トニー・ホークの本物の血液で塗られたスケートボードが販売、一晩で完売

　スケートボード界の神とも呼ばれるトニー・ホーク（53）は、東京オリンピックから五輪種目に加わったスケートボードの会場を一足先に訪れ、有明のコースを鮮やかに滑っていたことで話題となった。

　そして最近の話題は、自身から採血した血を塗料に混ぜ入れペイントしたスケートボードデッキをファン限定で販売したことだ。

　証明書付きで購入者に送付されるというこのスケートボードは一夜にして完売となり、収益の一部は複数の非営利団体に寄付されるという。 Liquid Death Puts Tony Hawk’s Blood In Limited Edition Skateboards

トニー・ホークの血液入りスケートボードが販売され完売

　アメリカで、スケートボードといえばトニー・ホーク（53歳）を思い浮かべる人も少なくないほど、まさにスケートボード界の神ともいわれる人物だ。

　このほど、そのトニー・ホークがアンバサダーを務める飲料水メーカー「Liquid Death」のユニークなプロジェクトに協力。自身の血を混ぜてペイントされたスケートボードを完成させた。 　トニー・ホークが医師に血液を採取されている動画は、Liquid DeathのInstagramでも紹介されているが、100枚限定のスケートボードの1枚1枚は、南カリフォルニアで手作業で作成され、購入者にはトニー・ホークの血液入りという証明書付きで送付されるという。

　ちなみに、採取された血液は消毒されてから使用されている。

　熱狂的ファンにとってはたまらないアイテムだけに、販売されると一晩で完売になったようだ。

売り上げの一部を寄付することを発表

　このプロジェクトについて、メディア取材でトニー・ホークはこのように語った。

ファンとの繋がりに深く感謝しています。デッキには、まさに私の血液と魂が込められています。このプロジェクトを設けてくれたLiquid Deathにも感謝しています。

　なお、収益の一部はプラスチック汚染の削減を推進する非営利団体『5 Gyres』と、アメリカ国内でサービスの行き届いていないコミュニティにスケートパークを建設する活動に取り組む『The Skatepark Project』に寄付されるということだ。

　東京を訪れ、五輪会場である有明アーバンスポーツパークで実際にスケーティングするトニー・ホーク

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written by Scarlet / edited by parumo
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