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ウクライナの激戦地、ブチャで生きのびたハスキー犬が飼い主と無事再会

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(著) (編集)

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 ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャでは、ロシア軍による民間人の虐殺が判明しており、多くの国が戦争犯罪だと非難している。

 そんな心を痛める状況の中、ほんの少しだけ、心温まる出来事があった。

 ロシア軍が撤退した後、ボランティア活動をしているベラルーシ人兵士のグループが、街中をさまよっているハスキー犬を発見。

 飼い主を見つけ出し、再会させることに成功したという。

Emotional moment husky meets owner in war-torn Bucha after being rescued

荒れ果てた街をさまよっていたハスキー犬

 人口4万の小さな町ブチャは、ウクライナ全面侵攻が始まって間もなくロシア軍に占拠され、3月末ごろまで制圧下に置かれていた。

 ロシア軍の撤退後、市民の虐殺が判明し、4月8日の時点で、164人の遺体が見つかったことが、 ウクライナのベネディクトワ検事総長より明らかとされ、破壊された建物からさらに遺体が見つかる可能性が高いという。

 ブチャの街は荒れ果てた状態で、街のあちこけは黒焦げ状態となっており、銃砲弾の着弾痕も数多く残されている。

 そんな中、ブチャの開放の為、街中をパトロールしているベラルーシ兵士によるボランティアグループ「Kastus Kalinouski Battalion」は、ハスキー犬がさまよっている所を発見した。

 ちなみにベラルーシ政府は、歴史上ロシアに近い立場をとっているが、反体制派は、ウクライナを支援して者も多く、ウクライナ軍に加わっている戦闘員になったり、サイバー義勇兵を支援するハッカー集団もいる。

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飼い主と再会させることに成功

 グループは友人に強力を依頼し、この犬の情報を特定した。メスでネッシーという名前であることがわかり、飼い主の連絡先もわかった。

 そしてついに、飼い主と引き合わせることに成功したのだ。

 数週間ぶりに飼い主の姿を見たネッシーは、尻尾を振りながら猛ダッシュで飼い主に駆け寄り、抱き着き、そのうれしさを全身全霊で表した。

 感情を鳴き声で表すところのあるハスキー犬だ。ネッシーは「会いたかったようー。寂しかったよー」と訴えかけるように鳴いていた。

 よく生き延びてくれた。飼い主は見つけてくれた兵士と握手を交わし、スマホの動画チャットを通じ、家族にネッシーの無事を伝えていた。

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全ての生き物の命のために戦う

 Kastus Kalinouski Battalionは、Facebookのアカウントでロシア軍がブチャから撤退した後にネッシーを発見したことを明かし、このように述べた。

この困難な時代に、少しでも前向きになれる出来事がありました。ブチャを解放中、私たちは犬のネッシーが取り残されているのを発見しました。

私たちの友人のおかげで、彼女の飼い主を見つけ、今日ネッシーは家族の元へ戻っていきました。

人を動物のように扱うものがいる限り、私たちは人間だけでなく、すべての生き物の命のための戦いを続けます

 Kastus Kalinouski Battalionは、ウクライナで、市民や動物を救助・保護する活動に尽力しているという。

 困難な状況の中でもこのような光景をシェアすることで、人々にほんの少しでも前向きな気持ちを与えることができたようだ。

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written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 39件

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  1. 犬もたくさん○されてるって報道見てて胸を痛めてたから飼い主さんとネッシーが再会できて本当によかった…!

    • +28
  2. もしかして、犬は吠えるから見つけ次第殺されてしまうと小耳に挟んだ戦地へ飼い犬を置いて逃げたって…コト!?

    • -66
    1. >>2
      どんな状況で離れ離れになったのかわからないのに、憶測での悪意ある表現はどうかと思いますよ。
      それに、人間の家族すら一緒にいられないほどの酷い現実で、たとえ意図的に置いていったのだとしても誰も責められないでしょう。
      飼い主さんもどれほど心配でつらかったことか…再会できてホントによかった。

      • +48
      1. ※7
        ありがとう正義の人!私はこの美談へただ疑問を感じただけなのにあなたは悪意に感じたのですね。それにしてもすこし伝え方が怖いですよ。

