この画像を大きなサイズで見る生物種が爆発的に増加した「カンブリア紀」、この時代に生きたペニスワーム(プリアプルス:鰓曳動物)は、ヤドカリがあのスタイルを考案する5億年も前に、貝の中に潜り込み、外敵から身を守っていたという。
いわばヤドカリスタイルの元祖なのかもしれない。
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小さいながらもカンブリア紀の主要な捕食者だったペニスワーム
絶滅の危機を乗り越え、現在も存在するペニスワームは蠕虫(ぜんちゅう)状の海産無脊椎動物で古生代に繁栄した。
5億4200万年前から5億3000万年前に起きた「カンブリア爆発」では、さまざまな種が爆発的に誕生し、現在見られる動物の祖先がほぼ出そろったと考えられているが、その中でもとりわけ恐れられていた捕食者が体長1~2センチほどのペニスワームである。
「鰓曳動物」や「プリアプルス類」(「小さな陰茎」の意。ギリシャ神話に登場する生殖の神プリアポースにちなむ)に分類され、その名の通り、その姿はイチモツそっくりだ。
現生する子孫は、主に海底の泥の中で暮らしており、たまに姿を現しては漁師たちをギョッとさせるだけだ。
だが、カンブリア紀の彼らは違う。小さいながら鋭い歯が並んだ伸縮するその口で、太古の生物を貪り食う恐るべき存在だったのだ。
この画像を大きなサイズで見る貝殻の中に身を潜めて外敵から身を守っていた
太古のペニスワームは貪欲なだけでなく、狡猾でもあったようだ。
『Current Biology』(21年11月8日付)に掲載された研究によると、ヤドカリのように貝類の殻を隠れ蓑にしていたという。
中国、雲南大学などの研究チームが、「関山動物群」の化石を調べていたところ、円錐状の貝殻に収まったペニスワームの化石が4点発見された。
化石が発掘された雲南省の地層は、初期カンブリア紀(約5億2500万年前)のもので、歯や貝殻といった硬い部分だけでなく、珍しい軟組織の化石が見つかることで知られている。
この画像を大きなサイズで見るこの貝殻は、円錐形の殻を持つ、すでに絶滅した古生代の動物「ヒオリテス」のものだ。4点とも同じタイプの貝殻で、そこに収まっていた姿勢も同じだった。
また、貝殻のサイズもぴったりだったことから、一次的な避難場所というよりは、ずっと使うプロテクターだったと推測される。
さらに、同じ地層からいくつもの空の貝殻が見つかっているにもかかわらず、裸のままのペニスワームは見つかっていない。研究グループによると、偶然貝殻を身にまとっていたわけではないという。
現代のヤドカリが貝殻を住処にする何億年も前に、ペニスワームは貝殻で防御力を高めるアイデアを考案していたと考えられるそうだ。
捕食者とは言え体の小さいペニスワームには外敵も多かった。泥砂に身を隠すだけでは十分ではないため、強力な防具が欲しかったのだろう。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:Prof Zhang Xiguang, Yunnan University
貝で身を守っていたのは古生代のペニスワームのみ
こうしたヤドカリライフを送る生物は、既知のペニスワームでは知られておらず、中生代(2億5000万年前~6500万年前)以前の種でも例がない。
5億年前に生物多様性が劇的に増えた直後に、このような複雑な行動が出現したことに「度肝を抜かれた」と、研究グループのマーティン・スミス氏(英ダラム大学)はコメントする。
恐るべき存在だったペニスワームといえども、クリエイティブでなければ太古の海を生きられなかったようだ。
References:A ‘hermit’ shell-dwelling lifestyle in a Cambrian priapulan worm: Current Biology / Ancient Penis Worms Invented the “Hermit Crab” Lifestyle 500 Million Years Ago / written by hiroching / edited by parumo














息子スティックワーム…
あまりの直球に動揺を隠せない
出てくるワードが強烈過ぎて記事の内容があまり頭に入ってこなかった
やっぱり剥き出しはいかんよ。隠さないと……
ペニスワーム…虐められているのかな…
5億年も前から俺たちは厚い防壁に籠ってたってのかい!?
※7
よく記事を読むんだ
彼らは確かに殻被りだが同時に捕食者でもあったんだ
俺たちとは違うんだ
※9
仲間じゃ……ない(´・ω・`)
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そ、そうだよね!もちろん!
