この画像を大きなサイズで見る現在世界的なインフレで物価が高騰している。アメリカでは、経済的に困窮し、ホームレスにならざるを得ない状況に陥っている人が増えている。
2人の幼い子供を抱えた母親も家を失い、ホームレス生活を余儀なくされた。家族は犬を飼っていたのだが、とても養っていける余裕はない。
そこで、大切な愛犬を手放すという苦渋の決断を強いられた。せめて、良い人に保護されて幸せになってほしい。そんな思いで犬にメモを付け手放し、施設に保護された。
メモを見た動物保護施設のスタッフは、家族が断腸の思いで犬を手放したことを知り、再び会わせてあげたいと強く思った。
ホームレスとなった母子がメモ書きを付け愛犬を託す
アメリカ・テネシー州チャタヌーガの通りをさまよっていたジャーマンシェパードとグレートピレネーのミックス犬“リロ”(4歳 メス)が、地元住民によって発見されたのは、1月20日のことだ。
リードに繋がれたリロの首輪には、胸が張り裂けるような手書きのメモが取りつけられてあった。メモは犬が自分で手紙を書いたかのように、一人称でつづられていた。
私の名前はリロです。どうかこの名前を変えずに使ってください。
私のお母さんは、2人の子供を抱えてホームレスになってしまって、私を飼うことができなくなりました。
お母さんは最善を尽くしましたが、助けを得ることができませんでした。私と一緒にいることは叶わなくなってしまいました。
お母さんは、本当に私を愛してくれています。
私はとても良い犬で、愛されるのが大好きです。どうか、私をいじめないでね
その後、リロは地元の動物保護施設『McKamey Animal Center』に保護された。
メモを読んだ施設スタッフは家族と犬を再会させるために動く
ディレクターのローレン・マンさんは、リロが施設に来た日のことをこのように話した。
リロは、本当に怯えていました。
私たちはみんな、そのメモを読んで泣きました。私たち施設のスタッフは、毎日多くの悲しい状況を目にしていますが、リロの手紙には本当に心が痛む思いでした。
リロのお母さんはリロを心から愛しているけれど、手放す以外に選択肢がないというのが文面から伝わってきました。
リロもまた、家族と離れてとても恋しく思っていることも、私たちは感じ取りました。
動物保護の世界で6年近く働いているローレンさんは、手紙の内容に心を打たれ、犬と飼い主一家のためになんとかして助けてあげたいと思った。
私たちは、彼らを再会させ、一家が困難を乗り越えられるようできる限りのことをしようと決めました。
SNSでリロの飼い主に呼びかけ、全力で支援することを伝える
施設のスタッフは、飼い主、もしくはその知人が見てくれることを期待して、SNSでこの1件をシェアすることにした。
Facebookの投稿に「リロのお母さんへのメモ:私たちはあなたのためにここにいます」というタイトルを付け、TikTokでビデオも共有した。
あなたが、リロを手放すという決断を下さなければならなかったことを、とても残念に思います。
現在、多くの人が苦境に立たされ、ペットの養育に苦労していることを私たちは知っています。
大切にしているペットを、必要な世話をすることができない、満足な餌を与えられないという理由で手放すのがどれほど辛いことか、私たちは理解しています。
リロは、私たちのもとに保護されていて、無事です。私たちスタッフとボランティアに愛されています。
もし、あなたが望むのなら、名前を変えずに、新しい飼い主を見つけるために私たちは最善を尽くすことを約束します。
でも、もしあなたがこれを読んでいるなら、どうかリロに会いに来てあげてください。リロの世話に必要なことは何でも、私たちができる限り支援します。
スタッフはリロの飼い主に、事情があってリロを手放したあなたを非難するつもりはないこと、ホームレスに対処する人々を支援する機関とつながりがあることを投稿で伝えた。
飼い主、再び愛犬と会うことが叶う
