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信仰深いペルーの先住民族を恐怖に陥れたUMA「皮をはぐもの」の正体が判明

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(著) (編集)

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 ペルー北部にある先住民族が住む村で、今年7月以降、身長2m以上のエイリアンのような謎生物が浮遊しているのが何度も目撃されていた。

 それは、地元の人々に古くから伝わるUMA「皮をはぐ者(ロス・ペラカラス)」だと噂され、村中に脅威が広がる中、少女がナイフで喉の一部を切られて病院に搬送されるという事件が起きた。

 その後、パトロールが強化され、ペルー国家検察庁がついにその正体を突き止めた。

 やはり人間の仕業だったようだ。違法な金採掘集団がジェットパックに乗って、村人らを驚かしていたのだという。

鎧をまとい浮遊する「皮をはぐもの」に恐怖する住人

 今年7月、ペルーのロレート県、アマゾン盆地北部にある、人口約3000人の小さな「アルト・ナナイ」村で、7月11日から奇妙な目撃報告が相次いだ。

 暗い色の頭巾をかぶり、鎧をまとい、空中浮遊している身長2メートル以上のエイリアンのような謎生物が飛び回っているというのだ。

 鬱蒼とした森の中にあるこの村には、先住民族の「イキトゥ(Ikitu)」族が暮らしている。

 信仰深いイキトゥ族の人々は、ペルーに古くから伝わる、人間の顔や臓器、脂肪を食べる伝説のUMA「ロス・ペラカラス(皮をはぐ者)」、または「グリーンゴブリン」に違いないと恐怖におののいた。

少女が首を切りつけられる事件が発生

 そんな中、15歳の少女が首を切りつけられる事件が発生し、病院に搬送された。村人たちは謎生物の仕業に違いないと信じた。

 イキトゥ族の首長、ハイロ・レアテギ・アビラさんは、「謎生物の存在が地域社会を脅かしている」と、地元放送局のラジオ・プログラム・デル・ペルー(RPP)に語った。

私は、それを2回撃ったが、倒れずに立ち上がって消えました。謎生物は、弾丸を通さないのです。

 以下の動画は、謎生物を撮影したものだそうだ。

その正体は、ジェットパックに乗った金採掘犯罪集団

 この事件を受けたペルー国家検察庁は、謎生物の正体を突き止めるべく調査を開始した。その結果、違法な金採掘犯罪組織が関わっていたことがわかったという。

 検察当局は彼らを恐怖に陥れることを目的とした空飛ぶ謎生物の攻撃が、実はジェットパックに乗った金採掘集団によって計画されたとし、非難している。

 アルト・ナナイ村は金(ゴールド)が豊富で、その金属はナナイ川の支流沿いの川底に沈泥のように堆積していると報告されている。

 アルト・ナナイを含むロレト地域の環境問題を担当する専門検察官キンタニラ氏は、RPPに対し、これらの犯罪組織は違法ビジネスの80%をナナイ川流域で行っていると語った。

 検察当局によると、ジェットパックで飛び回るこれらの金採掘集団は、謎生物を作り上げ、村人たちに恐怖を植え付けようとしているという。

 その目的は、地元住民を家に閉じ込め金採掘場から遠ざけることだ。

 検察当局は、犯罪集団がジェットパックを使ってナナイ川近くの密林のさらに不可能な場所に到達し、より多くの金を採掘しているのではないかと推測している。

 検察側のもう1人の重要証人は、学校教師のクリスティアン・カレブ・パカヤさんだ・

 彼は、より地上的な手段で不気味な存在が地上から飛来するのを目撃したと主張した。

 この事件を捜査しているペルー政府の検察官カルロス・カストロ・キンタニージャ氏は、「彼らは人を飛行させるスラスターやドローンなどの最先端技術を使用しているだろう」と語っている。

規制がほとんどないペルーでの金採掘はリスクが低い

 イキトゥ族は軍に介入を要請し、村人たちは襲撃犯を見つけるために夜間パトロールを開始した。

 ペルーでの金採掘はほとんど規制されていない。2008年に金融危機に見舞われたとき、個人採掘がブームとなり、麻薬密売よりも金の方が儲かるようになった。

 インターポール(国際刑事警察機構)は、ラテンアメリカでは現在、金採掘が「麻薬密売よりも利益を上げている」と報告しており、犯罪組織からは、「リスクが低い」とみなされているのだそうだ。

