんはレインボーブリッジの美しさと静けさに驚いたが、呆然としたのは彼女だけではない。

 もう1匹の飼い犬“ケシア”もまた、橋の上にいることに特別な感情を抱いたかのような反応を示したという。

ケシアは首輪やハーネスを見て匂いを嗅ぎました。そして数秒後、ケシアはガードレールの上に立ち上がり、”祈り “のような姿勢をしました。

私たちがなぜそこにいるのか、橋が何を象徴しているのかをケシアはまるで知っているようでした。(ロペスさん)

 別の訪問者ライアン・エヴァーハートさんは、橋に着いた途端、連れて来ていた子犬“ジュード”の変化に気づいた。

いつもは元気なのに、橋の上を歩いた途端にしょんぼりしたように見えました。どの首輪の匂いも一生懸命嗅いでいました。

 エバーハートさんはそれ以来、自身の故郷であるノースカロライナ州ウィンストン・セーラムに同様の虹の橋を架けたいと思ったそうだ。

拡張工事で追悼の場所を広げる予定

 現在、虹の橋には何百、いや何千ものペットの首輪が保管されている。

 最近では、橋がたくさんの物で飾られてスペースがなくなったため手すりがつけられたが、わずか2週間後にその部分もほぼ覆われたそうだ。

 ウォルドさんは近々別の手すりを追加する予定だ。彼女はまた、さらに一歩進んで海へと続く階段も作ろうとしている。

ペットの遺灰を川に流せるようにするつもりです。

 ウォルドさんは、他の地域にもこのような虹の橋を架け、動物たちを偲んでもらいたいと願っている。

 虹の橋に設置される記念のものが増え続けるのを維持するのは容易なことではないが、「遺品をここに残すことで、人々が悲しみから少しでも解放されることを願っています」とレイクルアー・フラワリング・ブリッジはウェブサイトで述べている。

 また、エイミー・ウォルドさんの言葉を借りれば、

虹の橋を渡ったペットは、魔法のように素晴らしく幸せで安全な場所に行くのです。

References:A rainbow bridge is drawing people in from all over the world/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 10件

コメントを書く

  1. 日本にもあるけど
    レインボーブリッジ……

    • +3
  2. ペットを亡くした大勢の人達の心の拠り所となる場所にまで発展したのはジーンときたけど遺灰を流すのはちょっと違うだろ…って思ってしまった。

    • +4
  3. この文化がずっと継承されて、拡張もされて、遙か未来でいずれ世界遺産にでも登録されて欲しいな。

    • +4
  4. (後輩ども、いっぱいかわいがってもらえよ。そしていつか聞かせろよな)

    • +5
  5. え?待って、これって空いてるからって、その地に勝手に作って勝手に宣伝して勝手に遺灰まで流そうとしているってこと?
    心情はわかるけど流石にちょっと身勝手すぎない?
    それなら世界中どこでも参加出来るようオンラインでやるとかのが応援出来るような…

    • +1
    1. >>5
      もともと遊ばせてる土地なら許可云々の問題はあるけど有効活用かと。
      独断で先行しちゃったのは悪手かもだけど、かといって特に誰も損していない。
      遺灰を流すのだって、ガンジス川みたいに無計画に垂れ流すのならまだしも、ペットの遺灰なんてたかが知れているし、それこそ生態系という自然のサイクルに戻るだけだから環境汚染や生態系の破壊にはならないし、遺灰にいくらか有機物が含まれてるなら、むしろ川にとっては恵みである可能性すらある。

      • +4
  6. 虹の架け橋って塩原温泉に有ったような
    最近年を取って記憶が・・・・

    • +1
  7. 仏教だと動物も輪廻して、縁が深けりゃ毛皮を着かえて帰ってくるかもって慰めがある
    キリスト教の教義だと動物には魂ないから弔えない、天国ももちろんいけない、死んだら無
    だから虹の橋が慰めとして大きいのかもしれないね

    • 評価
  8. 一緒に海を渡り米国で亡くなった仔の遺灰の一部を、縁があった太平洋に面した湾から、海に帰したことがある。公衆衛生上の問題はあったのかもしれないけれど、海の向こうには彼女の生まれた日本があったから。残りの遺灰は、帰国してから自宅の庭に埋め今もそこにある。その後に亡くなった仔達の遺骨と並んで。そういえば、カラーは捨てられず全部手元にのこしている。

    • +1
  9. 飼い主の慰めになるのはいいけど
    あまり橋に物を置きすぎると崩落するよ

    • +5

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