
その為、たくさんの愛情で家族同然に育ててきた犬や猫でも、病気にかかり回復の余地がないと獣医が判断した場合には飼い主は「安楽死」を選択することがある。病気でつらい状態がペットを苦しめ不幸にしていると考え、その苦しみから解放してやるのが飼い主の責任だと考えるからだ。
だが、飼い主が愛するペットの安楽死を選ぶのは苦渋の選択であり、その死の責任は飼い主が全て背負っていくこととなる。安楽死に立ち合い、自らの決断で命を消したその瞬間を焼き付けておく人も多い。
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いずれにせよ愛するペットとを失った悲しみは大きく、その別れは辛いものなのだ。自らの決断で安楽死を選んだ飼い主は、その悲しみの上に、その行為が正しかったのかどうかずっと悩むこととなるのだ。
安楽死を選択した飼い主たちもペットロス症候群に陥り、悲しみに明け暮れているケースが多い。そんな人々の救いになればと、漫画家のマーク・ガルヴィン氏が2014年にウーバーツールコミックで公開した漫画は定期的に拡散され、今でも大反響を得ている。 この漫画に寄せられたコメントの多くは、昔を思い出したとか、すごく悲しいとか、もう一度会いたいとか、自身が飼っていたペットに直接向けられたものだ。
ペットを失った喪失感はそう簡単に癒えるものではない。だが、ペットを亡くした悲しみに沈む友人を慰めようという人は案外いないものだ。
イスラエルのネゲブ・ベン=グリオン大学で行われた研究によれば、ペットの死は軽視されがちで、「特にペットを飼ったことのない人からは、それが大きな喪失であることをきちんと理解」されないのだという。ペットの死を悲しむ飼い主は、社会的なサポートが得られないということだ。
ガルヴィン氏は、あるペットの飼い主が獣医にかかったときの経験からこのマンガの着想を得たのだそうだ。
「その人はペットを安楽死させなければならなかったこと、獣医からお悔やみのカードをもらったことをコメントしていました。カードには、”ペットに素敵な人生を送らせるためにきちんと責任を全うしたことを忘れない”、と書かれていたそうです」
via:Pets are one of life’s great joys, but dealing with the loss of one can be difficult.
安楽死に関する文化や価値観の違いはなかなか受け入れられるものではないだろう。だが、飼い主に深い愛情があってその決断をしたのであれば、まわりがとやかく言うべきことはないように思う。愛するペットとの別れはとにかくつらいものなのだ。
だが、十分な考慮もないまま人間側の都合で安易に「安楽死」という選択肢を選んでしまうことだけは、あってはならないことである。
そして我々が本当に考えなくてはならないのは、個人とペットの最後の在り方よりも、毎日苦しみながら亡くなっていくたくさんの殺処分されていく動物たちのことだろう。平成26(2014)年度に環境省が公表した犬の殺処分数は21,593、猫は79,745である。
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コメント
1. 匿名処理班
先日、余命宣告された愛犬が、今、隣ですやすやと眠っています。
お別れが近いこと、まだ信じられない、でも受け入れなくてはいけない。
からだが震え心が張り裂けそうです。
でも良いタイミングでこの記事に出会えました。ありがとう。
2. 匿名処理班
犬の気持ちなんてわからないのに、この漫画はまるで犬が人間の言ってほしいことを、そのまま言っているように書かれているし、可愛い可愛いってしたいがために、自由で力強い命を紐でつないで檻に囲っている人間のエゴを見ないようにしているだけだ。
犬は優しいし強いから、本当にこの漫画のように思ってくれているかもしれないけど、それを人間側がこんな風に描くのはとても自分勝手だ。
3. 匿名処理班
カレー食いながら読んでたのに、嗚咽で喉が詰まってカレーが食えん・・・。
管理人さん、絶許。
今、足元で寝ているうちの犬にも、こう言われる飼い主になりたい。いや、なる。
4. 匿名処理班
>飼い主に深い愛情があってその決断をしたのであれば、まわりがとやかく言うべきことはないように思う。
全くそのとおりだと思うけど、もう十分だ、君はよくやったよ、幸せだったよと動物に言わせるマンガは日本人には違和感あるね。やはり文化が違うとあらためて思った。
5. 匿名処理班
パルモさんのやさしい解説、どうもありがとう。
6. 匿名処理班
老衰でだんだん弱っていく猫を看取ったとき、こんな目が虚ろで動くことも出来ない状態でも生きていてほしいというのは人間のエゴなのか。
病院が開いている時間帯で仕事が休みの日に急変したら、自分は病院に駆け込み延命措置を取ってもらうだろうから、もしも急変するなら病院の開いて無い時間か仕事に行ってて自分が気づかないうちに、とも思ったし、ものすごく悩んだけどそれでもやっぱり海外の人のように安楽タヒは選べなかったよ。本当に人間はわがままだと思う
この子は16年飼った末にだけど、その後に車に轢かれて目の焦点の合わない子猫を拾ったときも、たぶん無理だろうと思い、先生もはっきり口にはしないけど「頭をやってるだろうからそれが落ち着けばなんとかなるかも」と言われたときにも見捨てられなかったしそういう処置は選べなかった(助からなかったが)
縁もゆかりもない子でも無理なのに、長い時間一緒に過ごしてきた子に、今日で終わりだよ、なんて選択できない
7. 匿名処理班
亡くなったあの子のこと今でも覚えてる
最後の瞬間呼吸が浅くなって、普通ならピンク色の唇の端や口の中の血の気が引いて白くなっていって、息が止まったあの日の瞬間を今でも鮮明に覚えている
もう1度会いたい
8. 匿名処理班
病気や怪我で亡くなる人の多くが「まだ死にたくない」と言う
ペット達だって言葉が話せたら絶対まだ死にたくないって言うと思うよ
9. 匿名処理班
この前の日曜に15年近く一緒だった猫を自宅で看取ったけど、自分の中でやれることは
限界までやったと思うから、自分を責めない考えをキープしている。
