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地球上の生命が滅びるまで、あとどのくらい?思っているより時間はないのかもしれない

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(著) (編集)

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 地球の運命は、太陽と共にある。そこから考えると、地球にはまだ50億年ほど時間が残されているが、我々人類は、そこまで長く生きられないという。

 太陽は水素を燃やしながら徐々に明るくなり、地球もどんどん熱くなる。こうした太陽による温暖化に、地球の生物圏は負のフィードバックでどうにか対抗してきた。

 だが、それもあと10億年もすれば機能しなくなる。その時が、地球上のすべての生命が死滅するときだという。

地球に残された時間は約50億年

 地球の運命は、誕生する前からもう決まっている。世界はそのエネルギーを太陽に依存しているが、その太陽ですら永遠ではないからだ。

 ほかの星と同じく、太陽もまた自らの重力と戦っている。1.989×10^30kgの質量が押しつぶされることで、水素原子核が押し出され、融合して”より軽い”ヘリウムなどになる。

 するとE=mc2の原理により、融合前後の重さの差の分がエネルギーに変換されて光となる。これが太陽を輝かせ、地球の生物はその恩恵を受けることができる。

 しかし燃料を燃やせば、やがて燃え尽きる。今現在、太陽のコアにはたっぷりの水素と核融合を起こせるだけの圧力と温度がある。

 だが今から50億年も経過した頃には、コアの水素は枯渇。もはや不活性なヘリウムしか残されておらず、コアにかかる重力の圧力が強まる。この時点になると、太陽に残された寿命は1億年ほどだ。

 太陽はエネルギーの流れをどうにか維持しようと、必死に自らを改造する。

 だが、やがてはコアが縮小するとともに、外側が膨張して、いわゆる「赤色巨星」に変化する。その時、おそらくは地球を飲み込むほどに巨大化すると考えられている。

 つまり、地球の一生は、これまで暖かな恵みであった太陽に飲み込まれて終わるのである。

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地球内生命に残された時間は約10億年

 だが、これはあくまで地球の最後の話だ。地球が滅びるまであと50億年残されているとしても、地上で生きる私たちに残された時間はずっと短い。

 問題となるのは、やはり太陽と重力の争いだ。今、太陽のコアでは順調に水素が燃えているが、変化はすでに起きている。

 水素が1キロ燃えるごとに、太陽の内部はわずかに収縮し、ほんの少しだけ温度が上昇する。じつは核融合によってエネルギーが生み出される割合は、温度にとても敏感だ。

 ほんの少しコアの温度が上がるだけで、太陽は目に見えて明るくなる。つまり太陽はこれまでも、これからも、少しずつ明るくなるということだ。

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 こうしてジリジリと増し続ける輝きが、太陽が赤色巨星になるずっと前に、地球の生物をこの世から消し去る。なぜなら太陽の輝きの増加は、そのまま地上の温度上昇につながるからだ。

 これまで地球の生物圏は、「負のフィードバック」と呼ばれる方法で、この温度上昇に対抗してきた。

 たとえば、地表の温度が上がると、生物圏は雲の反射率が高くなるように作用し、余分な日光を宇宙に跳ね返す。

 しかし、それにも限度がある。太陽がどんどん明るくなれば、いずれ生物圏は負のフィードバックによっても対抗できなくなる。

 ここで鍵を握るのは、海の蒸発だ。水蒸気には、温暖化の主犯とされる二酸化炭素よりもずっと強力な温室効果がある。

 太陽が明るくなり、海水が大量に蒸発するようになると、大気は水蒸気で満たされ、水蒸気の温室効果が暴走し出す。

 負のフィードバックが正のフィードバックになるのだ。

 海が蒸発し、水蒸気が地球を熱くする。すると、さらに蒸発が進み、いっそう海が蒸発する。最後は、地球のどんな生命も耐えられないほど高温になる。これが私たち地球の生命の終わりだ。

 では、その地球の生物には、あとどのくらい時間が残されているのだろうか?

  残念ながら、私たちにはあと10億年ほどしか残されていない。多少の不確実性はあり、あと15億年と推定した最近の研究もある。

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宇宙の知的生命についての深淵な疑問

 いずれにせよ、地球自体の寿命があと50億年なのに比べれば、私たちに残された時間はずっと少ないのだ。

 こうした考察から、宇宙のどこかに存在するかもしれない知的生命について、とある深淵な問いが浮かんでくる。

 地球の生命が誕生したのは35億年以上前だとされている。それに対して現生人類が誕生したのは、たかだか20万年前のことだ。

 その時点で私たちには10億年しか残されていないということは、人類は地球に生命が存在できる期間のむしろ終わりに近づいた頃に誕生したということになる。

 このことは、宇宙における知的生命体の存在について、何を物語っているのだろうか。

References:How long until all life on Earth dies? – Big Think / written by konohazuku / edited by / parumo

