
マクドナルドの閉店前日、チーズバーガーとフライドポテトを購入した住人がいた。だがうっかり食べ忘れてしまい、4年後にガレージで発見。腐ることなく、カビも生えることなく状態は良好だったそうだ。
事実上これが、アイスランドに現存する最後のマクドナルド商品である。そう思った購入者は、アイスランド国立博物館に寄贈することに。
1年間博物館に展示された後、これらのチーズバーガーとフライドポテトは同国のホステルに移され、「国の歴史的遺物」として展示されている。12年経った今でもその状態は保たれたままだそうだ。
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食べ忘れていたチーズバーガーとフライドポテトを4年後に発見
2009年、アイスランドのマクドナルドが全店閉鎖する前日、ヒェルトゥル・スマラソンさんは、チーズバーガーとフライドポテトを購入したが、うっかり食べるのを忘れてしまっていたという。約4年後の2012年、スマラソンさんは引っ越しのための荷造りをしていた時に、ガレージでマクドナルドの袋を見つけた。中には、4年前に買ったチーズバーガーとポテトがそのままの状態で入っていた。
ねずみに齧られることもなく、カビも全く生えておらず、腐ってもいないバーガーとポテトの状態にびっくりしたというスマラソンさん。
まだ食べられるのでは?と思ったほどだが、購入から4年もの月日が経っているため、さすがに食べるわけにはいかない。True Life: Iceland's Famous 12-Year-Old Big Mac. https://t.co/Z4jRTI0MrC
— Nerdist (@nerdist) February 1, 2022
事実上、このバーガーとポテトは、アイスランドに残る最後のマクドナルド食品となるはずだ。ということは国の歴史的遺物となるはずだ。
そう思ったスマラソンさんは博物館に寄付することを思いついた。
国立博物館に寄贈され、その後ホステルで展示
スマラソンさんはすぐにアイスランド国立博物館に連絡し、これらのチーズバーガーとフライドポテトを寄贈し、同博物館に1年間展示された。しかし、博物館側は、このまま展示を続けていくことで腐敗し、分解されてしまうことを恐れ、商品をスマラソンさんに戻した。
その後商品は、スマラソンさんの知人が経営するホステル「スノトラ・ハウス」に展示してもらうことにしたという。
12年経った今でも変わらない姿を保つ
そして12年経った今も、スマラソンさんの食べ損ねたセットは、ほぼ当時のままの状態でスノトラハウスにて展示されているという。ちなみに、マクドナルド側は「水分が取り除かれたことで食品が分解されずに保たれただけであり、強力な防腐剤を使用しているなどといったことはありません」と説明している。
12年経った現在でも、パンにしわが寄っている程度で見た目があまり変わらないチーズバーガーとフライドポテト。
アイスランドは寒いところだから、フリーズドライみたいなことになっていたのだろうか?だとすると、きちんと保存すれば当分もちそうだ。
またマクドナルドがアイスランドに出店するまでは、これが同国に現存する最後のマクドナルド商品。そう思ってみると感慨深いものがあるな。
written by Scarlet / edited by parumo
追記:(2022/02/03)本文を一部訂正して再送します。
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コメント
1. 匿名処理班
>ねずみに齧られることもなく、カビも全く生えておらず、腐ってもいないバーガーとポテト
ゴミやな
人間の食い物ではない
2. 匿名処理班
このまま地球最後のチーズバーガーになるまで頑張ってほしい。
3. 匿名処理班
ハンバーガーのミイラか…。にしてもこんなネタにも防腐剤の事言わないといけないの可哀想やな。子供の頃、夏の昼にマックのハンバーガーの存在忘れてゲーム遊んで放置してしまったら普通に腐ったよ。めっちゃ親に怒られた
4. 匿名処理班
マクドナルドは危険というネタで有名なやつの一つだな
・マクドナルドが防腐剤を使っていないと主張してるのは、現場で焼き上げる肉。工場から出荷されてそれなりに保存されるであろうパンは不明
・いろんな人が実験して、結果はそのまま、カビた、腐ったなど様々
・カビが生えるだけでも菌糸などが条件を満たす必要がある。湿気の高い日本でも、冬場に乾燥して10年以上カビも生えなかった、ひからびたミカンの話があったりする
・同様にカビないフライドポテトというネタもあるが、冷凍して水気を飛ばした上に揚げられたポテトは普通にカビにくい
てなわけで、放置された無数のハンバーガーのうち、運良く?見た目が普通のものが目立ってアピールされてるわけだな
油とか酸化して、食えたものじゃないとは思うけど
5. 匿名処理班
2009年に閉店ってけっこう前やな・・・
その後もマックは戻ってきてないという話かー
6.