一緒に暮らしてくれたウチの猫君は、飼いきれないって所から俺が貰って来た。
メシ食えて、暖かい場所で寝られて、自由に遊べて、絶対に幸せだったはずだから。
安楽死こそ選ばなかったが、もっと生きられたんじゃないかって「ごめんなさい」の気持ちは油断すると出てきてしまう、でも良かったこと、してあげられたことと
猫君から貰ったたくさんのことをを思い出して「ありがとう」って心から猫君に思えてるから、猫君も今の俺も幸せなんだと思う。
10. 匿名処理班
小さい頃飼っていた猫を思い出し、
今飼っている猫の最期を想像して泣いちゃった。
11. 匿名処理班
犬も猫も飼い主と一緒に居られて幸せだったのは、自分の飼い猫が死ぬときに、
弱弱しくふみふみしてくれたときに分かったよ
最後の力を振り絞って感謝してくれたんだなって思った
お別れが近いなら「さよなら」じゃなくて、「ありがとう」って言ってあげてね
12. 匿名処理班
分からなくも無いけど、代弁系はやっぱりちょっと気持ち悪い
「本当の気持ちは分からないけど自分が選択した」という事実を受け入れるべき
13. 匿名処理班
愛犬を病気で失った時に、もう2度と動物は飼わないと決めた
俺の愛犬は生涯あいつのみ
14. 匿名処理班
泣けた
二歳になった愛猫の成長を感じるとともに、別れが少しずつだけど近づいているのを、時おり凄く悲しく感じる時がある
1分でも1秒でも長く、いつもの定位置で眠る姿を見ていたいな
15. 匿名処理班
※1 自分も家族(ペット)の余命宣告されてからの数日がとってもきつかった...。でも、ずっと傍らにいてくれて、最後の最後まで一緒に過ごせたのはとっても幸せな事だと心から思ってるよ。すぐに受け入れるのなんて無理。思い切り泣いてもいいと思う。ただ、今は優しく撫でて、愛犬ちゃんの姿をしっかりと目に焼き付けておこう。
16. 匿名処理班
やめろよまじで泣いてしまった
もう一回だけでも会いたいなあ
17. 匿名処理班
私生き物飼ってるけどこういうの嫌いだ。
動物自身を見ていないから。動物を通じて飼い主は自分の世界を見ちゃってるでしょ。
擬人化すること自体は動物ちゃんと見るためにはすごくいいことなんだけどね。
上のコメに今際の犬の話があるが
最後だからこそ理想のフィルター掛けずに動物自身を見てほしい。
18. 匿名処理班
飼っていた犬が亡くなるとき、自分の中の何かもペットの犬と一緒にどこかへ行ってしまうんだ。心に空いた大きな穴がぽっかりと残る。
19. 匿名係
7年前に15歳の猫を亡くした。
ありがとうと言いたいのはこちらのほう。
君のおかげでとても楽しく幸せな15年間でした。
20. 匿名処理班
老衰で23時間は寝ているワンコが目覚めたときに
「、、、(しばらく目をシバシバさせて)、、、フーン(お母さんそこにいるー?)」
どうしたのと抱っこされると安心してムニャムニャ言いながらまた眠る
『もう御勤め返上します』なんて犬は言わんよ
21. 匿名処理班
このたった1ページの漫画にはいろんな人の思いが詰まってるね
22. 匿名処理班
8月に初めて飼っていた猫を亡くした。
猫がもともと好きなので新しい子を迎えたいと思っている。けれどそれは亡くなった子を裏切ることになるのか…それとも新しい家族が増えると考えればいいのか…新しい子を迎えることに葛藤してる…
23. 匿名処理班
2年前に14年一緒に暮らした我が子のような猫をガンで亡くした
末期は数歩しか歩く力はないのに強制給餌だけは全力で拒否された
食べさせなきゃ数日後は確実に死んでしまう
悩み苦しんだ挙句強制給餌を止めた
これも安楽死になるのだろうか
予想通りペットロスになり今でもつらい
マンガのように話せるものなら話したいよ 会いたいね
24. 匿名処理班
ああもう、辛い、
25. 匿名処理班
この記事で愛昇殿のCM思い出したよ、やばいくらいいい曲だよ
26. 匿名処理班
生死観は文化の上にあるんだよなぁ
理屈では判るものの、やっぱりどうしても生物普遍の何が何でも生き残りたい欲の方を信望してしまう
死んだ方がマシって感性は人間独自の物としか思えないんだよな
人の心は幾らか救ってるかも知れないけど…人間の感覚の押し付けって感想はどうしても完全には捨てられない
27. 匿名処理班
動物の本心はわからないのに人間の気持ちを代弁させるなってのはなんか違くない?
安楽死を選択した飼主自身が、自分は間違ってなかったと主張するために
これを描いたならその批判もアリかもしれないけど、
あるマンガ家から、ペットロスに陥ってる人たちへ向けられた作品でしょ?
ペットの気持ちには触れず、あなたはやれるだけのことをやったと飼主の行動を
肯定だけするのがスマートなやり方かもしれないけど、
相手を思って、きっとあの子も幸せだったはずだよと慰めることが
動物と真摯に向き合うことと矛盾するとはあまり思わない。
28. 匿名処理班
一点をみつめたままベッドの上で植物状態のアルツハイマーの母を介護して、安楽死を選べるなら自分ならさせて欲しいと思った
競走馬なんかも骨折したら殺処分することよくあるよね
人も動物も延命するほうが酷な場合もあると思う
ペットを飼うこと自体が人間のエゴなんだから、その責任は飼い主が背負うことで最後くらいは楽にさせてやるほうがいいと思う
29. 匿名処理班
これはヤバイ、死んだ愛犬思い出しちまった、マジで泣きそう
本当に毎日が楽しくて幸せだったよ
ありがとうなコッコ
30. 匿名処理班
昔飼っていた犬を安楽死させたのですが、病院に連れて行くときにそれまで苦しそうに喘いで横になっていたのが、急にピンと立ってみんなの顔をそれぞれじっくり見納めて、自分から車に乗りました。
何度も犬には説明をしていたのですが、本犬も死期を悟って腹をくくっていたのかもしれないと思います。
犬が覚悟を決めてお別れの眼差しを私に送ってきたときに、生き物の尊厳を見た気がしました。
31. 匿名処理班
※31
ペットに対して主体が自分の状態で
ペットの主観を見るならこういうのもありだと思うが
自分を慰めるために動物の姿を都合にあわせて想像することは
ある意味自分のために動物を利用しているから
真摯に向き合うとは言えないと思うがどうだろう?
