メインコンテンツにスキップ

元カレの壮絶な復讐劇。結婚式の祝い品に爆弾をしかけ、自宅で開封したとたんに爆発

記事の本文にスキップ

29件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 宗教によっては一夫多妻制が認められているインドだが、当然双方の同意がなければ成り立たない。

 しかし、交際相手の女性に2番目の妻になることを拒否された妻帯者の男は、女性への復讐を決意。別の相手を選んだ女性の結婚式に、こっそり爆弾を仕かけた祝い品を置き立ち去った。

 後に、何も知らない新郎と兄によって開けられた贈り物が爆発。自宅は崩壊し、2人が命を落とすという悲劇となった。

Man who planted bomb in wedding gift of ex-lover in Chhattisgarh arrested

結婚祝いの品が爆発し新郎と兄が死亡

 4月3日、インド中部チャッティースガル州カバーダム地区チャマリ村に住む農夫で22歳のヘメンドラ・メラウィさん(報道により25歳とも)が、爆発物により死亡した。

 この日の午前11時半頃、結婚したばかりのメラウィさんは、自宅でお祝いにもらったホームシアターシステムを兄のラージクマールさん (30 歳)と一緒に開けた。

 メラウィさんがプラグを差し込んで電源を入れた瞬間、激しい爆発が起こり、その衝撃で自宅の屋根は吹き飛ばされ、壁 3 面が破損した。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

  メラウィさんはその場で死亡したが、1歳半の男児を含む4人が負傷。兄のラージクマールさんは、治療を受けていたが、その後病院で亡くなった。

 警察によると、ホームシアターシステムには、電源を入れるとすぐに爆発する爆発物が仕かけられていたという。

新婦の元カレがフラれて復讐

 警察の捜査の結果、何者かによってホームシアターシステム内に爆発物が仕かけられていたことが爆発の原因と判明した。

 その後、メラウィさんの結婚中に受け取った贈り物のリストを調査したところ、花嫁の元恋人で、隣接するマディヤ・プラデーシュ州に住むサルジュ・マルカム(33歳)からホームシアターシステムが贈られていたことを突き止めた。

 翌日、マルカムは警察に逮捕された。

 自動車整備士として働いていたマルカムは、メラウィさんの妻となった女性(29歳)と交際していた人物だった。

 マルカムは既婚者で2人の子供もいたが、女性に2番目の妻になってほしいとしつこく言い寄っていたという。

 しかし、女性はマルカムとの交際に見切りをつけ、親のすすめでメラウィさんと見合い結婚をすることに決めた。

 結婚式の前日の3月30日、マルカムは女性に電話をかけ、「結婚したって、君は決して幸せにはならないぞ」と言い、結婚を思いとどまらせようとした。

 さらには、新郎となるメラウィさんにまで電話をして脅迫。マルカムと口論になったメラウィさんは、女性と話し合いをした結果、結婚することにした。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Jayesh Jalodara/Unsplash

 問題は解決したかと思われたが、電話の直後、マルカムは復讐を決意した。

 電子機器の修理作業経験があり、石破砕ユニットでの以前の任務から爆発物についても知識があったマルカムは、結婚祝いのプレゼントの中に爆弾を仕かけることを思い付いた。

 購入した爆竹から抽出した火薬とガソリン、その他の材料を使用して爆発物を作成すると、結婚祝い用にラッピングし、31日に友人にバイクでメラウィさんの結婚式場まで送ってくれるよう頼んだ。

 友人は会場の外で待っていたが、マルカムは中に入ると他の贈り物が置かれてある下の方に爆発物の入った贈り物を置き、すぐに会場から立ち去ったという。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

負傷者3人は入院中でマルカムは拘留中

 爆発の起こった当日、メラウィさんの家に女性はいなかった。

 結婚式を挙げたものの、妻となった女性はまだ実家に滞在中で、数日後にはメラウィさんの家に引っ越す予定になっていたそうだ。

 マルカムの復讐の対象が、最初から女性だったのか、メラウィさんだったのか、はたまた2人だったのかは不明だが、身勝手な復讐心により、2人の命が奪われ、負傷した3人はいまだ病院で治療中だ。

 なお、現在マルカムは拘留されているということだ。

References:Man who planted bomb in wedding gift of ex-lover in Chhattisgarh arrested/ written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 29件

コメントを書く

  1. インドが未だに先進国とならず、発展途上国のままなのはこれが原因
    男尊女卑どころのレベルではなく女は奴隷扱いのモノでしかない
    身分制度と男性優位の宗教社会なので、IT能力で長けるしか脱出する方法が無いんです
    インドでIT技術者が多いのはそういう要因がある。

    • +15
    1. >>1
      男女の差か恨みから犯行なんて日本でもたまにあるし、世界中どこでも普通にある話だろう
      まぁ。国に限らないで人類がいまだに未熟って話ならばそう

      • -7
      1. >>10

        日本でも普通に?ストーカー殺人とかあるしね。
        そういう事する奴がインドの様に危険物の管理がぬるい状態なら同じ事すると思う。

        アシッドアタックとか銃犯罪とか何だかんだ日本は管理社会のお陰で助かってる。
        逆にそんだけ管理されてるからマイナンバーとか街頭カメラとかに対してこれ以上管理するの?
        ていう反発が起こるんだろうな。