追記:(2022/12/15)本文を一部訂正して再送します。

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この記事へのコメント 48件

コメントを書く

  1. 温暖化の原因は、二酸化炭素の排出ではなく太陽の変化じゃないかと…。二昔前ぐらいにオゾン層破壊とか騒いでいたけど、穴は勝手に修復したしね。

    • -21
    1. ※1
      現在問題になっている地球温暖化について言えば
      太陽活動の変化ではなくCO2の増加が主因で合ってるかと。
      太陽活動の活発化は1億年で+1%くらいの天文学的タイムスケールの話。

      あとオゾン層が回復したのは破壊の要因になっていた
      フロンガスを規制したためであって勝手に治ったわけじゃない。

      • +18
      1. ※3
        フロンガスが成層圏上層に上がるのに百年単位と聞いたが、その理屈では現在解消する筈が無いンだが。科学的正しさを情報量の多さで評価していないか??温暖化の理由は今以て只の学説やぞ。海洋表層水の先行する上昇を説明できていない。海水を温められるほど今の大気温度は上がっていません。

        • -9
        1. ※14
          フロンガスが成層圏に届くまで百年ってのは明らかにデマでしょ。山形大学の公式HPによると15年くらいとある。そもそもフロンガス発明されてからまだ百年経ってないし、大量に使用されるようになったのは1970年代から。科学的正しさと言うなら、デマに踊らされるのは良くないと思うよ。

          • +6
          1. ※31
            オゾン層破壊を問題にしR12から134へ切り替えたのが80年代後半から
            その時既にオゾン層破壊されており、放出されたR12は2000年前後にオゾン層を破壊するので極大化するはずであったのに全く観測されず
            それをデマと断ずるなら理系脳は無い方ですな

            • -5
          2. ※42
            横ですまんけど31がデマと言ってるのは
            「フロンガスがオゾン層に届くのに100年かかる」という話だよね。
            この話はちゃんとした情報源があるの?
            15年説については山形大学のHPがソースとして挙がってるけど。

            あとオゾン層破壊のピークは90年代後半と言われてるから
            割と一致してるのでは。

            • +5
      2. >>3
        水蒸気じゃね?そのせいで二酸化炭素が増える。

        • -3
        1. ※24
          水蒸気は先に気温が上がらないと増えないよ。
          その気温上昇の主因がCO2の増加とされてる。

          順序としては
          CO2が増える → 気温が上がる → 水蒸気が増える
          という流れ。

          • +2
      3. ※3
        変化は常に起きていると考えるべきだろう

        • -2
        1. ※44
          太陽活動に変化があればリアルタイムで観測できる。
          現状では温暖化をもたらすような変化は起きていないので
          (どちらかと言えば黒点数の減少等、マイナスの要因が見られる)
          今の温暖化については太陽活動が原因である可能性は低いかと。

          • +2
  2. なんてこった、人魚の肉など食べなければよかった……

    • +3
    1. ※2
      永遠の命を手に入れても、この場所は永遠には続かないってことさ

      • +1
  3. 56億7千万年後に現れる弥勒菩薩は間に合わないって事ですね~

    • +11
    1. ※5
      究極の救いは、熱的死(熱量死)ってことでは?

      • 評価
  4. 10億年たつ頃には人類は時間を超越していると信じている

    • +4
  5. あと10億年しかないのか。もっと生きたかったな。

    • +6
  6. 約千年後に化石燃料枯渇。化石燃料由来の製品が製造不可。人類はロケットを製造できなくなる
    一万年~三万年後に氷河期の到来。人類の居住地は半分以下、農耕可能地はそれより少なく収穫は極めて減退する
    人類は2回目の氷河期を経験するし万年単位でも前途多難なんですが

    • +4
    1. 現代のモデルでは地球は太陽に飲み込まれないモデルもありますね
      太陽系が膨らむのと同時に地球の軌道も徐々に膨むという仮説

      ※9
      2~3万年後に氷河期が来るとしても、今のまま人類が発展していれば、軌道上に鏡を並べて
      地球に降り注ぐ太陽光の量を調整するという単純な方法で対応は可能だったりする
      なんならわざと温室効果ガスを増量する手段まである

      • +1
  7. 地球を脱出するしかない。テラフォーミングして移住すれば一時は凌げるか。

    • +1
  8. 都市部のフロンがなんで南極のオゾンホールに関係あるのやら
    成層圏で関係あるとしたら世界中の核実験で放射性物質がオゾンを破壊していた

    二酸化炭素は温度が上がると海水から沸いてくるけど気温が下がったら逆に吸収もされてる

    石油は電気があれば圧縮して作る事もできるし核融合炉も作成中
    地球56億年で生命誕生から46億年そして人類文明が誕生してまだ1万2000年

    • -8
  9. 今が良ければいい
    プラゴミで汚れた海も
    レジ袋の食べて死んでいく生物も
    木材切って売って、土地売って
    CO2増えたっていい
    まだ大丈夫だから

    • -11
  10. 「たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える」

    • +4
  11. ♪ ばくはつだ ばくはつだ げいじゅつだー

    タローマンを見たら、なんかそれもいいんじゃないかと思うようになったよ。

    • 評価
  12. 我ら最強のクマムシさんも全滅するってマジ?

