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5歳の息子が大切なぬいぐるみをイラクにいる兵士の父親に送る。お守りにしてもらうため

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(著) (編集)

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 アメリカ・オハイオ州に住む5歳の少年は、イラクの戦場に行った兵士の父親に会えない日が続いていて、とっても寂しかった。

 その辛さをぐっと抑えて、少年は母親に頼んで、父に自分の一番大切なものを送ることにした。

 それは生まれたときから一緒で、寝るときも一緒の大のお気に入りの恐竜のぬいぐるみだ。このぬいぐるみがきっと父さんを守ってくれて、無事に家に帰ることができると信じたのだ。

 ぬいぐるみを受け取った父親は、片時も離さず持ち歩き、日々の様子を撮影し、息子や家族に送った。

 母親がそれらの写真をまとめ、SNSに投稿した動画は、多くのユーザーの心を溶かしたようだ。

イラクにいる父親に恐竜のぬいぐるみを送った息子

 オハイオ州に住むウェイロン・ホームズ君(5歳)の父親で兵士のデイヴィッドさん(33歳)は、去年8月に軍事訓練のために家を出て、10月にイラクに派遣された。

 ウェイロン君は普段から父親と強い絆を育んでおり、1年にわたる父親の不在を悲しみつつも、父親が安全に家に戻ってくることを祈っていた。

 そこで、母親のテイラーさん(32歳)にお願いして、父親を守ってもらうよう、とても大切な恐竜のぬいぐるみ“ディノ”を送ることにした。

 ディノは、ウェイロン君が生まれたときからずっとそばにいて、とても特別なぬいぐるみだ。毎晩一緒に寝ているので、ウェイロン君にとっても手放すのは辛い。

 それでも、大切な父さんを守ってほしいと願うウェイロン君の思いは強かった。

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ウェイロンは、毎晩ディノと一緒に寝ているので、送ると決めた当初は少し悲しんでいました。

「嫌なら無理に送らなくてもいいのよ」と言ったのですが、どうしてもイラクに派遣されている父親に送りたいという息子の決心は固かったようです。

ディノがお守りになって現地の父親を守り、また、安全に家に帰って来られるのに役立つと、息子は言いました。

 テイラーさんは、ウェイロン君と一緒に「ディノとお父さんの冒険の写真を送ってね」と手紙を書き、ディノと一緒に郵送した。

 ビデオチャットのときにも、ディノを送ることは秘密にしてあった。

 2週間後、ディノは素敵なサプライズとしてデイヴィッドさんのもとに届いた。以来デイヴィッドさんは、息子の願い通り、常に持ち歩いている。

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ディノと父親の日々の写真

 今年5月、ウェイロン君の大切なディノを受け取ったデイヴィッドさんは、驚きながらも、すぐに「届いたよ」という写真をウェイロン君に送って来てくれたそうだ。

夫は、間違いなく息子が常に一緒だったもの手にして懐かしかったと思います。同時に幸せな気持ちになれたと思います。ディノは、きっと我が家の匂いがしたことでしょう。(テイラーさん)

 デイヴィッドさんは、ディノが自分といつも一緒にいて、いろんな冒険しているということを息子に伝えるために、ディノを含む兵士の友人たちと一緒に撮影した集合写真や、いろんな場所に連れている写真をウェイロン君に送った。

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ウェイロンは、特にディノと兵士たちの集合写真が気に入ったようです。父親が大好きな息子は、いなくなって寂しがっていました。

息子は父親と一緒に何かするのが大好きなんです。一緒に釣りに行ったり、アウトドアを楽しんだりができなくなって、息子は父親をとても恋しく感じていました。(テイラーさん)

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約1年後に父親と再会した家族は大喜び

 テイラーさんは、デイヴィッドさんが不在の間も子供たちが寂しがらないように、「楽しくしよう」と努めてきたという。

私たちは、デイヴィッドとビデオチャットをしたり、彼の部屋のクリスマスの飾りなどを送って、クリスマスの雰囲気を一緒に味わってもらったりもしました。

 しかし、父親がいなかった約1年間は、弟ヘンリー君(2歳)を含む家族には、やはり会いたさが募っていた。

 だから今月初めに、デイヴィッドさんが無事にオハイオ州の空港に着いたとき、一家は大喜びした。

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 デイヴィッドさんと知り合って12年、結婚して6年になるテイラーさんは、再会できた感謝をこのように口にした。