個人的な考えだが幸せかどうかは結局動物本人にしかわからない。
だからこそ飼い主は最後の瞬間まで動物自身を見つめ
最期を迎えた後も幸せだっただろうか
ほかに何かできなかったのだろうかと悩むべきだと思う。
32. 匿名処理班
今の医療だと、意識がなくても手足がなくても心臓さえ動いていたら、人間も動物も生きていられる。医者の脅し文句に不摂生していると死にますよ、という言葉があるけど現代医療の場合、不摂生しても簡単に死ねないですよ。苦しみながら生き続けることになるって。
33. 匿名処理班
※26
もしあなたの求めに応じて猫が来るなら、それは亡くなった仔が結んでくれた、ご縁だと思いますよ。
34. 匿名処理班
言葉は通じなくても仕草や表情で感情は読み取れる。犬猫も思っている事はよく顔に出るよ。
35. 匿名処理班
あーあー、はいはい
どいつもこいつもアホかよ
はぁ、涙止まんねぇわ。。
36. 匿名処理班
これはきついwww
いやな予感がしてたがやっぱり嗚咽が漏れたわ
もしも自分の犬を安楽死させたとして、俺はそのことに耐えられるだろうか…
37. 匿名処理班
※15
同感。
最後のその瞬間まで彼らは一心に生きているだけだと、見ていて感じるから。
38. 匿名処理班
こう思わないと、あまりにもやりきれない悲しみなんだよ。
39. 匿名処理班
ガイジーヌにしか見えん
40. 匿名処理班
犬には自分の死期がわかるのだと思っている
代々のうちの飼い犬達は気のせいではなくみんなそうだった
こんなダメな飼い主なはずの自分たち家族でも
大好きなんだよという言葉が聞こえそうなほどのサインを出しながら死んでいった
本当は君たちが思っている何倍ものありがとうをもう貰っているのに
41. 匿名処理班
ときおり出てくる批判的コメントが、記事中のネゲブ・ベン=グリオン大学で行われた研究を傍証しているという皮肉
42. 匿名処理班
※26
猫を失って空いた心の穴は次の猫が埋めてくれますよ
先々代の猫を失った後先代の猫が喪失感を埋めてくれました
とてもその子に感謝してます
猫好きはこうして一生猫と暮らしていくのだと思います
43. 匿名処理班
高齢猫が人間でも無理な膵臓癌になって安楽死させますかって言われたけど痛み止めだけもらって自然に任せたな
結局、猫の死に合わなかったけど猫ってのは死に目を見せたがらないものだから仕方がないかなと
安楽死は人間ならいいけど飼ってる動物にするのは嫌だな
44. 匿名処理班
一人暮らしするようになって実家の猫と離れてから失うとなかなか立ち直れない
最期まで世話も遊んですらあげれなくて何も出来ないで後悔しかない
実家にいるんだから責任を全うすることなんて難しいことなんだけどもう一生動物と一緒に暮らす事はないだろうな
45. 匿名処理班
飼うことだって人間のエゴなのだから、楽にする時もきっと人間のエゴでしかないんだろう。でももし言葉が話せたら「ありがとう。こういう最後もアリだな」って 言われるように頑張りたいと思った。
安楽死が正しい正しくないの問題じゃないと思うんだよ。
46. 匿名処理班
まだ死んではいないけど、家の猫は今年で19歳になる
まだ元気で家の回り走り回るけど、前ほど元気じゃないと思うと悲しくなってくるな
47. 匿名処理班
ペット亡くしてないのに泣いた
48. 匿名処理班
※1
なるべくたくさんの時間そばにいてあげてくださいね。
ペットとの別れはなんど経験してもなれないけど、最後を看取ってあげられるだけでも少し楽になると思うから。
49. 匿名処理班
実家の猫は最期大量に吐血してね…
何匹も看取ってきたが、あまりの様相に猫大好き母が二度と飼えなくなってしまった。
自分は息を引き取ったあとに会ったけど、小柄な体がさらにミイラのようにやつれてしまっていた。
かかっていた病院は安楽死をさせない所だが、苦しみ抜いて死ぬのなら色々な選択があっていいように思う。
50. 匿名処理班
10年前に、11歳の犬を亡くし、
4年前に、19歳の猫も亡くした。
未だにつらいし思い出しては泣いてしまう。
うちは特大犬だったから存在感がすごくて。
今でもあの娘たちが使っていたものを幾つか取ってある。
こう言う記事はやっぱダメだ。
想像以上に泣けてきた。
みんなのコメントを読んで涙の量が増えた。
あー。悲しい。すごく会いたい。
51. 匿名処理班
「今までのこと全部ありがとうって伝えたい」
こっちの台詞だよ
52. 匿名処理班
ああダメだ…涙が止まらない…読むんじゃなかった…会いたいなぁ
53. 匿名処理班
自然の中に神を見出す日本人にとっては自然な死が一番しっくり来るのかもしれないね。
安楽死に関して「飼い主のエゴ」っていう人もいるけど、愛するペットを失うことが避けられないのならそこにエゴなんて無いし、安楽死の選択はその時ペットと向き合ってみないと分からないんじゃないかな?本当に苦しんでたり、自分を失ってしまってたりしてたら安楽死って選択も愛情だと思うよ。
ただ何より大切なのはペットが元気な今こそ沢山の思い出と愛情をもって接することだと思うよ。共に過ごした時間や愛情や絆は簡単には消えない。
54. 匿名処理班
欧米と日本でのシェルターへの取り組みがまず大きな違いがあるので物差しがまず違うということと、特に日本では核家族が進んでいて高齢者の末路を見たことがない(というか概念が薄い)ので日本人の価値観を押し付けて批判は良くない。
でも社会がそうなのだからしょうがないと思う。
個人的意見だけど体にメスを入れたくないとガン治療を拒否選択した方の壮絶さと祖母の「死にたいのに死ねない もう迷惑かけたくない」という言葉を聞いていたので本人もだが看病人にも色々選択出来ても批判される事ではないと思う。
55. 匿名処理班
自分が犬や猫だったら何を思うんだろう。
わかんねぇ。
56. 匿名処理班
苦しみ続けるよりも楽にしてやりたいという気持ちは凄く分かるし、自分もそういう選択をする時が来るかもしれないが、生き物の生殺与奪は人間に責任がある(決めてよい)という感覚がしっくりこなさすぎてなあ
57. 匿名処理班
安楽死ってなんやねん 俺には無理や…
58. 匿名処理班
ボクも最近、飼い猫を亡くしたよ。
ボクの猫は高齢で病気がちになっていたけど、死の数日前までボクのベッドに来てボクに甘えた。
そして、最後はボクに撫でられながら旅立った。
好奇心でいっぱいの大きな目は、彼が子猫の時に出会った時のまま。
苦しげな息使い。軽く体をさすってあげているボクを見ながら、彼は静かに息を引き取った。
キミを喪ったのは悲しいけど、キミと一緒に過ごした日々の思い出は、ずっとボクの宝物だよ。
ありがとう。絶対にキミの事を忘れないからね。
59. 匿名処理班
断固安楽死反対!と言っている人は苦しんで死ぬペットを見たことがないんだね
安楽死は当然人間のエゴだけど、延命措置だって立派な人間のエゴだ
60. 匿名処理班
止めてくれ、それは俺に効く(T_T)
61. 匿名処理班
※2
あなたこそ、それぞれのペットと飼い主の間にどれだけの友情と愛情の絆が結ばれたか分からないでしょう?
