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人に怯えてそばに寄せ付けなかった野良猫を家族に。根気強い愛情で1年後、ついに膝に乗ってくるほど距離が縮まる

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 コロナのパンデミック中、女性はある1匹の猫と出会い、家族として迎え入れることを決意した。

 その猫は元野良猫で、人に怯え、警戒心が強く、人を寄せ付けようとしなかった。女性の家で暮らすようになっても、洗面所に隠れてばかりいた。

 女性はいつか猫が心を開くことを願って、根気よく時間をかけて接し続けた。その1年後、ついに猫は心を開くようになり、今では女性の膝に乗って来るまで信用してくれるようになったという。

Cat Hides From Her Foster Mom For A Year — Then She Does This | The Dodo Faith = Restored

人間不信の野良猫ジアとの出会い

 アメリカ、ニューヨーク州ブルックリンに住むステイシアさんは、パン屋を経営していたが、コロナのパンデミック時は自宅待機を余儀なくされ、家で過ごす時間が増えた。

 そんな中、今後ずっと家で共に暮らす仲間が欲しいと猫を飼うことを決意した。そうして出会ったのが元野良猫のジアだった。

 ジアは、ゴミ捨て場に住んでいたところを保護された。警戒心が強く、人に怯えていたジアは、ステイシアさんの家に来ても、絶対に触らせようとしなかった。

 接触を拒むように洗面所の一番高い場所である鏡の上に上ったり、シンクやソファの下に隠れ、ステイシアさんを避け続けた。

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 遠くから、静かにジアの様子を見守っていたステイシアさんは、時々ジアが身を隠すようにして眠る狭い棚から落ちていることに気が付いた。

 そこで棚の真下に猫用ベッドを置き、室内カメラを設置して夜中にジアがどのように動いているのかを観察し始めた。

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 ジアは、ステイシアさんが部屋に入った後こっそりと隠れていた場所から出て来て、置いてある餌を食べ、遊んでいる姿がカメラに捉えられた。

 しかし、朝になるとやっぱりソファの下に潜り込んで、姿を隠してしまう。

 日が経つにつれて、ジアはステイシアさんの前に少しだけ姿を見せるようにはなったが、やはり遠くから見ているだけで決して近付こうとはしない。

 こちらから近寄っていくと、すぐに走って逃げることを繰り返した。

 ステイシアさんは、長い間ジアがそのようにして過ごしているのを忍耐強く見守っていたが、どうやったらジアは心を開いてくれるのかがわからなかった。自分の接し方に問題があるのかも?

 そこで、ニューヨークに住む猫の行動専門家スージーさんに相談をもちかけた。

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専門家に相談して、ジアと仲良くなる大作戦を決行

 スージーさんのアドバイスをもらったステイシアさん。まずジアがソファの下に潜り込んで姿を隠す場所を与えないよう、ソファの前に箱を置いて隙間をブロックした。

 身を隠す場所を失ったジアは、やがて窓のそばに落ち着くようになった。

 その後、木のスプーンの先にほぐした鶏肉を乗せて与えてみた。

 最初は、スプーンと自分の手に一定の距離を保っていたが、ジアが自分からスプーンを舐めて餌を食べるようになると、徐々に手を近づけた。

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 そうするうちに、ジアはステイシアさんの手についた鶏肉を舐めるようになった。

 また、夜中にジアが遊んでいたおもちゃを使って、ステイシアさんはジアの遊び心をくすぐることにも成功。

 おもちゃを使ってステイシアさんと遊ぶことに、ジアは抵抗を感じなくなったようだ。

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 更に、そのおもちゃの先端を使ってジアを撫で始めると、やがてジアはステイシアさんに直接触れられても逃げたり怒ったりすることなく、すんなりと受け入れるようになった。

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膝の上に乗り、撫でられることを受け入れたジア

 作戦開始から4か月後、ジアはついにステイシアさんの膝の上に自ら乗り、撫でられることを喜ぶようになった。

 ゴロゴロと喉を鳴らして甘えるようになったジアを見て、ステイシアさんはうれしくてたまらない。ジアを迎え入れてから1年の月日が流れていた。

ここに到達するまでに、およそ1年の月日がかかりました。でも、根気強さと強い決意、愛さえあれば、こうやって心開いてくれるということがわかりました。

試練がいっぱいでしたが乗り越えられました。本当にうれしいです。

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 現在、ジアからパフと改名した猫は、ステイシアさんの良き仲間として、毎日ステイシアさんに寄り添い、幸せに暮らしている。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 20件

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  1. 隠れていても可愛いとかもうね
    二人が幸せで嬉しい

    • +11
  2. 最初の目的が「家で一緒にいる楽しいパートナーがほしい」だったのに、隠れて姿すら見せない相手を辛抱強く1年も待てるなんて、なんてすごい人なんだろう…。期待はずれだって見放してもおかしくないのに。どうかふたりが長く幸せでありますように。

    • +14
      1. ※6
        それが普通だったらこの話がこんなふうに世界中に拡散したりしないんだよ

        • +9
      2. 根気強い里親さんに巡り会えてよかったニャー

        ※6
        残念ながら「相性が悪かった」で施設に戻される保護猫は少なくないんだよ

        • +10
      3. ※6
        海外の動物愛護団体で、親子猫を保護したものの、
        母親は何日経っても手が付けられずリリースしたという例があった。
        ノラ猫が人に懐くのは当たり前のことじゃない。

        • +6
  3. チューされてるジアちゃんの表情可愛い

    • +13
  4. 慣れていくにしたがって毛並みがふくふくになっていくジアさんの名前がパフさんに改名されててにっこりしちゃった!優しいお顔に優しい名前、ぴったりだね☺️

    • +9
  5. うちの子はアキバ駅前の野良猫だったけどボランティアに保護してもらってもう4年くらい経つかな~。未だに一定の距離内に近寄ると逃げていくなー。つかまえて抱っこできないことも無いけど。寒さで凍える事も無いし飢える事も無いので本猫は多分すごく幸せなはず。

    • +11
  6. こう言う猫相手に隠れられる場所を撤去するってのは勇気のいる方法だなぁ
    でもこのケースは十分な時間掛けた後だったから功を奏したのかな

    • +5
  7. 飼われせて幸せになる猫
    なんぼあってもいいわ~

    • +1
  8. 拾って8ヶ月、ごはんをあげるときでさえ威嚇されてた元野良、ちゅーるをあげ続けたらたった1ヶ月で懐いた。ちゅーるすごいんよ。

    • +1
  9. 飼い主さんの忍耐と愛情に脱帽!

    洗面所のシンクから恐々覗く写真、愛猫がうちに初めて来た時の写真と同じ様子(笑)
    うちのは耳が寝てたけど

    • +2
  10. 猫が頭を擦りつけてくれるのは何よりのご褒美 それだけで一生守りたくなる。

    • +4
  11. 最後の写真すごくいいね
    真っ白でふわふわな毛並み、福福としたかわいらしい表情
    優しい飼い主さんと末永く幸せに暮らしてほしいわ

    • +5
  12. うちの故猫ねこさんもスプーン作戦で近寄れるようになった
    その後、わざとグラグラするお椀でご飯あげて、食べにくそうにしてるところを手でお椀押さえて食べやすくしてあげた
    そしたら手が顔の傍に来ても怖がらないようになってくれた

    • +3
  13. 子どものころにどれほど酷い目にあったのだろう
    何も語らないネコさんの過去を想像すると泣けてしまう

    • +2

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