
ある登山客は筋骨隆々のマッチョなヤギに遭遇したのだが、その動画をTwitterに投稿すると、「ビッグフットじゃないのか」、「いやイエティだろう」とUMA説が浮上し、たちまち注目を集めた。
茂みの奥からマッチョなヤギが出現
3月8日、ツイッターでシェアされたわずか6秒間のヤギの動画が、ビッグフット疑惑を引き起こした。登山者が撮影したとされるヤギの姿が、かなりマッチョだったのだ。

image credit:OddIy Terrifying/Twitter
投稿主は、「森で見た巨大な筋肉を持つヤギ」というキャプションを付けてシェア。撮影場所は明らかにされていないが、白い被毛の野生動物が、木製のデッキからわずか数メートル離れた場所の茂みから現れた。
どうやら、餌を探している様子で、撮影した登山者はヤギと安全な距離を保ちながら、ヤギが茂みの後ろに消え去るまで見守っていたようだ。
Huge muscular mountain goat seen in forest 😳 pic.twitter.com/an7QQClVOO
— OddIy Terrifying (@OTerrifying) March 8, 2023
山岳地帯に生息するシロイワヤギだった
独特の分厚い被毛、短い尾、黒い角が特徴のこの野生生物は、シロイワヤギまたはシロカモシカと呼ばれるヤギで、アラスカなど北アメリカ西部の山岳地帯でよく見られるという。草食のため、ほとんどの時間を放牧に費やしているところは他のヤギと変わりないが、山岳地帯に住み、切り立った崖を1日に何百メートルも上り下りすることができる頑強な四肢を持っている。

pixabay
オスは体長140〜190センチメートル、体重が最高135kgにまで成長するそうだ。目撃されたヤギの性別はわからないが、毎日の移動で筋肉がこんなにも鍛えられるからこそ、断崖絶壁でもバランスを取って、立つことが可能なのだ。
Mountain goats are really amazing 💜 pic.twitter.com/dmszcMKnX8
— X-MEN (the wolverine) (@kashinathsingh5) March 8, 2023
ビッグフットと間違えたユーザーも
今回、シェアされたヤギが、あまりにもマッチョ過ぎてヤギに見えなかったユーザーらは、思わず神話上の生物としてさまざまな説が伝えられているビッグフットと比較してしまったようだ。ツイッターには、次のようなユーザーの反応が寄せられた。
・私も、いろんな山やハイキングコースを歩いている時、シロイワヤギに遭遇したこともあるが、こんなビッグなサイズは初めてだ。ちなみに、シロイワヤギはマッチョな体格以外に、鋭い角も特徴だ。
・ホッキョクグマかと思った。
・コカイン・ベアーならぬ、コカイン・ゴートか。
・すごい。ベンチプレスで鍛え上げました、って感じ。
・このヤギは小さいヤギをすべて食べてこんなになったのか。
・ほら、やっぱりビッグフットは実在するんだよ。
・それは単なる山のヤギではありません。山の GOAT (史上最高) です。
・半分はヤギ、半分はイエティ。
・一瞬、狼男かと思ったよ。
2021年には、シロイワヤギが鋭い角でクマを返り討ちにしたニュースが伝えられた。
追記:(2023/03/14)本文を一部訂正して再送します。
References:'Muscular' goat sparks Bigfoot rumours as video shows animal roaming in mountain/ written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
こんなゴリゴリマッチョだったら そらクマも殺すわ・・・
2. 匿名処理班
カナダでビックフッドが出たといわれセンサー取り付けたら
本当に何かいるようで街中のポストにぶつかってボコってた
こいつなら間違えても不思議でないし、世の中面白い
3. 匿名処理班
馬?
4. 匿名処理班
シシ神さまみたい
5. 匿名処理班
ヤギに電流走る・・・・!!
6. 匿名処理班
UMAってこういうオチなんだろうなーと思う(´・ω・`)
7. 匿名処理班
読んでて気づいたけど体長の140〜190センチメートルなんだろうけどセンチが抜けてメートルだけになってるね
それでも逞しい身体のヤギだね
8. 匿名処理班
モフマッチョ
9. 匿名処理班
波照間島で野生のヤギに何度も遭遇したけど
子供のヤギでも結構マッチョなんだよね
ちなみに子ヤギの鳴き声はおっさんっぽい
大人に成長するとヤギらしいかわいい鳴き声になる
10. 匿名処理班
オスは体長140〜190メートル、体重が最高135kgにまで成長するそうだ。< 怪獣じゃんwww
11. 匿名処理班
長毛の所為か足先が太いのもマッチョと相俟って山猫みたいに見える
12. 匿名処理班
山の主の風格
13. 匿名処理班
ほんと神様みたいね
14. 匿名処理班
ほぼ草しか食べないのになんでこんなムチムチになれるんだろう…
15. 匿名処理班
すごい、もふりたい
16. 匿名処理班
🐐「メェ〜〜惑な話」
17. 匿名処理班
がらがらどんだっけ
18. 匿名処理班
このマッチョさなら、確かにトロルも倒せるわ…
(ノルウェーの話だから、ヤギの品種は違うだろうけど)
19. 匿名処理班
>>17
がらがらどん!3びきのやぎのがらがらどんじゃないか!!
と書きにきたら既にいらしたw
20.
21. 匿名処理班
トロル
「ようし、それでは ひとのみにしてくれるぞ!!」
22. 匿名処理班
動画は夏毛で、マッチョ感が伝わった。冬毛だとまさか、だ。
23. 匿名処理班
思わず、美味しそうと思ってしまった。
24. 匿名処理班
頭が見えない角度だと、白いゴリラが四つん這いになってるようにも見える
こりゃ間違えるわ
モフモフだしちょっとハグさせてもらいたい
25. 匿名処理班
世のUMAの正体はこれだな
26. 匿名処理班
白い熊に見えた
27. 匿名処理班
カッコ良すぎる
28. 匿名処理班
強そう
29. 匿名処理班
こういうのを勘違いしたものが元ネタだろうに理想のUMAをみんな追い続けるからいつまでも見つからない
ツチノコだって食べ過ぎた蛇とかトカゲだろ
30. 匿名処理班
>>29
別にいいじゃないか
そう思わない人がいるから、新種の生物が発見されたり、物語や美術作品などの新しい創作物にインスピレーションを与えたりするんだよ