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東京で大切な人形を紛失した少女、SNSで知ったパイロットが取りに行き自宅まで届けてくれる

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(著) (編集)

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 アメリカに住む9歳の少女は、家族と一緒に出かけた旅行から帰路に着く途中、東京・羽田空港で、大切にしている人形をなくしてしまった。

 娘の紛失した人形について両親がSNSでシェアすると、アメリカン航空のパイロットがその投稿に目を留めて、人形を探し出してくれた。

 さらに、彼は人形を少女が住む自宅まで届けてくれたのだ。

 再び、親友の人形を手にすることができた少女は大喜びした。少女の両親は、パイロットの親切に深い感謝の気持ちを口にした。

Texas pilot helps reunite 9-year-old with lost doll half a world away

9歳少女が旅先から戻る途中で大切な人形を失くす

 テキサス州プラノに住むルディさんとセレステ・ドミンゲスさん夫妻は、インドネシアのバリ島への旅行からアメリカに戻った後、娘のヴァレンティナちゃん(9歳)が人形のベアトリスを紛失していることに気づいた。

 ベアトリスは、アメリカン・ガールの人形で、ヴァレンティナちゃんにとっては、大切な親友だった。

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 悲しむヴァレンティナちゃんを目の前にして、両親はどこで人形を失くしてしまったのか思い出そうとした。

私たちは、ベアトリスがバッグの中に入っているのではと思い荷物を調べましたが、ありませんでした。

最終的に、私たちが人形を最後に目撃したのは、乗り継ぎで立ち寄った東京の飛行機内だったことがわかったので、航空会社に連絡し、人形を探してもらえるよう頼みました。(ドミンゲスさん)

 両親は、SNSでこの1件をシェアした。すると、偶然その投稿に目を留めたアメリカン航空のパイロットが、救いの手を差し伸べてくれた。

人形を探し出したパイロット、ヴァレンティナちゃんのもとへ届ける

 テキサス州ダラス・フォートワース地域を拠点とするアメリカン航空のパイロット、ジェームス・ダネンさんは、SNSの投稿を目にして東京・羽田空港にあるトルコ航空の遺失物取扱所に連絡を取り、ベアトリスがそこにあることを突き止めた。

 ヴァレンティナちゃんによると、東京で飛行機を降りる際に、ベアトリスを一旦座席に置いたそうだ。

 ヴァレンティナちゃんは、母が人形を持って出てくれるだろうと思っていたため、自分はそのまま降りてしまったが、後で「ベアトリスは?」と尋ねると「ママは持ってないわよ」という返事がかえってきて、激しいショックを受けたという。

 機内の座席に誤って置き座りにされてしまったベアトリスは、後に職員が拾って遺失物取扱所に保管しておいてくれた。

 ベアトリスを見つけたダネンさんは、ベアトリスをなんとしてもヴァレンティナちゃんのもとに届けてあげたいと思った。

 そこで、東京からテキサスまでの距離を飛行する間、ダネンさんは自らベアトリスの護衛となり、途中のさまざまな空港でベアトリスの旅の写真を撮って、ヴァレンティナちゃんに送った。

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親友と再会したヴァレンティナちゃん大喜び

 ベアトリスを紛失してから3週間後の8月21日、ダネンさんはドミンゲス一家から偶然数キロ離れたところにある自宅から、人形を車で運びヴァレンティナちゃんに会いにやって来た。

 無事に、親友と再会することができたヴァレンティナちゃんは、笑顔でベアトリスを抱きしめ、ダネンさんに「ほんとうにありがとうございました」と感謝の気持ちを口にした。

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 「ベアトリスは、飛行機の中で行儀よくしていましたか?」とヴァレンティナちゃんに尋ねられたダネンさんは、「とても行儀が良くしていたよ」と笑顔で答えた。

 ダネンさんからベアトリスが飛行した記念の写真や、空路の追跡地図のほか、日本のお菓子をプレゼントしてもらったヴァレンティナちゃんは、次のように語った。

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ベアトリスは、私にとってほんとうに大切なともだちで、私に幸せをもたらしてくれる親友です。

ベアトリスが行方不明になったと、ホテルでわかったときは、悲しくて辛くて、心が張り裂けそうになりました。

でも、また会えてとてもうれしかったです。

 人を助けるのが好きな性質なのだと言うダネンさんは、「誰かのために良いことができて本当に良かった」と、ベアトリスとヴァレンティアちゃんの再会を喜んだ。

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 ヴァレンティアちゃんの父親ルディさんは、ダネンさんの寛大な親切に、感謝の気持ちをあらわにした。

これも、この世界にはたくさんの優しさが溢れていることの表れだと思います。

ダネンさんが私たちを助けてくれて本当にうれしいし、彼には心から感謝しています。

References:Pilot flies American Girl doll 5,880 miles to 9-year-old who lost it / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 13件

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  1. こういうエピソードアメリカっぽくて好き

    • +34
  2. 人形が旅行したように道中の写真を撮ってるのがいいね

    • +24
    1. >>3
      外人はこう言うぬいぐるみやら人形の扱い方が1個人として扱ってほんと上手いよな。

      • +9
  3. いろんな国の人のサポートがあって良かった。

    • +10
  4. 関わった全ての人とベアトリス、ありがとう。
    キャプテンまさかの超ご近所さんw 

    • +15
  5. 従兄弟の話なんだけど

    高速道路のサービスエリアで、駐車場から出発した車の窓から小汚ないクマのぬいぐるみが落ちたのに気付き、慌てて追いかけて100キロ進んだあと、その車に不審者として通報されてパトカーに追っかけられた。
    並走するパトカーに「落とし物!落とし物!」と必死に叫んでぬいぐるみを振り回し、事態に気付いたパトカーが、苦笑しながら前の車を次のサービスエリアに停めてくれたそうな。

    この話が好きで、10年経った今でも時々ねだって話してもらう。

    • +28
  6. 戻ってなによりでしたね。
    パイロットさん優しい。
     
    人形の瞳がピンクのハート形という独特な瞳で、縦巻ロールの髪形かもと、ちょっとだけ期待しました。

    • +2
  7. こういうお話だけ読んでいたい・・いや動物のお話も欲しい・・。

    • +5
  8. 先日のプリキュア、忘れられちゃったぬいぐるみの話だったな
    主のいなくなった洋館に置き去りにされた、付喪神ついてしゃべったりするようになったハムボな猫のぬいぐるみっていう、ちょっとホラーな話だったけどw
    最後は泣けた…

    • 評価
  9. パイロット氏が女の子の家から数キロしか離れてないとこに住んでたという偶然もすごいね

    • +5

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