すると、1日も経たないうちにリロの飼い主の知り合いがその投稿を見つけ、本人に知らせた。
飼い主は、施設に連絡してローレンさんと話をし、リロが保護されてから5日後の1月25日にリロに会いに施設にやって来た。
犬が人間と同じように泣くことができるとしたら、リロは泣いていたに違いありません。
部屋にいる全員が、涙していました。(ローレンさん)
リロも飼い主も、再会できたことをとても喜んでいたようだ。また、飼い主はリロを保護してくれた施設スタッフに感謝の気持ちを伝えたという。
リロが再び家族と暮らせるよう、施設が尽力
飼い主の話によると、リロの母親と 2 人の幼い子供は現在、ペットが許可されていない場所に滞在しているそうだ。
施設のスタッフは地域の支援団体などを利用し、ペットにやさしい避難所を探し、一家がリロと暮らせるようになるよう、サポートしていくことにした。
それまでの間、リロは施設で保護されることになるが、ゆくゆくは家族と一緒にいられるのだ。
コロナ禍の後のインフレでペットを手放す人が急増
コロナのパンデミック最盛期に、アメリカでは記録的な数の動物が養子縁組された。だがその後の驚異的なインフレと物価の高騰により、多くの動物たちが手放される事態に陥っている。
この 1 年間、私たちは約 5,000 頭の動物を受け入れましたが、ほとんどすべての動物がこのような悲しい物語を持っています。リロの場合はメモが添付されていたので、飼い主と再会できたことは幸運でした。
インフレのさなか、全米でペットを飼う余裕がなくなっています。獣医サービスはますます高価になっているし、餌代も上がり、ペットが住める家賃の安い住宅も不足しています。
多くの要因が、すべて 1 つの大きな国家的危機に巻き込まれているという状況です。
施設には、養子縁組を1年以上待っている犬が数匹います。
すでに定員を超えている施設にいる動物たちに、できるだけ早く永遠の家を見つけてあげること。それが最優先事項です
他の地域の動物団体とも提携して、追加のサポートを提供しているMcKamey Animal Center は、困難な状況でもペットと人が離れ離れになる必要がないように、できることを献身的に支援している。
施設のスタッフは、リロのストーリーによって、人々が地元の動物保護施設に手を差し伸べ、支援を提供するきっかけになることを願っている。
犬を手放したことを非難して、そんな飼い主は犬と再会するに値しないと考える人もいるかもしれません。ですが、このような異常な状況下においては、どんなに愛があっても起こりうることなのです。
満足に餌を買うことも、家を与えてやることもできなければ、自分と一緒にいるよりも、余裕のある人に面倒を見てもらった方がペットの幸せにつながると考える人がいてもおかしくありません。
思いやりと優しさは、人や動物がこれまで以上に必要としているものです(ローレンさん)
なお、米国ペット製品協会業界団体のデータによると、ペット所有者の 35% が、現在の経済状況でペットを飼うことにかかる費用を心配しているという。
そのうちの半数が、飼っている動物を引き渡すことを余儀なくされるかもしれないと不安な日々を過ごしているとのことだ。
References:Homeless mom left her dog with note, ‘please love me.’ A shelter reunited them. / written by Scarlet / edited by parumo
















アメリカ今、卵1パック1000円って位に物価上がっちゃたから ペット手放さずにはいられないよなって気持ちも分かる(´・ω・`) 犬は散歩に行かせなくちゃいけないし、その時間あったら仕事探したり食べ物配給に行きたいしね・・
他人事じゃないので号泣している
猫のウェットフードが1.5倍に値上がりして餌代だけで月1万超えるようになっちゃったのよね
子供と天秤に掛けるのは辛いよねえ…