よくそんなことを言えるね。あなたには分からない特別で素敵な関係性を汲み取ることをしてもあなたの損にはならないよ。
この漫画のようにペットから感謝の気持ちを受け取れた人はきっといるし、ペットからの気持ちを受け取れなくて落ち込んでいる人にも慰めになっているのよ。
色々な考えがあって批判したい気持ちは分かる。本当の動物愛護から見たらあなたの意見は正しいかもしれない。
でも傷ついた人を癒そうとする気持ちや行為をもう少し寛大な気持ちで見てあげられないかな。
この漫画や作者から、誰かを傷つけようという悪意は見られないでしょ。
漫画の意図よりも、作者の優しい気持ちにも目を向けてみてください。
62. 匿名処理班
安楽死は本当にペットのため?苦しんでいるのを見るのが、支えるのが辛いだけじゃないの?
と、ペットを飼い続けてきた私は思った。
63. 匿名処理班
※8
これまで3頭の犬と育ったけど、出かけていたりで、全員の最期の瞬間には会えてないんだ。
その瞬間を想像しただけで、泣けた…。その時にいられなくて、可哀想なことをしたと思っている。
それまでの介護で本人(犬)が苦しんでいる時に、辛いならと安楽死を考えたこともあったけど、自分で飼い犬の命を終わらせることはできなかったし、
それを超えて状態が落ち着き、数年生きたから、安楽死は考えない。
間違った選択をしなくて良かったと思っている。
(治る見込みがない非常に重い状態以外は)
64. 匿名処理班
>自らの決断で安楽死を選んだ飼い主は、その悲しみの上に、その行為が正しかったのかどうかずっと悩むこととなるのだ。
思ったんだけど、安楽死を『選んだ』飼い主ばかりでなく
安楽死を『選ばなかった』飼い主も
「その判断が正しかったか」を長く悩むのではないかなあ…
65. 匿名処理班
飼い主の選択にとやかく言うつもりはない
ふたりのあいだでしかわからないこと当然あると思う
だとしても犬の心の中を勝手に人間の都合に合わせて言わせるのはやり過ぎてて嫌い
66. 匿名処理班
なんていうか、ペットを飼って可愛がって、死んで喪失感にさいなまれて、この漫画で泣いちゃったりして・・・。矮小化するつもりはないけど、、、人生余裕があっていいねwうらやましいぜ!!!
67. 匿名処理班
安楽死を選ぶのも安楽死を避けるのもどっちも間違ってないと言われてるだけ。誰かがどちらを選んだにせよそれでもってあなたとは違う選択をした、しかも最愛のペットを失ってへこんでる人にさらに負い目や罪悪感を負わせるような、したり顔の余計なコメントは控えませんかと提案されているだけやろ。安楽死を考えなくて結果的に良かったにせよ、それはあなたの英断でも何でもなく単なる幸運にすぎないという謙虚な想像力や配慮をもつべき。正しいとか間違ってるとか良い悪いで語るべき案件ではないのになぜそこまで傲慢になれるのか
68. 匿名処理班
※48
傍証してないから
69. 匿名処理班
※73
論点がずれてる
70. 匿名処理班
2年前に愛犬を亡くした。
苦しむなら、安楽死させようと決めていた。
決めたけど、苦しんだらどうしようって、毎日怖くてたまらなかった。
安楽死させた後の自分がどうなってしまうのか、見当もつかなかった。
けれど、あまり苦しまずに私の腕の中で亡くなった。
ひとりぼっちで逝かせたくなかったから、看取ることが一番の願いだった。私の願いを叶えてくれたね。
最後まで、親孝行な仔だったな。
ありがとうの言葉しかない。
苦しませても、安楽死させても、悔いは残る。
飼い主の苦渋の決断を、他人がとやかく言うのはよくないと思う。
71. 匿名処理班
「僕」をとっぱらって性別どちらとも自由にするのとコマ順の数字があるといいかなと思いました。お守りみたいなもんだと思うのですよ。これが必要な局面、瞬間ってありうるので。
失うって現実はまるで想像もつかない心体への影響を持ちます。自分を傷つけてしまう化学物質の分泌が、電気信号が、ほんのちょっとでも減るならば、緊急避難になるならば。
72. 匿名処理班
私はペットを飼いたい。
だけどこうゆう記事や殺処分される動画を見ると、とても悩む。
みなさんがペットをなくした気持ちを読んだりするととても良い時間だった代わりに
無くした時の気持ちが半端ないのが伝わります。
ペットとの楽しい時間となくした時の半端ない気持ちは絶対的なもの。
いつかその覚悟ができたら楽しい時間をいっぱい楽しみたいです。
73. 匿名処理班
さまざまな苦しみから自殺を選択する人間はいるが、自殺を行う動物はいない。
このことを考えると、動物が病気や怪我で苦しいだろうから、死なせることで楽にしてあげるという考えは、動物の意思に反してるんじゃないかと思うんだよな・・・
人間だったら明確に自らの意思で延命治療を拒否できるけど、動物たちはどんなに苦しかろうが、そもそも「死んで楽になる」という概念を持ってないんじゃないかと思うから、
飼い主が最後の責任として安楽死を与える、というのがどうにもしっくりこない。
うちのシーズーも最後、老衰からくる心臓肥大で本当に辛そうで、
彼女を生まれたときからずっと診てくれてた獣医の先生が安楽死という手段もあります、
とは言ってくれたけど、家族みんなで話し合って彼女の心臓が自然に止まる瞬間まで
見守った。それが彼女の苦しみを長引かせただけだと非難されるかもしれないけれど、
まだ動いている心臓を薬の力で止めてしまう選択はどうしてもできなかった。
本当に、言葉が通じるものなら聞きたい。どちらがいいのか、彼らはどうしたいのか。
虹の橋で待っててくれるだろうか、うちの子は。
74. 匿名処理班
つい先日、12年間一緒に育った愛犬とお別れしたばかりだから、電車の中で涙出そうになったわ。
75. 匿名処理班
※62
そもそも、病気を治療している時点で不自然だし、人工栄養素の入った餌をあげてそれが原因で病気になってるなら、その時点でも不自然な目に遭わせているって事になるんだよね。
人間でもペットでも、病気になったらもちろん治療を始めるけど、それは元気を取り戻せる希望がある時点までであって、それが無くなったら痛みの緩和だけにとどめたいと思う。無理矢理な延命の結果の安楽死も、無理矢理な延命の結果の味わわなくてよかったはずの凄まじい衰弱も、どちらも自分にもペットにも受け入れがたい。