夫が、無事に私たちの元に帰ってきてとても嬉しいです。とても、とても感謝しています。

今は休暇中なので、家族一緒になんとかビーチへの旅行を組み込むことができました。

 ディノの冒険を収めたテイラーさんのTikTok動画は大反響を呼んだ。

 「父さんが無事に帰って来られるように」というウェイロン君のデイヴィッドさんへの気遣いに、ユーザーたちは心を溶かされたようだ。

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 「我が子のお気に入りのぬいぐるみをこんなふうに受け取ったら、すすり泣いてしまうな」「彼は素晴らしい父親だよ」「きっと荷物を開けてディノを見たときに泣けただろうね」と言ったコメントが寄せられた。

 同時に、戦地で頑張るデイヴィッドさんへの温かい言葉をもらったテイラーさんは、「みなさんのすべてのコメントに感謝します」と喜びをあらわにしている。

 なお、ウェイロン君は、父親と共に戻ってきたディノと再び一緒に寝ているという。

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References:Boy, 5, sends stuffed dinosaur to soldier dad in Iraq, melts hearts: ‘I’m crying’ / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. 心の拠り所になる何かがあるのはいい事だ

    • +11
  2. ウェイロン君の思いがたっぷりこもったぬいぐるみはとても心強かっただろうなあ
    再会できてよかった
    でも一番いいのは世界中のすべての人が戦いに駆り出されなくてもいい世の中になることだ

    • +15
    1. >>4
      本当それ
      全く関係ない国家に内政干渉するのは良くない
      米軍はさっさと引き上げてほしいものですね
      そうしたら兵士の子供たちがこんな悲しい思いをしなくて済むようになるのだから

      • 評価
      1. 米6
        そうよね
        その国の国民がいくら蹂躙されようと、それを少しでも減らす手助けができようと、安全な国でぬくぬく生きていける人たちには関係ないことなんだし
        無抵抗で蹂躙されないために、募金したり武器をあげるくらいで留めるべきね

        • -2
      2. 無事戻ってこれてるし、実績があるお守りは最高だな

        ※6
        言いたいことはよくわかるし、その他にも問題点もたくさんある
        だけどその一方でイラクから米軍が撤退するとだな、ただでさえ不安定な地域がさらに不安定化するんだよ
        特にシリア、イラン、ロシア、中国、そしてISみたいなテロリスト
        不安定化させることによって勢力を伸長させ利益を得ようとする勢力が実際にいるわけ
        当のイラクに自立する力がなく、それらを力ずくで押さえつけてるのがアメリカなのよ
        イラクが不安定化すると周辺国も連鎖しかねないし、日本だって石油価格がさらに高騰する可能性が高いから人ごとじゃない
        現地民への駐留米軍の横暴さとか色々問題抱えてるけど、さっさと撤退すればいいという簡単な問題でもないのは知っておくべきだと思う

        • +12
        1. >>12
          その理屈だとアフガニスタンからは撤退した事実を鑑みればダブルスタンダードではないですか?
          他にもアフガニスタン、シリア等では米軍による空爆によって無関係な民間人が大量に犠牲になってもいます
          内紛による争いはたしかに問題かもしれませんがアメリカの身勝手な都合で偽善を押し付け世界の混乱を助長させている事のほうがよほど悪質だと思います

          • -4
          1. >>20
            理由は単純だと思われます
            アフガンに石油が大量に湧くわけではないから
            正確には埋まってるらしいけど、それを採掘して安定供給するまでの採算が合わないとみられたから
            民主主義を標榜してきた政治的な問題やロシアや中国の影響拡大などの地政学上の問題はあるけれど、死者が増える一方だったり経済的な問題からすると恐らく些細な問題としてアメリカ内で見られたわけですね
            あなたの言う通りアメリカのダブルスタンダード炸裂した結果だと思います
            そして西側諸国も遺憾砲を発射するのみで黙認したという事です
            誰だって損失が増える一方だとわかってる火中の栗を拾いたくないですから
            一方のイラクは既に石油が採掘可能な状態で、且つ(政治記者暗殺で滅茶苦茶ぎくしゃくしてるけど)同盟国のサウジの防波堤として経済的、政治的に無視できない位置にあるからです
            もしイラクがイラン側になったらサウジがブチ切れて核保有とか言い出しかねないと思います
            そうなったらさらに中東荒れるはずです
            まあそもそもイラクは太古の昔よりチグリス、ユーフラテスの流域として地政学上でも要衝ですし
            あと、中国は民主主義とか屁とも思ってないのでタリバンアフガンから採掘権だけ買ってウハウハしてるらしいですよ
            アメリカは自国の行動に(アメリカの考える現地事情にそぐわない独善的な)民主主義がセットメニューになってるので、民主主義って何それおいしいの?って国からすると押しつけがウザいだけですね