 彼らは、ブラジルの「オ・プリメイロ・コマンド・ダ・キャピタル」、何十年もの間ラテンアメリカを荒廃させたFARC(コロンビア革命軍)の「クラン・デル・ゴルフォ」など、麻薬カルテルに属すも部分的に追放された金採掘マフィアである可能性が高いと主張している。

References:Peru prosecutor accuses illegal gold mining gangs of posing as 7-ft ‘aliens’ to terrorize locals / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 32件

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  1. うるさすぎて流石に人工物と気付くと思うが

    • +7
  2. 夏の怪談話が流行らなくなったのって
    妖怪や宇宙人より人間の方がはるかに怖いってのが
    多くの人の共通認識になっちゃったからかもな…

    • +20
  3. オカルトの中身がめっちゃハイテク過ぎて、びっくりしすぎて笑ってしまった

    • +20
    1. >>4
      幽霊の正体も枯れ尾花からジェットパックに変わる時代…

      • +5
  4. ボバフェット思い出したよ
    やってる事もいかにもタチ悪い賞金稼ぎがやりそうな仕事だし

    • +6
  5. ジェットパックの価格は、44万ドル(約4800万円)とされています。

    • +10
  6. 藤岡弘、の探検隊の出番かと思いきや
    仮面ライダーのショッカーの方が近いパターンか。

    • +5
  7. 同じ中南米でもコロンビアのカルテルが潜水艦作ってたり、メキシコじゃカルテルが正規軍買収したりなんて話あったりするけど…なんで中南米ってマフィアや犯罪組織がこんなに強いんですかね…?

    • +5
    1. >>9
      政府がむちゃくちゃに腐敗していて、地域の運営(雇用創出、治安維持、インフラ整備)を非合法組織がやっているという背景がね。もちろん慈善事業じゃなくて民衆の味方というイメージと構成員の確保や犯罪の手駒にするのが目的。

      元軍人や元警官も金に釣られるだけじゃなくて、体制側のやり方に嫌気がさして反政府活動として参加する。スキルはプロそのものなので私兵だとバカにできない。

      • +12
    2. >>9
      北米の自由貿易協定のせいで
      すべての国で中間層が壊滅してるせい。
      儲かってるのは大きな
      グローバル企業のみ。

      • -2
  8. オカルト物かと思って読み勧めたらその原理が科学力だったという
    一昔前のSF小説感

    • +5
  9. 銃が効かないんじゃなくて当たってねぇだけじゃねぇか

    • +7
  10. 皮を剥ぐなんていうからプレデターを期待したのに…
    にしても、ドローン飛ばした方が楽で安全じゃないですかね

    • 評価
    1. >>16
      別の翻訳記事だとドローンも使ってたそうな。
      人が飛んでる方が良い時もあったんだろうね。

      • +4
  11. 想像の斜め上をゆく結果に衝撃。さようならUMA。

    • +3
  12. お化けより生きている人間のほうが怖いんだよお婆さん「お化けより生きている人間のほうが怖いんだよ」

    • +2
  13. ツイッターの動画、空耳になってる
    「あーいた、いた!、そこ、上だ上!」

    • +1
  14. 差し詰めフライング.ガリンペイロと言った所か

    • +1
  15. 住民を驚かすなら万歩譲ってだけど、ビビらせるために少女の首を切るとか鬼畜だろ

    • +2
  16. いくらで買えるかはともかく
    ジェットパックってそんなに使い勝手のいいものか?

    • 評価
  17. 動画の最初のほうの男の人の声が
    「あー、いた いた!! 動いた 動いた!」
    に空耳したw

    • +1
  18. ドローンやジェットパックの新技術と怪異や都市伝説の古典的恐怖のフル活用
    アメコミや古典的特撮みたいな犯罪組織ってほんとにあるんだね

    • +3
  19. フライングヒューマンの正体ですか?
    そのままですね

    • +2

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