        この2人が町中で離れ離れになったのか、残された犬を発見し遠方の避難先の飼い主のもとへ連れて行って再会させたのかはこの記事やインスタの文章ではわかりませんが
        どんな理由があっても、結果的に再会できたとしても、飼い犬を一時的にでも見捨てたことは事実でありますので私はこの方をひどい飼い主だなと思います。
        そのためただの美談として扱われることに抵抗を感じました。
        良かったねじゃないのです。しつけや備えで離れ離れにならないようにするべきなのです。
        自分は今後なにがあろうと愛犬を見捨てることのない選択をしていこう、そのための備えもキチンとしようと改めて思えました。

        • -89
        1. ※10 ブチャの状況を知っていますか?ジェノサイドが行われていたと国際的に非難されているほど、民間人に対して無差別の攻撃が行われていました。

          いきなり爆弾や銃砲が飛んできたら咄嗟に身を隠すのは本能です。また連れていこうにも攻撃の爆音に驚き犬が逃げてしまった可能性もあります。

          私は美談という言葉が好きではありません。これは単なるドキュメンタリーであり、美談とするかどうかは受け取り方次第だからです。

          • +34
          1. ※11
            いちいち突っかからない。
            状況が分からないのはお互い様だろ、実際見て体験していないんだから。何とも言えないよ。だから色んな受け止め方があって、色んな考えの人がいるさ。

            この場くらいは平和にいこうぜ。
            自分とは考え方が違う人もいるさ。

            「愛犬を見捨てることのない選択をしていこう」。ほら、これって悪意ある人が書く事か?冷静にいこうぜ。

            • -26
          2. ※11
            存じております。圧倒的な暴力に侵されていますね。平和しか知らない私にはきっと想像できないような悲劇が起こっていることと思います。
            しかしまた、あなたのご説明もあなたの想像であり、私達は部外者であり当事者ではないので、真実はわかりません。
            あなたの言うように悲劇的な別れがあったのかもしれないし、私の言うように飼い主の過失があったのかもしれません。
            あなたが美談という言葉を嫌っていることは理解しました。しかしこの話題にあなたが美談という言葉をどう思っているのかは関係していません。
            この感動的な再会を美談とするかはあなたの言う通り受け取り手の解釈次第です。
            それなので私は、私の疑問と共によかったねで終わらせていいのだろうかと疑問を投稿したまでです。
            私とあなたは大きく価値観が違うようですので、これ以上お話してもお互いの主張のみで時間の無駄になってしまいそうです。お互いによくありませんので私はこれで失礼しますね。
            お時間を頂きありがとうございました。

            • -53
          3. ※17
            こういったドキュメンタリーに対してどうして「美談」とか「美談ではない」という言葉がでてくるのか、まったく理解できません。そもそも「美談」という尺度を持ち合わせておりません。本来なら普通に暮らしていたのに戦争によって離れ離れにならざるを得なかった時点でそれは悲劇です。再会できても今後幸せに暮らせるとも限りません。

            美しい話ても、美しくない話でも、よかったねで終わらせていいとも考えていません。そこから学びや反省、自分に何ができるかを常々考えております。

            何を美談とするか?を考えるよりも、他に考えることはたくさんあると思います。

            • +21
          4. ※17※18
            なぜこの手の長文マンは失礼しますねと言った数分後に戻ってきてしまうのか…

            • +18
        2. ※10
          戦時下でしつけや備えがあれば離れ離れにならないって思ってる時点で・・・。

          • +21
        3. ※10
          備えは大事だよね。うちはお家の中の子だから、何かあった時の為にリードを家のあちこちに置いているよ。突然の災害なんかで、パニックになってキャリーに入らない場合もあるだろうし。何は無くともリードだと思う。

          人に押し付けはしないけど、私もどんな状況にあろうとも、飼い犬に何かあったら当然飼い主の責任だと思う。本当、どんな状況にあろうとも。

          この飼い主さんも責任感じてたかもしれないし、会えてよかったね。なによりネッシーちゃんが嬉しそうだ。
          二度と離さないで、守ってあげて。

          • +7
        4. ※10
          置いて逃げたのか?って点は読んでて俺も一瞬気になったけどさ
          すぐそこで銃声と爆発が起きて自分自身の命すら危ぶまれる状況で、なりふり構ってられなかったのは察するに余りあるでしょ
          どうにもならない状況があるっていうのを、あの震災で見て来なかったの?
          ペットが大事なのはよく分かるけど、置き去りにせざるを得なかったことに無念さは感じこそすれ飼い主を責めるなんてとても出来んわ