76. 匿名処理班
12年前に可愛い女の子の猫を亡くした。16年生きて、飼い主の私の母親には他の飼い猫ばかり贔屓されて、寂しがっていた所に可愛い可愛いしたからすごくなついてくれた。でも私も母親が大嫌いで最期の臨終の時に苦しい頭を擦りつけて私にすがってきてくれたのに丸ごと受け止める事が出来なかった。手を引いた時のハッとした顔、裏切られたと分かった顔、絶望の心、助けが来ないと分かった心、悲しみ、すべてが一瞬の愛猫の表情から分かった。ただ、側に寄り添い側についていて眠った。
目が覚めた時彼女は死んでいた。
取り返しのつかないことをしたのだと分かった。あんなに可愛いがったのに、それは本物だったのにどうして最期の一瞬まで丸ごと受け止めてやれなかったんだと悔やんだ。でも救いは現れなかった。他の飼っていた犬や猫は夢に出てきてくれたのに彼女だけは決して出てきてくれなかった。
でも4年前茶トラの明るい男の子が来てくれて世界が変わった。その次の年に黒に少しさび柄の可愛い女の子が来てくれてこの子を絶対幸せにすると思って今日も生きています。
生き物はやっぱり心があってそれは人間と同じで共に生きていく仲間であり家族。もし限界ギリギリの選択をしなければいけなくなった時は本当の自分の心に問いかけて下さい。でも心が潰れている時はそれが良い事か悪い事かが分からない。だから次は理性的にそれが正しいか考えて下さい。
私は可哀想な最期の愛猫のたった一つの願いを私に甘えたいという願いを受け入れるべきだった。正しい事ならばきっとあなたの愛猫や愛犬は今後のあなたを照らす光になってくれます。
少しスレ違いでした。すみません。
記事を読んで、皆さんのコメントを読んで私も懺悔したくなりました。長くてすみません。読んで頂いてありがとうございます。
77. 匿名処理班
人生の半分以上を共に過ごした愛犬がひと月前に息を引き取りました。小さい頃のどの記憶にもいる大切な家族でした。最後の1年は介護生活。見た目は以前の頃とは全くの別人でした。でも可愛くて可愛くてたまらなかった。生きてくれているだけで感謝してた。今の自分にはイラストのようにはどうしても考えられない。元気で健康な頃を思い出し、介護生活を思い出し、最後は冷たくなった姿、焼き場、お骨、骨壷。色んな後悔のタラレバが頭の中をずっと駆け巡り続けてる。もう2度と動物は飼わない。こんなに辛い思いはもう嫌だ。あの子だけが一生うちの子だ。今はただ寂しくて悲しくて辛いです。
78. 匿名処理班
※26
49日が過ぎたら、とか区切りを決めてお迎えしてはどうかな
自分は(猫じゃないが)100か日くらいで次の子をお迎えした
文字通り100日毎日泣き続けるくらい酷いペットロスだったのだが、
自分でゴハンも食べられないくらい幼いコに振り回されるうちに元気が出てきた
だから前の子に悪いと思わず、前の子の分も二段重ねにして可愛がるぞ!という心意気で新たなパートナーを迎えればいいと思うよ
優しい飼い主を求めているニャンコはこの世にいっぱいいるんだからさ
79. 匿名処理班
まさか自分が安楽死を選ぶ日が来るとは思いもしなかったけど。
安楽死に対して批判的な意見もやっと読めるようになったって事は心の傷も少しは癒されてきたのかな。
80. 匿名処理班
最後まで看取りたいというのも愛情だし、もう苦しんでほしくないと安楽死を選択するのもまた愛情だと思う
色んな事情があるし、どちらが正しいとかは無い
この漫画は安楽死を選択してこれでよかったのかと苦しんでる人に対しての救いというか慰めなんだろう
言ってほしい事を言わせてるって意見も尤もだけど、この漫画を読んで救われた人もいるんだろうし、それでいいじゃないか
81. 匿名処理班
ゴロゴロ言う猫を膝にのせながらこの記事を読んでいる。
結論なんかでない。
色々思うことはある、違和感もある、でもやろうとしていることは判る……
人間は悩む生き物なのだ、安易に結論なんか出ないんだ。
安楽死を選択した人も、最期までみとることを選択した人も、人の心を救うためにわかっていて詭弁を弄する人も、人の心を救うために詭弁を弄するべきではないと正論を言う人も、誰が正しいとか間違ってるとか誰にも言えない。
私は、悩んだり苦しんだりそれでも前向きに生きていこうと思いつつそれでも後悔にうちひしがれたりする自分を全部受け入れて、一生、悩んでいこうと思う。膝の上の子の子のその時、自分が何を思っても、何を選んでも悩んで悩んで泣いて苦しむだろう。その苦しみから逃げるために簡単な結論に逃げ込むような真似はしないで、一生、悩んでいこうと思う。それが人間の業。
その苦しみを背負うのに見合うだけのものはもう、この子からもらってる。
言えるのはひとつだけ。
漫画家、絵が下手すぎないか。
82. 匿名処理班
※26
縁あって新しく迎える子が亡くした子の生まれ変わりかもしれない
帰っておいでよって写真に向かって言ってるんだけどね
83. 匿名処理班
犬とか猫はたとえ歩けなくなっても
悲観して生きることを諦めたりはしないんじゃないかな
下半身不随になっても、飼い主の車の音がすると自由にならない身体を引きずって嬉しそうに迎えに出てった子を知っている
痛くて苦しくて死にたいだろうから死なせてやろう、というのは
やっぱりどこか「人間の感情」な気がするけどなぁ
見ていて可哀想なのは解るけど、うーん
84. 匿名処理班
最後の最後まで苦痛に耐えさせて「はーはーガクッ」ってなって頑張ったね辛かったねとか言ってる方がよっぽどエゴいと思うのだが。楽に逝けるよう技術で解決できる時代なんだから治る見込みが無いなら苦痛に耐えさせる必要ないじゃん、って思うよ。
85. 匿名処理班
ペットなんて飼うもんじゃない
これまで3頭飼ってきて、来週4頭目が我が家に来るけど・・・段々ペットレスの穴が大きくなってる気がする・・・。
ペットなんて飼うもんじゃない。
86. 匿名処理班
「ペットがこう思ってくれたら」という理想をアテレコした人間のエゴだ という否定的な意見もあるけれど、
そもそもこれは、動物漫画ではなく「ペットロスに苦しんでいる人」に対して「君の愛したペットもきっとこう思ってくれてるよ」と呼びかけて慰める為に描いた作品なわけで。
ところで、良い記事内容だけれど、翻訳というか画像の加工もしちゃってるので、著作権大丈夫?