ラーメンを食べながら読んでいたけど、目から汁がでた。
すべての動物たちとその家族が幸せであることを祈っています。
犬のセリフを代弁するってのは文化なのかねえ
久々に目から大量の汁がぶわっと出た
これは辛すぎるな…
早くこの異常な物価高が治まって、リロと一家が共に暮らせることを祈る
ワンコを抱きしめる画像で涙腺崩壊
よかった本当によかった
>>9
また一緒に暮らせる日が来てほしいよね
日本でもちゃんと買おうと思うと
餌代から医療費まで結構なお金がかかるから気軽には飼えないよね。
飼い主の状況は色々と変化する事もあるから
飼えなくなるのは仕方がないよ
でもペットを大切に思うなら
ペットの安全と健康を守る為に
自分で引き取り手を探すか
動物保護施設に連れて行くべき
保護施設はペットを手放す飼い主を非難したりはしないし
委託される動物がどんな子なのか
出来るだけたくさんの情報を必要としている
>>12
愛しているならせめてその辺に捨てるのは止めて欲しいよねぇ…
>>17
冷静に考えたらその通りなんだが、
頭の中がごちゃごちゃして混乱した状態では、
衝動的に行動してしまうことがあるんだよ。
この人の場合では、家賃を減らすためにペット不可物件に引っ越したと推測できるから、
直前まで引っ越し準備で手一杯で、保護施設を探している余裕がなかったんだろうと思う。
自分+子供二人分の引っ越しを、おそらく一人で仕事をしながら進めるとか、
ペットまで手が回らなかったことは責められない。
マズル黒い子
めっちゃ好み
はやくコロナも戦争も終わってほしい。平和がなければ、路頭に迷う家族、やむなく手放されたペットが増えるばかりだ。
お耳ショボーンからパァッと明るい笑顔
お互い家族と離れるのは辛いよねぇ⋯
世界的に見たら日本の物価高は低い水準なんだよね…
アルゼンチンなんか90%以上のインフレ率とか狂ってる
>私はとても良い犬で、愛されるのが大好きです。どうか、私をいじめないでね
ものすごい量の涙が出た。
この文章をしたためた時の気持ちを思うと、やるせなくて心が締め付けられた。
どうかこんなにも愛した犬ともう一度幸せになってほしい。
泣いてしまった。
ペットのことを思うならその辺に放さずしかるべき機関や引き取り手を探して預けたほうが…という意見があるのはわかるのだけれど憶測だがその情報を得る為の手段(インターネットなど)すら彼女は貧困によって持っていなかったのでは無いのかな、と思う。なんでも情報が手に入りやすい世の中だけど貧困はそもそもの情報を得る為のすら失ってしまう可能性がとても高い。
本当に憶測でしかないけど最後まで自分でなんとかしようとして手段がとうとうなくなって放したのでは…と。
>>22
情報収集できない状況の人が、保護犬の情報がSNSで発信された翌日に施設までやってきて会いに来たと。ほう。
>>23
>> すると、1日も経たないうちにリロの飼い主の知り合いがその投稿を見つけ、本人に知らせた。
この文章が読めない人?
難しい話だなぁ……。
私の理性は「これは全く美談ではないし、むしろ最後まで責任を負わずにひとつの命を投げ出した悪い例ではないか。野良と化した犬が他人や器物を傷つける恐れもあるし、やっていることは飼えなくなった巨大魚を川に放流することと同じではないか」と囁いている。
一方で私の情は「人は常に過ちを犯すが、過ちを犯したからといって、そのペットを愛してなかったわけではない。飼い主の『断腸の思い』を汲み、各所の尽力によって状況改善の兆しがある奇跡を喜んで良いのではないか」と呟いている。
とりあえず素直に良かったねということにしよう。二回目は知らない。
これだよ。こういう問題がおこりうるから、ペットは飼う検討すらしないことにしている。
周りは「子供いないなら猫を飼いなさい、寂しいでしょ?」と勧めるけど、カレンダーのかわいい写真で満足することにしてる。それがきっと一番「最終的な、全体の『不幸』の総量」が少なくなるから。