絶対に入ってはいけない。その言いつけを破った犬が赤ちゃん部屋に侵入、その喜びっぷりたるや！

　やったらダメ！と言われていることほどやりたくなってしまうのは人の常であり、犬の常でもあるようだ。

　この犬は普段から赤ちゃんの部屋に入ることが禁じられており、飼い主から口酸っぱく言われていた。ところがついにこの日、普段は禁じられている赤ちゃん部屋へ侵入しちゃったのである。

　ほふく前進で、ゆっくりと部屋の中に進む犬。部屋に入ると溢れんばかりの喜びを全身全霊で示しているんだからもぅ！ Best Choreography: Dirty Dog Dancing

入室厳禁だった赤ちゃん部屋に侵入した犬

　普段から家族に、「絶対に赤ちゃん部屋に入ってはいけない」としつけられていた犬のビーフ。ところがこの日、家族は外出中だった。

　ダメと言われることほどやりたくなってしまうのは人と犬の常。犬のビーフはこっそりと、赤ちゃん部屋に侵入を試みた。

　そろり、そろーりと、ほふく前進で赤ちゃん部屋に突入するその姿は、自分が悪いことをしているという自覚があるようだ。 　普段は入れない部屋の潜入に成功した犬の喜びっぷりたるや！

　スリスリと背中をカーペットにこすりつけ、ぎゅんぎゅんと尻尾をふり、腹だしポーズで決めている。「ダメなことするのってたのすぃ〜！」って感じである。 　とは言え、ドアが閉まっていたら犬の潜入は不可能だ。

　実はこの日、赤ちゃんの面倒を見るためにやってきたベビーシッターが、ビーフが自由に歩き回れるようにしてあげていたのだ。

　自由に歩き回れるとなったら、普段は絶対にできない赤ちゃん部屋の進入。ビーフはそう決めていたようで、すぐに行動に移したという。 　ビーフのほふく前進からの突入成功、歓喜の舞の全ては、部屋に設置してあった監視カメラ「Google Nest」が記録しており、なんとこの映像、「最優秀フリフリ賞（Best Choreography）」を受賞したという。

　本当はダメなことをしたビーフを叱らなければならない立場にある家族だが、これほどうれしそうな仕草を見せられては、ただ笑うしかなかったことだろう。

　ビーフはベビーシッターさんに感謝だな。これに味をしめて、その後何度も侵入を試みるビーフの続編を期待したりなんかしたい。

written by / parumo
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