87. 匿名処理班
どちらが正しいなんて無い
最期を看取るという選択をした人を否定するな
88. 匿名処理班
昔飼ってたハスキーが口腔ガンだった。
痛みがあって辛いなら安楽死も検討したけど近所のエゴイストどものせいで安楽死は出来なかった、そのせいで瘤がピンポン玉大になって蝿は集るし瘤が蚊に刺されて辛そうだったし要介護なのにプライドが高かったから無理に歩こうとして転けて大出血するし本当に可哀想な事をしてしまった。
他所の他人が人がああだこうだって言うべきじゃない、安楽死も考え抜いた苦渋の決断なんだから
89. 匿名処理班
ああ、安楽死と殺処分という使い分けもあるのか。まあ安易な保健所での殺処分が多すぎるという社会背景もあるんだろうけど、愛犬の安楽死ってのはそうそう簡単に決断したわけじゃないだとだけは知って考えてほしいわけで。ただペットを飼ったことのないひとにはわからいという一文も、ああそういう要素も何気の一言には大きく影響するかなと。
「以前のカラパイア記事『救助犬の安楽死』で、愛犬の安楽死と安易な殺処分を一緒にしないでと叫んだ、おっさん」
90. 匿名処理班
安楽死は外国独特な考えですね。漫画はちょっといいように描きすぎだと思う。今まで飼い猫を見送ったけど、最後の最後まで自分の顔見て鳴いたりしてたから、息が止まるその瞬間まで好きにさせてやりたい。
91. 匿名処理班
ペットとは違うんだけど酪農家なので幾頭もの牛の安楽死に立ち会っている
足を脱臼したり、内臓疾患だったり、分娩後に起こる疾病だったり内容は色々
ホルスタインの安楽死自体は獣医師さんが注射を打ってから1分ほどで息絶える
確かに眠るように死んでいくし、苦しさ等はないだろうと思う(人の目から見ると)
でもいつもなら首の下や上をなでてやると牛は喜ぶのに全く反応しなくなっているほど病状が悪化している牛と接するのはつらい。呼びかけると微かに耳を動かすことができるので、もう触感が分らなくなっているのかもしれない
こんなことになる前に安楽死させてやりたいと正直思う
規定で、もう絶対に回復不能と思える所までいかなければ安楽死はさせれないのだけど
骨折や脱臼でもう回復不能とされた牛を安楽死させる時もつらい
牛自体は元気なのに経済的な理由で飼育は困難になるから
でも治るだろうと思って治療を続けてもどんどん食欲も元気もなくなってすっかり悪化した状態で安楽死を決めた時には「なぜもっと早く安楽死させてやれなかったのか」と思う
ペットのつらい様子を見ていられない、楽にしてやりたいという思いもわかる気がするし、最後に息を引き取る瞬間までそばにいてやりたい、看病してやりたいという思いもわかる気がする
92. 匿名処理班
アカンよこんなの…どうやったって涙を止められない
君と一緒に過ごした日々を、決して忘れない
93. 匿名処理班
※108
その家族じゃないとわからないよね
安楽死で苦痛から解放させてあげた後、その決断をした者の苦痛もあるし・・・
ヒトもペットも自分の口で食べ物を摂れなくなったら終わる時じゃないかと思う
94. 匿名処理班
色々な意見はあると思うし、私自身、共感はしきれないけど、
実際にこれで慰められる人がいるんだから、それでいい。
95. 匿名処理班
すまない
何もしてやれなかった
96. 匿名処理班
※73
僕は動物愛護の観点から書いたわけじゃない。僕は自分を動物愛護なんて言葉を使うような、都合よく他の命と接する人間ではないと信じている。それに僕にも15年前に死んでしまった犬がいたよ。一緒にいたときは僕はとても幸せだったし、今だって彼は僕の心の中に住んでいる。
ペットロス症候群に苦しむ人を救うために描かれたなんてことは僕だってわかってるし、ペットロス症候群にかかる人は家族としてペットを見ていて、そこに大きな気持ちがあることだって知っている。でももし僕が愛玩動物として生まれていたら、他の世界を知らずに飼い主だけが全ての世界に生まれていたら、そのように洗脳された生活を送らなければいけなくなったとしたらと考えたら、僕はとても悲惨な気持ちになるんだ。
この漫画の作者が優しい気持ちで書いたからって、悪意がないからって、人間の罪は消えないし、人間の欲も減らない。君が書いたような、動物からの感謝を人間が受け取るなんて言葉は思い上がりだよ。一緒にいてくれたことに感謝するのは、人間のほうなんだからね。生きるためにではなく、快適に過ごすためだけに、命を自分勝手に扱っているって気持ちを忘れないでください。
97. 匿名処理班
人間以外の動物は諦めないと何かで読んだ気がする。
そして、死をいつも受け入れるとも。
やるだけやって死んでいくということなのだろう。
しかしこれは自然な状態の野生の話であって、
ペットには当てはまらないかもしれない。
不治の病以外では安楽死させたくないなあ。
98. 匿名処理班
「どこ行くのかなあ」
「最近家の中が暗いんだよね。僕が歳を取ったせいかな。おもらしとかたまにしちゃうし。」
「あ、着いたんだ。どこかな。以前よく行ってたドッグラン?ドッグカフェ?」
「なんだいつも来ている病院だった。また注射されるのかな。ちょっと痛くて嫌いなんだよね」
「ご主人様今日は何か優しいね。いつもは体押さえるのに。大丈夫だって。昔みたいに暴れないよ」
「何々?なんで抱きしめてるの?いつもの注射打つだけでしょ。すぐ終わって帰るんでしょ。」
「ご主人様泣いてるの?どうしたの?悲しいことあったの?変なの。注射打つだけなのに。帰ったら大人しくしてたご褒美にお菓子ちょうだいね」
こういうこと考えていると誰も書かないのか、書いていても叩かれるのか。
安楽死に反対するつもりはないが、これも考えてこそ行うべきだろう。
99. 匿名処理班
