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錆びついてボロボロなものを、新品同様によみがえらせる職人技が凄い!思わず見入ってしまうYOUTUBEチャンネル

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(著) (編集)

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 古びたりや壊れたモノが元の姿を取り戻す動画は味わい深いものだが、最近では骨とう品や中古品の修復過程を明かすユーチューブチャンネルが人気らしい。

 そこで復活する品々はそのどれもが見る影もないほどボロボロに見え、使い道がなさそうなものばかり。

 いくらなんでもあきらめようよって見た目なのにあれよあれよと蘇るさまざまなモノたち。修復上手な職人たちのすばらしい手腕を紹介しよう。

Rusty Deadlocked Vise – Perfect Restoration

道具を直しファンを魅了する修復チャンネル

 ユーチューブには修復をテーマにしたチャンネルがいくつもある。そのうちの一つはスイス人ユーチューバーが運営するmy mechanicsだ。

 登録人数40万人以上とかなりの支持を得るこのチャンネルには、再生数1000万回を超える修復動画もある。

 上の動画はサビた万力(まんりき)をピカピカにする様子をとらえたもの。そのサビたるやちょっとやそっとではなく、元の色なんて皆目わからないレベルだ。

 20ドル(約2200円)で買ったさびだらけの万力は分解掃除も一苦労

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image credit:youtube

 研磨したり溶接機を使ったり、材料を使って工夫をしたり、 防錆塗料を塗ったり欠けてるパーツを加えた、丹念な作業を続けていくと、最後はすっかり見違えて使えるようになった!

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 彼の見事な仕事はインスタグラムでも紹介中だ。

1930年代のジグソー(工具)

 更にもう一つ、52万人ものファンを抱えるカナダ人ユーチューバーの運営するHand Tool Rescueの必見だ。運営者のエリックさんは同名の店をカナダで営んでいる。

 エリックさんの楽しみは依頼者の反応だ。チャンネルでは面白いモノの修復を無料で行うこともあるという

1930s Rotary Jigsaw (Cutawl) [Restoration]

 新品みたいな仕上がり。また使えるようにもなった

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スターウォーズのフィギュア

 次なるYOUTUBEチャンネルは、おもちゃの修復を専門にするToy Polloi。スターウォーズやG.I.ジョーシリーズなどのレトロフィギュアや模型などの修復を専門としている。

Fix It Guide – Star Wars AT-ST Restoration – Toy Polloi

 黄ばみも取れてきれいになった

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image credit:youtube

 Toy Polloiはインスタグラムで舞台裏も公開中。入手困難な製品の復活に感激する声も上がっているそうだ。

古い手斧

 こちらは刃物やツール系の修復で好評を博し、現在は幅広いモノのDIYを行うBlack Beard Projectsのチャンネル。

 新品を買うよりも古いものを修復した方が経済的、という理由でこうした作業を行っている。よみがえったモノはショップサイトインスタでも観られるぞ。

Antique Hatchet Restoration. SORT OF…

 古物とは思えないほどピカピカでモダンな斧に

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アディダスのスニーカー

 スニーカーの修復が本業のJohn Manaloは16万人から支持される神業職人だ。

$1100 Trashed Adidas Yeezy Moonrocks REVIVED!

 真っ黒なシューズが見違えた

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image credit:youtube

 彼の手にかかればこのとおり。2015年に1,100ドル(約12,000円)で販売された人気のイージーブーストが新品同様に。インスタグラムでも過去のスニーカーを紹介中だ。

酷評を受けることもある

 しかし中には彼らの仕事に反発するユーザーもいる。何よりも古物を愛するユーザーの中には、その仕上がりを酷評する者もいる。

 Black Beard Projectsが手がけた古い包丁

Knifemaker Restore Antique Cleaver

 ピカピカになった包丁。柄のあたりは少し前とはちがうけど…

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image credit:youtube

 硬いカボチャも割れる包丁に復活!