    • +3
    1. ※21
      乾眠状態で宇宙に放り出されればワンチャン生き残るかも
      ただそのうち考えるのをやめるかもしれないけど

      • 評価
      1. ※48
        元より乾眠状態では何も考えてなさそう。
        まあ起きててもどれだけ思考をしてるかは怪しいところだけども。

        • 評価
  13. 〉〉こうした考察から、宇宙のどこかに存在するかもしれない知的生命について、とある深淵な問いが浮かんでくる。

    なんか、存在しない神を引き合いに出そうとしてる感じが気持ち悪い。

    人類が存在するのは、人類が存在できる環境だからで、自然だろうが人工的だろうが存在できなくなれば絶滅するだけ。

    • -3
  14. 最近、70万年前の人類の遺跡とか出てきてるし、もうあと200年もしたら人間がテレポートできるようになってるかもしれないし、10億年後は他の惑星に行く技術くらい獲得してると思うのよね。
    これすら妄想。
    目に見えてる今以外、不確実だわ。

    • +2
  15. もしID論的な話であるならば、
    ・知的生命体は恒星の軌道にある惑星に生まれる
    ・知的生命体は惑星が恒星に飲み込まれる前に惑星の重力を抜けて宇宙に進出しなくてはならない
    みたいなルールがあって、それが出来るかどうか試されていたりしてね。
    宇宙飛行士がみんな宇宙に行くと神が、神を、とか言い出すのには理由があるのかなとか思ったり。あーでも日本人飛行士はどうかな。常日頃から身近に神を感じてるからなあw

    • -2
  16. しょうがないなぁ。
    人類が30億人だった頃に戻るかぃ。

    • +1
  17. たった300万年前にはほぼ猿だったから10億年あれば太陽系脱出は出来そうだね
    ただ300万年に猿だったのに10億といわず1億ともいわず1000万年程度でももう人ではないだろうな

    • +4
  18. タイタンに移住すれば飲み込まれないだろう

    • 評価
  19. 指数関数的に発展してる現代科学ならタイムリミットまで十分過ぎるほど猶予がある。
    ついさっきも核融合の基礎技術の開発に成功したアメリカの例を取っても、あと10年、長くても100年あれば実用化までこぎつけるだろ。
    そしたらエネルギーなんてほぼ無限に使えるようになる。更に核融合炉の応用なんかも進むし、少なくとも人類は自滅しない限り太陽系が崩壊するまで生きながらえるだろうね

    • 評価
  20. 太陽系内への植民(月とか火星とか)が練習問題、
    太陽系外星系への植民が本番です
    人類はどこまで行ける?
    下手したらゆりかごの中で滅びそうだな・・・

    • +2
  21. すると地球生命最後の日は分厚い雲の下ということになるのかな…

    • +2
  22. 10億年後か。
    地球のマントル対流もだいたいそのころ停止して
    そのせいで地球を覆う磁場が消失してしまうらしい。
    結果、宇宙から降り注ぐ強い放射線の影響で生命は滅ぶという説がある。

    • +4
  23. ふふ…あと50億年とかいわれたら、何千万年前の遺跡見つけた!ヤッホー!っていうのにどれほど意味があるのだろうとか思ってしまう。
    いや、今の私達には意味があるけどね。

    • +1
  24. いずれは滅ぶのに何故人間はストレスためながら働いてるんだろうか

    • +4
  25. 大陸Eから大陸Aへ帆掛け船で渡っていくように 
    生物たちをつれて外惑星、系外惑星にノアの箱舟よろしく星間移住する、というアイデアは昔からあった。

    しかし木星、土星、タイタンの極限環境にすら現実の地球生物が耐えられるわけもなく…

    • +1
  26. 地球が最後を迎えるよりに先に人類の方がいなくなりそうだけどな……
    有史以来、文明の利器と称されてきた発明品の数々を製造する過程で排出される毒についてとか
    あんまり注目されてないけどさ
    人間は他の生物と違って雑食だし「作る」という形でエネルギー状態を改変していく能力に長けている
    しかし、改変したものを元の状態に戻すことはできないわけだろ?
    人間の持つ能力のそういう部分が、地球に対して悪い方に働かなければいいんだが

    • 評価
  27. 長げ~な、長過ぎるよ。
    あと10年位にして。

    • 評価
  28. その頃には他の星に移り住む技術が確立されてるよ

    • 評価
  29. 私の見立てでは50年ももたないと思われ。
    核ミサイル撃つ気満々の国がいくつもあるから、下手したら5年ももたないかもよ?

    地球を滅亡させるのは人類だと思うわ。

    • 評価

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