7. 匿名処理班
寒くて湿度が低い国だから出来た事で日本では100%無理だな
8. 匿名処理班
マクドが出展しなおさないなんて、アイスランドにそれだけ市場として魅力がないのかな?それともほかの飲食店が強いのか
9.
10. 匿名処理班
うっかり食べ忘れるっていうのがわからないわ
11. 匿名処理班
※8
日本で国産のジャガイモがいくらあっても販売調整が必要になっちゃったポテトみたいに
世界的な規模での規格化・量産化・流通調整で値段下げてるんだろうから
アイスランドとかの僻地はそもそもグローバルなフードチェーン自体が向かないのかもしれない
現地で作っちゃえ!っていうのも原料調達の段階から難しそうな国だし
12. 匿名処理班
日本マクドナルドのバンズ製造はフジパンだよ
トマトはくまモン印のときが多いかな
オレオや森永、カゴメも素材を提供してる
13. 匿名処理班
俺達の科学力を総動員して真の旨さを追求したハンバーガー!
名付けて”ケミカルバーガー”だ!
しかも旨いだけじゃない!原価も信じられないくらい安い!
そのうえ保存料どっぷりで冷蔵や運搬のインフラが
発展していない地域でも簡単に腐らない!
俺はこのハンバーガーで世界を一つにする!!
14. 匿名処理班
>>1
干し椎茸や高野豆腐にも言ってやって
15. 匿名処理班
事実上、このバーガーとポテトは、アイスランドに残る最後のマクドナルド食品となるはずだ。←わかる
ということは国の歴史的遺物となるはずだ。←?
そう思ったスマラソンさんは博物館に寄付することを思いついた。←???
16. 匿名処理班
>>1
人間の食い物の定義とは
17. 匿名処理班
ねずみすら食べる気にさせない食べ物を
喜んで食うお前らに同情するわ
貧乏ってやだな
18. 匿名処理班
うっかり食べ忘れる事の方に驚いた!笑
まあフライドポテトは水分飛んだらポテチみたいなもんだからね〜車のシートの下に良く落ちとるけど腐りません!
ファーストフードのバーガー、ポテト系は水分飛ぶのが早いから腐りにくいしテイクアウトの食中毒に対してなんとかかんとかに優れていますからある意味優秀なんですよ!
19. 匿名処理班
>>4
ポテトは車の座席の下から定期的に出てくるw
やはり全く腐ってない。
20. 匿名処理班
※14
乾物と同じ土俵で言われてもw
21.
22. 匿名処理班
まぁいると思ったけど案の定ネズミとネズミの餌が大好きなネズミ至上主義者がマクドナルドをネズミが食べないからって批判してて笑っちゃう
23. 匿名処理班
>>13
まともなのは僕だけか!?
24. 匿名処理班
>>14
切り干し大根と乾燥ひじきと削ってないかつお節と素麺と板海苔にも……
よく考えたら、日本って何でこんなに乾物食品が発達したんだろう?
(´・ω・`)
25. 匿名処理班
>>22
ネズミが食べなくてもリスが美味しく頂いてる
26. 匿名処理班
国内に3店舗しか無かったのか……
27. 匿名処理班
脂質が多いからオイル漬けみたいなもんや
28. 匿名処理班
※24
湿度が高く腐りやすいから保存食が発達した、発酵食品も同じ
乾物を利用せず市販のめんつゆで作ったものは似非和食
何を作ってもめんつゆ味w
29. 匿名処理班
>>28
これはここだけの話なんですが麺汁って乾物使って作られてるんですよ
30. 匿名処理班
陰謀論者って常に人生に張りがあって楽しそう
けど気兼ねなくマック食える俺の人生の方が結局QOL高いかな