メインコンテンツにスキップ

ゴールドラッシュ時代のリーバイスジーンズが1116万円で落札

記事の本文にスキップ

24件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 19世紀半ば、カリフォルニアの砂鉱床で発見された金がきっかけとなって、アメリカン・ドリームを追い求める多くの人々が世界中からカリフォルニアに押し寄せた。ゴールドラッシュ時代の到来だ。

 これに目を付けたのがデニムの老舗ブランド、「リーバイス」の創設者リーヴァイ・ストラウスだ。彼が開発・販売した頑丈なジーンズは、南西部の鉱山労働者たちから大きな需要を得た。

 今回、1880年代のリーバイスが古い鉱山から発見されオークションにかけられたところ、76,000ドル(約1116万円)で落札されたという。

 世界中にマニアが多く存在するヴィンテージジーンズだが、履き古したボロボロのジーンズでもこの値段とは驚きだ。

1880年代のリーバイスが発見される

 ゴールドラッシュ時代と呼ばれる1848年以降、砂金採掘や炭鉱員らの作業着として普及したのが、現在のデニム産業の先駆けとなった「リーバイス」のジーンズだった。

 ドイツ移民だったリーヴァイ・ストラウスは、ゴールドラッシュ時にカリフォルニア州サンフランシスコで、服地店をオープン。

 その後、ネバダ州で洋服店を営むジェイコブ・デイヴィスと共同で鉱山労働者向けの耐久性のあるワークパンツを開発して販売した。

 テントや荷馬車の幌を作るためのキャンパス帆布を使用したジーンズは分厚く、穴に入り屈むことの多い作業員の膝でも、なかなかすり減ることはなかった。

 また、青く染めたインディゴ染料は、害虫から生地を守るのに役立ち、その色がおしゃれだった。

 こうした機能性とファッション性と兼ね備えたリーバイスのジーンズは、たちまち作業員らの間で大人気となった。

 アメリカの歴史の一部を刻んだリーバイスのジーンズは、現代でも人気を誇っていて、特にヴィンテージ商品は価値が高いとされている。

 今回、デニム雑誌『Long John』は、何十年も前の古い鉱山で発見されたリーバイスのジーンズがオークションで高額で落札されたことを報じた。

ヴィンテージジーンズがオークションで1116万円にて落札

 10月1日、ニューメキシコ州で開催されたオークションで、古着屋を経営する23歳のカイル・ハウパートさんは、リーバイスのヴィンテージジーンズを76000ドル(約1116万円)で落札した。

 このジーンズは、1880年代の鉱山労働者が使用していたものとみられており、ウエスト部分にはサスペンダーボタン、後ろにはポケットが1つ付いている。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:goldenstatevtg/Instagram
この画像を大きなサイズで見る
image credit:goldenstatevtg/Instagram

 オークションリストでは、キャンドルワックスコーティングされたジーンズの状態は良好で、着用可能となっていたようだ。

 ヴィンテージ衣料品会社「Denim Doctors」の経営者であるジップ・スティーヴンソンさんと一緒に購入したカイルさんは、落札価格の90%を支払い、より経験豊富なジップさんがジーンズの買い手を見つけるのを手伝ってくれることを望んでいる。

 ちなみに、バイヤーズ・プレミアム(手数料)込みの合計価格は、87400ドル(約1283万円)とだったそうだ。

 カイルさんは、自身のヴィンテージショップ「Golden State Vintage」のインスタグラムアカウントでオークションの様子を撮影した動画と、ジーンズの写真をシェアした。

 ゴールドラッシュ時代から知られている最も古いリーバイスの1つとされているこのジーンズは、まさに「ヴィンテージ・デニムコレクションの究極の1アイテム」といっても過言ではないほどで、カイルさんは落札できたことに喜びと興奮を感じている。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:goldenstatevtg/Instagram
この画像を大きなサイズで見る
image credit:goldenstatevtg/Instagram

 落札価格がそれだけの高値だと、販売価格はもっと高くなることだろう。最終的に、どんな人がこのジーンズを購入するのか?さらに実際に着用するのか?実に気になるところだ。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. 古い以外は今の製品とあまり変わらずタグも同じだし、ポッケの裏側も同じ、地味にエモいわ
    草磲くんが買ったりしてね

    • +4
  2. 馬車をだせぇ~~~~ 時代の荒野にぃ~~♪

    • 評価
  3. 新品が見つかったらすごいことになりそうだ

    • +3
  4. 30年くらい前のリーバイスが出てきたけどめちゃくちゃ重いんだよね。
    プレミアム物ならもっと重いのかな。
    元々労働者の作業着らしいから厚いのはわかるんだよ。
    しかし伸びないし重いし窮屈過ぎる。
    アメリカ人はよくこんな物履いたよね。

    • +1
    1. ※6
      リーバイスといっても種類が膨大なので、501に限って言うとかつての未防縮の製品は12オンス(洗って縮むと14オンス前後)。
      で、ここで話題になってるゴールドラッシュ時代のリーバイスのデニムは14オンスないと思います。厚い生地を織るのにも技術が必要なので。
      ぶ厚いのが欲し〜という人は本八幡のサカイに28オンスのジーンズがありますがジーンズだけで2キロです。
      ※オンスとか501とか何言ってんの?という人はググるかorわからないままでいて。

      • +2
      1. ※10
        501って男女共に愛されてる型だよね(笑)
        フランスのデザイナーなんて501バラして革ズボン作ってたよ。

        • +1
  5. ゴールドラッシュで鉱山を掘る作業をした人達よりも
    彼らに作業着を売ったリーバイ・ストラウスさんの方が
    巨万の富を得たことは有名だよね。

    • +5
  6. ジーンズのダメージはこうでなくては。
    新品をダメージ加工して売るとか、どう考えても邪道(過激派)

    • +4
  7. 連コメしてしまうけど

    ふと思ったんだけど、古い鉱山からジーンズが発見されるって、よくよく考えるとどういうことなんだろ。そのジーンズを穿いてた人はどうしたの? 作業中に脱いだの? どうして脱いだの? 脱いだあとどうしたの?

    …まさか、かつて、下半身裸で鉱山から出てきた人がいるってことなの?

    • +3
    1. ※13
      普段着ではなく作業着なので、更衣室に置いといて作業するときだけ穿いてたらしい。
      写真が残ってるのがスゴい。
      ttps://ameblo.jp/junkyspecial/entry-12224968651.html

      • +6
      1. ※14
        おお、ありがとう。
        そうか、作業着は着替えないといけなかったのか。盲点だったわ。

        フリーダムな姿で帰宅する鉱山ニキはおらんかったんやな。

        • 評価
  8. もうビンテージっつうかアンティークって感じだな

    • +4
  9. どうでもいいけど、100年以上前の衣服が今とデザインが殆ど変わらないって凄いよな。
    まぁそれいったらスーツもそうなんだけどさ。

    じゃあ、今から100年後の未来の人間たちはどんな服着てるのか…っていうとたぶん、普通にジーンズやスーツ着てるんだろうな。

    • +3
  10. 何処かの炭鉱から出て来たゴミの様なボロボロのジーンズに、もの凄い値段が付いた事も有ったね
    価値観ってのは様々なんだね

    • 評価
  11. 環縫いミシン、ロックミシンが出来る前は裁ち端処理がなかったのかな?

    • 評価
  12. YOUTUBEにある「荒野のデニム ハンター」
    って動画オススメ

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。