この画像を大きなサイズで見る祝祭日には各国で伝統的なメニューが用意される。例えば日本ならひな祭りのヒナあられや菱餅、お正月なら黒豆やお雑煮などだ。
西洋にはクリスマスにクッキーやケーキを焼く食文化が存在し、それは贈り物としても利用されることがある。
ここでは世界11か国のクリスマスシーズンに良く食べられている、伝統的なクッキーを見ていこう。
1.クルスチキ(ポーランド)
この画像を大きなサイズで見るクルスチキ(Chrusciki) は、ポーランドで四旬節前に食べるお菓子として作られ始めたが、現在ではクリスマス時期にも人気のお菓子になっている。
アーモンドエキスで味付けされた生地をねじってリボン状にし、結び目を作ってから、粉砂糖をまぶして揚げるこのクッキーは、アメリカでは「Angel Wings(天使の羽)」というニックネームで呼ばれている。
粉砂糖のコーティングは、雪が舞い散る冬の情景を象徴していて、たっぷりまぶして食べると美味しい。
2.ピッツェル(イタリア)
この画像を大きなサイズで見る繊細なレースもしくは雪の結晶のような模様をしたピッツェル(Pizzelle)は、イタリア生まれの薄焼きクッキーで、8 世紀頃にイタリア中南部で誕生し、歴史上最も古いクッキーの 1 つと言われている。
アニスシードの香りがするバターを使って、型にはめて焼くのが一般的だ。
3.ヴァニレキプフェル(オーストリア)
この画像を大きなサイズで見るドイツ語で「三日月型のバニラクッキー」という意味のヴァニレキプフェル(Vanillekipferl)は、オーストリア人がオスマン国の敗北を記念して1683 年に発明されたという伝説がある一方で、ペストリーの三日月形は、トルコ国旗の月のシンボルを模倣しているとも言われている。
今日、バニラシュガーをまぶしたクルミのクッキーは、オーストリアだけでなくドイツ、チェコ共和国、スイス、ハンガリーでも一般的なクリスマスのおやつになっている。
4.サンドバックルス(ノルウェー)
ノルウェーのサンドバックルス(Sandbakkelse)はカップケーキの焼き型を使って生地をの真ん中をへこませ、逆さまにしたクッキーだ。
この画像を大きなサイズで見るシンプルなバニラとアーモンドの生地から作られるこのクッキーは、ノルウェーではクリスマスの頃に食べるのが一般的だという。
5.メロマカロナ(ギリシャ)
この画像を大きなサイズで見るオレンジ、クローブ、シナモンで作ったメロマカロナ(Melomakarona)を焼くと、家がクリスマスの香りに満たされる。
このギリシャの卵型のデザートは、蜂蜜でコーティングされ、オーブンで焼いた後あたたかいスパイスシロップに浸し、大きく丸く切ったクルミを飾り付けして食べる。
6.ジムスターネ(スイス)
この画像を大きなサイズで見るクリスマスツリーの飾りつけに欠かせない星型デコレーションのような、かわいい星型のジムスターネ(Zimtsterne) は、スイスでは子供のいる家庭では必ず焼くシナモンとアーモンドのシンプルなクッキーだ。
7.ブルーンケヤー(デンマーク)
「ブラウンケーキ」とも呼ばれるブルーンケヤー(Brunkager)は、デンマークのジンジャーブレッドクッキーだ。
この画像を大きなサイズで見るシナモン、ジンジャー、クローブなどの伝統的な冬のスパイスで作られ、生地に砕いたアーモンドを入れて作る。デンマークでは、クリスマスのホリデーシーズンにこのクッキーを燃え盛る暖炉のそばで、お茶と一緒に楽しむのが一般的だという。
8.マアムール(中東諸国)
この画像を大きなサイズで見るマアムール(Ma’amoul) は、レバノンやその他の中東諸国でお祝い時に食べるスィーツだ。プレーンビスケットの中には、いちじくやデーツなどのドライフルーツやナッツなどから作られたスタッフィングが詰められていて、一口食べると贅沢な食感が楽しめるという。
イースターとクリスマスの時期に中東のキリスト教徒の家庭で出されるが、ラマダンの終わりを祝うイードにも一般的に食べられているという。
