メインコンテンツにスキップ

メカマニア必見!幾何学的な機構が美しい万力(まんりき)のずっと見てられる動画

記事の本文にスキップ

23件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 2つの口金で物をはさんで固定できる万力(まんりき)はDIYにも便利なツールだが、こんなにメカニカルなものがあるとは知らなかったよもう。

 アメリカの金属彫刻家が披露した珍しい構造の万力。これ実はアンティークの万力をベースに作ったものだという。

 口金のフラクタル(幾何学的)めいた機構がカクカクっと動いて、スパナやハサミも気持ちいいくらいにフィット。ちょっとそこらじゃ見かけないメカメカしい構造は、マニアにはたまらない一品だ。

Morphing Fractal Engraving Vise Jaws

いろんな形にフィット!ユニークなフラクタル機構の万力

 こちらのツールはアメリカのネブラスカ州を拠点にする金属彫刻家、スティーブ・リンゼイさんが手がけたもの。

 モーフィング フラクタル ジョーズ(Morphing fractal jaws)と命名されたこの万力は、さまざまな形状にしっかりフィットする。ちなみにジョーズ(jaws)とは人喰いザメのほうじゃなく万力を意味する。

 一般的な万力の口金(挟む部分)は直線的だが、こっちのは相似形の半円を組み合わせたような可動型。

この画像を大きなサイズで見る

 なのでものの形にぴったり沿わせて固定できるのだ。

この画像を大きなサイズで見る

 変わった形もハサミのような非対称形もちゃんとはさめる。
 こんな万力あるなんて知らなかったよ。

この画像を大きなサイズで見る

ベースはアンティークの万力。フラクタルな口金を現代的に

 ナイフや金属ジュエリーに緻密な彫刻を施すリンゼイさんにとって万力は必需品だ。そんな彼がある日ふと目を留めたのが、のちにベースとなったアンティークの万力だった。

 以来フラクタルな口金にすっかりはまり、より現代的で使いやすい万力を開発したとのこと。

【参考】以下はHand Tool Rescueより。カナダで道具修理を請け負うYouTuberのフラクタルな口金の万力修復作業。

 この万力はニューヨークの工具メーカーMantle & Co.が1920年に製造したものらしい。つまり100年も前の古物だ。この修復では3Dモデルを使って足りない部品を複製して復元作業を行い、実際に使えることも確認したそうだ。

Rare Antique Fractal Vise

メカ愛好家も思わずコメント。とにかくたまらん!との声も

 リンゼイさんの万力はすぐさまネットを席巻し、メカメカしいものすべてを好むRedditユーザーも思わずコメント。

 この万力に関する海外の反応は…

・やたらクールなデバイスだ。ちょっと前までフラクタルな万力のことなんて聞いたこともなかったよ。これっていきなり話題になったものなの?

・その少し前に昔の万力の復元動画が上がってたしな。

・すげえかっこいい。みんな復元の動画も見てる?

・なんかの魔法かと…

・この口金って普通のみたいに直線に直すの難しそう。棒とかはさんだらもどるのかな?

・彫金用だから毎回ピシッと整列させる必要もない。そもそもそんな設計してなさそう。

・用途からしてニッチだから実用性はあんまりないかも。

・こういうのたまらん!

・俺はこの万力と生きていきたい。

・普通に買いたいわ。

・見てるだけでうっとりするやつ…

彫刻専用で数種類。新製品につき定価も販売もまだ未定

 上のコメントにもあるように、モデルにしたアンティークの万力はフライス盤用だったが、リンゼイさんのモーフィング フラクタル ジョーズは彫刻専用だという。そして種類もいくつかあるそうだ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:fractalvise

 ただ新製品のため、定価も販売も未定だそう。興味がある人は公式サイトfractalviseのMorphingFractalをチェックだ。

References:neatorama / thisiscolossal / fractalviseなど /written by D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 23件

コメントを書く

  1. 形が簡単に変わってしまったら、本来の成形はできるの?

    • -5
    1. >>2
      何も入れずに閉めたら真っ直ぐ並行になるはず

      • +2
  2. フライス用だとしたらクランプ緩めるたびに基準が変化しちまうから使い勝手は良くないな

    • +2
  3. > ちなみにジョーズ(jaws)とは人喰いザメのほうじゃなく万力を意味する。
    万力を意味するのは vise の方であって、jaw(s) はそのまま顎、つまりものを挟む口金部分のことではないでしょうか。

    • +11
  4. 昭和40年代には既に日本には有ったで

    • 評価
  5. 不定形なものを固定するには便利そうだ。確かに彫金にはよさそう。

    100年前の加工技術でよくこの形状(三日月)を精度良く作れるなぁ。すごい。
    レストア動画だとマシニング使ってたし、今の技術で一番楽そうなのはワイヤカット。

    当時の加工機械だと旋盤とフライス盤。
    旋盤で外周加工してそのあとフライスで凹み加工、ブツを咥える曲線部は手仕上げかな…。

    • +3
  6. ハイジでおじいさんが木を削るのに
    使ってたよね。

    • 評価
  7. どんな形にもフィットさせることができるってだけじゃなくて平均的に力を加えることができるから比較的柔らかいものでもはさみやすのでは

    • +2
    1. ※8
      実際にはそれなりに頑丈な物でないとベキッって逝っちゃいますw

      • +1
  8. 紹介動画の素子欠けのせいで、自分のモニターにドット抜けか?って心配になって別の動画ひらいたわ・・・

    • 評価
  9. 後半の100年前の万力の修復動画も素晴らしいね。
    ドリルの傷跡まで修復しちゃうのが勿体ないなと最初は思ったんだが、見て行くうちに考えが変わったよ。この場合はやっぱり完璧に再生するのがいいんだわ。

    • +2
  10. 絶対使わないけど欲しくなっちゃうやつ

    • +12
  11. 固くなって開かないジャムの瓶の蓋を開ける時に使えそう。
    (大袈裟すぎる!w)

    • +3
  12. 怒る彼女からのアイアン・クローも万力
    (きっちり挟んで固定する)

    • +1
  13. なんならこのモンキーレンチもなんなんだよ!!!

    • +1
  14. ベース部はあるのでこのジョーだけ欲しい

    • 評価
  15. フラクタルにするだけでピッタリフィットするようになるのすごい

    • +1
  16. HandToolRescueの名前をカラパイアで見ることになるとは思わんかった
    しかしこの万力考えた昔の人は天才だなあ!

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。