猫型のココロのスキマ、強引にお埋めします
NNN
尾黒福造
100. 匿名処理班
一度ペットショップで動物を売るのを止めた方がいい。本当に必要なら保健所で引き取って飼ってもらいたい。最後の一文で考えさせられた。
101. 匿名処理班
先日家でラブラドールを看取ったけれど、
心臓が強かったせいか、最後迄苦しそうで見ていてつらかった…
最後の今迄聴いたことのない遠吠え、痙攣を思い出すと、
安楽死も考えてしまう。
大好きなラブの命が、あんなに激しく散っていく姿を見ると、
正直、うまく判断できない
ただ安楽死を選んでも、選ばなくても、
飼い主はどちらの選択でも後悔をすると思う。
あの時もっとこうしていれば、もっと早く気づいてあげれば、
もっと生きたかったのでは、自分の我が侭を押し付けていいのかと
みんなそれを一生背負っていくんだろうな…
太郎、おっさん一人じゃ怪しくて公園や川に遊びに行けないよ…
いないなんてまだ夢を見てるみたいだよ…生活がこんなに変わってしまうなんて
102. 匿名処理班
希望であって現実とは限らない
103. 匿名処理班
人間と同じで延命処置をしないことだけは決めてる
104. 匿名処理班
※124私んちも、2年前16歳のラブを亡くし、それを母と思っていた猫が2か月後に孫の生まれた夜に亡くなり、猫のきょうだいが9/9になくなりました。ラブは聞いたことのない遠吠えを一回した後激しく痙攣し体が起き上がるほどで、見ていた時にあまりに悲惨でそれ以降は飼う気持ちになりません。猫たちはひっそりと家族二人に見守られ亡くなりました。9/9に亡くなった猫は、一晩私の手を両手で握りながら、離そうとすると握り返してその後亡くなりました。心臓が止まった半日後も、目はまだ見えてるような感じに見えました。この後、飼えるかどうか自信がありません。なんせ、三匹ともトイレもお風呂も寝るのも、常に私と一緒でしたから。十分、お互いを労わりながら大切に思いあっていました。ペットは、飼い主より先に亡くなりますが、悲しいですね。ラブちゃん、見ているのはつらかったですね。私も同様です。
105. 匿名処理班
人間でも余命宣告されてから結構長いこと行きていられることがありますが、犬猫の場合はどうなんでしょうね。
ある記事のコメントで「もし日本で安楽死が合法化されたら自分は他人に迷惑をかける前に死にたい」と書いていた人も「ただ、自分の家族の安楽死に同意できるかと言われれば絶対にできない」と結んでいました。私もそれに近い考えです。
欧米と日本のメンタリティの違いなのかなとも思いましたが、たとえ苦しんだとしてもギリギリまで行きていてほしいと思うことは間違ってはいないと思います。欧米の考え方も充分に理解はできますが。
最後をどう看取ってあげるかと言う話と、どういう気持ちで最後に寄り添ってあげる事ができるかというのは別の話だと思います。
ペットの気持ちを理解できているというのは正直半分くらいなんだろうなと思います。
ただ、見送る側としてはわかってあげられたと思いたい気持ちも尊重してあげてはどうかなと、一連の投稿を見て思いました。
106. 匿名処理班
動物は口がきけないから、どのくらい痛いか、ツライかがわからないからなあ。人も動物も、生き物は死ぬ瞬間まで、死にたくない生きたいと望むのは本能だから当たり前だし。人に対しては少なくとも、痛くないよう苦しくないようにの処置は出来るけど、動物の感じ方は人にはわからないから。だから苦しんでる動物に対しては、安楽死は救いになる場合があると思う。それでも、それを選択して、決断せざるを得なかった飼主の哀しさや苦悩は計り知れないよね。だからこそ生まれた漫画なんじゃないかと思う。辛かったね、って私も言ってあげたい。
107. 匿名処理班
※26
私も先代を亡くしたとき同じ考えだったけど、四十九日を過ぎてペットショップで売れ残りで大きくなった猫が居て、思わず連れて帰った
その次の年もまた、猫が来た
それから次の年も猫が来た
そして今年、もう猫はこないだろうと思ったら犬がやってくる
先代が毎年送り込んできている気がしてきた今日このごろです
108. 匿名処理班
もう2匹見送って、いまうちには新しい子をお迎えしたのに、思い出して三コマ目で涙が止まらなくなってしまった。
ペットごとき、犬ごときと言われるかもしれないけど、人間と同じみたいにずっと側にいてくれて、同じ時間を過ごして、支えてもくれた。何を言いたいのかもわかるようになった。そうなるともう、ペットや犬とか関係ない。家族になる。
たぶん、「家族」を亡くした人はみんなこの作品を見て涙を流すと思うな…。
109. 匿名処理班
病で苦しむペットをこれ以上苦しませるだけに
生きながらえさせるのは可哀想だから
安楽死を選択すると言う考え自体は
共感できるし悪いことではない
けどこの漫画はそれを正当化した飼い主の
エゴが気持ち悪い飽くまでペット殺したんだからその業を背負って生きろや
110. 匿名処理班
これが、あるから、可愛くて飼いたいけど、飼えない。
偶然の出会いがあれば、やむを得ないけど。
文鳥1羽で、ダメージ酷かったからなぁ。
111. 匿名処理班
※
138
本文説明にある通り、業を背負ってどうしようもなく苦しい思いをしている人達の救いになればと描かれたものだよ
自分は幸せを与える事が出来なかったということを永遠に苦しんでいけというのも酷だよ
112. 匿名処理班
もう二度と逢えないのなら・・・
いつか私が天に召される時には
真っ先にあの子達の元に行きたい
それが唯一の願い。
113. 匿名処理班
※118
「人間の罪」ってなんでしょうね。「人間の欲」ってなんなんでしょうね。