        • 評価
      2. >>10
        >>20
        正妻でなく第2夫人になれという時点で男尊女卑の酷さが表れてるよ
        インドではそれが普通だとしても女性からしたら異常な慣習。日本と同様に考えることじゃない

        • +3
    2. >>1
      人口の半分が女性だから、その女性の扱いが酷いというのは、人口の半分をきちんと生かしきれてない
      日本も女性が家事育児介護が家庭内での無償労働のため、先進国でも男女格差が酷く、生産性が最低レベル

      • +17
    3. >>1
      後進性とか男尊女卑が連想されるのはわかるんだが、あくまで痴情のもつれであってカーストとか名誉殺人ではなく被害者も男だからね
      こないだうちの近所で20代女が元夫刺して捕まってたけどあくまでそれと一緒

      • -3
  2. 最悪
    そんなことをするような男と結婚するわけがない
    インドで未亡人になると大変だったと思うけど、
    …女性の再婚は大変みたいね

    • +13
    1. >>3
      犯人が100%悪いのに、新婦側にも今後新郎側親族から批判がきそう。
      インドの田舎の感覚はデリーなんかより更に中世的

      • +15
    2. >>3
      数年前まで、妻も後を負って丸焼きにされる儀式があった

      • +14
      1. >>12
        サティーとか言うやつですね。今はさすがに法律で禁止しているみたいですけど。

        • +6
        1. >>13
          サティーが禁止しても止まない理由の一端に、「無償で使える家事労働者がいなくなるのは困る」「女性の持参金を使い込んでしまっていて返せない」とかあるというのを聞いた事がある。宗教を口実にする時、大抵の場合碌な事をしないよね…。
          宗教(notカルト)そのものは、悪い訳ではないんだけどなぁ。

          • +7
    3. >>3
      しかも二番目だからね…一番目プロポーズでも気色悪いのに二番目って
      せめて断られて当然のダメ元で来いよって感じ
      なのにガチ恨み。狂ってるわー

      • +3
      1. >>24
        勘違いしてるようだが二番目とは順位ではないよ。
        日本の俗語的な2号さんやお妾さんみたいなのと同視してはいけない。
        多妻制の場合、全員を同等に扱って不平が出ないようにしなければならない。
        数字は単純に結婚した時間的な順番。

        • -3
  3. 復讐劇→× 自己中の逆恨み→〇
    単なるフラれ男のストーカー殺人じゃん…

    • +32
    1. >>5
      日本でも最近頻繁してるね。自己愛が強い原因として、幼少期の親の育て方が影響してると書いてる精神科医の記事を読んだ事がある。自己愛が強い=我が儘だからね。

      • 評価
  4. マルカムとやらはこれを完全犯罪のつもりでやったんだろうか…?
    式場に乗り付けて自らそれを置いてきては、確実に自分が警察の捜査線に上がるでしょうに。

    • +1
    1. >>6
      こういう犯行に、犯人自身が捕まっちゃいけない理由は無いんだから、そこは別に疑問ではなくない?

      • +1
  5. インドってさ、優れた面も多いけど女性の扱いに関しては最低だよな。
    こういった事件が起きるたびに、なんていうか、所有物としか考えていないように見える。

    • +29
  6. >宗教によっては一夫多妻制が認められている
    無宗教者からすると脳がバグる

    • +1
    1. >>14
      インドはその成立過程からして「多宗教による合同宗教国家」なので、世俗の行政が各宗教に歩み寄った運用がそこかしこで見られる。一夫多妻もその一つ。キリスト教は認めないがイスラームは認めている。

      他にも、シク教徒(ターバンの人たち)はバイクに乗るとき、ヘルメットをかぶらなくていい。

      • +8
      1. >>19
        簡潔でわかりやすい説明に感謝

        にしてもカオスすぎなお国

        • 評価
  7. こういった事が二度と起きないようにしっかりペナルティを付けて欲しい

    • +10
  8. 息子二人も失った新郎の御両親が気の毒すぎる
    一生立ち直れない痛みだよ
    新婦もこの先どうするんだろう

    • +17
  9. こ…こんなに…
    こんなに悲しいのなら苦しいのなら…………
    愛などいらぬ!!

    そして、マルカムは愛を失うことを恐れ、愛をもたない残虐な人物になってしまうのです。

    退かぬ!媚びぬ!省みぬ!

    • -13
    1. >>22
      サウザーは愛を捨てたんじゃなくて、ずっと愛に縛られ続けた男だ。聖帝十字陵とかいう、実質育て親の墓作ってしまうぐらいだし。 

      • +4
  10. どんな復讐劇かと思ったら妻子がいるのに欲張った男が振られて逆恨みしただけかい!
    男尊女卑だから夫側の家は息子を失ってやってけなくなるし妻側は悪くないのに責められるだろう事も想像つくしでほんと胸糞悪いな…

    • +9

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

人類

人類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。