この画像を大きなサイズで見るアメリカ・バージニア州に、異色の経歴を持つスクールバス運転手がいる。
過去23年間にわたり、FBI(連邦捜査局)の事務局長補佐および全ての犯罪捜査を監督する責任者として勤めた経験を持つマイク・メイソンさん(63歳)は、今年4月から同州チェスターフィールド郡公立学校のスクールバス運転手として、第2の人生をスタートさせた。
メイソンさんがスクールバス運転手に応募したきっかけは、コロナのパンデミックの影響による深刻な運転手不足の記事を目にしたからだが、「人をケアし、人の助けになりたい」というFBI時代からの熱い思いが、応募を決心させたようだ。
元FBI高官がスクールバス運転手に
マイク・メイソンさんの毎日は、朝5時半のスクールバスの検査から始まる。
生徒たちが安全に乗れるよう、バスの内外部を隅々までチェックした後、いつものルートに沿ってバージニア州チェスターフィールド郡の町にバスを走らせる。
メイソンさんが、同郡公立学校のスクールバス運転手になったのは、今年4月のこと。現在、10~18歳までの9人の生徒たちを集め、自閉症の子供たちに教育プログラムを提供するセンターまで往復する日常を送っている。
去年12月、地元でスクールバス運転手を募集する切実なニュース記事を見たメイソンさんは、深刻なバス運転手不足が全国の学区で危機になっていることを知り、今年1月に応募を決意した。
アメリカのスクールバス運転手の平均年齢は、同国の労働者の年齢の中央値よりもかなり高い。
そのため多くのバスの運転手は、コロナのパンデミックにより学校がリモート教育に軸足を移した時に、引退を余儀なくされた。
対面で働き続けることによって、感染のリスクを高めたくないという思いから辞める運転手が相次いだのだ。その結果、学校が再開すると深刻な運転手不足問題が発生した。
一部の地域の一部の生徒は、学校への往復にスクールバスを運転する運転手がいないことからバスでの送迎が叶わず、立ち往生を強いられる事態にまで陥っており、スクールバス会社は無料のトレーニングとボーナスの提案で、運転手募集を呼びかけた。
2007年にFBIを退職したメイソンさんは、そんなスクールバス会社の窮状を知り、役に立ちたいと名乗りを上げた。
異色のキャリアでスクールバス運転手に
メイソンさんが、スクールバス運転手として第2の人生を歩む決心をした背後には、シングル・ファーザーとして自分を育てた父親の仕事との奇妙な偶然を感じたからだそうだ。
私は、シカゴのサウスサイドで育ちました。父は当時、教育委員会に雇用されたトラック運転手をしていました。
奇しくも、私がスクールバス運転手になることは、教育機関と関わる仕事をしていた父との繋がりを思い出させてくれました。
だから毎朝、スクールバスの点検をして乗り込む時には、父を思い出して思わず笑顔になります。(メイソンさん)
苦労して大学を卒業後、メイソンさんは海兵隊に5年間入隊。1985年に、長年の夢だったFBIアカデミーに入学した。
23年間、FBIで様々な刑事事件に取り組み、事務局長補佐を務め、全ての犯罪捜査を監督する責任者になりました。
FBIの歴史の中で、最も上級のアフリカ系アメリカ人4人のうちの1人となったことを、非常に誇りに思っています。
この画像を大きなサイズで見るそんな優秀な経歴を持ったメイソンさんが、スクールバス会社に応募した時、当然会社側は驚きを隠せなかったという。
本気でスクールバス運転手になりたいのかと聞かれ、もちろんですと答えました。どんなキャリアでも、新しいページをめくれば異なる挑戦をする時が来ます。
私は、FBI時に重要な仕事を経験してきましたが、スクールバス運転手の仕事も同じぐらい重要です。
バスの運転手を含め、私の全てのキャリアで何が最高かと言うと、毎日新しいことを学ぶ機会を与えられるということです。
スクールバス運転手として商用ライセンスを取得するため、メイソンさんは数週間のトレーニングを受けた。そして、今年4月から正式にスクールバス運転手として、勤務を開始した。
この画像を大きなサイズで見るFBIと今の仕事の類似点は、人をケアすること
FBI高官から地域のスクールバスの運転手へと異色の経歴チェンジをしたメイソンさんは、メディアの取材でこのように語っている。
今の仕事で、有意義だと実感できる瞬間は、内気な生徒が初めて笑顔を見せてくれたり、2時半に迎えに行った時に子供たちが手を振って応えてくれたりするのを見た時です。
スクールバス運転手の毎日も平凡で単調というわけではありません。毎日が挑戦です。時に、騒音と混沌の不協和音で、バスを止めるのが待ちきれない日もあります。
でも、私は決して怒りを翌日に持ち越しません。明日という日は、新たな別の1日であり、もう一度試すチャンスが与えられるのです。
日々子供たちと接するため、既にコロナの予防接種を済ませているメイソンさんは、感染を避けるために必要な全ての予防策を日々講じている。子供たちの健康と福祉を、何よりも優先して業務に励んでいるのだ。
この画像を大きなサイズで見るFBIと今の仕事の類似点は、人や物事、状況を常にケアしているということです。
また、何かをしようという気持ちがあれば、誰でもチャレンジできると思います。それは、どんなに小さなことでもいいのです。その1人1人の小さな積み重ねが、結局世界をより良いものに変えていくと、私は信じています。
チェスターフィールド郡公立学校の代表者によると、スクールバス運転手の開始時の賃金は、1時間20.21ドル(約2300円)で、今年は最大3000ドル(約34万円)のボーナスとその他の金銭的インセンティブが支払われるという。
メイソンさんは、その給与のほとんどを母校の大学や地域の子供病院、教育機関など複数の組織に寄付している。
今の仕事で得た経験を大切に覚えていられること、また給与の大部分を寄付する財政的立場にあることに、とても感謝しています。(メイソンさん)
同学校の監督代表であるメーヴ・ドハーティーさんは、次のように話している。
メイソンさんは、同郡のスクールバス運転手として優れた代表者であり、彼が私たちチームの1員であることを、非常に嬉しく思っています。
彼は、私たち学校の全ての生徒とスタッフにとっても、まさにロールモデルです。
「大切でない仕事などこの世に存在しない」と言うメイソンさん。FBI時代から培われてきた「人をケアし、人の助けになる」という熱意を持ち続けながら、今日もスクールバスで子供たちの送迎に励んでいる。
written by Scarlet / edited by parumo
















日本でも保育園の送迎バスなんかは、リタイヤしたおじいちゃんがやってること多いイメージ
案外元はお偉いさんということもあるんでない?
