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歯に物が詰まった?ならば海に潜ろう。無料でエビがお口をお掃除してくれるよ!

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(著) (編集)

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image credit:PATRICK SELIGMAN/instagram
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 まるで歯科衛生士?海の仲間ならまだしもヒトの歯もへっちゃらでお掃除するとはびっくりだよもう。

 こちらのエビは熱帯の海に生息するアカシマシラヒゲエビ。黄色いお腹に赤白の背中が映えるカラフルなエビで、海の生き物の食べかすなどを好んで食べる性質をもつ。

 おなじみ掃除魚のエビバージョン。その習性に着目して、人なつっこいアカシマシラヒゲエビに歯のクリーニングをしてもらってたというダイバーにさまざまなコメントが寄せられたという。

ハワイの海に潜ったらアカシマシラヒゲエビと遭遇

 今回アカシマシラヒゲエビと遭遇したのはインスタグラマーのパトリック・セリグマンさん。ハワイのマウイ島でダイビング中に出会ったという。

 赤と白の背中と白いヒゲが特徴のアカシマシラヒゲエビは、熱帯のサンゴ礁によくいる生き物で、掃除エビとしても知られている。

次のヒトどうぞ?人なつっこい個体がいきなり歯を掃除

 ただ、たいていのエビは人には興味を示さず逃げていくが、この日彼が出会ったエビはとてもフレンドリーだった。

 出会った当初、このエビはウツボの掃除を終えたばかりで岩で休んでいた。

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image credit:PATRICK SELIGMAN

 そこにセリグマンさんが近寄ったのだが、逃げもせずむしろ目を合わせて来たのだ。

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image credit:PATRICK SELIGMAN/instagram

 ひょっとして自分の番?なんとなくそんな気がしたセリグマンさんは、ものは試しとレギュレーターを外して口を開けてみた。

 するとどうだろう。そのエビがすぐに口まで泳いできて、歯の掃除を始めたのだ。

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image credit:PATRICK SELIGMAN/instagram

 飛び入りの妙な客にもかかわらず、すんなりと掃除をはじめたエビ。完全におまかせスタイルだが、向こうにもそれなりの基準があるのだろう。

 まもなく「はい終わり!」とばかりに口を離れてもとの岩に戻っていった。

歯のお手入れは海で?エビの歯科衛生士通いを始めたセリグマンさん

 さらに驚くべきことに、物おじしないエビによるお掃除サービスはその後しばらく続いたという。

 セリグマンさんが同じ場所に潜るたびに、彼を覚えたらしいエビたちまで歯の掃除をしてくれた。

 すっかり慣れたエビたちは、時にはセリグマンさんだけでなく、連れてきた仲間の歯まできれいにしてくれるなど、馴染みの客のように扱ってくれだのだ。

週に1、2回はそこに行ってます。初めての友人と一緒に行くとものすごく楽しいですよ。

 交流が続く中、セリグマンさんの歯は今までにないほど健康になったという。

地元のお掃除エビのところに頻繁に行くと歯の健康が保てます。

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image credit:PATRICK SELIGMAN/instagram

ある日を境に姿を消した親友のエビ。共生関係を楽しんだと回想

 だが悲しいことにその交流もある日を境に無くなってしまった。エビの歯科衛生士通いを続けて1年が経ったある日、いつもの場所からエビの姿が消えていたのだ。

 その前日は海が荒れるほどの強い嵐だった。その影響で別のサンゴ礁に引っ越して、新天地で腕を磨いているかもしれない。

 寂しいことではあったが、彼らは流動的な海の生き物。そういうこともままあるのだろう。

 かくしてセリグマンさんの風変わりな習慣は幕となったが、あの時会ったエビへの気持ちは今も変わっていない。

今でも彼女を親友のように思っています。おかげで自然に生まれる共生関係の面白さを知りました

エビに頼らず自力で手入れすべき。エビを心配する声も

 セリグマンさんの投稿はいろんな意味で反響を巻き起こし、ネット上にこんなコメントが殺到した。

この件に関する海外の反応は…

・てかさ自分でフロス使えばいいだけ。

・エビに頼って歯の手入れをしてないのか?