どこに絶対的な正義があるのか。どこに罪悪があるのか。罪の定義を認定しているキリスト教とかならはっきりしてるけど、八百万神がいるあやふやな日本からするとその罪とか欲とかも個人的な思想に終始するしかない気がします。少なくとも法律上も宗教上も罪ではないわけで。
個人的な思想である以上、人の数だけ捉え方があるわけで…それを他者にあてはめても意味がない気がします。相対的主義でみるとこんな感じです。
114. 匿名処理班
私もコメントの人の意見に賛成。
犬の気持ちなんて犬にしかわからないんだよ。
犬はとっても健気。
だけどさ、自分の生が終わるまで飼い主といたいとか思う子もいると思う。
それをただ自分を慰めるために、人間目線から見た人間目線の気持ちを描くのはどうなんだ。
しかも、これってただのエゴだよね。
こうやって人間のエゴに使われる動物こそ可哀想だ。
115. 匿名処理班
※18
*1です
温かいコメントをありがとうございました。先日、愛犬が旅立ちました。
すごく頑張ってくれました。何度も遠いところへ行き、またこっちの世界へ戻って私を見つめるを繰り返していました。
最期は「もういいの。ねんねしていいからね」と伝えて10分後、子守唄を歌う私の腕の中であの子は息を引き取りました。
大きい子でしたが子犬の頃のように丸くなって、眠るようでした。
抱きしめ頬ずりし、どれほど愛しどれほど幸せだったか十分伝えられたので、恵まれたお別れだったと思います。
今も涙は止まりませんが寂しさよりありがとうの涙です。
本当に苦しく辛いです。でも共に生きれた喜びの方が大きいです。
116. 匿名処理班
※56
*1です。温かいコメントをありがとうございました。先日愛犬を見送りました。
この漫画のように、私も犬の言葉がわかればどんなにいいだろうと何度思ったことでしょう。どこが痛い?何をして欲しい?わからないのがいたたまれませんでした。
何万回大好きと言っても足りないくらい愛していました。私にとっていちばん大事な存在でした。逝った夜はあの子の隣に寝て、頭を撫でかわいい手を握りしめて夜を越しました。肉球はずっと柔らかいままで本当にただ眠っているだけのようでした。
翌日、またきっと会おうねと約束して、お空へと返しました。
お別れはこんなに苦しいけれど、共に過ごした時間はそれを超える宝物でした。あの子を飼って後悔はありません。感謝だけです。
犬のいる人生は本当に素晴らしいですね。
117. 匿名処理班
※1さん
私は112を書いた者ですが・・・
大変でしたね。今、とてもとてもお辛いでしょう。とてもとても深い哀しみの中におられると存じ上げます。
余命宣告され、それでもきっと貴方もわんちゃんも最期まで諦めず頑張って戦った事でしょう。
お別れは本当に辛く悲しいものですよね
一緒に過ごした日々。沢山の想い出・・
かけがえのない時間でしたね。
貴方にこれだけ愛されて大事に想われたわんちゃんも同じく、貴方を愛しとても大事に想っているでしょう。
きっといつも貴方を見守ってくれてると思いますよ。『お母さん、大好き』って・・・
わんちゃんのご冥福を祈ります
118. 匿名処理班
人間って地球を支配して文明築いて
絶対的存在みたいな生き物だと思ってたけどさ
弱い生き物だよなあ。
こんな漫画(失礼な表現して悪いけど)をかいちまうんだから。
119. 匿名処理班
※10
>メシ食えて、暖かい場所で寝られて、自由に遊べて、絶対に幸せだったはずだから。
忘れてるぞ。君といられて幸せだったはずだ。
120. 匿名処理班
今月25日、19:00〜19:25 飼っていたミニチュアダックスフンドが亡くなった。18歳である。昼頃は寝たきりのままワンワン吠えていたが夕方に母が餌を与えてトイレの介護をした後ぱたっと倒れてしまった。その後二度と起きる事はなかった。最初受け入れる事は出来なかったが徐々に受け入れられるようになった。火葬の時は沢山泣いた・・・。あの食欲旺盛と甘え上手が二度と見れないなんて。
121. 匿名処理班
自分からしたら、まだ生きたいと思っているように、人間が思い込んで生き続けさせるのも、人間のエゴだと思う。常に苦痛を伴い、毎日が苦しい人間は必ず「殺してくれ」「死にたい」と言う。テレビなんかでは、それでも頑張る、という人間ばかり映されているから、勘違いしがちだと思うけれど。例えば、自殺を選んだ人間に、生きていれば必ずいい事がある、なんて言いかたをするのは、僕は間違っていると思う。
確かに、未来にはあるかもしれない。でも、辛いのは今で、その今を乗り越えられないし、もうたくさんだ、と思っているから、死を選ぶんじゃないかと考えてしまう。
結局、その人に生きていてほしい、動物に生きていて欲しいと考えることこそ、その人の権利を無視する、人間の持ちうるエゴだと思う。
122. 匿名処理班
ハムスター飼っていたけど、死んじゃた。そのハムスターがいっていそうな口癖入れて読んだら泣いた。
123. 匿名処理班
最初に飼ったわんこが生れつき病気で長生きできなかった。私が5分くらい前に見たときは元気だったのに突然悲鳴をあげたからびっくりして見たら痙攣して倒れてた。夜中だからかかりつけの病院やってなくて家族全員で看病して、頑張って生きて欲しいと思ったし、その思いを感じ取って犬も必死に栄養剤を飲んだり意識を保とうと頑張っているのが伝わったけど、それがあまりにも痛々しすぎてもう、頑張らなくていいようちに来てくれてありがとう、って声かけたら犬も顔を動かして家族みんなの顔をみてから天国に行きました。犬は意外と人間の言っている言葉わかると思います。瀕死の中只々私達のために健気に頑張る姿をこの記事を見て思い出しました。
124. 匿名処理班
※121
大体自殺なんてのは人間しかやらない。
そもそもそんな概念は動物にはない。
権利とか結びつける事自体おかしい。