誰だ名付けたやつwww
生き物の基本型
…セガレは貝に身を隠すか…真理だ
カラパイア名物息子スティック案件!
連呼すな
ムスメフラワーワームはいないのですか?
※16
アワビの先祖がいたに違いない
>>16
ワームじゃないけど、カンブリア紀より前のエディアカラ紀にいたディッキンソニアという生き物が娘フラワーっぽい
昔は平べったい復元図だったのに、研究が進んで色々解った結果どうやら山のように盛り上がってたらしく、
中央の割れ目も相まって最新の復元図はどう見ても娘フラワー…
これに記事内のペニスワームと、シダズーンというどう見てもTENGAな古生物を加えて、
三大ヒワイ古生物と勝手に呼んでる
恥ずかしがり屋さんなんだね!
おとなになれよ!
こういうスティック型のギザ歯がついたバケモンが出てくるパニックホラー映画を見たと思うんだが…何の映画だったっけ…あれが実在してた時代とかやばい
※18
「デッドリースポーン」という低予算ホラー映画を思い出しました(同時上映は確か「マイドク」だった)。
>>35
多分違う映画なんですけどデッドリースポーンを調べたらクリーチャーの造形が最高で面白そうです、ありがとうございます
※18
トレマーズでは?もしくはストレンジャー・シングス
ぺ…ペニ…!?
つまり、神話から名を貰うだけでなく、まさしく真性な生物だったってわけだ!
多分、最初に発見したのがたまたま中学生だったとかじゃない?ww
ここぞとばかりに記事中に「ペニスワーム」って単語がいっぱい出て来るのは記事として必要だったからで、ただ連呼したかった訳じゃないって信じてる。
プリアプルス類ってちゃんとした学術名があるんじゃん、って思ったら「小さな陰茎」って。もう見たまんまを名前にする以外思いつかんかったんやろな、その気持ちは分かるw
子孫でよければ飼ってます
そうか!
映画『デューン』に出てきた、あの超巨大サンド・ワームは、こいつの親分だったんだな!
だからザイーガでやれとあれ程
カラパイア民は本当に息子スティックが好きだなあ
>>31
管理人は、の間違いかも
※37
息子スティック関連の話題ではコメントの量と勢いが違うので実際みんな大好き
みんな種名につられすぎだけど、古代の原始的な生物が意外に賢い戦略を取っていたという点で興味深いお話です。実際にどの時点で、脳があるかどうか微妙なこの生物がこの戦略を思いついたのか?偶然なのか突然変異なのか。捕食による選別なのか、は不思議に思うところです。
>>32
こんな米欄にアナタのような真面目な方がいらっしゃるとは……
カラパイアの良心と呼ばせて頂きたい!
>>32
貴方のような ちゃんとしたガチ勢が居るからカラパイア好きなんだよ。
プリアーポス、プリアポスそれぞれで検索してもなかなかの衝撃で困惑する一方
>>33
そのものズバリ、巨大な息子スティックがシンボルなギリシャ神話の生殖の神様の名前ですもんね…
エジプト神話のミン(臨戦態勢の息子スティックがシンボルの豊穣神)といい、
古代の生殖や豊穣関連の神様はストレートすぎやしませんかね…
(本邦の神々も負けちゃおりませんが)
>>47
我が日の本にもかなまら様や天狗様がおわします。
>>50
かなまら祭り以外で、あそこまで息子スティックを堂々と掲げる祭りって世界に他にあるんかな
息子スティック、もとい生殖器官そのものの信仰はヒンドゥー教のリンガ信仰を始め世界中腐るほどあるし、
ここでも時々紹介される生殖器官を模した食べ物とかもあるけど、
世界からも集目される規模の大きな祭りでとなると、なかなか聞かないから…
これで正式な名前なの?
悪ノリして付けたらまさかホントに通っちゃったとか?
もしこれに関する何かとてつもなく重大な発見があったりしたら
アナウンサーさんは真面目な顔してニュース読まないといけないのか
カラパイアの読者の中にもヤドカリタイプがいるかもね
>>38
ギクッ
俺のワームは退化しちゃったよ
Fate/stay nightで桜が調教されてたあの蟲を思い出した
えっと、これも俺らの先祖ってことでいいんだよな?
始祖のコテカ
みんな騒ぐからシシー・ペニストン嬢がご立腹★