※1
自分が通ってた幼稚園のバス運転手はFBI幹部みたいなVIPじゃないけど
地主のおじさんでした。
畑、養鶏・養豚小屋あったけど住宅が増えるにつれ先住者の特権があるとはいえ
肥料や屎尿の臭いが強いので畳んじゃいました。🐓🐷<残念
※1
リタイヤはリタイヤでも、少なくとも日本だとやっぱり
路線バスなどの運転手 ⇒ 定年退職
⇒ 朝夕だけの通学・通園バスのアルバイト
というパターンが多いような気がする。
白ナンバーのマイクロバスでも、中型免許は必要だし。
(昔の普通免許だった8t限定中型では不可。)
スコーピオン「漕げ漕げ漕げよ、ボート漕げよ~、ランランランラン川下り~」
スクールバス運転手「ほお、そんなにボートが漕ぎたいのか? なら、三途の川で好きなだけ漕ぐがいい!!」
みたいな名場面のニセ記憶が蘇ってきそう。
沈黙のスクールバス
この人がセガールだったら沈黙のスクールバスになるのか。
小学生に変装した武装テロリスト軍団が乗り込んだ
スクールバスの運転手が、運転しながら本物の小学生と
身長2m超えの全身武装のニセ小学生軍団を慎重に見極めて
ボコボコにしていくスリリング痛快アクション!
遅刻せずに…たどり着けるのか…
イコライザー?
優秀な人ほど、どんな仕事にでも熱意を持つ。
マイク・メイソンさんは、お手本のような方です。
映画化!主演スティタム
腕時計で秒数測りながら悪人退治してそう
バスジャックが起きてもすぐ鎮圧できそうだな
こういう方が確かに存在する、そんな世界があると思うだけで嬉しくなったりします。
ほっこりする!
この街に必要な仕事をしている
日本でいえば
警視監みたいな人が
スクールバスの運転手になる感じ❓
>>13
キャリアとして警察庁に入庁し、警視長に昇任した者は、他省庁へ転籍したり不祥事辞職でもない限りは全員が警視監に昇任する。ノンキャリアでも、警視庁の部長(階級は警視長)クラスまで昇任した者は、退職日付で警視監に昇任する場合がある(例:2008年2月25日発令、警視庁生活安全部長が退職日付で任警視監)。
本題から外れますが、未だにボンネットバスですか
>>15
ボンネットバスは静粛性や運転手の安全性で優れてます。
>>15
ボンネットバス可愛いじゃん♪
多分生徒にコナンくんみたいな子供もいるんだ!
そして常に事件の香りがするんだ
「黄色の転職」に一瞬見えた。
この記事のタイトルだけで、なぜスティーブン・セガールの顔を思い出したんだろう・・・
映画だとテロリストにバスジャックされたり爆弾仕掛けられたりするフラグのような設定。
映画イコライザーの展開とみたw
日本だと いつまでも会長や相談役の名前で影響力をふるいたがる元経営者が多い中 某有名住宅機器メーカーの社長だった人が引退後 経営に一切かかわらず某空港でボランティアをしていたらしい。
日本じゃ謎経歴とされて門前払いされてそうな人生だな
スクールバス運転手になった元FBI高官がテロリストやマフィアと戦う映画はよ
日本だったらいわゆるシルバー人材ですね。
凶悪な犯罪者を相手にし続けたんだから、第2の人生は可愛い子供達と過ごしたいよねえ。
そして本題から外れるけど、メイソンさんの人種の検討がつかない。
白人にも黒人にもネイティブアメリカンにも見える。
全部のミックスだろうか?
映画のネタになりそうだな。
スクールバスがテロリスト集団に襲われFBIが倒すという。
キンダカートンコップ…