9.ハマンタシェン(イスラエル)
この画像を大きなサイズで見るハマンタシェン(Hamantaschen)は、パイのような形状だが、甘いお菓子だ。
三角形のクッキーは、悪大臣ハマンが被っていた三角帽子を象徴していて、救われたユダヤ人を祝う「プリム祭」に食べる伝統的なお菓子だそうだ。中には、フルーツまたはケシの実のスタッフィングが詰められている。
10.オハラスカス(メキシコ)
この画像を大きなサイズで見るオハラスカス(Hojarascas)は、シナモンやアニスなど冬のスパイスがよくきいたメキシコのショートブレッドクッキーだ。
生地にシナモンを混ぜるが、焼いた後もシナモンシュガーをふりかける。ホリデーシーズンには、メキシコではこのクッキーを食べるのが定番。それぞれの家庭で、好きな形に作るそうだ。
11.プリャーニキ(ロシア)
この画像を大きなサイズで見るロシアの伝統の焼き菓子プリャーニキ(Pryaniki)は、スパイスクッキーと呼ばれるだけに、ジャムやスパイスをくわえて作られる。
その形状は、さまざまだ。最も一般的なのは、プレーンな一口サイズのクッキーだが、四角い形にスタンプが押されて焼き上げられたものもある。
サイズや形に関係なく、はちみつと冬のスパイスの香りが堪能できるこのクッキーは、クリスマスだけでなく一年中いつでも、お茶に浸すのに最適なお菓子として人気だそうだ。
ちなみに、こちらは世界16か国のチョコレートを使った人気のデザートだ。クリスマスのデザートとしてチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
References:11 Holiday Cookies From Around the World/ written by Scarlet / edited by / parumo
追記(2022/12/25)ホジャラスカスをオハラスカスと訂正して再送します。











メキシコのやつ、読み方はホジャラスカスではなくオハラスカスです。
ちなみに友人のメキシコ人はこれ知らないと言ってました。地域限定かマイナーなお菓子なのかも。
大雪でケーキを買いそびれ、何か作ろうかと冷蔵庫を開けたら牛乳買ってなかった…
図らずもシンプルクッキーでのクリスマスになったけど、これも有りなのね。
イスラエルのは中にいろいろ入れて楽しめそう
ドイツのレープクーヘンが入ってない…だと…!
全部おいしそう
沖縄のやつ、えーと、さー ふぁー… はー さー はんま… はー
とかも
(サターアンダーギーが入っててもいいな)
海外はスパイスの季節なんだねえ
全部をちょっとずつ食べて一番うまいものを腹一杯食べたい
過去記事の、ベルギーのスペキュロスが好き。
最近流行ってるサクサクホロホロしたのより、歯が欠けそうなカチカチのクッキーが好き…
スパイスの入ったものが多いね
刻みナッツをふんだんに散らして シロップ浸けの
ギリシャのやつ、やっぱり地理的に近いからか
トルコ菓子の特徴に似ている気がする。
ケマルパシャやシェケルパレ、あるいは
バクラヴァとかカダユフみたいな、あのへんの。
どれも美味しそう!
こういう素朴でシンプルなお菓子が一番好きだ
動画のチョコ、日本はROYCEの生チョコだった
マアムール美味しそうね
月餅みたいなずっしりした甘物大好き
ピッツェルとサンドバックルスは見た目の美しさがいいね
食べてみたいのはヴァニレキプフェルだけど
世界中のクッキーをかき集めたクッキーアソートとか
どっかの企業さん作ってくれないかな…
ヴァニレキプフェルは毎年作ってる。
ドイツのレシピではクルミじゃなくヘーゼルで作ってるのがほとんど。
今年はアーモンドとヘーゼルとピスタチオの粉で3種類作った。(簡単ですb)
ファミリーにもフレンドにも大好評のデラウマでした。
来年はクルミで作ろうかな。
ここに出てるクッキー全部を物産展とかで売ってくれないかな