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父親を亡くしたばかりの少女に寄り添い、慰め続けたのは、見知らぬ人が連れた散歩中の犬だった

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image credit:Emily Beineman/Facebook
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 長年人間と共に暮らしてきた犬は、人間の気持ちに寄り添おうとする。それは飼い主だけでなく、悲しんでいる人を見ると、本能的に慰めようとすることが、これまでの研究で明らかになっている。

 このほど、アメリカで父親を亡くした少女が、葬儀場を訪れていたところ、散歩中の飼い主に連れられていた犬に近づいて行った。

 すると犬は、少女の悲しみを感じ取ったかのように、少女の傍に寄り添い続けたという。『Upworthy』などが伝えている。

父親を亡くしたばかりの少女と犬の出会い

 アーカンソー州に住むエミリー・バイネマンさんは、4月20日もいつものように愛犬ブルーを伴ってジョギングしながら散歩をしていた。

 すると、通りがかった葬儀場の入り口階段から、自分に向かって呼びかける少女がいることに気付いた。

あなたのワンちゃんを触ってもいいですか?

 そう尋ねて来たレイリン・ナストちゃん(6歳)は、この日、最愛の父デイヴィーさんを失い、彼の葬儀に出席していたのだった。

 そんなことなど全く知らなかったエミリーさんは、「いいわよ、まずパパとママに聞いてからね」と答えると、レイリンちゃんから「ママは今この建物の中にいるの。パパのお葬式だったから」と答えた。エミリーさんは返す言葉を失った。

 デイヴィーさんは、結腸がんで闘病生活を経た後、41歳の若さでこの世を去ったという。

 エミリーさんは、レイリンちゃんの話にしばらくショックを受けていたが、ブルーは自らレイリンちゃんに近づいていったのだ。

少女の悲しみを感じ取った犬、そばに寄り添い慰め続ける

 レイリンちゃんは、近くに来たブルーに両手を広げて大きなハグをした。

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 ブルーは、レイリンちゃんにハグを受けたあと、まるで慰めるかのようにレイリンちゃんの顔を舐め始めた。

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少女に招かれ葬儀場の中に入るエミリーさんと犬

 「よかったら、パパに最後に会ってあげて」とレイリンちゃんに言われたエミリーさんは、「こんなジョギング姿で良ければ」と恐縮しながら、ブルーと一緒に葬儀場の中へ入った。

 レイリンちゃんに導かれながら、犬を連れて現れたジョギング姿の若い女性の姿を見た葬儀の参列者たちは驚いた。

 だが、レイリンちゃんの母、レイシーさんだけは違った。普段パパっ子だったレイリンちゃんが、いつでも友達をパパに紹介することが大好きだったことを思い出し、レイリンちゃんが、エミリーさんと犬を連れて入って来た理由がわかったからだ。

 レイリンちゃんが、エミリーさんとブルーを参列者たちに紹介すると、レイリンちゃんの叔母はエミリーさんの耳元でこのように囁いた。

きっと、あなたとブルーは今日何かの運命に導かれてここに来たのね。犬のブルーがレイリンに見せてくれた愛とやさしさは、私たちの心にとても響きました。

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 実は、エミリーさん自身もこの出会いは運命なのだと信じたそうだ。

レイリンちゃんと出会えたことは、何かしらの特別な理由があったのだと私は信じています。

それにブルーは、誰かが悲しんでいたり落ち込んでいたりした時には、すぐにそれを察して慰めようとしてくれるんです。

だから私は普段ブルーのことを“やさしい巨人”と呼んでいます。私にとっても、レイリンちゃんと出会えたことは運命で、特別でした。

 一方、後のメディア取材で、レイリンちゃんはエミリーさんと仲良くなった理由について、「エミリーは私の気持ちをとても良くしてくれたの」と話している。

 最愛の父親を失うという辛い経験をしたレイリンちゃんだが、父を見送る日にエミリーさんとブルーという新しい友達ができた。

 今後も、レイリンちゃんとエミリーさん、ブルーは交流を続けていくという。もしかしたら、亡き父がレイリンちゃんにエミリーさんとブルーを引き合わせてくれたのかもしれない。

