この画像を大きなサイズで見る地球に似た太陽系外惑星から奇妙な電波が検出された。これはもしかしたら、生命の存在に欠かせない磁場の可能性があるという。
超大型干渉電波望遠鏡VLAで地球から12光年離れた赤色矮星を観察していた天文学者チームは、そこで、星のオーロラと思われる電波を発見した。
このオーロラは、恒星を公転する太陽系外惑星「くじら座YZ星b(YZ Ceti b)」の磁場が原因と考えられ、「太陽系外の惑星にも磁場が存在する可能性を示す初の証拠」として、『Nature Astronomy』(2023年4月3日付)で報告されている。
今回の発見は、居住可能な地球外惑星を探し出すための革新的発見につながなるかもしれないという。
生命を宇宙の危険から守るバリア「磁場」
普段意識することのない地球の磁場(地磁気)だが、私たち人間はもちろん、地球上のすべての生物にとって欠かせないものだ。
それは宇宙から飛来する宇宙線や太陽風から私たちの体を守り、コンパスの針を北に向けさせ、美しいオーロラも見せてくれる。
また地球に大気があるのも、磁場のおかげだ。これがなければ、太陽から吹き付けられるエネルギー粒子(太陽風)によって、大気が剥ぎ取られてしまう。
つまり宇宙のどこかにいるかもしれない地球外生命を探すには、私たちが暮らす地球と同じような磁場のある惑星を探すべきということだ。
この画像を大きなサイズで見る地球に似た太陽系外惑星から磁場のサインを検出
今回磁場のサインが見つかった「くじら座YZ星b」は、地球のような岩石惑星だが、居住可能ではないと考えられている。
恒星にかなり近く、生命が存在するには暑すぎるだろうからだ。おまけに1年が地球の2日分というかなり忙しない周期で公転しているのだ。
だが地球から12光年離れた惑星の磁場など、どうやって見つけることができたのだろうか?
この画像を大きなサイズで見るオーロラの電波を観測することで磁場が存在するであろうことを推測
米コロラド大学ボルダー校などの研究チームによると、くじら座YZ星bは恒星のすぐそばを周っているため、恒星から剥がれ落ちる物質の中を突っ切っているのだという。
このとき、この惑星の磁場が電荷を帯びたプラズマを恒星に押し戻す。すると、それが恒星の磁場と作用して明るい光を放つのだ。
その光の正体は「オーロラ」だ。つまり今回の研究チームは、オーロラの電波を観測することで、くじら座YZ星bに磁場があるだろうと推測したのだ。
ちなみに、もしくじら座YZ星bに大気があるのなら、この惑星からもオーロラを観測できると考えられるそうだ。
この画像を大きなサイズで見る居住可能惑星発見の道しるべとなる可能性
こうした星の周りの状況は、望遠鏡を覗き込むだけではわからないことを知るヒントになる。今回の研究チームは、それを「太陽系外宇宙天気」と呼んでいる。
なお、この星のオーロラがくじら座YZ星bの磁場によるものと100%の確証が得られているわけではない。可能性としては、オーロラが恒星自体の特徴であるとも考えられる。
それが本当にくじら座YZ星bの磁場との作用であることを確かめるには、さらなる観測が必要であるとのこと。
それでも、史上初めて地球外惑星にも磁場がある可能性が判明したことで、将来的には居住可能な地球外惑星発見につながるブレイクスルー(革新的技術の獲得)と期待されるそうだ。
References:Strange radio signals detected from Earth-like planet could be a magnetic field necessary for life / Do Earth-like exoplanets have magnetic fields? Far-off radio signal is promising sign / written by hiroching / edited by / parumo
















👽「こんには、ヤナ磁場敏郎で」」
チキュウ ノ ミナサン コンニチワ👽
地場にオーロラ、物理法則が同じなら当然存在するものを太陽系外にもあることを(ほぼ)実際に確認できたということか。
地球から約100兆マイル先か・・・
ワープすれば良い。