この画像を大きなサイズで見る今から数十億年後、寿命が尽きた太陽は膨張し、やがて周囲の惑星を飲み込み始め、私たちの地球も終わりを迎えるというシナリオが存在する。
そしてどうやらそれは、本当であるようだ。恒星が惑星を飲み込むまさにその瞬間が、史上初めて目撃されたのだ。
『Nature』(2023年5月3日付)で発表されたその証拠は、地球から1万3000光年離れた星で起きた長い低エネルギーの爆発だ。
そこでは太陽とほぼ同じ大きさの恒星が、木星のような巨大な惑星を飲み込むという、陰惨な、だが壮大なドラマが展開されていた。
それは今から50億年後に太陽が死滅するとき、水星・金星・地球がたどる運命をも予言しているそうだ。
死にゆく恒星が惑星を飲み込む
銀河系の恒星の一つである太陽は、その中心核で水素を核融合し、ヘリウムに変換することで燃えている。この力によって太陽は膨張しようとするが、自身の重力がそれに対抗するため、現在の大きさで釣り合っている。
ところが水素が少なくなると、核融合は太陽の中心ではなく、その周囲で起きるようになる。すると核融合と重力のパワーバランスが崩れ、やがて太陽は膨張を始める。
つまり年老いた太陽はいずれ「赤色巨星」に変化し、その大きさは現在の百倍以上にもなる。もちろん太陽のそばにある惑星にとっては災厄以外の何者でもない。
水星や金星といった内惑星は飲み込まれ、蒸発してしまう。 地球が飲み込まれるかどうかははっきりしないが、 現在のような青い惑星ではもはやいられない。
この画像を大きなサイズで見る星が惑星を飲み込む瞬間を史上初めて観測
膨張した星が惑星を飲み込むと、その相互作用によってエネルギーと物質の爆発が起きる。今回観測されたのがそれだ。
地球からおよそ1万3000光年離れたわし座の近くで、「ZTF SLRN-2020」と命名された恒星の爆発が検出されたのは2020年のことだ。
その星は1週間のうちに通常の100倍も明るくなった。当初は超新星爆発やガンマ線バーストにも思えたという。
だがマサチューセッツ工科大学やハーバード・スミソニアン天体物理学センターなどの研究チームが、その光や化学的な痕跡を分析したところ、爆発から放出されたエネルギーは非常に小さいことが判明。
こうした事実に基づき、研究チームは、星に惑星が飲み込まれたことで起きた爆発であると結論づけている。
これまでも、星が惑星を飲み込んだ直前や直後なら観測されたことがある。だが、飲み込むまさにその瞬間が目撃されたのは史上初めてのことだ。
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この画像を大きなサイズで見る惑星を食べた後、水素と塵を放出
飲み込まれた星の爆発は約100日間続き、その光や放出された物質から、膨張する星や飲み込まれた惑星の質量が推測されている。
それによると、爆発によって地球の質量33個分の水素と0.33個分の塵が放出されたという。それは惑星を食べた星が出したゲップのようなもので、新たな星や惑星を作る材料となる。
また、このゲップから星の質量は太陽の0.8~1.5倍、飲み込まれた惑星は木星の1~10倍程度だと推測されている。
史上初めて観測された死にゆく星と惑星のドラマは、太陽系をはじめとする星と惑星系の最終的な運命について理解を深めるヒントだ。
「この結果は、私たちの存在のはかなさを物語っています」と、研究チームの一員であるNSF国立光赤外線天文学研究所のライアン・ラウ氏はプレスリリースで述べている。
今から数十億年後、寿命がつきた太陽系は、ほんの数ヶ月だけ続く最後の閃光となって幕を下ろすのだそうだ。
References:In a first, astronomers spot a star swallowing a planet | MIT News | Massachusetts Institute of Technology / Astronomers witness star devouring a planet: Possible preview of the ultimate fate of Earth / written by hiroching / edited by / parumo














地球もいずれこうなるんだよなぁ・・・
え?そんな一気に膨れて飲み込むの?
>>2
飲み込まれた星の爆発が約100日間続く、ということで
恒星の膨張速度はそんなに早くないのでは。
大丈夫、ミロクマンが救済する
数億年先まで人類が残ってるとも思えないので気にしないでいいレベル
誰も影響を受ける事はない
数億年先なら、地球以外に住んでいる人もいるだろうね。
ニュースでその光景を見ているんじゃないかな。
十年先がどうなってるかもわからない
細胞みたいだな
それなんよな。人類は滅んでいそう
今から数億年先ならば、人類が地球を脱出する術を身につけるためには十分な時間とも言える
そう、この与えられた時間は『都合が良すぎる』
やはりこの世界はシミュレーションなんだよね
一足先に飲み込まれてみたけどちょっと暑いから大変だよ
死が恐い
なぁに
バットで打ち返してやるよ。
トランスフォーマーのユニクロンは実在したのか
自分が体験することはないし、したくもないけど、実際に見てみたいという気持ちもある
太陽の寿命まで地球が残ってるかなぁ
>>16
地球がと言うより人類がの方が・・・。
太陽が膨張して地球の軌道まで来ても
その時地球はさらに外側に弾き飛ばされるので飲み込まれることはないって聞いたけどどうなの?
どっちにしても環境は滅茶苦茶になってるだろうけど
>>17
太陽に飲み込まれる説と、軌道が膨張して飲み込まれない説があるのは確か
いまは”飲み込まれない説”の方が有力だった気がする
ただ、主系列星の大きさとか重さとか性質とか。惑星の位置とか色々要素があるから
もっと観測データが集まるか。実際その時が来てみないとどちらが正しいかは不明
50億年ぐらい生きられたら、その眼で観測できる可能性はあるで!
もっともあと5億年ぐらいで地表から水が消えるわ。10億年ぐらいで太陽が不安定になって地表に住めるか微妙になるとの推測があるので、かなり苦行だけど
>>23
光速で地球の周回軌道を周り続ければ時間稼ぎは出来そう
>>32
…スーパーマン?
話は聞かせてもらった
人類はry
途方も無い時間がかかるというだけで
地球が滅ぶパターンはいくつもあるし人類で戦争なんてしてる場合じゃないわ
月や火星に移住しましたってくらいじゃ人類滅ぶよ
太陽に飲まれて宇宙の塵になって
何十億年後に再び収縮して星の材料になったら面白いな
太陽が100倍になっても飲み込まれるのは水星だけで
金星から先は範囲外
ただ太陽が極端に近くなるので
地球も水星のような高温の世界になるんだろう
月は毎年3cm地球から離れてるけど、この太陽の膨張のせいで地球から逃れる前に破壊されるらしい。かわいそう。
この手の話になるとかならず「ロッシュ限界」が関係するはずなんだけど、言及がないのは違和感を覚えるなぁ……
>>26
「ロシュの限界」はこの件には関係しない。太陽が膨張して太陽表面と地球の距離が近くなるだけなので、地球に対する太陽の重力が大きくなるわけではないから。
最新ニュースだと太陽の膨張は地球のぎり手前にとどまるらしいよ。
とはいえ無事で済むはずもないが。
生命体が種を存続させ続けるためには、惑星の寿命、恒星の寿命、そして宇宙の寿命を超えなければならない。
宇宙に滅ぼされない種族に上り詰めたときに一体何が待ち受けているのか….
>>29
先の先を考える事は良いSFを産む良手だ!
>> 今から数十億年後、寿命がつきた太陽系は、ほんの数ヶ月だけ続く最後の閃光となって幕を下ろすのだそうだ。
儚さ、哀愁、そしてほのかに浪漫の香りがしてこれすき!