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written by Scarlet / edited by parumo

追記:2021年6月の記事を再送してお届けします。

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この記事へのコメント 25件

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  1. 友達をパパに紹介する
    もう二度と出来ないはずの行為を最後にもう一度やれて良かった。
    場違いな格好なのはわかった上で自分のことより少女の想いを尊重して一緒に行ってくれたのも素敵。

    • +98
  2. 犬も犬を愛する人間もすべて愛おしいよ。

    • +47
  3. 猫も犬も人の悲しさやつらさをすごい勢いで察知して
    普段は近くにこないような子でもずっとそばにいたりするよね。

    • +35
  4. 犬には見えるんだよ「娘を宜しく頼む」👨

    • +27
  5. オレのシロもそうだった

    番犬なんだけど、小学校のとき泣いて帰ってきて
    いつもはシロを撫でるんだけど
    そのままスルーしたら

    シロが首輪を抜いて階段を上って追っかけてきて、びっくりした
    もう、泣いてるのなんて忘れちゃってww
    でも、今考えたら、心配してきてくれたと思ってる
    だって、いつもは脱走したなら真っ先に向かいのメス犬のところに行くんだからww

    • +62
  6. いつかこの女の子が自分の犬を飼ってブルーと一緒に遊ぶとこを見たい

    • +11
  7. パパがくれたお友達なんだよ大事にするんだよおおおおおあああああああうっかり外で読むんじゃなかったあああああああ

    • +23
  8. ええ話や。
    コロナで色々とストレス溜まってたり、遊んでいたり、ギスギスしてたりそんな日々が続いてて、心も相当疲れているんだろうな。
    そんな時だから、このような話は染み入るように入ってくる。

    • +11
  9. ママは今この建物の中にいるの。パパのお葬式だったから」

    こんな事を幼い子に言われたら絶対泣く

    • +21
  10. >>デイヴィーさんは、結腸がんで闘病生活を経た後、41歳の若さでこの世を去ったという。

    アメリカだと、治療費の請求が億円レベルじゃないでしょうか、確か盲腸の手術でも数千万円の請求とかの記事がカラパイアにありましたよね。
    そこから、個人が契約している医療保険でいくら支払われるという請求明細書が届いて、最終的にあなたにいくらを請求するとなるのでしょうね。
    病気をしたら家族の生活レベルが一気に下がるのが現実とはいえ、この娘達に幸あらんことを祈ります。

    • +5
  11. 昔、精神的に落ち込んでバス停のベンチでバスを待っていたら
    近所の犬が膝に頭を乗せて「どうしたの?」って目つきでじっと見てくれた事がある。

    • +17
  12. おかしいな…目から鼻水が…
    前が見えないや

    • +11
  13. レイリンちゃんはこんな服で葬儀出てたん?

    • -7
  14. ホンマに、犬の優しさは六つの大陸に轟き渡るで。

    • +6
  15. 犬ってホントに素晴らしい生き物よね
    犬好きの人は
    「大の犬好きな人に贈る14の名言(カラパイア)」
    をみてさらに泣け

    • +8
  16. 犬はガチで悲しんでる人がわかると思う
    とある出来事があって泣きそうになのを必死に堪えてた時、近くで散歩中のポメラニアンが俺の目の前で立ち止まってジーッとこっちを見てきたことがあった
    明らかに「どうした?何かあったん?」って感じの目をしてた
    絶対気のせいじゃなかった
    もちろん飼い主とも犬とも面識なし
    飼い主のおばちゃんはどうしたの?行くよ?って笑って促したけど全然動かない
    飼い主と軽く談笑してその場は去ったけど
    見ず知らずの人間心配してくれるなんて動物は優しいなぁって心が温かくなったよ

    • +3

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