          「正義の人!」って言い方も露骨に悪意を込めた伝え方でよっぽど怖いね

          • +34
          1. ※15 そう、何があったかなんてわからないんですよね。
            やむを得ない別れだったかもしれないし、飼い主が手に負えなくてわざと逃したかもしれません。真実はこれだけではわかりません。
            世の中には良い飼い主もひどい飼い主もいますから、再開できてよかったね。だけで消費していい話なのだろうかと疑問に感じてしまうのです。
            悪態につきましては私にも感情がありますので、噛みつかれたので噛みつき返してしまいました。反省しています。

            • -41
        5. ※10
          この犬とは別件で迷い犬が再開した話がネット上に上がってますが、こちらの場合「銃声に驚いて逃げた」のだそうです。犬種は同じハスキーで名前はユッキ(Yukki)。
          猟犬そうするように、猟銃に対する「しつけ」、訓練は出来るでしょう。
          しかし狩猟で発生する銃声は単発か数発。

          戦場においてはそうではありません。
          素人に犬が戦場で混乱しないよう訓練できるかどうか
          難しいのではないでしょうか。

          • +22
        6. >>10
          しつけ出来ていればどんな状況でも離れ離れにならないようにできる、って思ってる貴方はひどい飼い主、いやひどい人間ですね。
          また、おじいちゃんおばあちゃん・ひいおじいちゃんひいおばあちゃんらの戦争体験者の話を聞いたこともないのでしょうか?
          空襲警報が鳴り響く中、逃げている途中で隣の人(他人でなく家族)が次の瞬間、肉片になっていて返り血を浴びたり、焼けた家の建材に挟まれて生きながら燃えてゆくのを助けられなかったりして、生き残った人が我々の祖父母・曽祖父母なのですよ。
          爆弾の音や飛び散る瓦礫に、犬はパニックになってリードを振りほどいて逃げ去ります。
          コンクリートの頑丈なビルでさえ吹き飛んでいるのです。大リーガーが顔面に球を投げつけてくるより速くて危険なビルの破片が飛んできて、貴方は避けずに立っていられますか?犬にそれを強いますか?
          シンプルに戦渦の状況に対して想像力を欠いています。
          戦争という状況を理解できない動物たちの不安や恐怖に、想像力を働かせてください。

          • +13
        7. ※10
          生命の危機にある人が犬と離れた という事実に対して憶測で「置いて逃げた」はないでしょう。この行為に悪意がないとしても、今一番辛い人に対して、憶測で揶揄するなんて悪以外の何物でもないですよ。
          あなたは非情でまったく想像力がない人間です。私はあなたを強く非難しますよ。

          • +6
      2. ※7
        >どんな状況で離れ離れになったのかわからないのに、憶測での悪意ある表現はどうかと思いますよ。

        悪意だと断定しレッテル貼りしているアンタもどうかと思いますよ

        • -30
  3. 良かった!本当に良かった!!!
    少しでも悲しい思いをする動物も人間も少なく済むことを祈る

    • +25
  4. ネッシー「ご主人様ー!会いたかったよー!
    寂しかったよー!爆撃怖かったよー!」

    良かった。本当に良かった。

    ところで、ベラルーシ兵士はロシア軍寄りではなかったの?

    • +3
    1. ※5

      ちゃんと読もう。どういう立ち位置の集団かは書いてあるでしょ。
      過去から現在までの関係は複雑だから、一括りにしないように。風評被害や差別偏見になるからね。(ベラルーシ人全員がロシア寄りとは限らないわけだ)

      • +8
    2. ※5
      先月からベラルーシのボランティア大隊がロシア軍と戦うべくウクライナ入りしてますね
      ジョージアからの義勇兵も多数
      個人的には「自由ロシア軍団」の動向が気になる
      チェチェンのカディロフ部隊と戦うようだけど

      • +3
  5. 泣いてしまうわ
    どうしてもわからない、この戦争は必要だったのか?
    クリミアはどう考えもこの戦争の為の下地だった
    危機感を持ったウクライナがNATO入りを画策するのは当然の流れ、当たり前だ
    んで、それに激昂し進攻、こんな無茶な流れ
    まるでWW2だ
    経済制裁も世界からつま弾きにされるのも、予想出来なかったはずがない
    ソ連の版図を取り戻す野望や資源簒奪の目論見西側からの国防、色んな理由があるのも理解できる
    しかしあまりに無茶だ、何をそんなに焦ってる?
    まさか資源頼りのロシアの資源が枯渇しだしてる…?
    大国の体裁が整ってる内に奪おうと?