 でも一部のユーザーからは元のと違うという批判があったらしい

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 不特定多数が閲覧するネットで公開している以上、ある程度の批評にさらされるのは仕方がないが、時にはかなり過激なマニアに出くわすこともある。

 おもちゃ専門のToy Polloiは攻撃的なスターウォーズファンに修理系の掲示板を追い出されたことがある。その人物は彼が修理したおもちゃのことを破壊されたも同然と主張していた。

 「骨とう品をめちゃくちゃにしたってコメントする人もいます。私がそのモノの歴史や価値を台無しにしたというんです」

歴史の温存ではなく過程を楽しむもの

 しかし彼は否定的なコメントをあまり気にしないようにしている。こうした修復人の多くは、モノの歴史の温存よりもエンターテイメントを提供するつもりで投稿してるのだ。

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image credit:youtube

 彼らの目的は古いモノを有用にすることで、大事にとっておくために直しているわけではない。そのためには古い部品を新しく置き換えることもある。

修復の魅力は2通り?ニッチな娯楽が確立

 とはいえ修理動画にハマるユーザーは依然として存在している。そもそもどうしてこんなに人気があるのか?Hand Tool Rescueのエリックはこう分析する。

 「より清潔なものが好まれる現代の社会には、きれいになる過程を観たがる人が多いんだと思います。家のリフォームを観るのと同じです」

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image credit:youtube

 そのモノ自体に愛着があるのか、単純にきれいになってスッキリするのかはそれぞれだが、ユーチューブがニッチな娯楽を生むきっかけになったのは間違いないようだ。

References:mashableなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 44件

コメントを書く

  1. 骨董でないなら修復するのは有用と思う。

    • +32
  2. 元が良くないと修理すら出来ない。
    修理作業の負荷に耐えられない。
    修理できるほど素晴らしい腕前で
    生み出された商品だったという事。
    今は修理は不可能で丸ごと交換しないと
    直せない商品が増えている。
    エンジニアではなくチェンジニアと言われる。

    • +23
  3. こういうの、好きだわ。
    この手の古いものって素材とか確かで極上品だったりするから、ちょっと手を加えるとイマドキじゃそうそう手に入らないレベルの品質になったりするんだよね。
    刃物とかは特に。
    デザインとかは、まあ・・・考え方次第になるけど。

    • +20
  4. 包丁として再生された刃物は本来なら日本のナタのような用途で使われていた屋外用の刃物なのかもしれませんね。

    • +8
    1. ※5
      柄の謎フックはもとより
      先端の背側に小さい引っ掛け部の突起があったり、
      修繕後みたいにフックのカーブに沿う形ではなく
      元の木柄はわざわざ直線的に後ろへ突き抜ける形にした上で
      お尻に切り込みを入れていて、これにも何か用途がありそうだし、
      十徳まではいかなくても
      アウトドア用の五徳ナイフのような様相を呈していると思う。

      あと、元の木柄は、男の手で握るのにフィットした太さで、
      硬い物を切っても衝撃で指が刃の鉄側に当たらないように
      頭を太くして鉄の接合部の四角い部分より下まで覆っているし、
      柄の尻側も布を巻いているフックのカーブとでちょうど
      手の小指側がフィットして収まる感じに仕上げてあるし、
      元の柄の形は実用性の使い勝手を考えて造り込まれている。
      新調した柄は、そういう元の創意工夫をバッサリ切り捨て
      ちゃってて、長時間使用すると手が早く痛くなりそう。

      • +4
  5. 物を大切にする。
    古いものを修理して使えるようにする。
    汚れたものをきれいにする。
    自分が手間をかけて直したものには、特別な愛着がわく。
    これで、充分じゃないか。

    • +22
  6. 電動工具でチャッチャってのは現実的なんだろうけど、砥石を使ったり手作業のほうが見栄えはするよね。
    ジャンクを買って直して儲けを出すって商売もあるみたいだけど、こういう器具は儲けを出そうと思ったら出せるものなのかな?

    • +2
  7. ハンドツールレスキューの人は用途不明の謎ツールが多くて謎解き感覚でも観れるから楽しい
    デザインも奇抜で面白いし解体して掃除するから構造も見ることが出来るのも良い

    • +10
  8. 単純に刃物だとサビが中まで入っちゃってたりしないか?という疑問はある。その場合、表面を磨いてもあまり意味はない。
    修復ってモノそのものの状態より、それを手に入れたり使ったり見たりする人の、考え方の問題なんだよね。これは本とか骨董品でもそう。

    • 評価
    1. ※12
      その場合は錆落としても綺麗になるなんてことはなく全体が錆なんで最初から修復は出来ない
      修復したものが表面ピカピカでもさらに奥にサビなんて多層構造になってることは無いんで気にするだけ無駄
      要するに修復が可能なものだけを修復してる技なんですよこれ

