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半世紀以上前に開発されていたレトロかわいい家事用ロボット。洗車や買い物もこなしていた

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33件のコメントを見る

(著) (編集)

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 ここんところAIの進化が目覚ましく、一刻も早くすべての家事をやってくれるロボットの開発はよ!と思っているのは私だけじゃないはずだ。

 だが、さかのぼること約60年前、すでにイギリスではそれに近いロボットが開発されていたという。

 レトロフューチャーのお手本みたいなこのロボは観賞用のオブジェではないし、中に人も入っていない。

 1966年にイギリスの発明家デビッド・ウェストンが開発したリモート操作のロボット「ティンカー(Tinker)」だ。

 愛嬌ある風貌で洗車や買い物だけでなく庭の芝刈りもこなしたというティンカー。今でもマニアが振り返る伝説の家政婦ロボットにせまってみよう。

Tinker the Robot (1966)

イギリスの発明家が開発したロボット「ティンカー(Tinker)」

 このロボットの名前は「ティンカー(Tinker)」1966年にイギリスのヨークシャーの発明家デビッド・ウェストンが開発したロボットだ。

 彼は家事ロボットだ。洗車や買い物、赤ちゃんのお散歩、庭の草むしりなど、ご家庭にありがちな、ちょっとした用事をこなせたという。

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操作はガレージから。リモート操作で動いたロボット

 まさか57年も前にそんな高度なテクノロジーが?本当に中に人でも入ってたんじゃ?と目を疑うがこのロボットはリモート操作で動いていた。

 つまり目的の作業をさせる時に人がすぐそばにいて操作する必要はなかったが、その間じゅう間接的な操作や制御が必要だった。

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 舞台裏を明かすと、ティンカーの操作はすべて開発者であるウェストンさんが家の地下にあるガレージから行っていた。

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 このロボットは120個もの電動機とズーム式テレビカメラ、メモリーのほか、ガラクタだらけの地下室から発せられる信号用の受信機を搭載していた。

 その信号の範囲は200メートルが限界だったようだ。

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 一方ウェストン氏は家の屋根にカメラ設置していて、庭の芝刈りや雑用するティンカーの様子をガレージのモニターから見ることができた。

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その後は電気機器部品ショップで分解された可能性

 ではティンカーは今どうしてるのか。残念ながらその後の行方は正確にはわからない。

 実はティンカーは1974年にウェストンさんの友人のブライアンさんに譲られることになった。ウェストンさんの自宅が手狭になりティンカーが置けなくなったからだという。

 ちなみにブライアンさんは1960年代から70年代にかけて、リーズ・ラジオというお店を経営していた。

 電気機器部品のショップらしきその店では、多くの機器がバラバラに分解され部品ごとに売られていた。つまり残念ながらティンカーも同様な目に遭った可能性が高いそう。

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 ティンカーを手放したウェストンさんはその後もたくさんの「発明」をした。だがそのアイデアの大半は空想の域を出ないままで1995年に71歳でこの世を去ったという。

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 ちょっと寂しい顛末だが、実はブライアンさんが保管してた展開を夢想したり。

 当時の技術でここまでできるんだから、21世紀の家事ロボットの完成も間近なんじゃないの?と期待してしまうわけだが、どうせなら、このティンカーみたいなレトロな風貌のロボットがいいな。

 なんかすごく愛着がもてそう。

References:vintagなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 33件

コメントを書く

    1. >>2
      プロテクトロンか
      ロブコのポンコツロボット

      • +2
    2. >>2
      もしロボブレインが出たら一気にホラーに・・・!

      • +1
  1. ロボタンに似た形だな
    今の時代ならコレクターが高額で購入するか
    どこかの大学で展示されてると思う

    • +3
  2. がんばれ! ロボコンはノンフィクションだった!?

    • +4
  3. 先ずはロボが移動できる広い家を用意せねば・・・

    • +2
  4. Falloutのほうがこれを参考にしたんだろうなってぐらいFalloutしてる
    「ホアント ホウシニ ツトメマス」

    • +3
  5. お買い物バッグが似合うね
    1966生まれなら写真のマルニと同い年か

    • +2
  6. アウターリミッツ 「ロボット裁判」 を思い出す

    • 評価
  7. 丸出だめ夫の「ボロット」かと思った。
    60年代のロボットはこんな感じだ。

    • +1
  8. んなわけあるか。
    ギコギコと手や足動かせた所で家事ができるとは言わない。
    夢のあるおはなし、であって実際実用化されていたなんて冗談でも言うもんじゃない。

    • -15
  9. 歩いている時は
    肩から上しか映ってないので
    単独で移動も出来てないんちゃう
    全身映っている時は
    向きを変えるくらいしかしてない

    • +1
  10. これよ!このレトロ感!!!
    今のファミレスや回転ずしのロボットが気に入らない
    外見はこっちの方が100万倍素晴らしい
    段差や角に引っかかってたりしたらもう最高

    • +5
  11. 逆に自分で操作さえすれば様々な動きができるならセルフ介助用ロボットとしての可能性はあるんじゃないかと思ったり

    • +5
  12. 宇宙家族ロビンソン(元祖)に出てくるロボット、フライデーにも似ているね

    • +3
  13. これって改良を重ねればガテン系労働者用のリモートワークに使えるんじゃないか。
    例えば操作者の体にセンサーを取り付けて、体の動きの通りにロボットが動くようにすれば、高所や火災現場など危険性が高い場所での肉体労働を安全に行うことができる。

    • 評価
  14. 弟が昔やってたクロノトリガーのロボみたい。

    • +1
    1. >>29
      多分、映画『禁断の惑星(1956)』に出てくるロビーのほうが古いかな。ロビタが出てくるのは火の鳥未来編で1967年発表らしいです。まぁ映画もSi-Fiなイラストから起こされているでしょうからもっと前からイメージはこんな感じだったんじゃないかと。

      • +1
      1. >>31
        『偉大なるトボー』(『Tobor the Great』 1954)のトボーにも似てる?
        レトロなSFに登場するデザインとしては割とありきたりだから
        遡ると戦前の欧米で流行ったパルプ小説あたりに行き着くのかな

        • 評価
    1. >>30
      ピートのための喧嘩相手ロボも作ってあげて。

      • +1
  15. 撮影用に動かしてるだけでそれ以上のことはできなそう

    • 評価

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