・このエビ的には食べ物を探してるだけだと思うけど違うのかな。

・汚い。

・エビがこんなに近づくのがすごい。でも自分で歯を磨くべき。

・よくずっと息止めてられるなって感心した。

・あまり人が通ったせいで海のお客が逃げちゃったとかなら気の毒。

・エビってこんなに繊細な仕事ができるのな。

順番待ちの光景も?掃除で共生をはかるアカシマシラヒゲエビ

 ホンソメワケベラなどの掃除魚と同じように、魚の食べかすや寄生虫などを食べることで天敵とも共生をはかっているアカシマシラヒゲエビ。

【参考】人の歯を掃除するアカシマシラヒゲエビ

Dental hygiene for free! Divers let shrimp clean their teeth

 その習性からアカシマシラヒゲエビの棲み処には、自力では取り去れない体の汚れを取ってほしい魚たちがいつも押しかけ、順番を待つ光景もみられるという。

 一方、人間界では鮮やかな体色と見た目にかわいい掃除っぷりから、水族館の展示や観賞用としても人気があるそうだ。

 とはいえ海で暮らす生き物に人間が頻繁に干渉するのはその生物だけでなく、サンゴ礁など環境の負担にもなる。

 衛生的にもどうかだし上のコメントにもあるように歯をきれいにしたいなら自分で磨くか人間用の歯医者にいこうねって気がする今日このごろだ。

References:indiatimes / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. エビだけに、確かなエビデンスが有りますね。

    • +4
  2. コメントが無粋で草
    たまには膝枕で耳掃除してもらいたいのよ

    • +11
  3. エビさん、ありがとう

    ・・・・ゴボゴボゴボ・・・

    • +4
  4. 日常的な歯磨きをコレにするのは肺呼吸種族には難易度高過ぎる

    • +3
  5. 髭もじゃもじゃ生やしてる男性生理的にムリxx

    • -9
  6. エビ「人間の食べカスは特別美味しいのよ~」
    他のエビ「そうなんだぁ~!」

    • +5
  7. ゴキが歯を掃除してくれるのは皆嫌がるだろうに
    なんでエビなら平気なんだろうな?

    • -7
    1. ※12
      それほんとに両方同じだと思って言ってるの・・・?

      • +5
  8. 醤油とわさびと酢飯を持ってもぐらなきゃ

    • -1
  9. エビ達のよしまかせろ!て感じがかわいい

    • +5
  10. 海老に着いとる寄生虫とか歯に付かないんだろうか…

    • +3
  11. 水族館でよく見る可愛いエビでびっくり
    そういう習性のエビだったんだ

    • +2
  12. ヌゥ、やはりヒゲメン
    ヒゲメンパゥワーは海中でも顕在だというのか

    • 評価
  13. かわいいけど見てるだけでくすぐったい(●´ω`●)

    • +6
  14. なんでも食らうニンゲンの歯のごみなんて、
    おいしいにしても、エビちゃんたちに害はないのかな。
    きれいな海で生きてる生き物たちだから。
    塩分・糖分・脂肪・添加物……

    • 評価
    1. ※22
      恐らくこのエビが人の口から食べてるのは歯垢で、調べた所によると歯垢ってのは70%が細菌で、残りはその細菌が出す粘着物質らしい。
      細菌は動物によってその影響が変わるから有害とはいえない上に、海では貴重な有機物だからなんともいえんね…。
      極端な話、人間の便なんかを海に放り込んでも、海の生き物にとってはご馳走かもしれない。もちろん、大量放棄ではなく適量をネ。

      • +4
  15. 水槽で飼ってるなら、海に行かずに水槽に顔をつっこめばいいじゃない?

    • 評価
  16. エビにツマツマされるのってどんな感じなんだろう?
    それにしてもエビの触覚とか脚とかくすぐったそう

    • +1
  17. 歯の掃除云々はどう考えてもジョークだと思うんだが、海外にも読解力ない人増えてるって話は本当だったんだな…

    • 評価

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