      • +1
  9. 自分も、再生するのが好きだから同じ様にやってるけど、この動画の中のサビ物は明らかに自分でサビさせたヤツもある、不自然に刃物の柄が新しいのに汚してあったりするから閲覧稼ぎでやってると思う、それにサビの程度がほとんど軽い、表面サビだけだからクエン酸だけでも楽勝に取れるのに、ワザと苦労してサビ取ってますみたいに動画撮ってるよ

    • +4
  10. 古い絵画の修復の動画とかもいいよね。
    あれ見てるとぐっすり眠れる

    • +6
  11. モノクロ実写映画や写真をカラー化して蘇らせる感覚と一部似てるかも
    「タイムマシンで過去に戻って当時のありのままの状態を生で見る」感動かな

    • +3
  12. この人はずっと昔にフォローしたよ。
    刃物に関しては機械を使って修理すると焼き訛りになるから修理がめんどくさい。

    • +2
  13. 工業製品か、美術骨董品かで修復の「作法」が変わるってことか。

    確かにオモチャはどっちなんだ?(;´・ω・)

    • +2
  14. え?直すよりも新しいの買ったほうが性能も良いし安いだって?
    そりゃこれはロマンだよロマン、折れた箒を適当にセロハンでくっ付けるような中途半端な物じゃない、ほぼ完璧に直すようなものだよロマンだろう?

    あと、例えば親が使ってた古びた道具をあえて使いたいとかの人には需要ありそう

    • +7
  15. まあ批判が出るのも分からんでもない
    結構なパーツを新品に交換してるから
    イメージする修理と違うって人はそれなりにいるだろうね
    クリーニングの知識のない俺にはスニーカーが一番驚きだった

    • +4
    1. >>20
      自分は何をどうしたらあんなにスニーカーが汚れるのかが驚きだった
      何が起きたんだこれ

      • +1
  16. 俺も去年買ったサビの塊みたいなドイツのⅣ号戦車のキャタピラを鈍い鉄色に光らせるのには苦労した。

    • +1
  17. Hand Tool Rescueってすでに登録しているところだ
    この人って時々ユーモアのあることやるし、何もない
    ポンコツを再生したりするので見ていて参考になる
    例えると工具界のエドって感じだね

    • 評価
  18. メカの確かな再生技術と、メカに対する大きな愛情の両方を持っていないと無理だと思った。本当に凄いと思うよ。いったい、どれだけの手間を掛けて再生作業を行っているのかと?本当に好きな道ではないと出来ないと思った。

    それにジグソーの機械だけど、元が物凄く細やかな作りになっていて驚いた。再生後に使っている動画を見ても、振動が少なくて刃先の向きも可変式になっていて、使い易そうだ。きっと1930年代の高級品なのだろうと思う。(刃を上下させる仕組みも、ここまで細やかには普通しないと思う。コストは度外視みたいな作りだ)ジグソーは普通は切る物の方を動かす仕組みになっているけど、これは機械の方を動かして切って行くんだね。新鮮だ。いやー、良い物を見せていただいた。ありがとう。

    • +4
    1. ジグソー再生の動画は圧巻でした。感想はすべて※23に書かれてる通りです。モーターにブラック&デッカーの商標があったのにも驚いた。90年モノでも動いたとは・・・安物のイメージが変わったよ。

      ちなみに職場で使ってるカッティングマシン(カッティングシートを切り抜く機械)、ワークが進んでいく方向に、自動的に刃先が回転して追従していく原理はほぼ同じだ。

      • +3
  19. うちにある錆びた刀もお願いしたい
    以前研ぎに出そうと調べたら数十万とかであきらめた

    • +1
  20. そら新品買う方が早くて安いけど、そうじゃない

    • +3
    1. ※25
      工具については、新しく買うほうがいいかというと、そうでないケースも多い。
      安物は低精度・強度&硬度不足ですぐだめになる。
      なので質のいい工具なら修理する方が結果的に安上がりだったりする。

      あと、メーカーが生産終了すると中古しかないからね。
      この型の万力は、Gresselはもう作ってないらしい。

      • +2
    2. ※25、※38、
      新型の機械の方が全てにおいて優秀ならば問題は少ないのだろうけど、そうではなく『〇〇型でないと、これは出来ない&やり難い』という例も案外とも多い。実際に過去にも、惜しまれながら製造中止になった機種が、その後に中古市場等で高騰する例は多く見て来た。

