この画像を大きなサイズで見るほとんどの人は、フェイクニュースや偽の情報をあえて拡散しないようにしている。なので偽のニュースが出回っているのは自分のせいではないと考えている。だがこれは大きな間違いだ。
アメリカ人8,285人を対象にした最近の調査によると、回答者の90%が、自分は一般の人よりもSNSでフェイクニュースを見分ける能力が高いと考えていることがわかった。
だが実際には多くの人々が勘違いしている。Facebookのニュースを使ってその真偽を確認してもらったところ、「フェイクニュースを見抜ける」と回答した人の75%(4人に3人)が、本人が考えているよりも正解率が低いことが明らかになったのだ。
自分は正しいと思ってシェアしていた情報が実は偽の情報だった可能性が高いということになる。
アメリカ人はフェイクニュースを見抜けると過信している
データを100に区切って、最小値からどの位置にあるかを見るパーセンタイルという測定単位を使って、8,285人のアメリカ人を対象にフェイクニュースを見抜く能力があるかどうかの調査を行った。
すると回答者のほとんどは、自分のフェイクニュース識別能力を実際の成績よりも22パーセンタイル高いと自己評価していた。
だが、実際に識別できるかのテストを行ったところ、多くの人が正解率を下回っていた。5人に1人の回答者が、自分のフェイクニュース識別力を50%以上も過大評価していたのだ。
この画像を大きなサイズで見る無自覚に偽の情報を信じ込み、拡散している可能性
この研究を行ったユタ大学の社会心理学者ベン・ライオンズ氏はこう語る。
アメリカ人は、フェイクニュースによる混乱や悪影響は広範囲に及んでいることを認識していますが、まさか自分がそれを加担していると思っていない人が多いのです。自分は正しい情報を見抜ける力があると過信しているのです
さらにこう続ける。
人々が、フェイクニュースを見抜ける自分の能力を過大評価しているとしたら、偽の情報を信じ込み、他意なく無意識に拡散している可能性があります。そのニュースの内容が、彼らの思想や価値観、世界感に合っている場合には、とくにそうかもしれません
この画像を大きなサイズで見る偽情報を見抜けると思ってる人ほど信頼性のない情報源を見ている
これは、それぞれの回答者たちのパソコンの履歴を調べ、どのサイトを見にいっているかを調べた結果、明らかになったデータだ。
回答者の履歴を分析したところ、フェイクニュースの判断に自信があると答えた人ほど、情報源が怪しく信憑性の低いサイトを頻繁に訪れていた。
さらに、こうした人たちは、特に自分の信条に合うような偽情報の記事をSNSでシェアしがちであることがわかった。
「みんなは間違っている。自分たちこそが正しい情報を持ち得ており、真実を知っている」と信じて疑わないのだ。
自分の信じていることは正しいと主張したいために、大本のソースが辿れないようなあやふやな情報を、信憑性を持たせるために、権威ある人の発言の一部を切り取って、都合のいい解釈を加えながら自分の主張に合うように脚色していく傾向にあるという。
査読済みの科学論文や一般的に信頼できるとされている政府機関、研究団体の情報元をきちんと見ていないし、情報のアップデートも遅い。
この結果は、憂慮すべきものです。フェイクニュースを見極める能力の低い人は、自分の限界を自覚していないため、そのニュースを信じ込み、さらに広めてしまう可能性が高いのです
この画像を大きなサイズで見るフェイクニュースの裏でダニング=クルーガー効果が働いている
この説が正しいなら、正しい情報を見分けられると信じて疑わない自信過剰な人はフェイクニュースを拡散させる決定的な要因となる可能性がある。
これは、ダニング=クルーガー効果(DKE)の典型的な例だろう。
ダニング=クルーガー効果とは、能力の低い人ほど自分の能力を過大評価しがちという認知バイアスで、改善の必要性を感じなくなってしまうのだ。
誰もが自分は情報リテラシーが高いと考えてしまうバイアスだが、私たちのほとんどが人生のどこかでやってしまっていることかもしれない。