    • +11
  6. よがっだあああ
    ベラルーシのウクライナ寄りの方々ありがとう
    そっちも色々あるんだね…

    • +17
  7. 私はなにが正義だとか悪だとかでお話をしたいわけではありません。
    犬が大好きなので、こんなに可愛い子に少しでも恐ろしい時間があったことがとても残念です。
    戦地に限らず犬に限らず、すべての愛玩動物がきちんと大切にされ、幸せに過ごせる世の中になればいいなと思います。

    • -33
    1. ※21
      他人の犬より自分の思考と言葉選びを心配すべき

      • +21
    2. ※21
      私も犬が大好きです(動物も好きです)
      あなたのこの21のコメントは素敵です
      決して悪い人ではないようなので、意識を多角的にアップデートされることに期待します

      • -2
  8. ベラルーシの兵士グループで「ん!?」となったけどそうだよねいい人たちもいるよね
    飼い主さんと再会できて本当に良かった
    こんなご時世だから良い話が流れてきてくれると心が軽くなって嬉しいよ

    • +3
  9. この犬が生き残って飼い主と再会できたことを喜んだらええやん

    • +12
  10. コメント欄やべーwww

    最初のテッテッテ…ダッシュからの
    耳ペタ再会だけでも涙腺に来ちゃったよ
    嬉しい時の犬の声とか静止芸大好き
    再会できてよかったね

    • +10
  11. ベラルーシはいまの大統領が超ロシア寄りなだけで国民はそうでもない
    支持率ボッロボロなのに何選もされてて不正選挙を疑われてる
    ロシアからは舎弟扱いされてるけど国民は反発して
    鉄道をサボタージュで妨害したりして頑張ってるよ
    キーウ攻略の失敗の一因にベラルーシの鉄道が思いどおりに動かなくて
    補給がうまくいかなかったことが挙げられている

    ネッシーお父さんと会えてよかったねえ嬉しいねえ!(感涙)

    • +7
  12. こんなもん生命の尊厳に対する虐待だろ
    マジ戦争はよ終われ

    • +4
  13. 大喜びで駆け寄って甘えて、ちょっと離れてスンッ……って遠くを見て帰ってくるのが可愛くてちょっと切ない。
    「おとうさん!おとうさんだ!まって、これ夢かも……?夢じゃない、夢じゃないよ!おとうさんだよ!おとうさんいるー!」
    なんて考えてるのかなとか想像してしまった。
    きっと毎日飼い主さんの夢を見たんだろうなあ、とか。
    鳴き声もおしゃべりみたいでかわいい。話したいことたくさんあるだろうなあ。

    • +10
  14. 人間社会に対する憎悪が、
    純粋無垢な(ように見える)動物たちへの
    (歪んだ)愛情に変わってしまうことあるよね。
    これは過去の自分の話ですがね。

    • +2
  15. 現地ではペットもたくさん殺されてる
    処刑された夫婦の横に犬も埋められてる様子が報道もされていた
    餓死だけじゃなくて撃たれて殺されてる動物の死骸まであるってことだ
    状況的に殺される前にペットだけでも逃がすくらいしか出来なかったか
    銃撃に驚いて逃げたということが妥当だろうに
    戦地に飼い犬置いて逃げたのかとかいう奴はなんなんだ?

    • +7
  16. マイナスの人に言いたいことは山ほどあるが他の人からも出てるのでだいたい端折る。
    「備えをキチンとしようと思えました」についてだけは、それで良いと思うよ。
    例え思い通りにならなくても周りや動物に当たるんじゃ無いぞ。
    窓が割れた時点で逃げ出し行方不明となる子も居るし、大震災の際は、人命救助優先で動物は置いていくしか無かったからな、必ずあなたのプラン通りに進むとは限らない…。それでも命をかけて守る、と仰るならもちろん応援します。

    うちは猫複数飼いで、1匹は猫白血病猫エイズ。全員運び出す事が出来たとしても、状況はかなり絶望的だ。仔猫の頃から外出に慣らせ?みんな保護した時点で成猫だよ。ケージに入れるだけで大パニックだよ…。
    うちがこういう状態な事もあり、様々な事情でどうする事も出来なかった家庭が沢山あるだろうという事は直感で分かる。戦争が始まった時から、人々と動物たちの受難も想像出来たからずっと心が痛い。

    わんこが無事、大好きな飼い主と再会出来た事は「よかった」これに限る。きっと辛い出来事もたくさん経験されたと思うけど、飼い主様も生きて出られて本当によかった。

    • +7

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