      工作機械のメーカーも、慈善事業でやっている訳ではないので、泣く泣く製造中止にしなくてはいけない例も多いのだよね。でもこういうレストアを通して新しい命を吹き込まれる工作機械類を見ていると、何だか嬉しさが込み上げて来る。人には色々な考え方が有るから批判も有るかも知れんが、レストアって良いと思うよ。

      • +4
  21. クラシックカー・ディーラーズも見てて面白いしなぁ、こういうのはついつい見入っちゃう。

    • +2
  22. こういう動画見てて、サンドブラスターが出てくると何故かテンションが上がる

    • +1
  23. ハードオフで買ったジャンクを修理して、オクに流すって人もいるな。

    こういうのは金属ならなんとかなるけど、最近の製品みたいに樹脂やプラだと難しいね。

    • +3
  24. パターン切り出しの電ノコ面白いですね!
    型番 Cutawl K-8 で探すと取説のPDF見つかるのですが陽に焼けた用紙の風合いといいハートが潤います。
    そして後継機?と思われる Cutawl K-11 (PDFマニュアルあり)の使ったよ動画がまた愉しい。そこのノリノリで切ってける波々の部分俺もやりたい。これ使ってみたい。
    Using a Cutawl K-11 to Make Gears(Youtube,Zack Vandever,IiT THErE)

    • 評価
  25. こういう修理系の動画好きで見てるけど
    black beard projectは文字列とシンボルマーク見ただけで
    イラッとくるぐらい性に合わないレストア内容
    キッチリカッチリを求める人にはストレスにしかならない。非推奨

    my mechanics
    サンドブラスト研磨をやってて面白いように浮いた錆を消してるのが満足感得られる動画
    旋盤持ちで部品を自作できる作者でもあってポイント高い

    • 評価
  26. 音楽が一切ないから音も楽しめていいよね!!!
    なんかこういうのって、うっとりと見入っちゃうんだよな。
    設備が本格的過ぎて、自分でもできそう!とはならないが。

    • +2
  27. 圧倒的不審者の極みも有名になるきっかけになったのはサビサビ包丁のレストアだった。ひどい状態のものが見違えるように綺麗になって機能を取り戻すさまは、観る人に一種のカタルシスを感じさせるのかもね

    • +5
  28. サンドブラストって必殺技っぽいよね!

    • +3
  29. 俺のギスギスいう関節も修復してほしい

    • 評価
  30. BMW E30をレストアしているチャンネルもある。サスペンション、ブレーキキャリパー、LSDまですべて復活させようとしている。
    完全にレストアするまで何年かかるかわからないけど、チャンネル登録して見守るのが楽しくて仕方がない。

    • 評価
  31. 日本だと「圧倒的不審者の極み」さんが「骨董屋で買った錆びた包丁」を複数の砥石を使い分けながら、18時間をかけて研いでいき、ピカピカにしていく動画をあげているな。

    この人のすごいところは、およそあり得ないもの(例えばゼリーとか氷とか)から「包丁」を作り出すところのだけど。

    まあ、普通ゼリーとか氷から包丁を作るとか言うと「何を言っているのかわからないと思うが」とか言ってありのまま今起こったことを話した、ポルナレフさんみたいなことになると思うけどw。

    • 評価
    1. 適当にパパっと外せる物外してウォーターブラストでサビ落し、その後ポリッシャーなどを使って表面滑らかにした後再塗装ででっち上げるとホラ簡単って思うんだけど、それだと再生数稼げないんだろうね

      ※42
      あの人は何からでも包丁に持っていくからなw

      • 評価
  32. こういう錆びついたような道具はどこで手に入れるんだろ?

    • 評価
  33. 記事とは関係ないのはわかっているが、サムネのクランプをP90に空目してしまう。

    • 評価
  34. この手系でイラッと来るのは、「何でファミコンやPSなんかの外装が泥まみれになったり、コンクリが付くんだよ?」って汚れたの。
    そうはならんやろがい?と。
    わざとそんな風に「汚れ」を付けているのをちょっと洗うだけ。

    • 評価
  35. 骨董品に関しては、ただの歴史の冒涜

    • 評価

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