この調査結果は、SNSユーザーの大多数が、自分のフェイクニュース判断の欠点に気づいていないことを示していて、知らず知らずのうちにフェイクニュースを拡散してしまっている危険性があるということだ。
自分だけは大丈夫と思い込んでいる自信過剰の人たちも考慮に入れることが、SNSでフェイクニュースが拡散するのを減らすための重要なステップになるかもしれません。
ですがどのようにすれば最善策がとれるのかは、まだまだ課題です(ベン・ライオンズ氏)
この研究は、『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表された。
References:Most Americans Overestimate Their Ability to Spot Fake News, Study Shows / People who think they’re good at detecting fake news stories are also the most likely to fall for them/ written by konohazuku / edited by parumo













見抜く見抜けないとか考える事が間違い
あくまで今ある情報の一つと割り切らずに
「これは嘘だ、俺は見抜ける」なんてただの思い込みにしかならない
この世界がフェィクみたいなもん。
一次ソースがハッキリしてない情報は信用しない
=多くの情報は怪しい
と思って考えれば良いよね
嘘を嘘とわかった上でその嘘をオモチャにする事ができなくなった層が増えた故の弊害だな
昔ならその嘘すらもオモチャにしてた層の割合の方が多かったわけだし
>>4
そうなのかな。
オイルショックでのトイレットペーパー買占めも、コロナ禍での買い占めも同じだった。結局私にも貴方にも嘘を見抜ける自信がある以上、何かしら引っ掛かる。そもそも全ての事を疑うのは無理な訳だからの人間故のジレンマかもね。そもそもパルモの翻訳チームの記事精査精度も定かじゃないし。
※12
ん? 4に書かれてるコメントは、そういうことを言いたいんじゃないと思うよ。
どうせみんな次の日には忘れてるから嘘でも本当でもどうでもいい
所謂「ネットで真実」つかんだつもりの人々は多いですね
私はとある分野の研究者ですが、その分野において世間一般でトンデモ論が語られているのを見ると嘆かわしくなります
人は真実では無く、「自分に好ましいニュース」を見て自己洗脳を強くするのだなと
※6
あるある
その畑にいれば「有り得ない」とすぐ判ることでも、世間では事実であるかのように語られているということが多いと思います
肩書きや経歴が優秀な人の話だと信じちゃうかも
まあ何でも人から聞きかじったことを
ホイホイ他の人に拡散しちゃダメよね
Twitterのノーマスク教 に絡まれたことはある
たとえ大手メディアだろうと100%信頼できるわけじゃない。
ソースがTwitterとかならなおさら。
けどまあカラパイアだってRSS速報みたいな胡散臭いリンク載せてる訳だし。
フェイクの拡散に一役買ってると思うよ。
嘘を嘘と見抜けないと以下略
※10
なんか、そういうデータあるんですか?
ネット文化なんてまだ始まって2~30年くらいだもんねぇ
後ろ足の麻痺した犬が走ってきてもう一匹の犬のご飯をばくばく食べるgifを見たけど、ああいうのもフェイクだったらいいな、フェイクぽいよなと思ってる 実際に、自分の目で全身で見極めようと取材をしたとしても、分かりづらいものがあるって思う 気をつける・・・
>>15
あの犬麻痺してなくね?
専門家相手にカラパイアをソースにリプ送ってるやつを思い出した
ソースがカラパイア笑みたいな感じで相手にされてなかったよ
カラパイアもフェイクニュースの発信元となってると見るべきか。カラパイア巻き込まれ事故。管理人かわいそ笑と見るべきか。どっちだ。
>>16
一次ソースって知らない?