            • +1
          2. >>20
            兵士も兵力も無限なら撤退はしなかったでしょうね。
            兵士という貴重で尊い有限のリソースをいかに有効に使うかを考えたら、
            少しは撤退理由も理解できるのでは?

            • 評価
      3. >>6
        現在イラクにいるのは米軍だけでなくNATOからも人員が出ている。
        戦闘を主任務としていず、イラク軍への助言・支援・訓練が主。
        兵員数は2500人。

        今年に入ってからでも、IS残党の活動があったりで>>12の書くとおり放置する事も出来無いし、アフガンでの失敗を繰り返すことも出来ない。

        • +3
    2. >>4
      異教徒 異人種 異民族 異国人は人間ではなく
      よそから奪い取って儲けたいってのがいるから
      戦争は起きてしまうのよ…

      • +1
  3. 少しいえかなり涙腺緩みます。
    こういうの見ると兵役は親子はもちろん人との絆を強くしてるわけで、あっても良いかなと思う。何でもかんでも否定していては感動は生まれない。

    • -1
    1. >>5
      兵役なんざないに越したことはないと思いますがね。
      つよい絆は兵役でなくても結べるし、そもそも兵役なんて、敵を擂り潰したり潰されたりするためのもので、部外者の感動やお涙のためにあるものじゃないですし。

      むしろ、父子の絆が深刻な危機に晒されたからこそ、少年はもっとも信頼する心の拠り所に父の守護を委ねたではないかしら。
      「戦争に行った男達は二度と帰ってこない」
      っていう類の、帰還兵の家庭で囁かれ続けた言葉を彼は直感的に理解したのだと、私などは考えますよ。

      • +1
      1. >>23
        かけがえのない命のやり取りの中に本当の感動がある。
        「戦争に行った男達は二度と帰ってこない」からこそ輝き強くなる絆がある。
        戦火で理不尽に奪われる命を思って流す涙がある。
        愛する人のために命を捧ぐ勇者に輝きあれ!

        • -1
    2. >>5 >>25
      ふざけるな
      人の命や危難は誰かが感動するためにあるのではない
      あまりにも醜悪で身勝手な意見だ

      • +1
      1. >>30
        命は愛する人や忠誠を誓った人を守るためにあるのではないですか。
        人の命は嘲ったり馬鹿にするためにあるのではないのですよ!

        • -2
  4. ホンマにねぇ、戦う相手側にも同じように妻子家族がいるのにね 何をしてるんやろ

    • +10
  5. ウクライナもロシアも帰りを待ってる家族が沢山おるんよな
    安全な政治家に比べて兵士はいつも大変なんだなぁ

    • +8
  6. もう記事タイトルだけで涙腺にきてしまった
    でも帰ってきたときの動画お子さんよりママさんのほうが先に抱き着きに行ってるの
    ちょっとふふってなったそら愛する人を待ち焦がれていたのはママさんだって同じだよね
    猛暑に気を付けて思いっきり家族と休暇を楽しんでもらいたい

    • +6
  7. 無事に戻ってこられて良かった

    戦争だから、こんなに大事に思われている誰かのお父さんお母さん、誰かの娘や息子であったとしても時には命を失ってしまうんだよなあ…

    • +3
  8. やめてくれ
    オッサンの涙腺にダイレクトアタックや…

    • +2
  9. 送ったのにパパが殺されたら、この子はどうしていたのだろう。パパが殺されなくてよかった。

    • 評価
  10. 父を思う子供は純粋で心は震えるが、
    そのパパが属するアメリカがイラクで何を目的にしてるか知った時、
    息子は何を思うのだろう。

    • -1
  11. 第一に、こういう行為を受け入れてくれる父親に優しさを感じるな。自分は同じような事を父親にしたけど「余計な事するな!」と一蹴された。勿論軍人ではく一般的な職業の人間だが。

    • +2

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