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漁師が釣り上げたマンモスの歯、ウクライナ支援のためにオークションへ

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(著) (編集)

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image credit:New England Fishmongers/eBay
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 去年12月末にアメリカ・ニューハンプシャー州の漁師が、ホタテ漁中にマンモスの歯を釣り上げた。

 珍しいその歯は、これまでは店のガラスケースに展示されていたが、今回それがネットオークションに出品された。落札された金額は、ウクライナ支援をしている慈善団体に寄付されることになっているという。『NBC Boston』などが伝えている。

Wooly Mammoth Tooth to be auctioned off with proceeds going to Ukraine

海からマンモスの歯が釣り上げられる

 アメリカ・ニューハンプシャー州ポーツマス拠点の漁師ティム・ライダーさんは、去年12月末にホタテ貝漁に出たマサチューセッツ中ニューベリーポートの沖合で、奇妙なものを釣り上げた。

 それは30cm弱の大きさで重さが約3kg、硬い茶色の表面にはギザギザがついていた。

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image credit:New England Fishmongers/eBay

 一体なんなのかわからず、ニューハンプシャー大学にそれを持ち込み専門家に調査を依頼したところ、10000~12000年前のマンモスの歯であることが判明した。

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image credit:New England Fishmongers/eBay

 専門家によると、歯が発見された海周辺は地質時代の観点から考えて、マンモスやマストドンが歩き回っていた場所だという。

 海からマンモスの歯が発見されたという珍しい事案に驚いたティムさんは、その後歯を持ち帰ったものの、使用用途も思い浮かばず、シーフードを売る商品ケースに展示していた。

 しかし、今回この歯を役立たせる方法を思いついた。

オークションに出品し売り上げをウクライナ支援に

 ティムさんは、ロシア軍のウクライナ侵攻に心を痛めており、マンモスの歯を役立たせたいと思い、大手通販サイト『eBay』に出品することにした。

 落札されれば、その収益を全てウクライナを支援する慈善団体「World Central Kitchen」に寄付したいとティムさんは思ったのだ。

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 同慈善団体は、ロシアからの暴力を受けているウクライナの避難民に、温かい食事を提供する活動を行っているという。

 メディアの取材で、ティムさんはこのように話している。

私は一漁師に過ぎませんが、ウクライナにいる多くの人々や子供たちがあのような状況で苦労しているのを見聞きして、自分が今持っているものに感謝しながら、少しでも彼らを助けるために、何かできることをしたいと考えたのです。

 なお、オークションは3月13日に締め切られ、落札価格は10300ドル(約122万円)となった。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 9件

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    1. ※1
      パルモさん、以前はキャラとしての(あくまでキャラとしての)Pさん推しだったので、凄くショックを受けたのだと思います。
      察してあげて下さい。

      • +11
  1. マンモスってこんな歯なのか!
    どこの歯かな、奥歯とか…そういう境目がない一本歯?なのかしら

    • 評価
    1. >>9
      マンモスというか、ゾウは一般的に、
      歯が肉から出ているスペースが上下の顎の左右それぞれに一ヶ所ずつしかない(牙を覗く)。
      このスペースはヒトなら臼歯が生えているスペース全体の範囲くらいある。
      生まれて始めは、最初の歯が顎の奥の肉の中で形成されながら前に向かって進み続け、最終的に「歯の出ているスペース」を埋める。
      そして顎の奥の肉の中では同じように次の歯が形成され始めて、最初の歯を押しやるように前に徐々に動き続ける
      (カーテンを外してカーテンレールの金具のうち右端の金具を左に滑らせていくと全て金具がくっついた状態で左に動いていくが、そんな感じに歯が前に動いていく)。
      ゾウに限らず草を食べる動物の歯は咀嚼しているうちに徐々に削れていくので、
      最初の歯は前に移動しながらだんだん小さくなる。
      この間は、「歯の出ているスペース」は、
      だんだん小さくなる最初の歯とだんだん大きくなる二番目の歯で埋まっている。
      そして最終的に最初の歯は無くなり、「歯の出ているスペース」は二番目の歯で埋まる。
      そしてさらに三番目の歯が……と繰り返すのが一般的なゾウの歯列の仕組みである。

      • +4
      1. >>10(かな?)の続き
        歯の生え替わり回数は決まっていて、
        最後の歯が無くなると食べることが出来なくなり
        それが寿命になる
        (といっても、一回しか歯が生え替わらない他の草食哺乳類よりは圧倒的に「歯を使っていられる」仕組みである)。
        また、歯が何番目のものでどの程度磨り減っているかで年齢を推定したりする。

        • +4

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