フェイクニュースって元々既存メディアが自分たちの信条を広めようと捏造や偏向しまくってたから言われるようになったんだけど、どうもネット発の話題に限定しようとする動きあるよね。
>>17
ネットなんか生まれたときからあって嘘ばっかりなんやから一緒やろ
すべての嘘を見抜けるわけではないから
せめて広めることには慎重でありたいな
与えられた情報だけを真正面から受け取ってしまう人なんだと思う
その情報とだけガッツリ向き合ってるので周りはまったく見えないし、これがすべてだと思い込み、背景を想像することさえせず決めつける
そういう姿勢だから内容によっては「自分を攻撃している!」と思い込み急に怒り出したりする
周りが見えないから自分の姿さえもちゃんと把握できず、客観的になれない
ぶっちゃけこういう人って、いつも何も考えずにぼーっとしてるんだと思う(チコちゃんに怒られそうだ)
このタイプの記事と調査研究は一切政治的な都合が絡んでなければしっかり受け止めたい、けど大体そうはならないんだよなぁ
政治的に都合の悪い意見をフェイクであるとして黙らせたい意図が透けて見えるのがほとんど
カラパイアさんはどうか中立であって欲しい、いち読者からのお願いです
>>23
透けて見える(感想)
ダニングクルーガー効果を知ってメタ認知能力を鍛えても
有能に変身するなんてことはなくメタ認知するようになった無能がいるだけっていう
客観性のない過信だけが唯一の取り柄だというのにそれを取り払ったら何が残るのw
逆にすべてを嘘と決めつける輩も増えてると思う。
>>26
多分自分の判断を盲信しているという根の部分は同じなんじゃないかな
結局自分が直接目に出来て、かつ自分の頭に入ってきた情報だけで絶対的な判断を下している点で一緒に見える
※個人の感想です
フェイクを見抜く簡単な方法はないと思いますが、対立する主張者に人格攻撃したり、文章が脈絡なく乱れているなど、文面に怪しい雰囲気を漂わせる時は、少し構えて読むようにしています。
逆に言えば、自分がそのように話すなら、信頼性に疑問を持たれることになるので、自戒としていますが、実際なかなか難しいものです。
もしこの記事までもが”嘘”だとしたら
俺は一体何を信じたらいいんだ…
>>30
どこまで本当でどこまで嘘の可能性があるかを想定して、1か0かで決めずに上手いこと立ち回ればいいんじゃないかな
彼らはフェイクニュースを見抜いているのではない
自分の意見を否定するニュースをフェイク扱いして精神を安定させているんだ
でも他人に噛み付くタイプは勘弁な
何でも表面だと思わず側面だと思って相手してると気が楽ですよ
真実かどうかなんて個人で確実に見抜くの難しくなってきてるから「そういう話も有るのね」程度に構えて色んな話読むのが一番かなと思ってる
テレビのニュースで見た情報が既にフェイクニュースの世の中なんだから真実なんてありはしない
そもそも査読論文すら盛大に間違ってることあるしな
証明された既知の知識にしろトンデモ理論にしろ断言できるものはないってところは共通する
人間、基本的にみんな自分が正しいと信じてるからね
これは人間の脳の構造上仕方のないことなんだと思う
内容に関係なくあらゆるニュースは嘘である可能性がある
俺はそう思う事にしているよ
全部嘘だと決め付ける訳でもなくもしかしたらそうかも知れない、と心の隅で思っておく
だからどんなニュースも拡散しない
でしょうねぇと思いつつ、
しかしこの情報だって正しいとは限らない
嘘を嘘と見抜けない云々言ってた奴が専門家にwikiを張り続ける戦いをしてたからなあ
ファウチゲートによってフェイクニュース検閲の方がよほど危ないということが明らかになった。
虚構新聞の記事を見て真に受けてしまう人も実在するくらいなんで。
かといって、そういう人にもわかるような書き方では文面からキレが失われれてしまう。
ある程度はしょうがないのかな~?
いるよなあこういう奴…
と他人事に思った俺も実はそうなのかもしれない
カラパイアにものってたコロナで人がいなくなったベネチアの運河を泳ぐイルカ、は面白かったのもあってまんまと騙されたなぁ
フェイクだと判明したあと、本当にイルカが迷い込んで当局に救出されたってオチも含めて秀逸だった
現実がフェイクとせめぎ合いしてんだもんな
初期は一つの思想にはまって、ネットで真実
次はそれに裏居られたとき、矛盾を感じたときに一転して、嘘を見抜ける自分
その先に、どっちの情報も結局は誰かの都合で流されている物だと勘ぐり、陰謀論
その果てに、結局自分にとってはどうでも良いことだったと悟り、ネット依存からの解放
その中で、自分の生存に役立つ情報を見抜けるようになって、情報強者
人は自分が信じたいものを信じる生き物だから。
自分を過大評価するのはアメリカ人だからしょうがない。